2010年03月30日

今月のRemix(2010Spring)




新体制になって第2号目のリミックス。巻頭の特集がいきなり「Nite Trip on TOKYO」という過去の東京のクラブシーンを懐古する特集。前号も含め完全に懐古モード。

現在も現役の経営者やプロデューサーの座談会など興味深いがかつてのリミックスに比べると、オミズテイストが出ているかもしれない。

やはり中身的にもだいぶ変わってきていて今後がどうなるのだろう。かなり気になります。
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2010年01月08日

今月のremix(2009 winter)



新体制になって初のリミックス。一瞬、書店でぱらっと見たらあまり変化ないように見えたけど、家で読むと随分変わったという印象。特集は個人的には2000年代という10年間を振り返る特集で巻頭のやん富田のインタビューに加え、Tei Towaとノリさんとムードマンの鼎談は個人的にもうなづける激動のDJ界の様子が伝わってよかった。

年表を見たらバスケスのオープニングに行ったWOMBが00年でリキッドとマニアックがその後クローズして、昨年はイエローまで。他にも個人的にも色々箱を変えてパーティを続けてきたし…。振り返ると随分、気合いを入れていたなあと思うばかり。

これまた00年代というのは自分にとっても99年の秋から始めたDJが10年たっただけに感慨深い。ここ数年は新宿2丁目という遊び場があったがそこから一度離れている段階。さてどうしようかという話も下ばかりでそれはそれで楽しみであります。

さて、リミックスだが特に後半の企画ものがつらくて昔あったクラブ雑誌のLove PA!を思い出した。

当時の中心だった湯山さんとかが原稿書いているから関係あるのかな。まあ、それにしてもフロアの二番煎じみたいだとちとつらいかも。ぜひ思い入れのある雑誌なので頑張ってほしいのですが…。
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2009年09月01日

今月のremix(09.10)



案の定、現編集部としては最終号のリミックス。今後も雑誌は存続するようだが、野田努氏が中心の体制としては解散することとなったようだ。

巻末には、代表取締役社長による挨拶もあるけど、端的に言えばうれないし広告も入らないからだめだということなのだろう。個人的に、判型を含めリミックスはかつてあったele-kingという雑誌のにおいをもった感じにリニューアルしたと思っていた矢先だったが、それがちょっと今のメインの購買層(おそらく20代後半から30代か)にはアピールしなかったのかな。おそらく音楽誌そのものがうれない中ではクラブミュージックのプロデューサーのインタビューや先月号のような海外の事情などはあまり読者の食指がのびなかったのでしょうか。いずれにしても残念。

今の現状のわたくしの忙しさを考えるとリミックスだったり(Grooveはここまでじゃないんだよな)、ミュージックマガジンを読みながら音を聴く時間というのが実に芳醇な時間だっただけにこれは残念だわ。

で、最終号(と書いているが終わってはいないけど)表紙の黄昏れた人は誰かと思ったら、七尾旅人だった。リミックスでも頻繁に取り上げていた人のロングインタビュー。あまり読んだことがないがこれいつになく面白かった。

要はこれまでの生い立ちから近況を含めたものなんだけど、彼がクラスのとなりの席の子に音楽を聴かせてもらってJ-POPを聴いたり、とかメジャーデビューするも音楽業界が沈滞化する中で予算が削られる中での葛藤とか、ものの見方や考え方にとっても実にニュートラルながら共感できる部分もありつつ、堪能できた。

この人とか、パラダイスガレージとか独特の世界観持つ人のインタビューは実に面白い。というか音楽と生活がリンクしている感じを正直に吐露するというのは、大メジャーアーティストではあまり考えられないけど彼らのそういう部分を含め音楽も共感できるのでありましょう。そういう意味では最終号だけにより編集部のエゴ全開というのがいかにも雑誌らしいなあと思いましたさ。

この七尾のインタビューは東京ボヘミアンという特集の巻頭でもあるんだけど、そこには東京に根ざしたコミュニティに対する帰結みたいなものも感じる。インターネットの登場でより、拡散かつ見えづらいコミュニティをどう雑誌でみせるのか、ファッション誌ではNigoや藤原ヒロシがそういうアイコンとしての部分もになって読者の消費を喚起している役割をになっていったんだけど、クラブミュージックを軸にしたコミュニティというのはなかなかマス媒体の雑誌で表現するのは難しいと感じます。リミックスでの表現も然りで、普段からクラブミュージックに慣れ親しんでいた部分ではわかるんだけど、ちょっと敷居の高い特集だなというのが率直な印象。

むしろ、今回でたSpectatorとかは北海道や伊豆のコミューンというか、コミュニティのレポート満載のグッドジョブでして、音楽そのものを軸とするよりもより普遍的で広がりがあるなあと感じました。多分、音楽誌というのはそういう意味では窮屈なのかもしれない。



広告媒体としての特性を鑑みるとある種の音楽誌というセグメントかされたありようというのはいいのかもしれないけど、リミックスが持つ政治性とか、サブカルな要素はスタジオボイスの休刊を考えるまでもなく、商売になりづらいし、ましてや音楽情報という点もロッキンオンが今やイベント会社であることを考えても、なかなか紙媒体として存続していくには厳しいのかなというのが正直なところだった。

ただ、まだWaxpoeticsのような雑誌もでてきているし、雑誌のサイズの適正化とクロスメディア化いうことを模索していけば、リミックスもまだまだ可能性があると思ったのだが、こればかりは会社の事情とはいえ重ね重ね残念であります。
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2009年06月30日

今月のremix(2009.8)



今月で今までの判型はさよならと言うrimix。次号予告と言うか社告的なものがでていたが、カーボンオフセットで多少、環境に配慮的な感じになるらしい。必然的に、社会的な内容も増やしていくのかな。

それは来月号に期待。

さて今月は自分の今のお気に入りの音にぴったりだったりします。「海の歌を聴け」という特集。確かにメロウ&チルアウトはいい。

ここ最近の個人的には家にいたり作業したりの「ながら時間」に音源を聴く機会が多いのでどうしてもこうしたゆるめの音が多くなります。

特集では巻頭に伝説のサーファー、トーマスキャンベルの信s区映画に絡むインタビューにレコード選。トミーゲレロのインタビューなど、どちらかというとサーフィンというよりも西海岸のにおいのするアコースティックなサウンドの特集。メロウをレイドバックと言えばいいのかもしれない。ある種の郷愁をもたらす音はいいですね。

それから有名レコード店主からDJまでの海の音を選ぶ特集だったり、まさに旬なイジャストボーイズのメンバーのバンド「メンダーサルズ」のインタビューに、R&SのミックスCDをだすOptimoのインタビューと盛りだくさん。特集では、再三、レディオスレーブが在籍しているquiet Villageのアルバムについて言及しているのだが、あのアルバムもまさにヤバい。



昨年あたりから随分、バレアリックからnu houseあたりのあとを再びよく聴くのですがバレアリックも元をただせばイビサのビーチでかかっていた音楽であるわけでして、この辺のnu houseからディスコダブに、メロウ&チルな雰囲気を感じ取れる見事な特集でありました。これは保存版かと。

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2009年06月02日

今月のremix(2009.7)



今月は巻頭がソニックユースのインタビュー。そこから、ニューヨークの「No Wave」のシーンなども網羅的な紹介。こうしたシーンが、ロックよりもむしろクラブミュージックの文脈で注目されたのは、DFAとか今で言うエレクトロ勢の活躍などがそのきっかけとなっているのだが、懐かしいというより完全に「クラブの音」として定着しつつある感じが面白かったりします。

あと、何かと話題の曾我部恵一ですが、ロングインタビューでもどこか超然としていて面白い。今の時代を感じさせる人で新譜もさりげなくすごいことになっている。個人的にはCalmのリミックスのアンビエント感が好きだなあ。

最後に特筆すべきはアレックスfromトウキョーのユニットでもある「TOKYO BLACK STAR」のインタビューが出色。最近、90年代終わりからのディープハウスの動き(ボディ&ソウル)とかを思い出すにつれ、この辺のシーンにいた人たちが活躍しているのを読むと王子の記憶が思い出されなんともいい感じがあります。


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2009年04月27日

今月のremix(2009.6)

1ヶ月お休みしての復活号。巻頭インタビュー直前のページでも「復活」とうたい、編集者の言葉のはしはしにも「体制の見直し」という字が躍るほどですから、てこ入れで売れないとヤバいのでありましょう。わかりますわ。



さて、巻頭はコーネリアスとゆらゆら帝国の坂本氏の対談。意外に音楽性はバラバラなれど、同世代ということもあって和気あいあい。中々復活号らしいいいインタビュー。

と思ったら、ブルーハーブのロングインタビューは野田さんとボスの激論に。さらにK Dub Shineと二木信も凶器の桜を巡る評価に激論続きと一般的には内容がこいのかもしれませんが、ヒップホップの人の議論というのは読むのに体力がいるのでちょっと斜め読み。

一方、七尾旅人ややけのはらに原稿を書かせるなど意欲的なページもあった。個人的にはスチャのインタビューがなんだかしっくりする。最近、彼らの言葉の選び方のセンスに改めて驚愕するばかりなのだが、インタビューも短いながら楽しいのはいつものことだ。

久々に新譜を聴きたくなった。

ちなみにリミックスの内容自体は大きく変更はなし。
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2009年03月12日

今月のremix(09.4&5月号)



ちょっと遅くなりましたが、今月は合併号ということで。特集は、

「きみはいまダンスフロアに何を望むのか?」

随分と仰々しいタイトルですが、クラブ業界を取り巻く最近の状況(シスコやイエローの閉店など)を踏まえての内容であります。以前から日本のDJの中で専業DJが少ないかという問題は90年代から厳然とあったが、ここにきて一段と厳しさを増しているという話だ。

巻頭では表紙同様、ジャズトロニックのインタビュー。さらに会話に琉球ディスコも加わる。彼らはDJでもありプロデューサー、アーティストであるから、いわば専業といえるのだが、そこの危機意識としては、場としてのクラブの現状だったりする。

面白い人、はじけた人がいて成り立つパーティ。それがないという議論から始まる。結局は試行錯誤の連続で盛り上げていくしかないという結論なのだが、彼らのようなネームバリューがあるDJは極一握りだ。

そこで、次のページではムードマンにロジャーヤマハにモノリスに五十嵐慎太郎というメンツでの座談会。そこでは経済的な問題や集客というより現実的な話にむかっていく。そこではハコの意識の問題やオーガナイザー論にマで話が及ぶ。

最終的にDJの神格化みたいなところまで話が飛んで面白い。

実はこの対談では興味深い話も前半に出てくる。いわゆるホストの存在で、リミックスでは「リストを持って入り口にいる酔っぱらい」といわれたりするが、要は顔の広いパーティアニマルのような人で、こういう人たちの存在が大事だというのは同感。個人的にはDJよりもそういう人たちがいればいいんじゃないかと思うほどだ。

フロアでかかる音楽は日本のクラブシーンでは、一部のDJをのぞいてはそこまで万能ではないし、そこを束ねる存在を現状ではオーガナイザーがリスクを一本かぶりにして、集客が思わしくないとパーティがつぶれるという繰り返しであった。

そこで確信犯的に長期スパンで協力するハコの存在だったり、ホストのような盛り上げ役という人たちの存在が欠かせない。パーティを続けていく上ではそこがかかせないというのは個人的にも痛感することなので、実は音楽以外の組織運営のあり方とか、サイズの問題についてもそろそろ考え合いとなかなかパーティを続けるのは難しいと思うのだ。

そして、この号ではクラブミュージックに関わる人たち80人のアンケートやソウルセットのインタビュー、レイハラカミと向井秀徳の対談がある。なかでもエイドリアンシャーウイッドとマークスチュアートの対談も深い部分で興味深いものがある。

そんなこんなで集広もつらそうなリミックスだが、なんとか続けてもらいたいものだ
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2009年01月30日

今月のremix(2009.3)




今月の巻頭はエゴラッピン。とにかくボーカルの色の白さに目が釘付けになるのですが、それは置いといてもなかなかに興味深い特集。この人たちの雑食性とそれを昇華したサウンドというのは日本のアーティストの中でも独特だなあと言う感想。そのあたりについては、インタビューの中で触れているし、特集の最後ではメンバーのフェイヴァリットまで紹介している。ちょっと新譜もチェックしてみたい気分。

続いては新婦を発売する簿アダムスのEYEのインタビュー。いつもの亜kんねん的な話は影を潜めていて、かなりわかりやすい内容。DJをはじめて随分、EYEちゃんの音楽はポップさを獲得したと思うのだが、インタビューでも簡潔な語り口は好感が持てる。

他にもスライマングースや2much Crew、Diploなんかのインタビューもありますが、驚いたのはビッチコントロールからデビューする予定だったテレフォンテルアビブのメンバーの死去のニュース。Remixでもインタビューしているのだが、かえすがえす残念な才能が待たなくなった。

なぜか、クラブ系のプロデューサーって早死にが多いんだけど、なんでだろうか。

あと個人的には、ジェダイナイツでエレクトロをやっていたグローバルコミュニケーションのメンバーだったマークプリチャーズの新譜がワープから出ること。ジェダイナイツという名前でルーカスフィルムから訴えられて話題になったけど、すペイシーなエレクトロは結構聞き込んだ記憶がある。今回もデトロイト直径のエレクトロらしいからかなり楽しみ。彼らのシンセ使いとか、ちょっとOrbみたいなアンビエントのニュアンスもあったりつぼなんだよなあ。この人、トラブルマン名義でもへんてこなブレイクビー津を量産していて面白かっただけにかなり期待。

それにWARPは最近のフライングロータスといい、面白いアルバムを次々リリースしていてつくづく面白いレーベルだ。

あと、最近のアナログレコードの動向をショップのバイヤーさん3人が鼎談。実は、都心でなく近郊の地価の安い場所で営業しているレコ屋さんは検討しているという話を聞いていただけに納得の内容。固定費を減らしていけば、アナログもまだやっていけるんじゃないか。そんな明るい話題の話には大いに勇気付けられる。

やっぱアナログ好きなのでがんばってもらいたいものだ。
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2008年12月30日

今月のremix(2009.2)



ミュージックマガジン同様、こちらも年間ベストディスクが誌面の半分ほど。その一方で巻頭にはfive corners quintetのインタビュー。今年はジャズネタが多いリミックスですが、やはりクロスオーバーのブームからようやく本格的なジャズのアルバムを制作できる人たちが出てきているというような気がします。

むしろ、日本の方が、ハウス方向に向かっているような感じでして、どうなんでしょう。でも吉澤はじめなんかはかなり本格的な方向に向かっていてた楽しみであります。この号ではインタビューもありますよ。

あとなぜか人気のrose recordsについて曽我部氏のインタビュー。それにしても、このレーベルのコンピで藤原ヒロシとフェアーグラウンドアトラクションのカバーというのは渋すぎる。でも個人的にオリジナルの方が断然好きです。というか、エディリーダー好きなのだからしょうがないでしょう。

そして、ベストディスクでは、ヒップホップやR&Bなんかを含めてURBANにROCK/POPS,TECHNO,JAZZHOUSE.DISCO,DRUM&BASS,DUB STEP,LEFT FIELD,CHILL OUT/SOFTGROOVE,REGGAE-REISSUE,COMPILATIONの順で紹介しております。

さらにその後は恒例のアーティスト/DJ/バイヤーなどのセレクションや座談会など、情報量が多いので正月にじっくり読めるのでは…。

ちなみに、やはり今年1年のアンセムというのがなかなかなかった中でヴィラロボスが絶賛されておりました。

あとはフライングロータスとか、ヘラクレスアンドザラブアフェアーは納得であります。

確かによく聞いたな。というか、こういうセレクションが自分の聞いていたのと重なる年っていうのは、あまりぐっとくる音がなかったということなのかもしれないですが、日本のシーンも充実しているので、来年はもっと面白くなるのではなかろうか。なんて思います。
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2008年12月02日

今月のremix(2009.1)



号数的には早くも09年ですね。こりゃ。特集はヒップホップとストリーツ。いきなり名盤の紹介から始まりまして、ストリーツのロングインタビュー。で、アナーキーにシンゴ西成、D.Oのインタビューというのもなるほどというかんじ。最後にライターさんの鼎談。

そして続いてはjusticeのインタビュー。そしてPushim,Ukawanation,Tech Residentsのインタビューという構成でしてあまりピンとこず。全般的に4Pぐらいのインタビューが多くてまつたリとした誌面です。

他には、福富幸宏、Rasmus Faber、KEITH、agraph,MONDAY満ちる、HAIIRO DE ROSSI &MICHIYA、arvin homa aya,missillcoldfeet,jempurdeepenNaohito Uchiyama,pennebakeeといったあたりが整然と並んでいまして、個人的にはまあまあかと。そんな号です。
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2008年11月01日

今月のremix(2008.12)



ということで、今月は年内2度目の表紙は電気グルーヴ。ちょうど新譜「yellow」のタイミング。

実はというほどでもないけど、J-Popは今年かなり聞き込んだアルバムの一つ。

今のテクノ系の音の多くはパソコンがメインだけど、このアルバムはかなりハードウェアを積極的に使っていたということもあって音が太かった。特にリズムマシン周りはすごく機能的で踊れるようになっていて、すてきでありました。

そして満を持してのインタビュー。意外に野田工場長がいるからか力んでいない印象。

卓球のいわんとすることは、音についてあれこれ考えるより楽しめという一貫したメッセージがある。

「Don't Think,Feel it!」

つまり、ブルースリーが燃えよドラゴンでいっていたことと同じなのであります。実は音楽というのは観客にとっては、語るという楽しさもさることながら、先入観なしにダイレクトに楽しめるという気軽さ、ある意味の軽やかさが大事だということであります。

それはお笑いや喜劇にも通じる話でありまして、先日お会いした三波伸一さんも同様の話をしていたっけ。

その後はテクノのアーティスト周りや最近の動向などをフォロー。タナカフミヤやOctave Oneにリッチーホーティンのインタビューなど昔からのテクノファンには楽しい。

そして、クロスオーバー界隈に移りまして先日のDJも好評でしたJazzanovaのAlexのインタビューに続いて、UKのレーベル<TRU THOUGHTS>の特集。個人的には看板アーティストのQuanticの12inchぐらいしか持っていないけど、かなり幅の広いレーベルでジャズやレゲエ、民族音楽まで、ninja tuneにさらに雑食性が高くなった勢い。

あおういえば、かつて、フランスにあったインパラというレーベルを想起させます。

あとはSquarepusherのインタビューとちょっと90年代っぽいラインナップでありましさ。

意外と読むとインディロック色も強かったりします。
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2008年09月30日

今月のリミックス(2008.11)



表紙と巻頭インタビューはニコラコンテ。かつては、クロスオーバーのシーンから出てきたが、今ではブルーノートからも出す純然たるジャズのプロデューサーといっていいだろう。もともと、90年代後半にSchumaから出したレコードもサンプルベースとはいえ、ものすごくクオリティの高い楽曲ばかりで感心してきただけに今のありようは納得。インタビューもかなり面白くて、最近のクラブジャズシーンも紹介している。

で、個人の興味はまたここで別のMorgan Geistだったりします。デトロイトフォロワーからディスコダブへいった世界観を彷彿させる内容のアルバムを発表したばかりだが、この人はフロアではかけづらいけどかなり寡作ながらいい曲が多い。最近のデトロイトのシーンやディスコの魅力にも触れていて自分の音楽観とも重なる。

テクノ、ブレイクビーツからハウスへ。そして、古いダンスミュージックにも通じて、今に至っている。

あとidjut boysとクボタタケシのインタビューも面白い。DJの可能性触れているのだが、オールドスクーラーなDJスタイルの私としてもうなづける話が多い。

ちょっと抽象的な内容に終始したが、おそらく読むと面白い号であります。
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2008年09月05日

今月のremix(2008.10)



アヴァンダンスミュージックの特集というがいまいちよくわからん。巻頭は「gang Gang Dance」のインタビュー。こういうバンドにいまいち食指がわかにので、言葉があまり入ってこなかった。(といっても彼らの音楽的な評価はかなり高いようだ)



そういえば、Buzzでフジロックとかサマソニの特集号だったので久々に読んだが、フジロックもあんまし行かなくなったのは結局、クラブ系のアクトが減ったことだったりするのを改めて実感する。

で、この特集でも紹介されていたflyinfg Lotusはwarpのアーティストだけあってビートジャンキーぶりが結構好きで愛聴しております。



なのでピンとくるのがKEN ISHIIだったりするのだが、未だにテクノのパーティでのアンセムがJaaguarだったリすることに危機感を持っていることろはなかなか興味深い。

確かにハウス界隈もストリングスオブライフのリバイバルもまだ続いているし、メタオルフォーゼでもURがライブで、hitech jazzからストリングスオブライフにつながるみたいなのがあったりして、名曲は名曲ですが、新しいアンセムを聴きたいというのがあるかも。

あと、ナイトメアオンワックスのインタビューがいいなあ。音的には大きく変わらないけど、こういうほっこりサウンドってなぜか定期的に聴いたりするんだよねえ。なぜか、すきです。この感じ。やっぱり好きな音というのは、あんましかわらんねえ。

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2008年07月30日

今月のremix(2008.9)

どうも今月の表紙は[HADOUKEN!]。イギリスではポストオアシス的な動きとしてニューエキセントリックというサウンドが注目されているという。

ニューレイブでもいわれていたどこか厭世的な気分が特徴のようですが、英語がわからん私のような感じには、さほど大きな違いがわからんというのが正直なところ。

しかし、インタビューなどを読むと世の中に対してもっとポジティブというかフィジカルに接している感じが好感が持てる。おそらくグローバル化した日本と重なるところが多そうな気分にさせるインタビューであった。そしてシーン全体を俯瞰するような内容。

今号は単純にあまり気になるアーティストが出てこなかった印象。ちょっとハウス界隈少なめでした。UKとかエレクトロ好きだと楽しいかも。なので、今月はちょっと解説は短めです。あしからず。

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2008年06月29日

今月のremix(2008.8)



表紙はLee Perry。内容的には、怒りに満ちていた。極めて音楽に対して真摯な人という印象。



そしてDJ WADAと透さんの対談。確かに、今の透さんの音とWADAさんの音が近づいているのがわかる。

しかも初耳だったが、WADAさんの片耳の聴力を失っているということ。入院してリハビリまでしていたというから平衡感覚も失ってかなり大変だったというのがわかる。

かくなるワタクシも現在は、右耳でモニターを取っているが、元々左耳でモニターしていた。ところが、耳が痛くてしばらく調子悪いときがあった。結局、耳でなく鼻炎の問題だったのだが、それ以来右耳にしたほど。耳の痛みはDJにつきものだけに気をつけたいところだ。



閑話休題。30年近いキャリアを誇る2人だけに、話は創成期のディスコから、90年代のクラブブーム。そして現在まで豊富な経験から話すが、おそらく現在のプロデューサー主体のクラブシーンではなく職業DJとしての矜持があるのでありましょう。楽しい対談である。



そしてゆらゆら帝国の坂本氏のインタビュー。リミックスアルバムがでるというのだが、サイケロックからディスコダブにつながる音楽遍歴が面白い。しかも25年お暮れで音楽を好きになるそうで、今は80年代がツボだとか。



その後にTwigyのインタビューは、シンプルな言葉で話す。最近、ラジオとかでヒップホップ関連の人の言葉を聞くことが多いが、以前にように社会に対する怒りとかよりは、普通に話すのが多くなっている。多分に世の中に浸透しているからかなあとおもったり…。



TRickyのインタビューはむしろ、怒りに満ちた内容。でもこの人はこのぐらいの方がいい。前に見たライブは凄くサウンドの幅が広くてよかった。ブリストルでくくるのはいやがっているようだが、やはりあのアンニュイでスモーキーでパンクなのはブリストルでしょうね。



NERDのインタビューはやはりボルチモアにはまっているメンバーの声を紹介。PVみた直後だったので納得。本当にファレルはかっこいいな。ちょっとTrickyに似ているけど。



あとは夏のレゲエの特集とかあります。
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2008年06月01日

2008.7月のremix

今月は、話題の「soils & pimp sessions」が表紙。ジャイルスがプッシュしたり、「death jazz」というくくりで盛り上がったりと、いい感じのハイプになりつつありますが、以前にMTVで彼らが初めてヨーロッパツアーしたときのドキュメントを見るにつれ、意外に苦労している様子がうかがえたので、頑張ってほしいものであります。

音楽的にはあんまりきいたことないので、よくわからないですが…。あとメンバー全員のインタビューは突っ込んだ話にならないので、あまり印象に残らないのは残念なところであります。

という中で、独自のポジティブ発言で気をはいていたのが、高橋透さんでありまして、今度「Godfather」のミックスCDをだすんですね。インタビューもレコード屋の閉店やイエローについても言及していますが、それをプラスにとらえていて、読んでいて気持ちがいいです。

確かに、90年代の前半でのゴールドでの活躍からフェードした中で、ゴッドファザーは決して集客も今のように成功していない中からようやく薄日がさしてきたのだから、イエローといわれてもシスコといわれてもという気もしないでもない。

DJというのはオファーの数やハコの知名度、共演DJによって、人気云々というのを実感する商売。そこで、約30年にわたってサバイヴしている人の話は、重みがあります。

あとここ最近、気になっている「wagon Repair」からthe moleのアルバムがでるのでインタビュー。彼は、音的にいうと、セオパリッシュやムーディマンのようなビートダウンにひずんだディスコループをさらに、クリック的な意匠で仕上げていて、個人的に昨年から注目していた存在。最近はかなりアッパーな感じのディスコループもかつてのドイツのテックハウスのような質感でこれまた好み。

今月はリトルとかヒップホップ系のアーティストのインタビューが多いです。

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2008年05月01日

2008年6月号remix




今月の特集はブリストルですね。巻頭がマークスチュアートのインタビューでして、最近ではベスト盤も充実のないようでして、その動向に興味を持ってしまいます。しかもインタビューでは、ブリストルの歴史についてかなり詳しく解説していまして、マッシブアタックの前身のワイルドバンチや、いえば納得のビヨークとネリーフーパーと新譜がでるポーティスヘッドのつながりなどについてもとにかく詳しいですぜ。資料的にも価値があります。

個人的には、ブリストルのシーンはトリップホップが注目された90年代中盤ぐらいから断片的に聴いています。特にmore rockersやFlyn & Floraとかのドラムン勢や,裏ビヨークといわれたnicoletteとかにはすごくハマったのだ。

当然、マッシブやポーティスヘッドの陰鬱な感じもブリストル勢に仕込まれたといってもいいというほどだ。


あとやたらエイミーの影で話題になっているJamie Ridellのインタビューもなかなか興味深い。元々90年代後半にテクノの界隈で一世を風靡したno future一派のクリスチャンボーゲルとSuper Colliderというテクノというか、かつてのデジロックにも似た感触のブレイクビーツなどを駆使したユニットにいたテクノ界隈ではなかなかの人物。

しかし、気づいたらハーバートのアルバムにヴォーカルで参加していて最初は別人と思っていたほどだ。この人イギリス人らしくウイットに富んでいて面白い。

テクノ時代についても音楽の本質をついた鋭いことを言っているのだ。
「音楽のいいところは、音楽さえあれば豊かな気持ちになれるということ。金がないことなど気になくなる。飯さえ食えればね、あとは何がなくてもいい。それが音楽のすばらしいところだよね」

同感だけど、中には厭世的になる人もいることをふまえ、このバランス感覚をどういまの音楽に落とし込んだか面白い話が多いです。

あとティミーのインタビューは、言葉が少ないが含蓄が深い。
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2008年03月31日

2008.5 rimix



今月号の表紙は「J-POP」の発売を控える電気グルーヴが表紙。インタビューでもコーネリアスとかスチャダラが同期みたいだといったのは、コーネリアス。そして、今月号の内容はまさに、「アフター渋谷系」といった趣であります。

インタビューは盟友の野田努氏がいるだけあっていやにくだけた雰囲気に。今の電気の持っているポップ性とテクノがどういう形でできているのかというあたりの自己分析は見事。テクノの受け皿としての電気というのは実にポップといえると思うなあ。ちょっと贔屓気味に読むインタビューだった。

そして、新譜を出すソウルセットの3人のインタビュー。BIKKEが鮭をやめたそうで凄くシャープになった感じが印象的。さらに、El-Maloインタビューまであるのだから懐かしいことこの上ない。

だが、このインタビューのあとでDJ Bakuが語る音楽を取り巻くある種の世代的な閉塞感については、気づくこと多し。音楽がもはや、生活の手段たり得ない。職業=音楽家として生きていけないことを嘆いていて、興味深い。

確かにクラブカルチャーで若年層が少ないというのは、以前にも指摘した通りだが、実は同世代の若者がこうしたしてきをしているのをあまりきいたことがなかっただけに気になるのであった。

ただこうしたDJカルチャーと経済的な問題というのもさることながら、DJとしてレコードを集めるあるいはモノを集める行為というのを、あるブログでは30歳以上の行為と指摘していて、これまたうなづくことが多い。

これはみうらじゅんがいう「サブカル世代」に通じる話で、世代による所有から消費という流れの中で、DJの位置づけも変わっていることを示していると思うのだ。

昨今のアナログレコード店の閉店や老舗クラブのクローズなども嘆いてるのはむしろ、30歳以上の世代が中心。自分の記憶と所有が結びついたDJという行為そのものがもはや、30歳以上の行為に思えてならない。むしろ若い世代は新しいDJというよりもアーティスト像を模索している訳でそれはそれでいいと思うのであります。

そんなことを最近、よく考えます。

で、コーネリアスのロングインタビューとかあって、まあ今月号はビバ渋谷系であります。以上。
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2008年02月29日

2008.4月号のremix

今月は、元スーパーカーのナカコーの表紙。つまり日本のロック特集です。

日本に限らず、「ロックというのは死んだ」といわれて久しいし、音楽業界が前年割れが続いている中で、インディペンデント(レ−ベルではなく)なアーティストがどうあるかという話が延々と続く。ナカコーのインタビューに続いて、七尾旅人、そしてECDというおそらく野田氏の趣味全開の特集であると思うが、これに加えて、ゆらゆら帝国というのが通の音楽好きのスタンダードなのであろう。

とはいえ、よく話題になるのが、レコードが売れない中でこうした人たちがどう食べていっているかという話で、くしくもECDはライブミュージシャンの活動ぶり。つまりライブによって食い扶持を稼いでいるというライフスタイルについて言及している。ライブにお客が集まりその入場料で食っていく。例えとして三上寛を上げていたけれども、そういう再評価に対して好意的にしゃべってた。

これまで、脈々と続いてきたライブが改めて見直されているのはいい傾向だと思う。

しかし、その一方でライブハウスの人が「ライブは人が入りません」といっているのもまた事実な訳で音楽を発表する形態がレコードやライブに加え、配信など選択肢や裾野が広がる中で、どう表現し広めていくかを考えさせられる特集であります。

そうした特集のあとの第2特集はninja Tune。かれこれ、設立から18年たつという。

多くのダンスミュージックのレーベルがクローズする中で、ブレイクビーツからジャズやロックまでフォローしたサブレーベルから数々のアーティストを輩出しているのはいうまでもない。その首領であるCold Cutのジョンのインタビューは淡々としているが実に興味深い。

内容は読んでもらうとして、結局は継続していくことでそのレーベルの価値が再認識されるというのがよくわかる。クラブミュージックに限らず、音楽業界は人気商売と無縁ではないので、端的にいえば、浮き沈みがある。パーティやリリースでいえば集客や売上の問題。さらには専業にしている人では、経済的な浮き沈みも激しい。その中で淡々と続けていくということが、実は長い目でみるとアートフォームに関しては「価値」を見いだすことなのかもしれないと思った次第だ。

「継続はチカラなり」とは手あかのついた言葉だが、それなりの意味合いはあると思う。

さらに、4HEROのDEGOや、オウテカのロングインタビューもある。この辺の話は、最近本でも読んだばかりの議論でなかなか興味深いですね。フムフム。

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2008年01月29日

2008年3月号 remix



今年に入って、DJ熱が高まっているのであります。こっそりと色々しています。もう内緒じゃないけど。

で、今月号のリミックスは表紙が元ガリアーノの人のユニット「two banks of four」であります。なんか懐かしいぞ。多分、ウエストロンドンが流行っていた頃でホットワックスが健在だったりとユニットの名前を聞くだけで懐かしい思いになります。

個人的にいいますと、ウエストロンドンのシーンはかなりはまっておりました。元を正せば、学生時代にトーキングラウドのジャイルスなんかを聞きにいったのもきっかけな訳でさかのぼれば、アシッドジャズにはずいぶん聞いたものであります。それだけに彼らの動きに加え、後にはまったドラムンの顔役の一人である4HEROなんかもこのシーンで活躍して、ハウスからディープハウスもはやってずいぶん聞いたのはいつの日か。

今でも実家にはレコードがたんまりありますが、当時はビートフォームの実験のような趣もありましてかなりDJ的には使いにくい思いがありました。

イメージ的には、このクラブジャズのシーンにニコラコンテのようなまさにクラブジャズの範疇に収まらない本格的なジャズが出現したことで、ビート主体のシーンからもっと楽曲重視の流れになったのが現在のクロスオーバーのシーンにつながっているいる気がしますがどうでしょう。

そんなこんなで、ジャズシーンに加え、かなり現在のクロスオーバーのシーンを広く紹介しておりました。

またライターさんやショップの07年のベストディスクにも大々的にページを割いておるのですが、それにしてもショップの閉店の話がここでも影響があるようで、すでに関係者ではない人たちのセレクトなどありつつ、暗い気分に。

しかし、その後には、FREAKSのLUKE SOLOMONのインタビューやStevie Koheyの話もなかなかタフな感じで好感持てましたさ。

ちなみにいつもの「higher frequency」でのAGORIAのインタビューがまさに今の時代の気分をきちんと表現していて、ますますDJや色々な活動に気合いが入りそうな気がします。

ということで、2月3日の歌謡曲ナイトもお楽しみに!


posted by nizimasu at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 月刊 remix