2014年06月01日

2014年5月の読書

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:8346ページ
ナイス数:284ナイス

アーティストのためのハンドブック  制作につきまとう不安との付き合い方アーティストのためのハンドブック  制作につきまとう不安との付き合い方感想
アーティストのための心構えや心情をとらえた本としては、ジョブスも読んだと話題になったアートスピリットという名著があるけど、それのアップデート版というイメージかな。あまり片意地を張らずにアートに没頭しようと言うこと何だけど、世の中には経済や社会、様々な情報が飛び交うだけに不安がつきものだけど、友人や家族、情報のシャットダウンなど、ただただ精進するのみという結論はわかっていてもなかなかそうできない自分のような凡人に向けての本かもしれない。気休めかもしれないがそれでも切実な本だ
読了日:5月30日 著者:デイヴィッド・ベイルズ,テッド・オーランド
始まりを告げる 《世界標準》 音楽マーケティング 戦略PRとソーシャルメディアでムーヴメントを生み出す新しい方法始まりを告げる 《世界標準》 音楽マーケティング 戦略PRとソーシャルメディアでムーヴメントを生み出す新しい方法感想
ソーシャルを使ったバズの発生を解説した本。でもこの本にある成功例というのがどうも規模の大きなものばかりで、そのあたりの人海戦術と一般的な読者の対象との乖離というのがあるような気がしてならない。どこか専門的に取り組む必要があるような気もするし、そこまでやらなければいけないのかという疑問もわく。でも売れるにはそれほどの時間をソーシャルにサケというのはよくわかりました(笑)
読了日:5月30日 著者:高野修平
偶然の装丁家 (就職しないで生きるには21)偶然の装丁家 (就職しないで生きるには21)感想
しみじみと面白いなあと思える本。生まれた時代は違うけど、どうも同時期にインドに通っていたのは同じみたい。そのインドの風景にぐっときて、速すぎる東京的な速度感に違和感を覚える。そして3.11から移住の話は、「働けECD」でも感じた家族や心の揺れみたいなものをまったくの率直な気持ちが吐露されていてとても真摯な文章にぐっときてしまう。画家として若くして評価されたことについてもさらりと個展をしてお金を得ることについても共感ができるんだよね。「貧乏でもいいけど貧乏臭くない」美学というか生きる姿勢に共感したりしました
読了日:5月27日 著者:矢萩多聞
色と意味の本 〜明日誰かに話したくなる色のはなし色と意味の本 〜明日誰かに話したくなる色のはなし感想
色が持つイメージの膨らみは異なる環境や時代、文化によって大きく違う。そうした色のイメージをいくつかのキーワードで紹介していくこの本のスタイルはかなりユニーク。時代もギリシャローマの時代から現代まで。しかもヨーロッパやアメリカのみならず、日本の彩色にも目配りがしていてかなり堪能できました。もっと様々な色のイメージが広がるような事典にも興味がわきます
読了日:5月26日 著者:ジュード・スチュアート
ハリウッド・ビジネス10年の変遷 デジタル化とグローバル化に翻弄されるハリウッドハリウッド・ビジネス10年の変遷 デジタル化とグローバル化に翻弄されるハリウッド感想
雑誌の連載のようですが、その時々のハリウッドのトレンドや話題を抑えつつ、その潮流であるグローバル化とデジタル化について書いていて、これはエンターティメント業界においてはどの分野もそうなのだろうと思わせられる内容が多い。より労働集約化がススムのと定番が受ける状況、宣伝費の高騰など、これからの日本でも起こりそうで実にリスキーかつ、様々なノウハウが組織ではなく個で発揮できるのが面白いのかな。折々にロードオブザリングの話が出てきて、そんなにハリウッドではエポックな作品なのかと驚くばかり
読了日:5月26日 著者:片田暁
経営はデザインそのものである経営はデザインそのものである感想
経営全体をデザインで斬るというのは、最近の流行ですね。商品開発からその先のブランディングや経営理念に至るヒアリングや落とし込みなどは、既視感があったが、よくよく考えたら佐藤可士和さんが同じようなことをしていました。この本では佐藤さんが言語化していない、クライアントとのヒアリングを具体例を挙げて紹介。さらには、理念の落とし込みの視点として、経済性と文化性、社会性をあげてそこから要素を抽出するというスタンスをとっていますが、これもやはり後づけのコンサル的な話で結局は、センスのビルドアップをしていくという話かも
読了日:5月25日 著者:博報堂コンサルティング,HAKUHODODESIGN
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)感想
今のネット時代を地図的に俯瞰するといった試みとして非常に面白い。ビオトープというある種の生態系なイメージから始まるのだけれど、アンビエントやキューレーションも本来の意味から著者の解釈をつまびらかにしてドンドン進んでしまうのがこの本の欠点かな。最後の方は、現代アートからアウトサイダーアートの話。グローバルの視点へと続くんだけど、ちょっと消化不良。著者の中で繋がっている世界を説明するには紙面がちょっと足りない気がしました。一次情報からキュレーター的な仕事のスタイルになっている著者の志向は大変良くわかりました
読了日:5月23日 著者:佐々木俊尚
世界を動かす聖者たち: グローバル時代のカリスマ (平凡社新書)世界を動かす聖者たち: グローバル時代のカリスマ (平凡社新書)感想
世界の聖者といっても南アジアのインドとチベット、ネパールの聖者が出てくる。有名なダライラマやサイババはもとより、アンナー・ハーザレーのような社会運動家が聖者となっていくのもインドならでは。でもこの傾向は今では日本でいうトリックスターのような存在だと思う。ある種の極端さを身にまとい、発言していくという人間がある閾値を越えるとカリスマとして迎えられるのは、最近の小保方さんなんかとも共通する論点だろう。ババ・ラームデヴのようなヨガの行者から啓蒙かとして注目されるストーリーなんかはかなりユニークでした
読了日:5月22日 著者:井田克征
ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい!ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい!感想
教養のための世界史のヒットでにわかに注目を浴びたライフネット生命の出口社長(当時)。そのビジネスのベースには教養が必要と解く。そして、歴史の縦軸を古典などの読書に、世界への見聞を旅で横軸にとって、そこへの理解を深めよという。そんなにお金ないよと思いきや、出口さんの読書は図書館だし、乱読ではなく古典とゆっくり向かい合う。なんだか、とてもスローなスタイルで成熟を目指していくというのが素晴らしいな。そこから常識を疑うという姿勢に結びついているのかと感心するばかりでした
読了日:5月22日 著者:出口治明
97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣97歳の幸福論。ひとりで楽しく暮らす、5つの秘訣感想
現在は100歳になったカメラマンの97歳時点でのライフスタイルを綴ったエッセイ。自分の好きな物に囲まれてすむというのは、人間の理想郷のようなものなのだろうな。自炊してワインを飲む。自作の服に身を包むとかなんて素敵なことだろう。写真家としてもさることながら名声からは距離を置いてひょうひょうと生きている人こそ、幸せなのかなあ
読了日:5月22日 著者:笹本恒子
体を使って心をおさめる 修験道入門 (集英社新書)体を使って心をおさめる 修験道入門 (集英社新書)感想
山伏さんの本を読んでから日本における修験道について興味津々。そんな好奇心を満たしてくれる内容の本と出会いました。修験道の成り立ちや密教や神道との関わり。吉野山や権現さまについてなど、本当に懇切丁寧な説明で神仏習合の中でまた成立してきた修験道の面白さは日本の伝統文化とも密接にリンクしているのがわかります。山への畏怖や崇拝というのは日本人のDNAの中に埋め込まれているような気がしてなりません
読了日:5月22日 著者:田中利典
棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか感想
棚橋はエースになれないーー。内部から何度かこういう声を聞いたことがある。いわく、体が小さい。格闘技の素養がない。スキャンダルがあったなど…。そうした声をすべてはねのけて棚橋がエースになったのは06年。だが、ブーイングを浴びながら新日の暗黒時代を支えてきた自負がこの本にはつまっている。それは自分が団体の屋台骨を支えてきた自負であり、そのために寝る間を惜しんで努力してきたという誇りがあるのだろう。ビルドアップされた肉体もファンサービスも恐れ入るばかりのプロデュース能力がここまで会社を変えるという見本でもある
読了日:5月20日 著者:棚橋弘至
運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割 [決定版]運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割 [決定版]感想
ダイエット本の要諦は運動か食事のアドバイスだけど、こちらは前者が中心。表紙やトレーナーという立場からは想像できない程、運動ではやせないと何度も断言しています。むしろ清々しいほどです。そして、食べ物のアドバイスは、丸元淑生さんのようにGI値や体にいい油などのアドバイスは言い得て妙。これは半年前に食べたものでできていると同様で、質のいい食生活というのがキーワードなのでしょう。その先に運動だったりライフスタイルの修正が必要なのでありましょう。グッド〜
読了日:5月19日 著者:森拓郎
アメリカのめっちゃスゴい女性たちアメリカのめっちゃスゴい女性たち感想
面白い。アメリカの文化人やコメディアン、政治家など日本人はほとんど知らない女性たちの来歴をコンパクトに紹介している。やっぱり際立つのは黒人のバイタリティあふれる女性たちに、昨今のブリジットジョーンズの日記ではないけれど、自分の履歴を赤裸々に語っているような人が一山あてて時代の寵児になっているのかという話はやっぱり痛快。
読了日:5月19日 著者:町山智浩
沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (ワンテーマ21)沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (ワンテーマ21)感想
この前、著者である武雄市の市長の話が面白かったのでつい買ってみる。かなり図書館に通じているのは元総務省だからか。それでもカンブリア宮殿で見たCCCの増田社長の言葉から図書館の委託を発想して実現してしまうという行動力に感服。中にスタバがあったり、複本を減らしたり、とそれなりに様々な工夫をしているのがわかります。観光がてら図書館見てみたい。町おこしの本としても秀逸かもしれませんね
読了日:5月18日 著者:樋渡啓祐
50歳を過ぎても身体が10歳若返る筋トレ (SB新書)50歳を過ぎても身体が10歳若返る筋トレ (SB新書)感想
ノンフィクション作家の著者が実践してきた筋トレの数々と効用を紹介。特に筋肉トレーニングで驚くような項目はさほどないけど、この本の要諦は継続は力なりということ。肝に銘じたいものです。たまにこういうホンでき相容れないとなかなかトレーニングは続かないなあ
読了日:5月18日 著者:増田晶文
すべての人に知っておいてほしい 配色の基本原則すべての人に知っておいてほしい 配色の基本原則感想
ちょっとした仕事の必要性から読んだが面白い。でもやっぱりいい作品や配色の見本のようなデザインから学んだ方が良さそう。でもベーシックなセオリーは何事においても知っておいて損はない。その点ではかゆいところに手が届く本です
読了日:5月15日 著者:
旧約聖書の謎 - 隠されたメッセージ (中公新書)旧約聖書の謎 - 隠されたメッセージ (中公新書)感想
前著の聖書考古学がなかなかの力作で面白かったのでこちらも読了。やっぱり一番の力作はノアの箱舟に迫る内容で、前にもナショナルジオのDVDで見ていたけど、やっぱり創世記のエピソードって個人的にも神話の原型がある気がしていてロマンがわきます。あとは十戒とか定番もありつつ、ダビデとゴリアテとか、そりゃ歴史の一部というより伝説だロッテ言う世界なのだけど、それをどう解釈するかは人それぞれということか。信じることと真実の有無というのは一致しないものだから、人間というのは神話が必要なのだと思うばかり
読了日:5月15日 著者:長谷川修一
二度目のパリ 歴史歩き二度目のパリ 歴史歩き感想
やっぱり旅行の楽しみのメインはかつての歴史を尋ねる旅。そんなスポットを当時のエピソードを紹介しながらゆかりの地を紹介する本。斬首された首を持って歩く聖ドニの伝説からシュールレアリズムに、ヌヴェルバーグの時代までそれぞれの場所を巡るのが楽しい。おそらくパリを訪れたことのある人なら「あのへんね」とわかるからうらやましいぞ。巻末には、主要なエリア別の名所紹介をしつつ、そのスポットのそれぞれの歴史をつまびらかにしていて、日本のガイドブックにはないリッチな世界観を堪能しました
読了日:5月15日 著者:ジョン・バクスター
あなたの英語勉強法がガラリと変わる 同時通訳者の頭の中あなたの英語勉強法がガラリと変わる 同時通訳者の頭の中感想
人気の同時通訳の人の勉強本をまとめたもの。おそらく初心者向けに一般的な英語勉強法を解説。さらに自分の勉強法を紹介していますが、その手法は誰も大きく変わらない気がします。シャドーイングという英語を聞き取り、そのまま発音したり、パラフレーズのように英語を効いて他の語彙に置き換えたりというのが、かなり効果ありそう。でも結局、英語に恋するように接するのが一番いいのかなとこの著者の英語愛あふれる文章から思いました。まず自分の英語を学ぶためのモチベーションが大事。これはダイエットと語学勉強が続かないのも同根なのですね
読了日:5月14日 著者:関谷英里子
センスは知識からはじまるセンスは知識からはじまる感想
まさに我が意を得た本。この前もビートルズのプロデューサーのジョージマーティンのドキュメンタリーでも「絵画のように音楽家の意図をきちんと伝えることが音楽だ」といっていたが、そのためには、伝わるような意味や配置などあらゆる要素はセンスに還元される。そのセンスこそかこの経験や知識の集大成だというのがこの本の言わんとするところ。過去の著作をよりブラッシュアップさせた内容で重複も多いが、現在進行形での著者の意思表示としては非常に伝わるし、デザイナーに限らず、今の時代はイノベーションからセンスの時代なのは納得です
読了日:5月14日 著者:水野学
(032)勝ち上がりの条件 軍師・参謀の作法 (ポプラ新書)(032)勝ち上がりの条件 軍師・参謀の作法 (ポプラ新書)感想
黒田勘兵衛のブームにあやかったかのような本ですが必ずしも中近世のみならず、第2次大戦まで、軍師と参謀の違いから鎌倉や室町での呪術や宗教的な軍師の存在や現代の参謀論など、博識同士の対談はなかなか充実した内容。後半の日本軍の参謀のそれぞれのエピソードなんかは、いかに日本の軍人の中にスケールの大きな人材が多かったかというのを思い知らされる。個人的には大将と軍師の関係に迫った天下統一までの戦国大名の悲喜こもごものエピソードが生き生きとして感じられ興味深かった
読了日:5月14日 著者:半藤一利,磯田道史
「見た目」で選ばれる人「見た目」で選ばれる人感想
人は見た目が9割の著者のエッセイ集。ウエブに連載したのをまとめているので、かなり話題が散漫ですが、もともと演劇出身の著者なので杉村春子先生や観世寿夫さんに、アレキサンダーテクニークなど、演劇的に人からどう見られるかあるいは印象を与えることがどう作用するかと行った論考がつづいていく。結局、非言語情報としての見た目は、マナーの部分と自己のアイデンティティに基づいていくという見解は慧眼ですね。誰かの受け売りかもしれませんが…
読了日:5月14日 著者:竹内一郎
65歳の私が ぜい肉なし、メタボなし、老眼なしの超健康な理由65歳の私が ぜい肉なし、メタボなし、老眼なしの超健康な理由感想
石原先生の肉体美披露な表紙がめちゃくちゃ買いにくいですが、内容はオーソドックスなアンチエイジング本。朝食ヌキなんかは以前からありますが、表紙のように運動による下半身の強化をうたっているのがこの本のみそであります。でも石井直方先生あたりの議論と一緒で結論はまともな本はほぼ同じ気がします
読了日:5月14日 著者:石原結實
ザ・日韓対決 完全決着100番勝負 (別冊宝島 2161)ザ・日韓対決 完全決着100番勝負 (別冊宝島 2161)感想
まさに嫌韓のタイミングで出た本で、日本が圧勝となっていて溜飲を下げるような内容。とはいえ、いまでは船の沈没事故で完全にタイミングが悪かった印象。それよりも途中に出てくる韓国の識者やエキスパートのインタビューの方が面白い
読了日:5月14日 著者:
森を見る力: インターネット以後の社会を生きる森を見る力: インターネット以後の社会を生きる感想
この本はインターネット革命以後の生活や社会の変化の中でどうふるまったらいいかというような示唆に富んだ本だ。真骨頂はタイトルにある「森を見る力」そのものだが、よりリテラシーがとわれるということ。そのテーマは多岐に及ぶ。社会がネットに代表される「つながる」ことに依存しやしないか。ビジネスが便利の先にあるコモディティ化と陳腐化するのではないか。国家は衰退するかなど、マスコミや著者のいた音楽業界にもその影響を憂慮する。ここで見えてくるのは目先の情報の先にある大局観なのだろう。答えはないが羅針盤はある。そんな感じか
読了日:5月13日 著者:橘川幸夫
やくざ・右翼取材事始めやくざ・右翼取材事始め感想
猪野さんのヤクザ本の中でも戦後のGHQ統治下の日本のドサクサに、大物右翼の三浦義一との関係などつづったなかなか興味深い資料です。取材事始めなので、主題はあくまで今のヤクザではなく、田岡三代目や警察の頂上作戦以前の任侠や右翼が中心。ここでは、政財界との結びつきや児玉誉士夫といった大物のフィクサーなどと笹川良一などの関係性など、現場で取材していた人ならではの距離感で書いていて、往時の人たちの役割や人間相関もかなりわかりやすい。猪野さんが右翼と左翼を結びつけた大川周明の「老荘会」に共鳴していたとは初耳でした
読了日:5月13日 著者:猪野健治
電信柱の陰から見てるタイプの企画術電信柱の陰から見てるタイプの企画術感想
おそらくこの本を手に取った時点で作者の思うつぼなのだが、やはり広告の人のつかみはなかなかもって面白い。でもちょっと引いているように見せつつも、その文章からは「でもオレは他の人と違うんだよ」というメラメラとして自己顕示欲が出ていて、こういう本キライではないです。ちなみに著者はBOSSのCMやトヨタのReBornを仕掛けたクリエイター。この師匠の佐々木宏さんとのやり取りはCM現場の生の声としては相当面白い。また、企画術の視点では表現先行型と商品発想型にわかれるというのはなるほどと思わせる視点でした。良書
読了日:5月8日 著者:福里真一
誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論感想
久々に市川さんのお名前を見つけたと思ったら大学での講義をまとめたものだとか。その内容は、主に90年代以降の日本の市場におけるポップミュージックの動向をまとめたもので、アナログレコードからCD、配信市場への変遷を端緒に、AKBとももクロに代表される女性アイドルグループ、ジャニーズ、B-ingにK-POPと意外なしかも今の日本の市場の中心にあるムーブメントを分析していく。それよりもやはり市川さんといえば、ビジュアル系なわけで、その見事な手さばきで紹介していくのは、他の原稿とは熱量が違う感じで微笑ましい
読了日:5月8日 著者:市川哲史
完全ガイド 100%得をする「ふるさと納税」生活完全ガイド 100%得をする「ふるさと納税」生活感想
いやはや内藤忍さんのブログで絶賛されていたので読んでみたら、すごくためになる本でした。確定申告をしているとわかるあの納税額をもっと有効活用できないものかと思っていた矢先、ふるさと納税に目を付けていた金森氏の審美眼はすごいとまず驚愕。いわゆる地方自治体に寄付をすることで、2000円をのぞいて、所得税と住民税から控除できるという仕組みを最大限駆使して生活をエンジョイする姿には感動すらあったわ。何しろ、寄付の見返りとして米や肉、野菜などの他に特産品も届くという仕組みを使わない手はない。ましてや合法なのだから
読了日:5月7日 著者:金森重樹
うまくいく人は、なぜ「自律神経」を意識しているのか? 体幹を鍛え、「軸」をつくりだす「1日30秒」セル・エクササイズうまくいく人は、なぜ「自律神経」を意識しているのか? 体幹を鍛え、「軸」をつくりだす「1日30秒」セル・エクササイズ感想
自律神経というよりこの本ではエクササイズが中心。いわゆる理屈は前半のみで、その運動の数々を見ているといわゆるリセットとかが中心。あと一般的なストレッチもあったりしていて、日常生活が緊張のストレスの連続と考えれば、大いに納得できるところ。やっぱり規則正しい生活に、負荷も軽めな体操がいいということかな。正直、何が自律神経かはわからずじまいでしたが、それでも朝の体操はぜひとも取り入れたいところだ
読了日:5月7日 著者:小林弘幸
大統領を殺す国 韓国 (角川oneテーマ21)大統領を殺す国 韓国 (角川oneテーマ21)感想
たまにテレビでお見かけする辺さんはこの本で色々な来歴を知りました。なるほど、在日として朝鮮半島の歴史をウオッチしてきただけに、時には往時の悲喜こもごもの感情を吐露していてジャーナリストとしてよりも一個人の在日の人たちの朝鮮半島への思いを知る一助になりました。それにしても韓国にしても北朝鮮にしても、この強烈な国民をまとめるには負けず劣らずのリーダーシップが必要であり、それを実行するためには清廉ではいれないという構図は、地方間の対立や軍と官僚、学生運動などとにかく熱量の多い国だと思うばかり
読了日:5月7日 著者:辺真一
ラズウェル細木のブルーノート道案内: All Blue―みんな真っ青ラズウェル細木のブルーノート道案内: All Blue―みんな真っ青感想
酒の細道など、グルメマンガの大家でありますがジャズのかなりこじらせ系なコレクターとしても有名なだけに、このマンガでも蘊蓄が満載。でも別にブルーノートのカタログを知らなくてもコレクターの心理を描いていて、菟集が趣味の人ならあるあるネタ的に楽しめると思います
読了日:5月7日 著者:ラズウェル細木
料理家100人の暮らし方料理家100人の暮らし方感想
ちょっと変わった編集の本でして暮らし方と銘打っているのですが、いきなりのレシピ集。しかも紹介されていない料理家の自信作とも言える逸品が写真でどーん。あとで、別のページで読むという構成はかなり?。とはいえ料理家のライフスタイルにも興味津々なだけに読み進めると人それぞれの料理への思いやライフスタイルが垣間見えて面白い。ただ、占い師のプライベートにも似ていて、どこか重苦しい理由もあったり、表面的な華やかさや、おしゃれな生活とは違う本音が読み取れるのが一番の収穫。レシピは気合いが入りすぎててあんまり実用的ではない
読了日:5月7日 著者:
プロレス 点と線 (別冊宝島)プロレス 点と線 (別冊宝島)感想
なんだか、このムックシリーズでバッシングしていたノアのフロントの人が亡くなるなど、ちょっと失速した感じ。どうも弱いものイジメの雰囲気が本の中から漂っていて読後感は痛快とはいきませんでした。それでもよく取材しているなあといつもながら感心のクオリティ
読了日:5月1日 著者:
エロの「デザインの現場」エロの「デザインの現場」感想
表紙は刺激的だけど、内容は至ってオーソドックなインタビュー集。個人的にも90年代のエロ本はサブカル的な視点で読んでいたけど、この著者もしかり。その背景にあるデザインも大洋図書や英知出版などのビジュアルのイメージの強い出版社のデザイナーさんが多数登場する。でも結局、時代がAVになるにつれ、成人誌は今やひん死の状態。そうした中でデザインになにができるのか、そうした提言が聞きたい気がしたけど無理かな
読了日:5月1日 著者:有野陽一
本の顔 本をつくるときに装丁家が考えること本の顔 本をつくるときに装丁家が考えること感想
一流の人のデザインは細部にまでその配慮がいきわたっているのがわかる本。前まで、直感的にアイディアを構築していくのかと思いきやどうもそうでないことは、この坂川さんの本をよめばわかるだろう。編集者との打合せで書いたメモやノートラフのデザイン案まで惜しげもなく公開しているが、実にロジカルで、今の編集人に抜け落ちている職人技をかいま見た気がしました。確かに、人気の作品も多くて、鈴木成一さんと並ぶヒットメーカーと実感した
読了日:5月1日 著者:坂川栄治,坂川事務所
minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフminimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ感想
人気ブログを書籍化したものだけれど、著者の一人は、リッチなエグゼクティブ生活から自分自身を取り戻すべく、身の回りを整理する。そのエッセイの中には、少し前にはやってハックのようなテクニックも出てくる。しかし、それ以上に、ミニマルにして思考をシャープにしていくプロセスがとてもロールプレイングゲームのように感じられて面白い。彼らにしてみれば、質素に暮らすこともひとつのゲーム感覚なライトな部分はとても興味深くよんだ。さすがに、家族の遺品すら処分するくだりにはびっくりさせられましたが…
読了日:5月1日 著者:ジョシュア・フィールズ・ミルバーン,ライアン・ニコデマス
HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由感想
デザインの原点もまた美術と同様、ラスコーの洞窟画にたどることができるだろうか。そこからすでにイタリアでは中世に、美術とデザインを教える学校は分化していたというから、驚き。そして、デザインは工芸と意を同一にしながらその意味を拡張していく。そしてもはやその範囲は、装丁や商品開発のみならず、問題解決のためのコミュニティやソーシャルなどの無形のものにまで範囲が及ぶ。その歴史を個別例や商品をあげながらに丹念に意味をたどっていく実に労作。
読了日:5月1日 著者:アリス・ローソーン
美術「心」論美術「心」論感想
絵画を鑑賞するためにどのようにアプローチすればいいのか。何も先入観なしに見るのも一興だが、著者はそれを夏目漱石が東京芸大で講演した「文芸の哲学的基礎」を上げ、そこから議論を深めていく。漱石は当時の最新の哲学である知情意を用い、絵画を鑑賞することを勧める。これも明治以降の歴史からみれば、西洋絵画を取り入れ、それがある意図を持って作成され、それが表現として成立していくというプロセスと対照的に描いているのだ。さらには、ここからシュールレアリスムや現代美術も包括した解説でなかなか親切な内容でした
読了日:5月1日 著者:古田亮

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2014年05月06日

2014年4月の読書

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:33冊
読んだページ数:6850ページ
ナイス数:210ナイス

A BOOK OF SUNLIGHT GALLERYA BOOK OF SUNLIGHT GALLERY感想
永井宏さんの文章はちょくちょく読んでいたりしたのですが、一体何をしているのかとおもっていた矢先に出会った本。ギャラリーを葉山で運営しながらのアーティストとしての思索と、ギャラリーの「SUNLIGHT GALLERY」の即先を綴った本。どこか、90年代のサブカルの気分がオーバーラップして懐かしい。元マガハで編集もしていたから、ブルータスやオリーブなどの誌名ができていたり、関係者も絡んできたりと楽しいギャラリーだったことは想像に難くない。伝説にはならないかもしれないが、それでも青春の記録と記憶が心に残る
読了日:4月30日 著者:永井宏
藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた感想
この著者の人口減少社会が日本に入っていることで「ポスト成長社会」を提唱していたが、その実際にすでに起きているのは、インフラの老朽化や、限界集落の問題に行き着く。そうした中で現場で悪戦苦闘している人たちとの対談をまとめているのがこちら。農業や医療、高齢化するニュータウンに、鉄道などのインフラなど、話はまとまりなさそうだが、その着地点は、日本にはほのかな希望があるということ。それぞれの見解は違いはあれど、経済や拝金主義には、未来が見えないというのは共通した見識だ。さて、ここからが自分たちの出番なのだ
読了日:4月30日 著者:藻谷浩介
問題解決ができる、デザインの発想法問題解決ができる、デザインの発想法感想
ビジュアルが充実しているのでかなり初心者向けの本かと思っていたら書いている内容は濃厚。いわゆるアイディアの出し方から具体的なデザインの音仕込みまで一気通貫して紹介しているので、ユニークかつ具体例も豊富なのはありがたい。やっぱりここでもシステムやレトリック的な発想法に加え、マインドマップなども応用していたり、個人的には集団での創作はありきたりだけれど、より個にフォーカスしたアイディアの発想にはなかなか示唆に富んでいるなあとうならされました。素晴らしい
読了日:4月30日 著者:
おいしいごはんはこう作るおいしいごはんはこう作る感想
ウオツカさんのレシピ集はどちらかというと、文章主体が多かったのですが珍しく写真豊富でわかりやすい。いわゆる下ごしらえと言いますか常備菜の手順を親切に説明していて、和食ながらかなりの手抜きができそう。忙しい向きにはたまらん本かもしれないです
読了日:4月30日 著者:魚柄仁之助
正しい家計管理正しい家計管理感想
個人的には家計管理としての最適解を提示しているのは、木村剛氏の投資戦略の発想法がベストだと思うのだけれど、それだけでなく、管理会計的な手法で、固定費の部分を人生の優先順位に置き換えて、いらないものは、カットしていくという部分はかなり実践的。それぞれの支出の把握や封筒による生活費の予算化というのは、これまでにも節約関連の本ではあったんだけど、最終的には人生の優先順位の問題に帰結した後半の部分を読むだけでも十分に価値があるとお思います
読了日:4月27日 著者:林總
BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT【日本語版】BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT【日本語版】感想
判型が大きくて、バンクシーの作品も年代を追って掲載している内容でかなり網羅的で楽しめる。いわゆるグラフェティアーティストから、現代アートの視点で評価されるあたりは、映画「エグジットスルーザギフトショップ」で見ていたのでわかっていたんだけど、その作品の背景にある格差社会や監視社会への風刺の解説はなかなか的確でわかりやすい。この思想には、サッチャーズム以降のイギリス社会への批判から、時期を経て、貧困への憤りや、国家観の対立や資本主義など実に示唆に富んでいて、彼の思想を知る上では、日本語は読みにくいが最適な本だ
読了日:4月27日 著者:PatrickPotter
世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。感想
正直、リバネスという会社は訊いたことがなかったが、理系の科学を専門にする人たちのベンチャーというのがまず面白い。しかも高利益率(50%)をめどにビジネスをスタートさせるという視点と、このタイトルにある「熱」(パツションと読んでもいいかもしれない)ものへのこだわりは、管理職をする人なら、部下の熱量と仕事の意欲は完全に一致するだけに我が意を得たりを思うだろう。このホンのみそは、その熱量をいかに引き出してビジネスにするか。それを従来のPDCAサイクルからQPMIというサイクルを進めていくあたりが参考になった
読了日:4月27日 著者:丸幸弘
ROVAのフレンチカルチャー AtoZROVAのフレンチカルチャー AtoZ感想
フレンチカルチャーといっても少し時代はさかのぼり60〜70年代のカルチャーが中心。ヌーヴェルバーグにエディトリアルなど、実はパリのイメージの多くは、サブカルチャーの中から生まれているのがわかる。中でも往時のアイドルやBBなどの女優が与えるゴージャスさや、少女性などが日本のサブカルだったりブルータスのような雑誌への影響が大きいなあと感じさせられたりして、薄いながらも充実の内容でありました
読了日:4月27日 著者:小柳帝
アートの価値 マネー、パワー、ビューティーアートの価値 マネー、パワー、ビューティー感想
アートを美的価値と社会的価値、そして経済的価値という3種類に置き換えているのはディーラーならでは。中でも経済的な価値に紙面を割いていて、実は美という価値判断がもはや今の時代にはあまりにも置き去りにされているのではないかという風に思わされてしまう。ただ、アートを鑑賞者の立場からしてみれば、なるべく美術館で見たいという一方でコレクターというパトロンの存在も無視できない。いかにアートを高く売るかということと、いい環境で見たいということのせめぎ合い、しかも美術家の社交性など様々なポジションがいると実感させられた
読了日:4月24日 著者:マイケル・フィンドレー
常識として知っておきたい「美」の概念60常識として知っておきたい「美」の概念60感想
この本は、18世紀までの美術よりも印象派以降の現代美術に連なる概念に紙面を割いているので、最近のアート事情のフレームを知るには役に立ちそう。判型も大きいし、図版もなかなかいいセレクトで楽しめます。20世紀のロシアアヴァンギャルドの構成主義やバウハウスの流れとか、すごく20世紀美術のダイナミズムが感じられてホクホクしてしまいました
読了日:4月18日 著者:城一夫
図説 アイデア入門―言葉、ビジュアル、商品企画を生み出す14法則と99の見本図説 アイデア入門―言葉、ビジュアル、商品企画を生み出す14法則と99の見本感想
このレトリックでアイデアを分類する手法は普段は文章表現やコピーに顕著なんだけど、広告業界を目指す人向けの本なので要所要所にビジュアル表現が、紹介されていてこれが、ピクトグラムとかの最近のビジュアル表現の多様化とも結びついているなあと思った。これは西洋美術の図象学にも繋がるけど、美術もものすごく計算尽くされた上に成立していて、その神経のはりつけたアイデアを表現していくことの意志みたいなものが感じられる。でもこの指の先まで神経が行き届いたクリエイティブこそ、今の供給過多の時代には必要なのだろうな
読了日:4月18日 著者:狐塚康己
ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?: ギリシャ・ローマの神話と美術 (小学館101ビジュアル新書)ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?: ギリシャ・ローマの神話と美術 (小学館101ビジュアル新書)感想
最近、美術関係の本で参考文献として取り上げられる頻度が多いことに気づいたのが高階先生の本で、この本は初心者向けの西洋美術書の案内本でもあり、ギリシャ神話の主要人物の解説でもある。これまでもギリシャ神話の解説本は何冊か読んだけど、この本は、かなり図版が充実していて判型は小さいけど、充実した作り。しかも主要な画家の代表作を網羅していて、「ああ、見たことあるなあ」とおもわてセてくれます。しかも解説が丁寧なので、ちょっとした蘊蓄が身に付いたと思わせるのもミソかなあ。読んでいてわくわくする美術書は久々な気がしました
読了日:4月17日 著者:高階秀爾
禁欲のヨーロッパ - 修道院の起源 (中公新書)禁欲のヨーロッパ - 修道院の起源 (中公新書)感想
修道院というのはキリスト教における布教組織の部分と実践という面で大きな位置を占めていると思うが、その成立をはるか以前のエジプトなどの修道士たちの共同生活に求めているのが面白い。特に禁欲の問題を性衝動と食欲にわけていて、この本の中では意外に、性衝動の方面に紙面を割いているのが驚き。ただ、最終的に著者は、この地域の食料事情もかなり修道院の成立に影響を及ぼしているのは認めているのだが、ちょっとボリュームの差異が気になった。また女性の当時の人権のなさも指摘していて、これが大きな背景にあるというのは十分考えられる
読了日:4月17日 著者:佐藤彰一
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)感想
前作も久々に読んでみたら発見も多く、この著者さんの初心者向けの目配りはかなりなもの。実践編となっていて、実際の作品の鑑賞から美術作品を読み解いていくのが目的か。まるで推理小説のような1章目のイエズス会ゆかりの作品の解説は美術と宗教、歴史の間を縦横無尽に渡り歩いていてこれが自分にもできたらさぞかし面白いだろうと思わせる内容。そして絵画の鑑賞ポイントや主題、修復、技術的な解説なども相変わらず親切といえよう。ぜひぜひ何度も読み返したい本だなあと思うばかり
読了日:4月17日 著者:池上英洋
週末は田舎暮らし---ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記週末は田舎暮らし---ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記感想
多分。このタイトルに惹かれる人は多いんだろうな。自分もそんな一人だが、この著者のいい物件と出会うまでが一苦労。最初に神奈川方面で探すが場所も含め問題が多い。そして方針転換して千葉に居を求めてからが急展開。しかもそこから見えてくるのは過疎という現実。あるいは農地を住居にするという仕組みもすべて乗り越えていく様子は読んでいて清々しくもある。この著者さんは世代も近いし、どうも生活エリアも近いみたいでぐいぐいとひきこまれた。この自分の拠点を二つにするのは気合いと根性も必要だなあと痛感しました
読了日:4月17日 著者:馬場未織
会社を絶対つぶさない仕組み―――経営者が最低限身につけておくべき7つの原則会社を絶対つぶさない仕組み―――経営者が最低限身につけておくべき7つの原則感想
自分の周りでも潰れる会社が多いのでつい読んでみる。この本のかなりの部分は経営分析や会計的な面がメインなので、基礎知識があればさほど難しくはない。ただ今の日本の中小企業にとってはハードルの高い面も多いのかな。特に著者が大事な部分としてあげていた1章での自己資本比率と借入金の償還年数については家計同様、納得できることが多くて、潰れた会社などを見ていくと確かに言い得て妙でもある。ということは、アベノミクス云々いわれてもまだまだ中小企業を取り巻く状況は脆弱だなあということか。難しそうだけどシンプルでわかりやすい
読了日:4月17日 著者:高畑省一郎
善き書店員善き書店員感想
若い頃にバイトしていたからわかるけど本屋さんは労働集約的なところがあってハードな世界。知的な作業とは違う部分で疲れます。書店員さんのインタビュー集の中でも朝の雑誌の検品と店頭への展開。午後には返品という作業が大きなウエイトを占めているのは依然として変わらない。それでも本に囲まれて売り場を自分なりに見せていく。あるいは売上を上げていく部分は楽しいんだろうなあと思う訳で書店員インタビューからはほのかなあかりのような希望も見いだすことができる。中でも京都の恵文社の店長さんは同世代で共感することが多かったかな
読了日:4月17日 著者:木村俊介
FileMaker Pro8.5基礎講座for Win/MacFileMaker Pro8.5基礎講座for Win/Mac感想
別にさらりと読んだだけなのでわざわざのせるまでもないと思ったが、短いページのスクリプトの解説が秀逸で苦手としていた部分が一気に氷解したということでとりあえず、メモ代わりに。全体的に親切な作りでもあります。バージョンが今や古いけど…
読了日:4月13日 著者:小山香織
ない世界ない世界感想
なぜ本屋さんである著者が連載で、毎月、自分の中に「ない世界」と制限を課していくのかが、いまいちよくわからなかったけど、生活の中から「足るを知る」ために、意図的に携帯や時間を排除していくという感覚はちょっと面白いかもしれない。でもそのフィードバックとして何かが変化したのか。そこまでの心情が綴られている訳ではないのでそこは物足りないかな。でも自分の生活を振り返るにはいいかもしれない
読了日:4月13日 著者:江口宏志
続・一日一生 (朝日新書)続・一日一生 (朝日新書)感想
この前なくなられた酒井大阿闍梨の本。いつも飄々としていてどこか威厳もあって、そんな言葉は遺作となったこの本の中からあふれてきます。
読了日:4月13日 著者:酒井雄哉
「日本人論」の中の日本人〈上〉ザビエルから幕末まで (講談社学術文庫)「日本人論」の中の日本人〈上〉ザビエルから幕末まで (講談社学術文庫)感想
日本人論のひとつの大きな潮流に外国人が見た日本というのがある。それはベネディクトの菊と刀もそうだけど、源流をたどると日本に布教にきたザビエルまでさかのぼる。家康の時代の三浦按針などもでてくるが、ベネディクト会の人たちの残した書簡などは、素朴な言葉ながら質素でおおらかな日本人の原イメージの一部になっているような気がします。その一方で実に怒りっぽかったり、多勢に流されやすいなど今の日本に繋がる論考もあったりする。一体、どっちなんだと思う前に、占いのようなポジショントークは昔からあるのだなと率直に思ったりして
読了日:4月10日 著者:築島謙三
料理=高山なおみ料理=高山なおみ感想
むむっ。料理といっても気取った感じのしないレシピの数々。その文章からは、ものすごく濃厚に高山さんの生活ぶりが垣間見える。朝食は卵に野菜を浅漬けにするんだけど、これだけでもう食指がのびるばかり。そして、ディナーの肉料理もひと手間かかっていてこれがまたおいしそう。ハレの日とケの日をきっちり分けているところもなんだか、普段の生活に反映できそうでよんでいてほくそ笑んでしまいました
読了日:4月9日 著者:高山なおみ
生きているとはどういうことか (筑摩選書)生きているとはどういうことか (筑摩選書)感想
池田先生の生きていると言う素朴な疑問からスタートして、生物と無生物の違いは何か。がんとは根治できるのか、そんな問いに対して必ずしもズバリという答えはないかもしれない。しかし、どこか飄々とした文章には、なんだか生命が持つルーズさやいい加減さがこの生態系や生命のシステムには働いているというメッセージが感じられる。そのスタンスがテレビでお見かけするキャラクターと共通しているのだろう。なので、深刻に読まずにさらりとながせる科学エッセイの趣です
読了日:4月9日 著者:池田清彦
今を生きる今を生きる感想
ツイッターでの質疑応答を100問まとめているので言葉はそれはシンプル。でも最近のヨーコさんの言葉としてジョンについて語っている言葉が1勝分あるんだけど、とても貴重に思えた。
読了日:4月9日 著者:オノ・ヨーコ
パスタでたどるイタリア史 (岩波ジュニア新書)パスタでたどるイタリア史 (岩波ジュニア新書)感想
すごくいい本。イタリアの代表的な料理のパスタの紆余曲折の誕生を通して歴史を学ぶ本。統一して現在の国境になるのが19世紀だから、パスタの誕生も国家の誕生をもって定義していくというのが面白い。もともとローカルフードというよりも贅沢な食事として存在していたパスタが庶民も食べられるようになったのは最近のこと。それでもそのおふくろの味たるゆえんは、アルデンテの感触にあり、それがお母さんの乳房や、聖母崇拝にも結びつける論拠は強引だけど面白くもあり。そうか、イタリア人もみなマザコンなのだなあとやけに納得したりして…
読了日:4月8日 著者:池上俊一
ナチュラル・ナビゲーション: 道具を使わずに旅をする方法ナチュラル・ナビゲーション: 道具を使わずに旅をする方法感想
太古の昔から人間が漂泊する生き物だったのはいうまでもない。そうした時には、自然を旅する様々なテクニックがあった。その手法を現代に蘇らせたのが本書。月の満ち欠けに地形や、海、天体などから周辺の環境や場所を読み解いていくというのは、結局、五感を常にセンサーのごとく、敏感にさせること。これって、この本では自然が中心でも都市生活者でも未知の土地に行ったら、五感を駆使すればいいという話。そして、僕らが旅に出る理由は何なのか。問いてみるのが一番だと思う
読了日:4月8日 著者:トリスタングーリー
史上最強の台北カオスガイド101 (SPACE SHOWER BOOKs)史上最強の台北カオスガイド101 (SPACE SHOWER BOOKs)感想
ああっ、臭豆腐の強烈なエッセイを読んでいたら、台湾のイメージが鮮明に思い出される。古いジブリ映画の舞台ではなく、むしろギトギトなアジアやおしゃれなカフェなんかも紹介していて、サブカルな部分を知りたい人には有効。何しろ、著者はヒップホップとR&BのBMRの編集長だけに後半には台湾のシーンや台湾語でのアルバムやアーティストの表記なども楽しい。でも前半の夜市のあの猥雑な感じはたまらんですね。久々に台湾いきたくなりました
読了日:4月6日 著者:丸屋九兵衛
「知恵」の発見「知恵」の発見感想
山本七平さんは、よくよく考えると、聖書やキリスト教という視点から日本の文化をとらえていたのかと今更ながら腑に落ちた。キリスト教やユダヤ教の論議が、事実の開陳と引用からなることをのべていて、最終的な判断は、当事者というスタンスと日本の「自然か不自然か」という土壌との対比がとても新鮮に感じられた。この本を読むと佐藤優さんのような人との接点が見えてくるし、内田樹さんがなぜドゥルースから日本を語るのかというのも合点が行く。比較において日本を語るというのはこのあたりがスタート地点なのかと思うばかり
読了日:4月6日 著者:山本七平
ゴジラで負けてスパイダーマンで勝つ: わがソニー・ピクチャーズ再生記ゴジラで負けてスパイダーマンで勝つ: わがソニー・ピクチャーズ再生記感想
エンターテイメント業界というのはどうしてもどんぶり勘定な部分が多いんだけど、そこに見える化して、独自のポートフォリオを作っていく過程がこの本の一番のみそかな。結局、ビジネスモデルの可視化からV字回復する成功譚で読後感も心地よい。ビジネス書のケーススタディとしても学べる部分が多いな
読了日:4月5日 著者:野副正行
ドン小西のファッション哲学講義ノート (モナド新書008)ドン小西のファッション哲学講義ノート (モナド新書008)感想
一見、ちゃらい本かと思いきや、小西さんのファッション観と哲学みたいなものが、過去の偉人の言葉とともに思索されている。その表現は、自己の発見や認識であり、西田幾多郎まででてくるから驚き。最近のファストファッションではなく、ハイファッションの矜持があって、ナタリーポートマンのユダヤ批判のデザイナーの衣装を急遽、取りやめるなど生き方そのものとファッションが深く結びついていることは強調してもしたりないだろう。この人の人生の辛酸も感じられて本当にイメージが変わりました。素敵な人だ
読了日:4月5日 著者:ドン小西
大英帝国の異端児たち(日経プレミアシリーズ)大英帝国の異端児たち(日経プレミアシリーズ)感想
町山智浩さんの師匠でもある越智先生。最近の町山さんの活動を見ているとますます越智先生の足跡をたどっているような気がしてならない。そして、どこか脱線しがちな原稿もそのまま。やっぱりこの本でもエリザベスにダイアナ。サッチャー当たりにクローズアップするのはやむを得ないところ。それでも個人的にマードックやハロッズのアルファイードなど旧植民地圏出身の人たちと国家の関係の独自性がものすごく、この国の金融システムを含め腹黒さを感じるばかりだったりしました
読了日:4月3日 著者:越智道雄
驚きの英国史 (NHK出版新書 380)驚きの英国史 (NHK出版新書 380)感想
サクサクと数ページ程度にイギリスの歴史に関するワンテーマのストーリーが紹介されていて面白い。やっぱり中世やエリザベスの時代は他の著書に譲るけど、ジャーナリストだけに、20世紀や主に最近のイギリスについての解説は時代背景や時代の気分も文章に反映していて面白い。最近は、個人的にサッチャー以降のイギリスに興味津々なので、そのあたりの作品も読んでみたいなあと単純に思ったりしました。
読了日:4月3日 著者:コリン・ジョイス
参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」参謀―落合監督を支えた右腕の「見守る力」感想
勝負に徹するという言葉があるけど、現在も中日の谷繁監督のもとで事実上の監督的なポジションで活躍している森さんが、落合政権時代のエピソードを振り返るという著書。その手腕は、選手のコントロールにコンディションの確認、選手やコーチの人事など多岐にわたる。正直、落合は他にやることないんじゃないのというほどの八面六臂の活躍の裏には、実務のトップとしての現場力がある。それゆえに、退団時の投手陣の送別会があるのだろう。その人的魅力と参謀力は傾聴の価値ありでした
読了日:4月2日 著者:森繁和

読書メーター
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2014年02月02日

2014年1月の読書

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:37冊
読んだページ数:8720ページ
ナイス数:210ナイス

あさ・ひる・ばん・茶あさ・ひる・ばん・茶感想
それほど過剰に装飾されていないけど、シンプルで心にささる文章。さりげないけど、日々の生活に欠かせない食事や日常の風景が一筆書きのようにさらりと収められているんだけど、これがどれも素晴らしい。何度も拾い読みしたい本です
読了日:1月29日 著者:長尾智子
肖像画で読み解く 世界の王室物語 (ビジュアル選書)肖像画で読み解く 世界の王室物語 (ビジュアル選書)感想
どうしても世界史は横文字が多い(当たり前だ)ので頭にインプットできないのが悩みの種。なぜか個人的にナポレオンについてピンとこなかったんだけど、この本で一気にナポレオンの理解が深まった気がする。それだけではない。図版の豊富さで名前でなくて肖像画でその人となりが何となく掴めるのもこの本のいいところだ。ちょっと肖像画の説明が物足りないんだけど…。そこはご愛嬌か
読了日:1月29日 著者:
ハプスブルク 恋の物語 (ビジュアル選書)ハプスブルク 恋の物語 (ビジュアル選書)感想
やっぱりハプスブルクはネタの宝庫と言いましょうか。マリーアントワネットにマリールイーズにエリザベートと定番の恋愛話もありつつ、後半はモーツアルトやベートーベンなど当時のパトロンが大事な時代の芸術家についても言及。久しぶりにクリムトやエゴンシーレのストーリーを読んであの退廃美が生き方に直結している世紀末の芸術家のありようにぐっときました。
読了日:1月29日 著者:
フランス王室一〇〇〇年史 (ビジュアル選書)フランス王室一〇〇〇年史 (ビジュアル選書)感想
イギリスに比べると登場人物も少なめでまずは一安心。それでも周辺国と常に戦争をしていたフランスは、その内政の不満や財政問題も常に内包していて、それを実に工夫しながら近代国家を築きあげていったのかがわかる本。人に焦点があたっているが、その王室のたたずまいはイギリスとは異質な守りの部分が大きいのだと思う。それにしてもルイ16世の悲劇的な最後や太陽王の14世のエピソードは何度読んでもゾクゾクするなあ。最近、ナポレオンは渡部昇一先生のドイツ参謀本部を呼んだばかりなので評価は低めのママでした
読了日:1月25日 著者:
考える腸 ダマされる脳考える腸 ダマされる脳感想
まさに藤田先生は「腸」の代弁者である。かつて現代社会を唯脳といったのは養老先生だったが、その行き過ぎた脳の世界に警鐘を鳴らすのがこの本。いわゆる脳の暴走を食い止めよという話だ。その答えが腸の声を聞けというのだ。でも確かに脳は頭が悪いぞ。ダイエットなど意志の力はどうすればいいのかということにも繋がる話でとても興味深かった
読了日:1月25日 著者:藤田紘一郎
ABC案のレイアウト: 1テーマ×3案のデザインバリエーションABC案のレイアウト: 1テーマ×3案のデザインバリエーション感想
レイアウトには答えというのがないからデザイナーのセンスが問われる。その中でこの著者さんは、あえて一つの要素からデザイン案3案を見せるんだけど、この手のデザイン本とは思えないほど、見事なデザインでしかもバリエーションが考えられていて見本としても申し分ない。これですぐに即効性はないだろうけど、感覚的なデザインをもうちょっとクライアントとのコミュニケーションで答えを求めていくということができるようになるかもしれない。小予算のデザインにおいてのアイディア集としても秀逸だ
読了日:1月24日 著者:甲谷一
映画でわかるアメリカ文化入門映画でわかるアメリカ文化入門感想
まずかなり本の構成が特殊です。前半がアメリカの文化や社会制度についてほぼ見開き単位で紹介していて、そこから後半の作品とテーマについての解説になっています。ちょっと選者の好みもありますが、やはり人種の問題や同性愛、宗教と言ったテーマのものが並びます。ただここで興味深かったのがホワイトとラッシュと呼ばれる白人の最下層の人たちの暴力性や諸処の問題を描いた作品。アメリカンヒストリーXやモンスターはかなり気になるかも。やんでいる社会を告発するという作品から国威発揚のパールハーバーのような映画までまさにサラダボウルだ
読了日:1月24日 著者:奥村みさ,スーザン・K・バートン,板倉厳一郎
独居老人スタイル (単行本)独居老人スタイル (単行本)感想
いつも自分の琴線に触れる何かを提供してくれる希有な編集者が都築さんだ。日本のヒップホップアーティストの世界に注目したのが若者ならば、その対極にあるのが今回の登場した人たち。有名無名問わず、その唯一無二の生活ぶりからはミクロコスモスのような強烈な世界観と、うわっとニオイ立つような生活感が伺える。この感覚は、特殊漫画家の根本敬サンのマンガにも繋がる勢いだ。このむせ返るような人々に好奇心満々で迫る都築さんの愛情あふれる文章と写真もたまらん
読了日:1月24日 著者:都築響一
アメリカ文化入門アメリカ文化入門感想
アメリカの国家の成り立ちや制度、宗教、美術、文化、音楽まで網羅的に解説した入門書。とはいえ、それぞれのジャンルを数十ページで紹介しているからかなりの情報量。固有名詞も多い。それでもなお、この移民が作ってきた実態のわかりにくい国家の全体像を掴むには最低でもこのボリュームは必要だろう。日本人が知っておくべきアメリカのイメージはこの本をレファレンスにするといいかもしれない
読了日:1月21日 著者:杉野健太郎,稲垣伸一,舘健太郎,立入正之,中田崇,ジョセフラウアー,諏訪部浩一,西山隆行,山口和彦,下楠昌哉,荒川裕子,飯岡詩朗,大野美砂,倉科一希
美-「見えないものをみる」ということ (PHP新書)美-「見えないものをみる」ということ (PHP新書)感想
ここでいう美というのは、エスプリ的なものや美意識、そして芸術など包括している。その中心にあるのは「日本」という軸であり、それを生活の中心にとらえるという日本人のありようなのだと思う。そこで著者の福原氏は、デジタル革命、グローバル化が知の劣化に繋がっているのではないかと指摘する。その意見には大いに賛同できるが、残念なのは、単なるノスタルジー的な讒言にとどまっていることだ。この身体化から脳化した社会でどう感性を育むか。エスタブリッシュメントとしての意見が聴きたかったというのが正直なところだ
読了日:1月19日 著者:福原義春
映画で学ぶエスニック・アメリカ (NTT出版ライブラリーレゾナント)映画で学ぶエスニック・アメリカ (NTT出版ライブラリーレゾナント)感想
エスニックって人種という意味だけど、様々な人種が共存するアメリカの内情を映画を通じてとらえようと言う試み。ネイティブアメリカンから黒人にヒスパニック、アジア系と様々だけど比較的、入手しやすい作品が多くて解説も平易。個人的にスパイクリー懐かしくてみたくなりました
読了日:1月19日 著者:佐藤唯行
どん底から這い上がった起業家列伝どん底から這い上がった起業家列伝感想
誰もが知っているベンチャーの創業者の中でもたたき上げに着目した人選でその人となりとこれまでの経営に迫るノンフィクション。ガリバーにココイチ、ほくととかなじみの会社も時代の背景や事業の失敗など切羽詰まってそこから這い上がるエピソードのどれもが美しい。ものすごいバイタリティに感服
読了日:1月19日 著者:松崎隆司
恋愛美術館恋愛美術館感想
タイトルよりもモディリアニの表紙に引かれてしまった。巻頭のモディリアニの死のあとを追う妻のエピソードから始まり、ロダンとカミーユクロデールとかのエピソードは哀しみを誘う。ただ、艶福家だったピカソには一貫して厳しいトーンで解説していて、芸術家の才能に翻弄される女性が攻められるという芸術家の物語に著者もいささかヘキヘキしているのだろう。個人的にはムンクのワイン商人の娘にフラレル逸話は、作品とあわせてみるとなんと物悲しいことか。さらにルソーの素朴な話もよい
読了日:1月18日 著者:西岡文彦
からだのこえをきくからだのこえをきく感想
国際的な舞踏家が書いた身体論と文明論だ。以前から鴻上尚史さんとか演劇の人は、身体性と日本人の関連について積極的に発言しているけど、おそらく共通する認識として日本人の中に体と心、感性と言ったものが乖離しているというのを戦後の歴史を通じて描いているのが前半。そして身体性と感性、そこから表現の領域へ統合していくプロセスを文章で書いていくのだけど、その心身が結びついた文章から「言霊」を感じるほど。女性の日記の文章から率直さを感じることがあるけど、著者の文章からは、建前と本音の境界がシームレスが目から鱗でありました
読了日:1月18日 著者:小池博史
流通大変動―現場から見えてくる日本経済 (NHK出版新書 425)流通大変動―現場から見えてくる日本経済 (NHK出版新書 425)感想
伊藤先生のレクチャーはいつもながらわかりやすい。それだけでおすすめなのだが、今の変化の激しい流通業界を見事な手さばきで料理していてこれは面白い。中でも問屋の再編に出てくるスマイルカーブと発展途上国である中国の産業を逆スマイルカーブで表現する議論はなかなか楽しい。また日本酒でも売上の低い〆張鶴が利益率が高いなどの情報も足で稼いでいてなかなか書斎ではない活動ぶりに、楽しく本が読めた。そして、成熟社会の日本の流通の供給過剰についても思いがいくばかりだ
読了日:1月14日 著者:伊藤元重
図説 アレクサンドロス大王 (ふくろうの本)図説 アレクサンドロス大王 (ふくろうの本)感想
実は名前だけ知っていてもその功績はわからない偉人とは多いもので、自分の場合にはアレクサンドロス大王もその一人。若干33歳で死すも東方遠征の背景には、父親の影響や軍事的な組織の優位性などもこの本では触れていて、当時のギリシャから中東世界の歴史が概観できて大変興味深い本でした
読了日:1月13日 著者:森谷公俊,鈴木革
ハンドブックハンドブック感想
この本を読むと無性に古本屋さんになりたくなる。どこか、のほほんとして、ちょっとあまのじゃくな著者のキャラクターが魅力。表参道のユレノヒトという書店主の本は、どこかけむにまくような筆致が癖になりそうだ
読了日:1月13日 著者:江口宏志
史上最強の助っ人エディター/H・テラサキ傑作選史上最強の助っ人エディター/H・テラサキ傑作選感想
マガハのカタログ路線の嚆矢となった「ウオールアースカタログ」を見いだしたのはもともとフリーエディターの寺崎さんだったのかという驚きもありつつ、アイビーやアメカジにも造詣が深くて、その後のビートニクスなどのシーンからアウトドアの流れの時代に深くコミットしていたという寺崎さんの回顧本がこういう形で出ただけでもものすごい。その博覧強記ぶりは、サブカル全般に及ぶし、実は、マガハの消費促し系な路線は、寺崎さんの発案ではないかと思えるほど。雑誌カルチャーにおける功績は大きいと実感。
読了日:1月13日 著者:寺崎央,テラ本制作委員会
中国の論点 (角川oneテーマ21)中国の論点 (角川oneテーマ21)感想
富坂さんの筆致は中国本にありがちなエキセントリックさが皆無でいつも読んでいて読後感がいい。中国にはアヘン戦争以来の被害者としての国家像があり、大国になってもその意識は変わらない。国民は国家に翻弄されてきた訳でそうした経緯をしるきっかけになるような本書は、入門編なれどもなかなか硬派で好感がもてます
読了日:1月13日 著者:富坂聰
(018)紙の本は、滅びない (ポプラ新書)(018)紙の本は、滅びない (ポプラ新書)感想
紙の本が売れないといわれて久しい。その問題点をインターネットと電子書籍の登場に帰するのがこの本のひとつのテーマ。また教科書も今後は、電子化するのではという話や書店の減少までもそ上にあげているのだけれど、そこに驚きはない。むしろ、電子書籍はむしろ、ここにきて頭打ちであり、それがどうなっていくのかについての議論があっても良かったかな。あくまで大型書店の店員さんの視点というのがみそかな
読了日:1月13日 著者:福嶋聡
韓国国立中央博物館の至宝韓国国立中央博物館の至宝感想
韓国や中国はあまり過去の遺物をきちんと保存していないイメージがあったんだけど、それなりにきちんと保存していたことに驚き。仏教国家だった時代のものはおおくあるけど、どうしても李氏朝鮮以降は、あまり気になるものがなかったなあ。ただ、奈良時代あたりは頻繁に日本とも交流があったことが伺えて、やっぱりその時代が日本の文化の底流にきちんと息づいているのがわかりました
読了日:1月11日 著者:呉明淑
大英博物館 (ビジュアル選書)大英博物館 (ビジュアル選書)感想
もう20年以上も前に行ったから、その展示内容も忘れちゃったから見ていて新鮮だった。確か、ミイラの展示がスゴかったなあぐらいな感じだったんだけど、ギリシャやエジプトの収奪品はものすごいレベル。説明ではかつてフランスと、略奪の限りを競っていたというのだから、ある意味、帝国主義の賜物だけに複雑な気分。かといってアフガニスタンの遺跡の破壊なども考えると色々なことに思いがいった。また行けるのはいつの日だろうか。
読了日:1月11日 著者:
アーティストになれる人、なれない人 (magazinehouse pocket 10)アーティストになれる人、なれない人 (magazinehouse pocket 10)感想
言葉から感じられるその人の肉体的な部分に興味がある。言葉は立派だけど印象が残らない人もこの中には登場する…誰とは言わないけど。その中で、ものすごく生き方と言葉がシンクロしたのは、大竹伸朗さんだった。スナックで地元の人と飲みながら、アートを思索する気持ちの吐露は本当に頭が下がる。スゴすぎる人の境地に触れた気がしてそれが読めただけでも十分満足でした
読了日:1月11日 著者:
伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書好日。伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書好日。感想
何となく、伊藤さんから感じられる生活に寄り添う読書と言うスタンスが好きだな。モノを愛でる感覚が古本も新刊も一緒で、そこには、おいしいごはんや子育ても出てくる。おりおりの本好きにとっての聖地のような場所も出てくる。スタイリッシュじゃない読書案内としてはかなり好みでした。ちょっと写真がおしゃれすぎるのは今の編集の人のセンスかなあ
読了日:1月11日 著者:伊藤まさこ
これからの日本、経済より大切なことこれからの日本、経済より大切なこと感想
池上氏とダライラマの対論と言うか、ダライラマの講話を池上さんが解説しているというのが実際のところか。話を読み進めると意外に、資本主義の批判としてのマルクス主義に言及しているのがなかなか興味深い。その可能性はソ連なんかを全体主義として批判しているから、資本の共有や足るを知るという視点が再び出てくるのはいいなあ。
読了日:1月11日 著者:池上彰,ダライ・ラマ法王14世
Play Printing -しくみを知って使いこなす、オフセット印刷、紙、インキPlay Printing -しくみを知って使いこなす、オフセット印刷、紙、インキ感想
印刷と編集デザインは近くて遠い溝みたいなものがあると思う。そんな実務的な溝を埋めるためにあるような本だ。印刷という編集サイドから見えない現場の現状とそれをいかに仕様に落とし込むかという印刷サイドからの提案。本が売れないと言われて久しいがDTPで失われた編集の暗黙知の部分がこの本には引き継がれているなあと感じたのでありました
読了日:1月6日 著者:野口尚子
10種のぶどうでわかるワイン10種のぶどうでわかるワイン感想
ソムリエさんが書いたワインのぶどうの種類を、まさに様々なソムリエ風な表現を交えて紹介した本。白ワインの王道のシャルドネから赤でもグルナッシュまでだから、そんなに幅広くないか。でも飲み方や特徴(ない種類も含め)解説していてこれはわかりやすい。さらっとイメージがわくあたりが、さすがソムリエの表現力だなあと感心しちゃいました
読了日:1月6日 著者:石田博
藤森照信×山口晃 日本建築集中講義藤森照信×山口晃 日本建築集中講義感想
すっかり山口晃先生のひょうひょうとした語り口のファンになってしっているのだが、それに加えて今回の講師は藤森照信先生ではないですか。この堂々巡りのようなあわよくば、禅宗の公案を巡る問答である感じもありつつ、さりげなく各時代を代表する建築物を紹介する人たちや編集者へのいらだちを織り交ぜているところが素晴らしい。こうやってリラックスして原稿が書けることの素晴らしさと言ったらない。当然、すずしろ風の画伯のマンガも楽しめます
読了日:1月5日 著者:藤森照信,山口晃
ポップカルチャーA to ZポップカルチャーA to Z感想
アメリカの90年代のポップカルチャーをニューヨークの雑誌の編集者がセレクトして紹介した本。今読んでも00年代から現代に繋がるキーワードが多くて、そのままつながっているのかと驚かされる。中でもリアリティショーやセレブシーンの萌芽はこの時期からなのかと驚かされた。でもその一方で、すでに消えてしまった人たちもいて、世の移り変わりもまた感じられる本でありました
読了日:1月3日 著者:山田五郎
イギリス文化55のキーワードイギリス文化55のキーワード感想
この本のようなキーワードで斬るというスタイルはなかなかなくて面白い。中でもイギリスの庶民文化の成立や、音楽との連関については、あまり言及されていないかもしれない。これは読み物としてもなかなか秀逸でした
読了日:1月3日 著者:木下卓,久守和子,窪田憲子
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」感想
元プータローが自然派のパンに目覚めて、ライフスタイルを変えて、さらに震災を経て、居住地を変えてまで試行錯誤した現在進行形のストーリー。その理論的なバックボーンには表紙にもあるマルクスの資本論なんだけど、日本の中小の飲食業の中で、フェアトレード的な、適切な価格でのモノの販売に希望を見いだす。つまり利潤のない世界だ。ただ、これが永久機関のように、回り続けることができるのか、それともどこかで摩擦が起きて、シュリンクしてしまうのか、まだ実験は始まったばかりだ
読了日:1月3日 著者:渡邉格
ダークヒストリー 図説 イギリス王室史ダークヒストリー 図説 イギリス王室史感想
なんで、イギリスは日本にも匹敵するような王室ゴシップが好きな国民性なのかと思ったら、それ以上に、王室内部のごたごたとスキャンダルに事欠かないからだとわかった。とにかくヘンリー2世からリチャード1世、ヘンリー8世も含めて新旧にわたる王族のゴシップと下衆なカネと性を巡るエピソードの数々はへたな小説も真っ青だ
読了日:1月3日 著者:ブレンダ・ラルフルイス,樺山紘一
星と神話 物語で親しむ星の世界星と神話 物語で親しむ星の世界感想
ギリシャ神話と星座のエピソードをコンパクトに紹介。おそらく、星座好きな子供向けなのかもしれないが、でもイラストも豊富でストーリーがわかりやすい。やっぱり丁寧に編集された本は、すっと記憶に残ります
読了日:1月3日 著者:
森と芸術森と芸術感想
随分前に現在改装中の庭園美術館で、このタイトルの展覧会を見た時に、ものすごいインパクトをうけた。ソローの森の生活や、風景画へのヨーロッパ人の憧憬というのは、森というのが楽園というイメージと離れがたく結びついていたのだ。早くリタイアして隠居するライフスタイルにしてもそこには、聖書やケルト、ギリシャ神話などからのインスピレーションが多層的に潜在意識に眠っているようだ。中でもゴーギャンがタヒチの島から楽園を感じたのは、単に、地元の娘とできてしまっただけではない、南の楽園の持つ解放的な風景だったのかと思い至る
読了日:1月3日 著者:巖谷國士
あたらしい結婚日記あたらしい結婚日記感想
ある部分の女性たちに熱狂的に人気を誇る服部さん。だが、同世代の私もきづけば結構熱心な読者だったりする。ただ、これまでのちょっとスピリチュアルさからは後退して前に出た「東京日記」の姉妹版のような内容。より、結婚というゴールに向かってすすんでいく日記でありました。モテキがきているという話に、微笑ましくも読みつつ、最後は職場の面接にきた年下男性と結婚。実はこの人の悩みの大半は、最愛の異性の自己承認にあったのではないかと思った。ある意味、みうらじゅんさんと同じ結論にぎゃふんとしたのだった。でもそういうものだよねえ
読了日:1月3日 著者:服部みれい
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)感想
いわゆる幸福学は様々なアプローチがあるんだけれど、この本の異色なのは、ロボットの研究の中で、まず人間をテクノロジーが幸福に導くためのツールであるならば、幸福そのものを定義しなければならない、つまりゴール地点の設定の必然性を解いている。そこで驚いた知見は様々あるんだけれど、まず幸福の分類を「地位財」と「非地位財」にわけていることで、つまり世の中の金銭や出世と言ったものは、幸福観が持続しづらいという定見があるのだという。だったらそれとは別のベクトルに向かえばいいと言うのが家族だったり趣味の世界というのは驚きだ
読了日:1月3日 著者:前野隆司
不幸になる生き方 (集英社新書)不幸になる生き方 (集英社新書)感想
勝間さん自身が幸せに見えないのだけれど、成功譚の人物が最近の本などを中心に幸せになる方法を探求する本。まず前提として、不幸な状況をいかに避けるか、そこでは他責な人を避けて、他責な自分をいかに自責な人間として振る舞うのかということに紙面を割いている。でもこの本はなぜかちょっと古く感じでしまうのは、10年の本で行動経済学の理論を中心に構築しているからか。要は、いろんな本で出ているエピソードが中心なのです。この手のジャンルは、時代性と無縁ではないなあと思った次第
読了日:1月3日 著者:勝間和代

読書メーター
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2013年11月02日

2013年10月の読書

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:9026ページ
ナイス数:180ナイス

アイウエ音楽館 (ちくまプリマーブックス)アイウエ音楽館 (ちくまプリマーブックス)感想
中村とうようさんの著作に向かい合ったのは実は初めてだったりする。共同通信で配信していた音楽の潮流をコンパクトにまとめた本だけど、とうようさんのワールドミュージックへの偏愛に満ちているんだけどそこが素晴らしい。黒人や植民地と言ったキーワードから世界との出会いと新しい音楽ができてくるプロセスに怒りと愛情を持っているのがわかる。ちょっと意外な本でしたがもっととうようさんの著作に触れなければ思ったなあ
読了日:10月31日 著者:中村とうよう
グルーヴィー・ブック・リヴューグルーヴィー・ブック・リヴュー感想
まるでブルータスでやっていそうな本の紹介に徹した本。99年の刊行だから実に14年前の話だ。表紙にあるように、まるで渋谷系のおゆな装丁で巻頭からFPMのタナカさんがまだ髪がある頃。そして一緒に神保町を回っているのが、まだ尖っていた頃の松浦弥太郎さんで洋書の写真集とかの話をしていてまさに隔世の感。ああいうのがおしゃれだったのかと読んでいて気恥ずかしくなるが今の時代から見ても紹介している本はなかなかの強者ぞろいで楽しそう。ついついメモをとりながら一気に読了しました
読了日:10月31日 著者:
カネ遣いという教養 (新潮新書)カネ遣いという教養 (新潮新書)感想
いやはやこれも痛快。元ファンドマネージャーの「浪費のススメ」だ。カネの貯め方の本はあるけど、遣いかたの本はないというのが著者の主張。その使い方がグルメや骨董への傾倒。本や音楽って普通じゃんとも思ったり、でもそういうところがいい。自分でも小欲知足な本が好きだけど、林真理子の野心のすすめとかこういう自分を駆り立てるような本もいい。せっかくの人生は楽しみたいという気持ちにさせてくれるなあ
読了日:10月31日 著者:藤原敬之
「いいね!」が社会を破壊する (新潮新書)「いいね!」が社会を破壊する (新潮新書)感想
楡さんがこの手の読み物を空くのは意外だなあと思ったのだけど、フィルムメーカーのコダックの出身だとは知らずに驚く。フィルム産業がデジカメの登場で駆逐された現象からネットにより世の中の産業構造が大きく変化していく事を綴っていく。そして出版業界の縮小など、ネットという便利が雇用を奪うという内容。う、耳が痛いぞ
読了日:10月31日 著者:楡周平
インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 (幻冬舎ルネッサンス新書)インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 (幻冬舎ルネッサンス新書)感想
以前に世代によってコミュニケーション力に差があるなあと思っていたんだけど、やっぱりネットの有無というのは大きいなあと思った次第。精神科が書いたネットの弊害については特にネットのヘビーユーザーには賛否両論あるだろうけど、正直かなりやばいのではないか。というか、周囲を見てもネットに毒されないでいられる方がまれだろう。その中毒性を踏まえつつつきあわないとちょっと怖いなと思える本でした。日本人が待てなくなっているtという指摘にも納得
読了日:10月30日 著者:森田幸孝
プロレス リングの亡霊 (別冊宝島 2084)プロレス リングの亡霊 (別冊宝島 2084)感想
相変わらずディープな裏話満載のプロレス本。今回は旧全日本プロレス系というか、W-1、ノア、全日の話が中心。奇しくも三冠チャンプに曙がなったけど、その通りの話もありつつ面白いな。ただ、新日本の話が少ないのは業界的に今や一人勝ち状態なのがわかる。それにしても露悪的な本だけど取材の質の高さにはいつも驚かされるばかりだ
読了日:10月30日 著者:
しあわせを生む小さな種 今日のベリーグッドしあわせを生む小さな種 今日のベリーグッド感想
さすがに最近の出版点数が多いだけに内容的には重複が多い。結局、自己管理とたしなみに尽きると思うんだけど、ついつい読んでしまうんだよね、松浦さんの本は。読みやすいからかなあ?
読了日:10月28日 著者:松浦弥太郎
お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!感想
イーウーマンの佐々木かをりさんが編者を努めているだけあってメンツが豪華。元マックの原田さんがビッグマックの話をしたかと思えば、夏野剛さんが、インターネットビジネスについて解説。ほとんどがビジネスモデルがどうなっているのかを言及していて面白い。ちなみにライフネット生命の岩崎さんはどちたかというと経済の仕組みについての説明でした。森永さんの登場はちょっと謎(笑)
読了日:10月28日 著者:佐々木かをり,ザイ編集部
ことばを尋ねて―島森路子インタビュー集1ことばを尋ねて―島森路子インタビュー集1感想
先日、天野祐吉さんがなくなり思い出したのは島森さんと広告批評のこと。この本を手に取ってみたら、淀川さんや糸井さん、谷川さんのことを知るきっかけとなったのもこの本だった。80年代の後半のことだ。その中でも美輪明宏さんが同性愛差別について自身の体験をここまで赤裸々に語っていたのは広告批評で、この巻にも収録されている。すでに読んだインタビューも20年以上ぶりだしそれ以外は今読んでも新鮮。特に淀川さんが21世紀について語っていて90年代にして今の日本を予見しているようなインタビューは島森さんの引き出し故のテキスト
読了日:10月27日 著者:島森路子
ジエンド・オブ・イルネス  病気にならない生き方ジエンド・オブ・イルネス 病気にならない生き方感想
この人はスティーブジョブスの医師だったというフレコミで、そもそもジョブスは死んじゃったではないか? という突っ込みはさておき、免疫のスペシャリストとして、アンチエイジングと長生きに着目するのだが、これがまた当たり前といえば当たり前の結論にたどりつく。ただそれぞれの個人にはその人にあった適当な健康の習慣というものがあるみたいでルーティンをさぐりつつ快食快眠に、ストレスレスな生活を提唱する。このある一定のゾーンの中に人間の身を置き続けることが一番良いというのは納得できるところ。
読了日:10月23日 著者:デイビッド・B・エイガス,クリスティン・ロバーグ
映画秘宝COLLECTION49 スターすっぱだか列伝 《女優編》 2006~2012映画秘宝COLLECTION49 スターすっぱだか列伝 《女優編》 2006~2012感想
どうもカタカナの女優さんの名前って覚えられないんです、ワタシ。でもこの本を読むと、それぞれの女優さんの来歴やキャラクターを澤井さんの視点で考察しているので、意外とす〜っと入ってきてこれは映画を見る視点がかわりますね。そうなるとキーラナイトレイという人の作品が気になっていたんだとか気づく訳で、昨今のサブカル映画本がハードルが高い中で、この作品は大衆性のある本で面白いなあ。文体もニュートラルで片意地はってなくて好みでした
読了日:10月23日 著者:澤井健
ひらめきスイッチ大全ひらめきスイッチ大全感想
古今東西のアイディアの発想術やブームの背景について見開きで紹介している本。最初からじっくり読むような本ではなくて拾い読みするのがベターかと。ただちょっと出典が限られているのでどこか読み物としては臼井イメージですね。あくまでアイディアを考えるサブテキストのような位置づけかと
読了日:10月23日 著者:鏡リュウジ
ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか (中経の文庫)ギリシア神話の名画はなぜこんなに面白いのか (中経の文庫)感想
ギリシャ神話には登場人物が多いんだけど、その世界観をコンパクトに教えてくれる希有な本。やっぱりモローとかバーンジョーンズとかの時代の方が、後半のトロイア戦争とかのエピソードをモチーフにしているのは面白い。好戦的で好色なストーリーを読んでいくとやはりギリシャ人の国民性とかにつながるのだなあと思えるのは、日本の神話も同様なのかと思いが及ぶ
読了日:10月23日 著者:井出洋一郎
不本意な敗戦 エルピーダの戦い不本意な敗戦 エルピーダの戦い感想
エルピーダは2012年に会社更生法を適用したという。まさにドッグイヤーな半導体やDRAM市場の中で様々なジレンマをひしひしと感じていた敗戦記はものすごくひりひりとした企業のドキュメンタリーとしてもすさまじいものがある。多分、読んだ人の多くも他人事とは思えないのではないか。今の日本の経営の脆さみたいなものが言葉の端々からうかがえます
読了日:10月19日 著者:坂本幸雄
ダンス・ドラッグ・ロックンロール2 ~“写真で見る"もうひとつの音楽史~ (CDジャーナルムック)ダンス・ドラッグ・ロックンロール2 ~“写真で見る"もうひとつの音楽史~ (CDジャーナルムック)感想
やっぱり現場でのフィールドワークが豊富な久保さんらしい本で読んでいると驚くような話が多い。ちょっとしたことでもモリッシーに関する考察とか、最初の方のグラストンベリーの話とかはもっと読みたいなあと思う。それにやっぱりマンチェな人だなあと再確認。しばき隊の話との脈絡はかなり強引だけど、別に評論家でもないのでそれはそれで楽しく読めた
読了日:10月19日 著者:久保憲司
聖書を読む聖書を読む感想
神学専攻の佐藤さんはとにかく、プロテスタントの学校に通っていたといううさぎさんの聖書の知識がなかなかすごいものがある。やはり世界観にも大きく影響しているのかと思った次第。聖書を宗教というより道徳的にとらえていて寓話的な解釈が新鮮でした。カインとアベルの話を承認欲求に置き換えるあたりは昨今のネット炎上だったり思うと、なかなか香ばしい話でもありました
読了日:10月16日 著者:中村うさぎ,佐藤優
女体の森女体の森感想
週刊SPA!の連載グラビアン魂のトーク部分をまとめたものだけど、この人たちのグラビアアイドルはもとより、ピンナップガールへの憧憬から徐々に、グラビアアイドルの歴史そのものをひもときつつ、しずる感のある美女を「磯の香り」がすると称するに及ぶに至り、尋常ではない偏愛ぶりに感服しつつ、やっぱり随所に笑いがちりばめられている。いつもより笑いは少なめで本人たちはマジで語り合っている様が微笑ましい
読了日:10月15日 著者:みうらじゅん,リリー・フランキー
アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地 (講談社現代新書)アメリカ・メディア・ウォーズ ジャーナリズムの現在地 (講談社現代新書)感想
現状のアメリカの新聞メディアを毎日新聞の記者が取材しまとめたもの。どこぞのデータで書いた本と違い、最前線で奮闘する記者や関係者の声をまとめ実に誠実な仕事ぶり。まずそこに敬意を表したい。それに加え、ニュースサイトのマネタイズやその縮小する広告費の埋め合わせとリストラのバランスも対岸の火事ではない。くしくも日本で成功している東洋経済オンラインの編集長も「調査報道の減少」をネット記事の特性とあげていてまさに現実の日本のメディア状況ともリンクするではないか。まさに日本のジャーナリズムの予言書になるかもしれない
読了日:10月14日 著者:大治朋子
トラウマ恋愛映画入門トラウマ恋愛映画入門感想
単なる映画紹介と思いきや、いきなり男の恋愛のボンクラぶりから書いていくからここに出てくる作品に男なら感情移入するだろうし、女性ならダメ男ぶりに怒りが込み上げてくるかもしれない。そうそう、ウディアレンは確かにだめだめすぎるし、ここに出てくる作品はあまり映画ファンでないと知らない佳作が多いがちょっとチェックしてみたくなるのがこのシリーズのミソですね
読了日:10月14日 著者:町山智浩
ひとの居場所をつくる: ランドスケープ・デザイナー 田瀬理夫さんの話をつうじて (単行本)ひとの居場所をつくる: ランドスケープ・デザイナー 田瀬理夫さんの話をつうじて (単行本)感想
いつも西村さんの著作からは、働くことをテーマにしつつ、日本の中でいきていく上での居場所を求めている感じがする。そんな言葉がそのままタイトルにもなっているようにここで出てくる主人公のランドスケープデザイナーの田瀬さんとというのは造園から建物のプロデュース、環境整備に里山での実験など多岐に富む。ただそこに軸としてあるのが、人が生きる場をつくるということだ。高度成長で失われた「小商いの世界」。そこには混沌とともにコミュニティがあり、自然と調和があった。それがないのは東京のような都会同様、日本人の心の中もそうだ
読了日:10月14日 著者:西村佳哲
賭けるゆえに我あり賭けるゆえに我あり感想
バクチ打ちには無頼のイメージがついてまわる。どこかで泡のように消え去る一時の勝利に身をやつす。そんな人たちを見ながら生きながらえてきた著者の回想録でもあり、ギャンブルに対する戒めの本でもある。大負けしないようにして受け身を取りながら勝ちを拾う。狙うのではなく、拾うのですね。そんなことを思う。ロマンとはちょっと違う新しいギャンブルの本
読了日:10月14日 著者:森巣博
趣味は何ですか?趣味は何ですか?感想
あんまる期待してなかった本だったけど、自分は趣味人ではないなあと思いつつ、読み進めると納得すること多し。結局、趣味には時間が必要ということ。作者の高橋さんも仕事を抱えながらの生活ではなかなか時間が取れないのが無趣味に繋がっているのだ。時に趣味が仕事になって…というような話が出てくるが、そんな感じではなく、ただ怠惰だったりそうそうとヒザを叩く話が多いのだ。何となく、仕事をのぞいた時に人がすることのすべての総称が趣味ではないかと思ってしまった
読了日:10月13日 著者:高橋秀実
明日もいち日、ぶじ日記明日もいち日、ぶじ日記感想
料理研究家というのは生活の姿勢そのものが、料理になって結実するような部分があって、まるで精進料理の僧侶のようなたたずまいがする人がいる。高山さんも勝手にそんな素敵な凛としたものを感じる人でもある。それは文章でも同様で淡々としつつ、そこはかと流れる時間だったり田舎暮らしのひんやりとした空気感に浸れるに違いない。ある種のチルアウトを感じる高山さんの文章はいつも楽しみだ。当然、料理もいいけど…
読了日:10月12日 著者:高山なおみ
もたない男もたない男感想
漫画じみへんの作者の断捨離ではなくモノを捨てるライフスタイルな本。実はこの著者には自分の美学が徹底していてしかも堅固。捨てるというのは、自分の枠に入らないものを排除していくような免疫のようなものではないかと思う。そういう意味で潔癖性でもあるけど、がんこでもある。そういう自分が好きみたいな…。意外と50代後半という年齢を考えるとそんなものかもしれない。まだこの境地にはいけないな。あとモノの所有というのは環境の差が大きいなと実感。今の人が音楽をデータで持つのもitunesが普通あるからだ。面白い
読了日:10月12日 著者:中崎タツヤ
どうして人はキスをしたくなるんだろう?どうして人はキスをしたくなるんだろう?感想
みうらじゅんさんの本は買ってもついなかなか読めない。もったいないからである。書籍で爆笑する経験はほとんどないが、この人だけはまだまだ笑わせてくれる。本当に今回も下ねたのオンパレードからどこか人生の真髄にたどりつくような読後感はまちがいなく勘違いだ(爆)。でもそこがいい。クドカンさんも世代的に近いし、大人計画という間違いない気狂いな人たちの中にいるからサブカル的な人選的にも抜群の組み合わせという他ない。自由にいきていくのはなんと難しいが素晴らしいのだろうと早川義夫のように締めたくなる痛快無比な対談集
読了日:10月11日 著者:みうらじゅん,宮藤官九郎
新しい市場のつくりかた新しい市場のつくりかた感想
既存のビジネス書の大きなテーマに問題解決というのがあるが、そもそも問題認識、発見にこそビジネスチャンスがあるのでは…というのが本書の主張。最近読んでおおきく共感したストーリーとしての競争戦略とも通じる商品開発、市場などの開拓における物語性の獲得みたいなところが、端々に感じられてなるほどと思ってしまった。成熟社会において新たな視座を与えてくれるという点においても有意義な本です
読了日:10月11日 著者:三宅秀道
料亭「吉兆」を一代で築き、日本料理と茶の湯に命を懸けた湯木貞一の背中を見て、孫の徳岡邦夫は何を学んだのか料亭「吉兆」を一代で築き、日本料理と茶の湯に命を懸けた湯木貞一の背中を見て、孫の徳岡邦夫は何を学んだのか感想
吉兆の料理長であり3代目の自叙伝でもあり、創業者で茶人の湯木貞一について書かれた本。その美学を受け継いでいる人物であるが、個人的には情熱大陸とかテレビで出てくる破天荒なイメージともなかなか結びつかないでいた。するともともとバンドに憧れていったんは、店を離れたりなかなかな人のようだ。ただ、老舗をついでも船場吉兆の問題があったり経営は思いのほか大変だったようでどこか人懐っこい性格は苦労の中から自然と身に付いたのかと思うと色々感慨深い。どこか雲水のようなたたずまいも納得の人生の回顧録でもあります。まだ若いけど
読了日:10月11日 著者:徳岡邦夫
Still a punk―ジョン・ライドン自伝Still a punk―ジョン・ライドン自伝感想
いわずもがななセックスピストルズのジョン・ライドンの自伝。彼の行動やアンチスターを標榜するスタンスがすごくかっこいいし、意外に常識人でもある。そしてその原点に小学校時代の闘病の話があって、その虚無感とか、やり場のなさとか、マイノリティとしての居場所のなさとかいちいち共感してしまう。音楽だけでなく、生き方から奏でられる音楽というのはすごいなとおもう。そしてすっかり中年になったライドンも素晴らしい。最後に、マルコムマクラレンが嫌いじゃないという発言にはぎゃふんとさせられたけど…
読了日:10月10日 著者:ジョン・ライドン
「教養」を最強の武器にする読書術「教養」を最強の武器にする読書術感想
樋口さんの読書案内なのでついノンフィクションかなと思いきや、それも踏まえつつ文学なども紹介。しかも世界観も含めて文学マップを分類しているのが面白い。個人的にまったくフィクションを読む機会少ないのがちょっとその世界に浸るのも良いかと思った。でもちょっと読みたい本が多すぎるのがたまに傷か
読了日:10月8日 著者:樋口裕一
ミニマル・ミュージック 増補新版―その展開と思考ミニマル・ミュージック 増補新版―その展開と思考感想
面白い。くしくも現代音楽をアメリカの民族音楽ととらえた評論があったけど、ラモンテヤングやテリーライリーにスティーブライヒとかまさに相互に化学反応を起こしながら作品を磨いていたのがわかる。ミニマル的な展開は絵画でいうとジャクソンポロックとか、アメリカの現代アートにも通じるプリミティブさとジャズや音楽の高尚さとしてのクラシックの要素もあるけど、やはり内省かつ抽象、さらにはそこから大胆ともいえるプリミティブへの流れをさらっとつかむにはものすごい良書かもしれない。でもちょっと個人的には読解力不足かなあ
読了日:10月7日 著者:小沼純一
NHK「COOL JAPAN」 かっこいいニッポン再発見NHK「COOL JAPAN」 かっこいいニッポン再発見感想
NHKのCOOL JAPANの単行本化。とかくマンガやカラオケなどのイメージもあるけど渋谷のスクランブル交差点を日本のクールさととらえるのはソフィアコッポラの影響かしらと思いつつ、日本の森羅万象にくいつくくいつく。電車での睡眠や谷間を見せないなんていわれてみると、そうなのか。辺境日本というけれど際立つのは、成人の子供っぽさと安全な社会という部分なのかな。これはこれで誇れる部分だけどね。
読了日:10月7日 著者:堤和彦
トヨタの育て方トヨタの育て方感想
トヨタのすごさは今更語るまでもないけれど、教育システムに着目するのは、慧眼。それにしても問題解決のプロセスが見事に明文化して制度化しているのは、できそうでもここまで徹底しているのがトヨタのスゴさなんだろうなと思う。つまり英雄のいらない仕組みづくりだ。これは日本ならではないかと思うのだ。
読了日:10月6日 著者:OJTソリューションズ
出身地を知らなければ、中国人は分らない出身地を知らなければ、中国人は分らない感想
このタイトルにいきなりわしづかみにされてしまった。確かにあれだけ広くて漢民族以外の民族が6割という中で、地域性や県民性ならぬ地方性というのはあると思っていたが、これほどまでに幅広いとは。しかも省ごとの人間性を歴史的な評価もふまえて解説していてなるほどと思わされることもおおかった。でも北京や温州商人の厳しい讒言は何か嫌なことでもあったのか。良書
読了日:10月6日 著者:宮崎正弘
誰も言わなかった韓国人のホンネの裏側―あの烈しさの本当の理由がわかる! (プレイブックス)誰も言わなかった韓国人のホンネの裏側―あの烈しさの本当の理由がわかる! (プレイブックス)感想
おそらく韓国人気質みたいなものをいち早く日本で紹介したのが漫画家の高信太郎さんだと思う。80年代に赤坂の韓国クラブの女性に気に入られようと韓国語をマスターしただけあって、その儒教に基づく考え方や中国が上で日本が下だという序列の考え方。それに激しい気性をして、「子供だと思えば良い」という大人の意見は、昨今の韓国関連のちょっとヒステリックな物言いに比べて実にスマートだ。そしてそこにはやはり異文化に対する好奇心もあって、こんな本が10年以上も前に出ていて埋もれているのは惜しいことだと思う。お元気なのだろうか?
読了日:10月6日 著者:高信太郎
桐谷さんの株主優待ライフ桐谷さんの株主優待ライフ感想
こちらはよりパーソナルな内容について書いた桐谷さんの自伝的な色合いが強い。でもここでも桐谷さんが飄々と自分の生活ぶりを語っているのが微笑ましい。なんで桐谷さんがここまで人気なのかはキャラクターもあるんだけれど、組織に頼らず自分で生きていくことを選んだ自由さにあるのかな。米長邦雄さんと対立していたとかさらりと書いてあるけどそりゃ反骨の闘士だったのかと思わされました
読了日:10月4日 著者:桐谷広人
ヒットの法則が変わった いいモノを作っても、なぜ売れない? (PHPビジネス新書)ヒットの法則が変わった いいモノを作っても、なぜ売れない? (PHPビジネス新書)感想
端的に言えば勝ちパターンを徹底しろということ。そもそも勝ちパターンを作るのが肝心なのだが、そこはコンサルに頼めというのが、コンサルのポジショントークか。でもコンテンツ産業の「パート2」や続編というのがきわめて統計的にも有効な法則というのがわかってそれはそれでよかった。何の夢も希望もない話だけれど…
読了日:10月3日 著者:中山淳雄
桐谷さんの株主優待生活 (単行本)桐谷さんの株主優待生活 (単行本)感想
将棋の棋士である桐谷さんがバラエティ番組で注目されて本まで出るというのは本当に面白い。内容的にはファンブック的な視点もありつつ、株式の初心者に桐谷さんのペーソスでもある優待生活をクローズアップしている。中身的には既存の株式入門書のムックと変わらないんだけど、桐谷さんのキャラクターがあるだけで随分とイメージが違うなあと思った次第。本当にチャーミングな人だ
読了日:10月3日 著者:桐谷広人
歴史を知ればもっと面白い韓国映画 「キューポラのある街」から「王の男」まで歴史を知ればもっと面白い韓国映画 「キューポラのある街」から「王の男」まで感想
韓国の歴史を映画の作品の時代設定から読み解くという内容。時代的には、日本の戦後に当たる時期。当然のように朝鮮戦争や日本への強制連行の背景にも迫っている。この本の中ではチャンドンゴンのブラザーフッドがそのエポックとされていて、あと一般的にいうシュリとかも普通に紹介しつつ、ラブレターという作品が軍事政権時代のベトナム戦争の派兵がベースにあったりとへえと驚く話が多い。しかもそれが近現代というきわめて最近の出来事だし、韓国の民主化も最近の話。なんかイチイチそうした事態に実感がわかなかったりもする。近現代は遠いな
読了日:10月1日 著者:川西玲子

読書メーター
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2013年10月02日

2013年9月の読書

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:6734ページ
ナイス数:171ナイス

「ディープな高齢社会」ニッポンで稼ぐ―消費と流通の先を読む「ディープな高齢社会」ニッポンで稼ぐ―消費と流通の先を読む感想
人口減少と高齢化の進展というのは日本の今後の消費構造を考える上での大きな課題といえる。で、この本は消費や流通業の今後の傾向と対策ともいえる視座を与えてくれる。要は、年寄り向けのシフトと若年層の取り込みということに尽きるのだけれど、結構、ワタミとセブンイレブンの取り組みについて書かれていて、なんだか、あくどい商売の仕方にちょっとヘキヘキしてしまった。でもやっぱりブラックの強さって個人への負担が強いビジネスモデルなのねとも納得したりもした
読了日:9月30日 著者:根本重之
知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)感想
ついつい読んでしまったが主要な王朝の人物紹介にエピソードなど満載。中でも第4代の世宗のハングルがうまれるまでの話とか、兄弟が弟に王の座をあえて譲るエピソードとか楽しい。それに事大主義の話なども入れていて韓国の歩んできた背景が大づかみに把握できる内容です
読了日:9月29日 著者:康熙奉
鎮魂 〜さらば、愛しの山口組鎮魂 〜さらば、愛しの山口組感想
元山健組の参加にいた組長の独白。大阪戦争からベラミ事件。そこから竹中四代目の暗殺や山一戦争、宅見若頭の射殺など山口組の成長とそこから、五代目引退の真相なども盛り込んだ裏面史。本流だった山健組の中でも収監中に出世コースを外れという部分を差し引いても衝撃的内容であることにかわりない。やはり渡辺五代目の死去というのがなければ、このタイミングでこの本はでなかったのだろうな
読了日:9月26日 著者:盛力健児
事件記者という生き方事件記者という生き方感想
現代のジャーナリスト志望の若者に向けて書かれているだけに、平易で読みやすい。初めて知った早逝してしまった先輩記者の思いなどは胸をうつ。いつも大谷さんは黒田軍団というイメージがあったが、個別の大事件への取り組みなど、常に「事件記者」として生きてきた男の一代記ともいえる。
読了日:9月25日 著者:大谷昭宏
ソウル裏の歩き方ソウル裏の歩き方感想
最近このての本って随分減った気がするけど、改めて読んでみると面白い.どうしても風俗の話とか多くなりがちだが、やはり韓国料理の人気もあってか色々な知られざるローカルフードを紹介しているのが面白かったかも。もっとサブカルや芸能的な視点の街案内もよみたかったかな。でも戦争記念館など日本人がいくと身につまされるものもあってかなり食指が動いた
読了日:9月23日 著者:皿井タレー
40歳からの人生を変える心の荷物を手放す技術40歳からの人生を変える心の荷物を手放す技術感想
ライターで共著者の藤井さんは45歳でパニック障害を起こしたという。そこで自分の儚さや内面に向かい合わざるを得ないのだけれど、そこでルーティンで自分の変調を知り、より快適なルーティンを生活の中にとりこんでいくという名越先生の指摘は、パニックならずとも仕事に追われる40代には耳の痛い話。そこから、仕事以外のアイデンティティというか、居場所を求めていく作業についての会話が続く。まさに治療だ。そして自己を再認識して、新しい居場所をキープするんだけど、ここでもネットソーシャルの弊害に触れているのがなるほどと思ったり
読了日:9月23日 著者:名越康文,藤井誠二
困った隣人 韓国の急所(祥伝社新書313)困った隣人 韓国の急所(祥伝社新書313)感想
韓国の謎については血縁社会と儒教に求めていて、この社会の根本にある「恨」という言葉を使わずに韓国社会を定義していてなかなかに面白い。やはり、呉さんは韓国に入国を拒否されたけれど、自国の悪い面を率直に外部に知らしめてしまうのは国家にとっても都合が悪いのかとメンツの強い国だと思わずをいられない。それにしても意外に最終的には外交としては距離をとりつつ民間レベルでの親交を深めれば良いという提案に我が意を得たりな感もありました。国は国。国民同士は仲良くすべきだと思うなあ
読了日:9月21日 著者:井沢元彦,呉善花
LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】感想
99%のモノを捨ててまさに色々な世界を渡り歩く生活を送っている高城氏のこだわりのモノを紹介しているが、よくよく考えると電気が前提になっているのがわかる。面白いなあ。こういう人のこだわりのモノって性格がでますね。おそらく沢尻エリカは無理だったのだろう(笑)
読了日:9月21日 著者:高城剛
横尾忠則 (別冊太陽 スペシャル (0))横尾忠則 (別冊太陽 スペシャル (0))感想
今年は本当に横尾さんの本の出版ラッシュだ。しかし、ここまで端的に過去の作品や変遷を知ることのできる本は珍しい。さすが別冊太陽の仕事だし、いわゆるアングラや少年マガジンの表紙的な部分も他の画家宣言からの作品もフラットに並べてあるのが、好ましい。ましてやその原点に冒険譚があるという指摘はなるほど。それに土着性とポップアートの結実というのは、日本的なものとは何かという点においてきわめて明快な解答のひとつだとおもうのだけれどそどうかな
読了日:9月21日 著者:
ポール・ストレッチ―ハマる!続く!気持ちいい!ポール・ストレッチ―ハマる!続く!気持ちいい!感想
ストレッチポールで1冊作っている本はそう多くない。そりゃベーシックに背中を伸ばすバリエーションぐらいしかないからかと思いきや、この本では本当に色々な方法のポールの使い方を解説。なるほど、ツボとポールの力点を同じように考えていて、これを覚えると意外と疲れた箇所にポールをあてれば良いのがわかる。でもなんでこのテの本少ないのだろう。アマゾンでもめちゃ高いし…。
読了日:9月21日 著者:皐月一希
「考える力」をつける本: 本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで (単行本)「考える力」をつける本: 本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで (単行本)感想
朝日新聞の素粒子というコラムを書いていた元論説委員の人の書いた本。まず考えるチカラというのは、ジャーナリストの視点というもの。あくまで文章を発表している人が前提になっている。その上で問題意識の持ちようなどを新聞から読み解いたり、本からテーマを編み出したりと実践的な内容。ただ、文章の構成についてはわかりやすいんだけどどこか腑に落ちない部分もあった。多分にそれは自身の体験がベースになっているからであり、チョイスしている文章もやはり著者の感覚に近いものが中心。実践的であり新聞記者向けにしぼった方がいいかも
読了日:9月16日 著者:轡田隆史
禅と食: 「生きる」を整える禅と食: 「生きる」を整える感想
正直言うと表紙のおいしそうなおかゆにつられて買ってしまった。前半はごはんを作る上での禅の典座教訓をベースに解説。中盤には食の作法など。これは箸の使い方など耳の痛い話も。でも所作の作法は大事だなと思ったりしつつ健康にもいいという話は、マクロとかにもつながりますね。個人的には背筋が伸びる本シリーズでした
読了日:9月16日 著者:枡野俊明
怒りが消えれば、やせられる―コーピング・ダイエット怒りが消えれば、やせられる―コーピング・ダイエット感想
色々な受け売りを集めた感じもなきにしもあらずですが、ダイエットの原因となるメンタルの解釈についてはほぼ同意。食事については低炭水化物。ダイエットの難しさは気持ちのコントロールも不可欠ということ。あとは、行動修正療法を続けるための気の持ちようとかを呼吸や、セロトニンなどのホルモンの出る習慣に求めていたりとかなり勉強熱心だと思いました。これをかなり意識的に統合衣装としているのだけれど、ちょっと息が詰まるなと思いました。もうちょっと仕組みがうまく流れるようになるような手法ってないかしら。
読了日:9月16日 著者:城ノ石ゆかり
年収が上がらなくてもお金が増える生き方年収が上がらなくてもお金が増える生き方感想
多分、蓄財ということでいえば「収入1割で支出を抑えるが9割」ということなのだろう。納得。しかし、固定費の見直しも限度があるし、お金持ちも意外とお金が、ライフイベントの住宅と車、教育で消えていくというのはよくわかる話でもあります
読了日:9月15日 著者:藤川太
関東連合:六本木アウトローの正体 (ちくま新書)関東連合:六本木アウトローの正体 (ちくま新書)感想
関東連合の本だけど、中盤までは東京都神奈川の不良グループの変遷を描いていて、同世代の下町育ちの身としては、大体既知な話。取材対象にあっているのは面白いけど、基本、結構当時の話はおもしろおかしく盛られているからそこはご愛嬌か。肝心の関東連合は、多分に実態以上にケンカ相手の負けた後のさらし方が半ば伝説化して肥大したきらいがある。それはかつての朝鮮学校の都市伝説とも似ていて、そこについてはもうちょっと差し引いた方が良いと思った。軽い読み物としては良いと思う。ちくまというのはちと編集含めイメージと違うな
読了日:9月14日 著者:久田将義
韓流時代劇でたどる朝鮮王朝500年韓流時代劇でたどる朝鮮王朝500年感想
この前に韓国いって以来、韓国の歴史にも興味がわく。しかし、映像で入るのが一番なのでこの本は、韓流時代劇の初心者向けのガイドブックとしてはなかなか良い本。歴史的に時系列で時代劇を紹介。やはり日本人にとってはチャングムだけど、その前に朝鮮王朝の創成期を綴った対策の龍の涙と王と妃は面白そうだ。ちょっとチェックしてみたいなあ
読了日:9月13日 著者:康煕奉
経済は「競争」では繁栄しない――信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学経済は「競争」では繁栄しない――信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学感想
最近、ホルモンのオキシトシンの働きについて、かなり人の幸福感や信頼感に影響を与えているというのがわかってきているようだけど、この本の著者が鏑矢になっているのかな。とはいえ、幸福や癒しを体の反応から見ようという内在的な変化に着目するのは、個人的にも面白いと思っている。道徳観がキリスト教の教義から後天的に授かるのではなく、人間に備わっているという部分と現在の日本の社会の信頼感や愛情不足な社会というのは、まさにストレスによるオキシトシン欠乏に見えてならない。ただ、行き過ぎたオキシトシン万能論にはくみしないけど…
読了日:9月13日 著者:ポール・J・ザック
GOTHGOTH感想
横浜美術館でやっていた「GOTH」展のカタログ。ゴシックではなく、ゴスなのがミソで、日本で独自に展開するゴスカルチャーと海外のメメントモリやヴェニタスを表現しているアーティストの作品がバランスよく混在していて、何ともユニーク。束芋さんや吉永マサユキさんがこの範疇で紹介されるのは意外だったけど、インタビューを読んで納得した。それにしても掘り師出身のDrラクラというアーティストのストリート感あふれる作品のパワーはスゴい。ちょっと震えた
読了日:9月12日 著者:
鈴木みのるの独り言100選鈴木みのるの独り言100選感想
週刊プロレスの連載をまとめているが、いきなり内館牧子氏との対談が面白い。あれだけリングでは暴れているみのるだが、対談ではじゃじゃ馬の内館氏に見事にあおられてコントロールされているのが面白い。連載も改めてまとめて読むとそのプロレス観を見事に言語化していて、プロレスラーとしてだけでなくつくづく頭のいい人だと思う。
読了日:9月12日 著者:鈴木みのる
僕らの新しい道徳僕らの新しい道徳感想
岡田さんの最近の頭のキレ具合は尋常ではないが、この対談集でもそれは健在。個人的には橘玲氏とまったく、貨幣の権化と、評価経済の対決に注目したが、意外にわきあいあい。同じ方向性だというのが面白かった。あと古市憲寿氏って、ここでも聞き上手かとか…。ただ新しい道徳像を期待するとそれは肩すかしかも。よくある文化人の堂々巡りとかそういう感じ。でもこういう雑談カルチャーは悪くない。
読了日:9月11日 著者:岡田斗司夫FREEex
エゴ ~ 加藤和彦、加藤和彦を語る (SPACE SHOWER BOOks)エゴ ~ 加藤和彦、加藤和彦を語る (SPACE SHOWER BOOks)感想
やっぱり日本の音楽の中で、YMOとミカバンドって独自のポジションを築いていると思うんだけど、加藤和彦のたたずまいというのはすごくかっこいい。アーティストは贅沢すべきという持論はすごく本人の美学を端的に表していると思うし、安井かずみさんとの生活ぶりも含めてスタイリッシュだし、そういう生活を満喫していたと思う。ただ、伊丹十三さんもそうだけど、かっこいい人の終わり方が同じだというのもちょっと悲しい
読了日:9月8日 著者:加藤和彦,前田祥丈
原由美子の仕事 1970→原由美子の仕事 1970→感想
日本のファッションスタイリストの草分けである原さんの自叙伝。そして回顧録。その前半はマガジンハウスのアンアンとELLE JAPONでの仕事。そして婦人公論からクロワッサンなど、最近の着物のコーディネートにも連なる話など、やっぱり数少ない名前でページをはれる人だけあってじっくりと楽しむ。意外だったのはELLEの編集長を引き受けて短期間で辞めてしまっていたという事実。それが転機になり、よりフリーランスとしての仕事を極めていくあたりはさらりと書いてあるけど、原さんの仕事のベースにあるんだろうなあと思う。
読了日:9月6日 著者:原由美子
学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈上〉1492~1901年学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈上〉1492~1901年感想
アメリカの建国の歴史は収奪と欺瞞の歴史だ。インディアンを制圧し黒人を奴隷として労働力化する。さらには、貧困の白人移民をも管理する。今のアメリカ社会に一貫するシステムは建国から脈々と今も続いているのがわかる。アメリカは自由の国というのもまさに一時のパクスアメリカーナの幻想にすぎない。
読了日:9月5日 著者:ハワードジン,レベッカステフォフ
学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈下〉1901~2006年学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈下〉1901~2006年感想
アメリカにはどうやら国民の他に民衆がいるようだ。貧困と人種、黒人、インディアンヒスパニックをいかに国家が管理し、収奪してきたか、その一方で、アメリカの伝統的政治を貫き、資本主義と国益優先主義というプリンシプルを今も邁進する様子はオバマという有色人種の大統領においても変わらない。なんともアメリカを知る教科書に最適。
読了日:9月5日 著者:ハワードジン,レベッカステフォフ
カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生感想
このイタい感覚は確かに良くわかる。これって90年代から現代まである種、普遍の人のありようだよなとくすりと笑い事多し。登場人物がだめというより、ある種の業の深さの表現で実は、根本敬サンとかの世界観に繋がるものを感じます
読了日:9月4日 著者:渋谷直角
飛田の子: 遊郭の街に働く女たちの人生 (一般書)飛田の子: 遊郭の街に働く女たちの人生 (一般書)感想
日本の古き歴史の名残が残る飛田の街に身を沈める女性たちを元料亭の経営者の視点から描く。中心になるのは3人の女性。いわゆる風俗の持つ薄暗さもにおわせつつ、そこにあるのはしたたかさや夢や希望という人間のささやかな気持ちの揺れだ。スーパースターになるのは、わずか10人あまり。そうした競争社会に身を置く女性たちの悲哀も交えつつ、読後感も悪くない
読了日:9月4日 著者:杉坂圭介
ブリティッシュ・ロック 思想・魂・哲学 (講談社選書メチエ 557)ブリティッシュ・ロック 思想・魂・哲学 (講談社選書メチエ 557)感想
イギリスのロックに進歩的な部分を見て歴史を概観しつつカルチュラルスタディーズ的な「トライブ」としてブリティツシュロックを分類していくというきわめてオーソドックスかつうなづけることの多い本である。ロックをハードロックとプログレッシブという視点で分類していくのは、著者が54年生まれということもあり、ついパンク以降に立脚点がある自分としては意外に新鮮。その分、80年代以降の指摘が浅薄で、なぜかトリップホップというかブリストル勢の話など、かなりひとっ飛びでしたがかなり満喫できる満足なないようでした
読了日:9月4日 著者:林浩平
7日でできる思考のダイエット7日でできる思考のダイエット感想
2010年に出た本の再構成版。前回の単行本も読んでいるはずなんだけど、ほとんど記憶に残っていませんでした。今はもっと切実に情報を含めての思考のダイエットは必要だと思っているからいやはやこの著者の文章の表現も含めてシンプルにかっこいい。日本のブルーナはちょっとほめすぎだけど、その予備軍ぐらいなシンプル、クリア、ボールドは実践できている気がします。なぜか、巻末に川村元気氏との対談あり。
読了日:9月4日 著者:佐野研二郎
本当に使える経営戦略・使えない経営戦略本当に使える経営戦略・使えない経営戦略感想
本当、経営戦略については百家撩乱なんだけど、この本のはその大半を斬って捨てる。クライマックスは後半の持論の展開なのだが、残念なことにちょっと宣伝臭がすぎる。前半部分の指摘が真っ当なだけに残念
読了日:9月3日 著者:山田修
スピリチュアル市場の研究 ―データで読む急拡大マーケットの真実スピリチュアル市場の研究 ―データで読む急拡大マーケットの真実感想
まあ労作です。類書がないのはいかにこの業界の分類や網羅的に把握するのが難しいからかもしれません。この本ではヘビーな自己啓発に近いものより占いやおまじない的に共感する心境とヨガのシンクロは面白い。より内省的なイメージがするのが日本の市場の特徴か
読了日:9月3日 著者:有元裕美子

読書メーター
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2013年04月02日

2012年3月の読書

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:44冊
読んだページ数:10146ページ
ナイス数:109ナイス

プロテスト・ソング・クロニクル~反原発から反差別までプロテスト・ソング・クロニクル~反原発から反差別まで感想
震災後から作られた本だけに、原発やサウンドデモといった部分にページが割かれているが、貧困や戦争、性差別に環境破壊などジャンルは多岐に及ぶ。ただ、音楽そのものが資本主義的な構造の上に立っているのかやレーベルそのものがかつては大手の資本や、極端な例では原発と関わりのある企業の傘下だったりもする「矛盾」をはらんでいることに気づくはずだ。そして、その難問に答えるすべがあるのか、そんな疑問を改めて感じざるを得ない本。単純にレコードのカタログとしても興味深い
読了日:3月31日 著者:
オーケンの、このエッセイは手書きですオーケンの、このエッセイは手書きです感想
オーケンのエッセイ集ですが、震災直後から始まる不謹慎さ全開の文章にしびれた。この人は信用できるよ
読了日:3月30日 著者:大槻 ケンヂ
ハレンチじゃなくて、いったい人生にどんな意味があるんだ!ハレンチじゃなくて、いったい人生にどんな意味があるんだ!感想
表紙から見城さんとサイバーエージェントの藤田さんの対談本のパクリでいきなり買う気が萎えますが、それでもいつものターザン節全開だし、読んでいると意外といいこといっているような気がする(笑い)。実は、文章を書く人で尊敬するのは自分をさらけ出すことができる文章で、その点ではターザンさんの原稿とかはそんな感じ。むしろ、谷川さんは大河ドラマの例とかが多くて、面白みには欠けます。でもそれを補うほどの猛獣使いぶりは健在でターザンを見事、面白い老人に仕立てています。いつもブログを読んでいると単なるギャンブル狂いのおじさん
読了日:3月30日 著者:ターザン山本
二流でいこう ~一流の盲点、三流の弱点~二流でいこう ~一流の盲点、三流の弱点~感想
ナガオカさんがすごく戦略的なひとだとよくわかる。タイトルもなかなか刺激的だが論旨はかなり強引だ(笑い)。それでもかつての中流に対するノスタルジーや、一流になれない頑張っている人にむけてのメッセージとしてはなかなか秀逸だ。ブログをまとめた本が多かったから初めて、ナガオカさんのプロフィールもわかったのも貴重かもしれない
読了日:3月30日 著者:ナガオカケンメイ
ブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイドブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド感想
ブリティッシュロックはビートルズを輩出しつつそこには、どこかカウンターなイメージがある。その底辺にはパンクであり、そこから派生したインディーの存在が大きい。決して市場として大きくないイギリスの芳醇さと雑食性が好きだなあと再確認
読了日:3月29日 著者:
rockin’on BEST DISC500 1963-2007rockin’on BEST DISC500 1963-2007感想
このロックという大海原を500枚にまとめるというのは至難の業。ましてやヒップホップやテクノまで包括するとなるとこれまた難儀というほかない。それでもあまり知らない60〜70年代の名盤が200枚程度のコンパクトさにまとめてあるから初心者にはありがたい。後半の年代は逆に食い足りないほど。やっぱり音楽は世代で聴くものなのねと実感
読了日:3月29日 著者:
デザインの手がかりデザインの手がかり感想
ベーシックな雑誌デザインの手法を具体的な項目だてて紹介してくれる本。あくまで原則だけど、そこからのバリエーションは無限大。それに装丁も読みやすい本でした。よんでいて「TRANSIT」のデザイナーと知って納得でした
読了日:3月28日 著者:尾原 史和
死ぬまで編集者気分―新日本文学会・平凡社・マイクロソフト死ぬまで編集者気分―新日本文学会・平凡社・マイクロソフト感想
平凡社の編集トップだった人の回想記。とはいえ、前半は左翼活動と新日本文学の話が中心。後半は平凡社の隆盛と倒産の話など、隔世の感もあるが古き良き時代のインテリが編集をしていた時代を想起させる
読了日:3月28日 著者:小林 祥一郎
花森安治集 マンガ・映画、そして自分のことなど篇花森安治集 マンガ・映画、そして自分のことなど篇感想
暮しの手帖の花森安治さんの本だけど、珍しくスクリーンなどに掲載されていた映画評とかが出ていて、楽しく読んだ。意外とウイットのある文章で意地悪ばあさんみたいな原稿で違う一面もみれてよかった。あと、芸術新潮誌での民藝の話から、今の生活雑貨のデザイナーの苦言は昭和24年ながら平成25年も何ら変わっていないことに驚き。
読了日:3月27日 著者:花森 安治
カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)感想
バルセロナを擁するスペインのカタルーニャ地方。今や、スペインの経済の中心としてだけでなくバルサもある文化の中心地でもある。そこがここ最近、独立に向かって動き出しているのは、海外での旅行であったカタルーニャ人からきかされた。それから20年あまり。実際にカタルーニャを訪れてみた感覚を確かめるべく購入。その文化や歴史を知るにつれ、長い征服と抑圧の歴史があることを知る。そして華開いた現代。改めてナショナリズムが起きるのもわかる気がする。アイデェンティティとはなにか。翻って日本についても思いを馳せてしまう本だ
読了日:3月27日 著者:田澤 耕
音楽の未来に蘇るもの―ポップ・ミュージックの進化と深化音楽の未来に蘇るもの―ポップ・ミュージックの進化と深化感想
改めて原本を読んでみて、プリスワッシーのリズムの話に食いつくばかり。いやはや、これだけでも今読んでもすごいなあ
読了日:3月26日 著者:高橋 健太郎
THE DIG Special Issue ザ・ビートルズ CDエディション(シンコーミュージックMOOK) (シンコー・ミュージックMOOK)THE DIG Special Issue ザ・ビートルズ CDエディション(シンコーミュージックMOOK) (シンコー・ミュージックMOOK)感想
リマスターに合わせて出版されていただけに、エピソードのみならず、波形もしめしつつ、音響的な変化にも言及していてこれが面白い。Let it be nakedとか、こけおろしていて小気味いい特集でした。
読了日:3月25日 著者:THE DIG編集部
ロックと共に年をとる (新潮新書)ロックと共に年をとる (新潮新書)感想
著者が読売新聞の文化部出身だけあってわかりやすいアーティストが並ぶ。唯一、プログレの部分は?のあらしだけど、まあ、やっぱりロックは思い入れがないと楽しくないよね。それと色々なアーティストの裏話はやはり楽しい
読了日:3月25日 著者:西田 浩
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方感想
日産からボディショップ、スタバの日本法人のトップになった人のよくあるリーダー論である。でもかなり謙虚なスタンスの人で生活ぶりもいたってシンプルというか地味かもしれない。それでも成果を出しているというのは、この人の見事ともいえる自己管理にあるなあと思わせる。「管理職の管理は自己管理から」というのを実践していて背筋がのびます
読了日:3月23日 著者:岩田 松雄
本当に「英語を話したい」キミへ本当に「英語を話したい」キミへ感想
意外と参考になりそうでならない本。なんといっても川島選手の英語の勉強法がでてくるまで50ページも費やしていた。意外と根性論で、最終的には英語に触れている時間が長いほどいいというのは、そりゃあそうだろう。これも間違いないとは思うんだけど…
読了日:3月22日 著者:川島 永嗣
涙と花札: 韓流と日流のあいだで涙と花札: 韓流と日流のあいだで感想
生粋の韓国人の女性が日本に憧れ留学。さらには、アメリカで生活する中での9.11と実にインターナショナルな活躍をする女性のまだまだ短い半世紀。昨今、日本と韓国の国レベルでのいろいろな諍いもありますが、それはさておきK-POPなどの登場で日本との文化交流は過去にないレベルまでにきている。そして摩擦が多い中でのその葛藤を率直に描いていて興味深い。北に対する思いや日本への憧憬と複雑な世代間の日本観の違いも明確に分析していて、バイアスのかかった嫌韓や反日でないスタンスが心地よい佳作でした
読了日:3月21日 著者:金 惠京
アートと音楽 ──新たな共感覚をもとめてアートと音楽 ──新たな共感覚をもとめて感想
東京都現代美術館で昨年やっていた同タイトルの展覧会のサブテキスト。訪れた時に坂本さんの作品がイマイチだったが、入り口すぐにあったセレスト・ブルシェ=ムジェノの作品の素晴らしさがよみがえってきた。この作品は白い展示室に水色で塗られた池ができており、そこに無数の陶器が浮かんでいる。そこの1カ所に水流を作る場所があり、その水流に押された陶器がぶつかると得もいえぬ音がする。その偶然性とか良かった記憶がある。カールスニコライの牛乳の入った水面を周波数で水面をとらえた写真もいい。音が視覚化する。このテキストが補う
読了日:3月21日 著者:坂本龍一,岡田温司,池上高志,若尾裕,眞壁宏幹,畠中実,長谷川祐子
聖書考古学 - 遺跡が語る史実 (中公新書)聖書考古学 - 遺跡が語る史実 (中公新書)感想
最近、ナショナルジオのDVDで聖書の内容を検討するというものがあったが、実際の現場で研究されている日本人の本書はなかなかにスリリング。キリスト教でないワタシのような日本人では「そんなの史実ではない」と簡単に切り捨てるような記述も実に丹念に検討していたり、発掘された遺跡などから検討を加えているのは感嘆に値する。やっぱり西洋の進行の問題と学問の衝突もありつつ、難しい問題をはらみつつ著者の中立的なスタンスは読後感もいい
読了日:3月20日 著者:長谷川 修一
ウェブ人間退化論―「社会のIT化」は「サル化」への道!?ウェブ人間退化論―「社会のIT化」は「サル化」への道!?感想
タイトルとして我が意を得たりな本。すべてに納得しかねるけど、地の衰退は受け身にあるなあと思った次第
読了日:3月19日 著者:正高 信男
人たらしの流儀人たらしの流儀感想
いつもの佐藤さんの硬質な文章とは違いくだけた編集者とのやり取りが中心。もうちょっと人たらしたるロシア時代のエピソードが読みたかったけど、ノウハウ本として処世術を学ぶには十分な内容だ
読了日:3月19日 著者:佐藤 優
縮む世界でどう生き延びるか? (メディアファクトリー新書)縮む世界でどう生き延びるか? (メディアファクトリー新書)感想
思いのほか、読みたい箇所がでてこなかった。それはタイトルにある部分だが、最後に総括として出てくる。それ以外は、動物の生存や淘汰といった問題だ。なんとなく、全体的な内容のイメージができたんだけど、どこか散漫だったかなあ
読了日:3月19日 著者:長谷川英祐
デザインDTPの仕事術デザインDTPの仕事術感想
どちらかというと、デザイナーよりもオペレーター向けの本。初心者のワークフローの把握ができるというぐらいのレベルでした
読了日:3月18日 著者:成島 勲
お金という人生の呪縛についてお金という人生の呪縛について感想
こちらはナマケモノとは正反対のワーカホリックな人の本。しかし、アメリカ的な進歩主義とも違う「ビバ資本主義」の人の中でも、より進化系のイメージ。外面の日本的な情緒感の中にあるアメリカ的な思考のOSが搭載されている感じ。別に悪くないと思う。どうも出典は書いてないけど、ブログからの転載加筆が多いのかな。独特な間の文章も楽しめる
読了日:3月17日 著者:松本 大
ナマケモノに意義がある (角川oneテーマ21)ナマケモノに意義がある (角川oneテーマ21)感想
ほんまでっかTVにも出演している池田先生の本には一貫して「常識を疑え」というのと「人間はそんな大層な生き物ではない」という徹頭徹尾な主張がある。そこが昨今の自己啓発の正反対にあり、香山リカ先生の理系版のような趣もあり。多分、他の本も同じような内容なのだろう
読了日:3月17日 著者:池田 清彦
デザインと人―25 interviews (MARBLE BOOKS)デザインと人―25 interviews (MARBLE BOOKS)感想
比較的短めなインタビューが多くて読みやすい。名前を知っている人も多かっただけど、なによりも最初に出てきた装丁の栃折久美子さんの勢いに押された。凛としていて背筋がしゃんとなる。短なテキストにとてもかっこいい職人的なものを感じてしまった。
読了日:3月15日 著者:佐山 一郎
リーダーを目指す人の心得リーダーを目指す人の心得感想
元アメリカの国防長官の本で、リーダー論でもあり自己啓発でもある。立派なエピソードの数々に国益に関する考えも浮かぶ。いやはや、こんなエリートがいたら日本もたまらんなあとおもうほど、クレバーだし立派すぎる。
読了日:3月15日 著者:コリン・パウエル,トニー・コルツ
ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号)ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号)感想
懐かしかった。くしくもサブカルが隆盛を極める80年代から90年代後半のチョイスは、かなり川勝さんの影響もあるなあと思いつつ、渋谷系から悪趣味ブームで個人的には、サブカル的な気分は去っていたが、その後もサブカルの牙城を守っていたのは、川勝さんだったと痛感。いわゆるみうらじゅんさん曰く「サブカルは世代だ」ということで同じような観点でも50代後半から40代前半までの感覚がサブカルなんだなあと思う。それ以上でもそれ以下でもないけど、この世代の感覚はとても好きだなあ。ちょっと固有名詞がトゥーマッチな原稿も堪能した
読了日:3月15日 著者:川勝 正幸
クラシック再入門 名曲の履歴書クラシック再入門 名曲の履歴書感想
音楽も絵画も初心者には、その制作者の足跡から音楽を聴いていくというのは実に楽しい。三枝氏の本はまさにバッハからモーツァルト、ベートーベンと、時系列にそいながらその時代時代を時代時代を彩った作品もCDに収録しているという意欲作だ。ホント、こういう本はうれしい限り。
読了日:3月13日 著者:三枝成彰
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法感想
フェルドマンさんの本の時間管理の部分はほとんどここにあるようなので、手に取ってみる。よくよく読んでみると、どっかで読んだことがあるなあと思ったらGTDの人の本だった。確かにこの手法は、一番、物事の洗い出しには最適かもと一部参考にしていたけど、そのベースとなるような本。でもちょっと翻訳が読みづらいんだよね。いい本なんだけど、そこが一番の問題点
読了日:3月11日 著者:デビッド・アレン
このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれこのムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ感想
偽悪的な部分や、逆説的な言い分が多いけど、実は植島啓司さんの「幸福論」とも通ずるものがある。結構、本を読んでいるから幸福の定義付けというのはにてしまうのかもしれない
読了日:3月10日 著者:成毛 眞
一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)感想
かなり実践的な英語学習の本。その実、結構網羅的に様々な学習法が書いてあるから、自分に何が合うかと考えながら読み進めることができる。一番の危惧はこの本を読んで英語ができそうな気になってしまうことだ
読了日:3月10日 著者:鎌田 浩毅,吉田 明宏
本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自≠フ技術本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自≠フ技術感想
DANさんの本にしては薄い中身でちょっとがっかり
読了日:3月10日 著者:小飼 弾
考える生き方考える生き方感想
極東ブログの管理人さんの自伝。というか、これまでの思考の遍歴を書いているのだけど、以前から非常に知的な人だと思っていたんだけど、意外にいきあたりばったりだったりするものだから面白い。そのベースには奥さんや子供との沖縄での生活があってとても興味深く読めた。この本を読んでいたら梅棹忠夫先生の「アマチュア思想家宣言」を思い出した。そして、偉大なるアマチュアであるこの著者に感謝したい内容だ
読了日:3月10日 著者:finalvent
アメリカは日本経済の復活を知っているアメリカは日本経済の復活を知っている感想
至ってオーソドックスな経済政策における中央銀行の役割を書いた本。いわゆるアベノミクスのインフレターゲット論者だけに、期待が物価を引き上げるという効果はまさに株価や円安方向に導いているのは成功といえる。じゃ、翻って国民生活はどうなのさって答えはないんだよね。経済の復活は誰に還元されるのか。そこは、別の人が考えればいいのかな。ちょっとそこにモヤモヤが残る
読了日:3月10日 著者:浜田 宏一
野菜のおかず便利帳303レシピ―58の野菜で選ぶきょうのおかず (主婦の友生活シリーズ)野菜のおかず便利帳303レシピ―58の野菜で選ぶきょうのおかず (主婦の友生活シリーズ)感想
ちょっとたれとか味付けが微妙なさじ加減が多いです。手元においておきたいなあ
読了日:3月7日 著者:
日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか (祥伝社黄金文庫)日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか (祥伝社黄金文庫)感想
この本のいいところは、英語を簡単と切ってしまわないところにある。それほど難しいから、先人に学べというのだ。信頼できる。音を学んでり素読する。そして、多読。どれも気合いだといいそうだけど、やっぱり学ぶはマネぶからという結論に納得
読了日:3月6日 著者:斎藤 兆史
男がつくるカンタン・ウマイ・今日のごはん男がつくるカンタン・ウマイ・今日のごはん感想
カンタンって書いてあるレシピ集はおおむね簡単ではないのだけれど、さすがNHKの本だけあってわかりやすくて、しかもレシピもシンプル。ありそうでないかも。かなりメモとりながら読みましたとさ
読了日:3月6日 著者:渡邊 純子
呑めば、都: 居酒屋の東京呑めば、都: 居酒屋の東京感想
昔風にいえば、青い目の居酒屋探訪記というのだろうか。日本の居酒屋に魅了されたアメリカ人による居酒屋案内はとにかくディテールの細かい町並みの紹介。さらには、店主や客との細かいやり取りを徹底的に書いていく。その密度たるや濃厚で、居酒屋愛がほとばしるよう。この暑苦しくも、好奇心おう盛な感じこそ、ストレンジャー感満載で昨今のネットで検索してからそれを追確認するのとは全然アプローチが違う。いきなり溝ノ口で始まり、とどめは国立。これまたいちいち渋い
読了日:3月4日 著者:マイク モラスキー
中身化する社会 (星海社新書)中身化する社会 (星海社新書)感想
ネットの台頭により、情報の可視化が進んでいる。その先に見えてくるのは何かーー。建前が通用しなくなり、見た目とのギャップに見栄を張る時代もおわった。その先に張るのは等身大なのか。むしろ、今の時代は、まるで理科室の人体模型のようだ。体の中身がむき出しで全身の神経がむき出しになっている。この本を読んでいたらそんなイメージがわいてきた。とまれ、そんな時代をスリリングと思うか、恐ろしいと思うのか。それぞれに問われいるなあと思った次第だ
読了日:3月3日 著者:菅付 雅信
和のノート―女の子向け日本文化案内和のノート―女の子向け日本文化案内感想
日本の和は江戸の美学といいきり、白洲正子さんを紹介したかと思えば、歌舞伎に盛り上がったり、あまりにも、ざっくりした和の案内書。でもどことなくほのぼのしているその文章はむしろ、昭和を感じさせます。時間の流れがゆるやかな文章がいいなあ
読了日:3月3日 著者:木村 衣有子
二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~ (ele‐king books)二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~ (ele‐king books)感想
そういえば、シンゴ☆西成を知ったのは二木さんの原稿だった。基本的にヒップホップはほとんどきかないが、MSCとかも聴いたのはきっと二木さんの原稿からなのだろう。とかく、反原発でもで逮捕されてフィーチャーされたけど、そのエレキング、リミックス直系な硬派な文章は、いいなあ〜
読了日:3月3日 著者:二木信
フェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人にフェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人に感想
フェルドマンさんというと、やっぱりWBSとかの柔らかいニュアンスの日本語と解説のイメージがある。別に今更、アナリストにも英語の習得にも精を出す訳ではないが、組織の考え方や、時間管理などは色々なハックを利用しているんだなあと、その苦労ぶりが伺えて、以前より親しみを持ちました。多分に家が近所でよくお見かけするからというのもあるかもしれないけど…
読了日:3月3日 著者:ロバート・アラン フェルドマン
塀の上を走れ――田原総一朗自伝塀の上を走れ――田原総一朗自伝感想
田原さんの自伝はさすがエピソードの宝庫であっという間に読む。最近になって再評価されている東京12チャンネル時代のドキュメンタリー制作の話は、なるほど、ノンフィクションライターのそれとも似ていたまさに泥臭い現場主義の賜物。それゆえに素晴らしい作品を数々残してきた気がする。朝生やサンプロの記述は若干少ないのは、エピソードに欠けるからだろう。あと、亡くされた二人の妻の話はなんとも正直というか、見た目のこわもてぶりとは違うロマンチックでダメダメな側面もさらりと出してみせる。78歳という年齢だから書ける自伝というの
読了日:3月3日 著者:田原 総一朗
仏教は心の科学仏教は心の科学感想
テラワーダ仏教の講話は実にシンプルだけど、わかっているようでまったく分からない話の連発だ。だからつい何度も読んでしまう。そんな本。仏教って宗教よりも生活の知恵なんだよなあ
読了日:3月2日 著者:アルボムッレ・スマナサーラ

読書メーター

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2013年03月25日

juke/footworkとか



なかなか面白いです。シカゴ発のゲットーミュージックですね



これなんか出だしがドリフでしょな感じ。
posted by nizimasu at 19:35 | TrackBack(0) | diary

2013年02月22日

いよいよ2013年2月23日にトパボ@笹塚ボウリングに出ます!

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2013年2月23日 PM10:30〜Last
Door: 3000yen | With Flyer: 2500yen with Free Bowling

ラブカルチャーとカラオケカルチャーを愛する者たちが
ボーリング場というクラブでもカラオケでもない
スポーツ娯楽施設を舞台に新しい音楽パーティーを開催!

ボーリング場のレーンのど真ん中にフロアを設け
踊るも良し、呑むも良し、投げるも良し
クラブイベントとはまた違った、とてもクリーンで平和なイベント
クラブ経験がなくても、ボーリング場だし
来てみてはいかがでしょう

◆BOUNCE STAGE
Soccerboy
HOME CUT
及川淳 (UP BEAT!/OUT OF TUNE/oj records)
KICKOFF(FUJIKEN×DJ GO)
ISHII(Sweet Sensation)
KTAGRANT(トーキョーバウンスボウル)
1201(Shindo+YUKI-1200)
Platina Chupa
ニャンニャンバナナ (Neco & Koetsu.)

◆LEAP STAGE
Live ディスク百合おん

CARP (東京歌謡曲ナイト)
DJ Y-park (CSH4/2E2L)
hirori_ (sawanohouse/A&APARTMENT)
Shoz_(DiscoNoir)
DJ ゴエモン (A24TRONICA)
Enjo-G (ラジオ大爆発)
ダイスケきゅん (ぱらだいむしふと)
ITOITOI (DJ’s Club Room/Sweetest)
クオイッチ・シマダコフ(46901/SQOP)
DJあんもないと (常磐シュプレヒコール)
PLAYBALL×KICKOFF
and more

VJ:
URBAN SOUL RELAX (2E2L Recordings)
MAREA (2E2L ARTWORKS)
パジェロ

ボーリング大会司会:
Kaxtupe (cheese cake)

タロット占い:
秘密のエルアニータ

リラクゼーションブース
あんこ
DARUMA整体院

姿勢チェック&改善ブース
KCSセンター府中
松村太平

撮影: 長月
    Takahiro Andoh 


FB EVENT https://www.facebook.com/events/407878079304854/

すごい良いDJが出てますね〜。遅い時間ですがじんわり行きますよ〜っ!!
楽しみッ


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2012年09月24日

奇っ怪紳士!怪獣博士!大伴昌司の大図解 展@弥生美術館

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弥生美術館あたりは昔の思い出の場所でもあり、ちょっと懐かしい気分も味わった。

とはいえ、まさか大伴昌司さんの回顧展が行われるとは思ってもみなんだ。マガジンの内田勝さんとの共作というのか、オリジナル感あふれる怪獣の中身を見せてしまうという荒技をやっているんだからすごい。しかも30代でこのオリジナリティを見せつけられてしまうと、愕然としてしまう。

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こういうの見てしまうとかつての怪獣ファンとかはたまらんでしょ。ベルばらといい、自分の中にしまいこんでいたものがヒョンとでてきてしまうからおもしろいんだよね。

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小さい頃は、こんな図解を見て妄想たくましくていたし、怪獣大図解とか何回読んだことか。実は、佐野眞一さんが編集していたと知って驚いたけど…。

実は、このあたりのアイディアだったりエディトリアルのつくり込みはDTPの時代になって失われつつあって、これをもう1回うまい形で落とし込めないかなって思っている。

紙でないと伝わりづらい感覚をもっと活かすようなこともっとできるだろうって、大伴さんの作品は訴えてくるような気がする。

そして何よりも夢があるよね。ベルばらもそう。今の時代はもっと夢を語らないとね…。

そんなことを思いましたとさ。
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2012年09月02日

2012.8.26DDT@後楽園ホール

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武道館あけ翌週の後楽園ホール。カードも若干弱めでしたがそれでも、かなり入っていました。おそるべしDDT。またもや試合の解説はバトルニュースさんに任せたッ。

DDTプロレスリング
DDT48総選挙2012 〜最初のお願いスペシャル〜
日時:8月26日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール
観衆:1237人(満員)

 26日、後楽園ホールでDDTプロレスリング『DDT48総選挙2012〜最初のお願いスペシャル〜』が行われた。8・18日本武道館大会を終え、毎年恒例のDDT48総選挙が始まる今大会、オープニングでいきなり鶴見亜門GMから「今あるユニット全部解散してもらいます! 9月30日には新しいユニットで試合をしてもらいます!」と驚き発言が飛び出した!

 nWJ解散に納得がいかない高木三四郎は、第8試合に組まれた火野裕士戦を「エニウェアフォールマッチにしろ! いいか? 5年後、東京ド−ム宣言した。だから今日の東京ドーム視察しておく必要がある!」とGMに要求。GMもこれを渋々承諾した。
 AKBコールをし「東京ドーム行くぞ!」と、お隣の東京ドームで開催されている『AKB48 in 東京ドーム』を目指して場外に出ようとする高木。高木の「東京ドーム」と叫んでからのチョップに、火野は「後楽園ホール」と叫んでからのチョップで対抗。
 テーブルをセットした火野はFuck'n Bombを狙うもここで時間切れとなった。試合後高木が「火野! この俺様の東京ドームの行く手を遮りやがって!」と叫ぶと、火野は素直に「ごめん」と謝る。すると高木は「篠田麻里子に会える最後のチャンスだったのに! お前つえーな。今日のところはこれぐらいにしといてやるよ。でもな、16日はよくわかんねぇけどな、タッグ組めって言われてるから、それはそれでやってやるよ。今日のところはな、ノーサイドだ。16日に向けて俺達は握手会やろうじゃねーか」と叫ぶとなんと客席に座り込み握手会が始まった。

120826_DDT-2.jpg メインでは石川修司の持つDDT EXTREME級王座に、石川とはBIG"G"BANGというタッグチームを組んでいる入江茂弘が挑戦。石川は椅子をリング上に投げ入れると、何故か入江とじゃんけん。勝ったほうが椅子で頭を叩きつけられるらしい。交互に勝利したのち、3連続で入江は負け、4連続目は自分で椅子を持ち自分の頭に叩きつける。気合を入れた入江はヘッドバッドを食らわせるが、石川のほうが固く怯む。
 それでも張り手を見舞った入江は、ラリアット、ランニングエルボー、スライディングDと叩き込むが、それでも石川は沈まない。両者頭突きの応酬。石川は往復ビンタから頭突きでフォールするも2。さらに走りこんできた入江にドラゴンスープレックスからニーリフトでカチ上げると、今度は投げ捨てドラゴンスープレックス。そしてターンバックル・パワーボムで叩きつけた石川は、ランニング・ニーリフトから必殺のスプラッシュ・マウンテンで叩き付けて3カウント。

120826_DDT-3.jpg 試合後、石川が「もう強くなったってレベルじゃねぇよ。でも、俺はお前にプロレス界でも名を残せる選手になってもらいてぇんだよ。だから、そうなるまではどんな手を使っても俺はお前に負けない。だからもっと、強くなれ。今日はありがとう」と言ってマイクを置くも、そこに石井慧介が入ってきて、石川の桃色ニールキック!
 石井は「入江! オメェいつまで石川の下にいるんだ! 馬鹿で豚だからわかんねぇかもしれねぇけどな、今しかねぇんだ! 序列を変えるのは今しかねぇんだ! 高尾! 高尾! お前もいつまで高木三四郎の下でやってんだよ、俺らには今しかねぇぞ」と、1987年にアントニオ猪木らに世代闘争をブチ上げた時の長州力ばりに叫ぶと、高尾蒼馬もリングに入るなり石川にボマイェを叩き込み、石井と握手。
 石井は「高木、MIKAMI、HARASHIMA、KUDO、飯伏、お前らに喧嘩を売ってやる。お前らの首を獲ってやる。序列を本気で変えてやるわ! 控室でのうのうと見てるお前らもターゲットだ! 石川、ユニオンにも乗り込んでやる!」と全方位に宣戦布告。入江はオロオロしながら石川に手を伸ばすが、石川が手をとったところに入江はヘッドバット!
 入江は「友だちがたくさん増えて嬉しいです」とニコニコ。高尾は「皆さんお知らせがあります。nWJは本日をもって解散しました。高木さん、ありがとうございました。もう君付けで呼ばないでください。俺はこの2人とやります」と高木三四郎と"高尾君"という支配からの卒業を宣言。リングサイドに集まってきたDDTメンバーへ石井は「序列を本気で変えてやる! これからのDDTはこの3人で作ってやる。常にメインに立つのは俺達だ! 止めるもんなら止めてみやがれ!」と世代闘争のスタートを宣言した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼ダークマッチ 激烈バトルロイヤル10分1本勝負 (11:45開始予定)
【入場順】大石真翔&趙雲子龍(新北京)→松永智充→キアイリュウケンエッちゃん(紫焔)→内田祥一(フリー)→ゴローズ→聖闘士凛音
9分7秒 時間切れドロー

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○遠藤哲哉/竹下幸之介
4分9秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●福田洋(ユニオン)/風戸大智(ユニオン)

▼第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○チェリー(ユニオン)
3分50秒 チェリートーンボム→体固め
●NOZOMI(東京女子)

▼第3試合 大家拳號試練のハンディキャップ 10分1本勝負
○大家拳號(K-DOJO)/紫雷美央(フリー/トリプルテイルズ.S)
6分30秒 炎のスピアー→体固め
ゴージャス松野/塩田英樹(REX JAPAN)/中澤マイケル/●ばってん多摩川(ワラビー)/伊橋剛太

▼第4試合 タッグマッチ 10分1本勝負
KUDO/●彰人(スポルティーバ)
7分12秒 サソリ固め
坂口征夫(坂口道場)/○木高イサミ(ユニオン)

▼第5試合 シングルマッチ 10分1本勝負
●MIKAMI
7分28秒 横入り式エビ固め
○ヨシヒコ

▼第6試合 KO-Dタッグ次期挑戦者決定3WAYタッグ 10分1本勝負
ヤス・ウラノ/○アントーニオ本多
6分30秒 ダイビング・フィストドロップ→片エビ固め
諸橋晴也(ユニオン)/●大家健(ユニオン)
※もう一組は星誕期/マサ高梨。ヤス&本多組が9・16大阪大会でのKO-Dタッグ挑戦権を獲得

▼第7試合 シングルマッチ 10分1本勝負
△高木三四郎
時間切れ引き分け
△火野裕士(K-DOJO)

▼第8試合 シングルマッチ 10分1本勝負
●男色ディーノ
5分15秒 ラ・マヒストラル
○DJニラ(フリー)

▼第9試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○石井慧介
7分42秒 ニールキック→片エビ固め
●高尾蒼馬

▼第10試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
飯伏幸太/●佐々木大輔(フリー)
12分47秒 蒼魔刀→エビ固め
○HARASHIMA/佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼第11試合 DDT EXTREME級選手権試合 時間無制限1本勝負
[王 者]○石川修司(ユニオン)
13分56秒 スプラッシュマウンテン→エビ固め
[挑戦者]●入江茂弘(チームでら)
※第19代王者・石川が初防衛に成功


ということで、唐突なユニット解散に世代闘争宣言という流れ。正直、石井とか入江の世代闘争宣言はちょっとのれなかったですが、頑張ってほしいです。個人的には高尾君を応援しようかなと。

この日は、個人的にはニラさんがMVP。普通はディーノ評価になるところですが、かつてのディーノ的なポジションを実はになっているのではないかと思いつつ、見事勝利で、多幸感を与えたかなと…。

あと、ちょっと前に紫雷美央の団体内評価的な話を聞いて注目していたのですが、なるほどとうなるところがいくつかあり、ちょっとした驚きも感じました。多分、試合内容的にはいつも通りだと思いましたが…。

顔見せ的な興行だったのでテンポがよく、選手の多い団体のだらだら感が課題でしたが、前半を早めのフィニッシュでみせれば、もうちょっと数合わせカードも減らせるのかなと思った次第。

メインは迫力満点ですが、入江もサポーターをせずに体を作る時期かもしれませんね。プロレスターのコンディションの状況もあるかもしれないけど、そろそろお客さん的なポジションではない気がしました。



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その後、先週の武道館でDDTが間違えられた「24時間テレビ」の会場ものぞいてみました。募金をするのに6時間とはスゴい行列。

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でも今回の看板の色は白でしたね。DDTは黄色。ちょっと違ったのが確認できてよかった。

当然のように募金もせず、何も買わずに帰りましたとさ。

それよりも、あとで家に帰って「行列のできる〜」で北斗のお気に入りの曲で「輝きたいの」がでてきて懐かしかった。今井美樹がでていてとなっていたけど、メインは三原順子でしょ。彼女の中では黒歴史なのでしょうか。文太さんがでて、一緒の画面にゴンゴンとか永友香奈子とかでていて、いいドラマだった。

あの枠の後に、松下由樹が永井真理子の主題歌でデビューしたのも懐かしい。このあたりはすべて蛇足
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2012年08月23日

映画「アニメ師・杉井ギザブロー」



もう映画の公開が終了なので、あわてて観る。一般的にはタッチの総監督だったり、映画「銀河鉄道の夜」の監督というのがわかりやすいか。

小さい頃にそういえば、アニメーターになりたいなあとおもいながら見た。

ちょうど、今年の夏にますむらひろしさんとのタッグで宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」が映画になったので、製作されたドキュメンタリーだ。

アニメ史上における虫プロというのは倒産したこともあってなかなか、漫画家手塚治虫に比べ、語られることがあまりなかった気がする。

ここでは、著名なアニメーターや関係者が次々でてきて、ひたすら時代をさかのぼりつつ振り返る。

しかし、グスコーブドリの製作途中に、メインで制作に携わっていた制作会社の社長が亡くなってしまい、中断するくだりは心が痛む。

作品のホームページの年表にはこうある。


2008年 68歳 『グスコーブドリの伝記』製作開始。
『銀河鉄道の夜』と同じ宮沢賢治原作。杉井自身も力のはいる原作者で、グループタックの製作となるはずだった。しかしプロデューサーであり代表の田代敦巳氏が死去、多額の負債を抱え、グループタック倒産。一時製作中止寸前に追いつめられる。しかし翌2011年夏に手塚プロダクション製作として再スタート。
2011 東日本大震災

■2012年 71歳 監督最新作と杉井を映したドキュメンタリー公開。
監督最新作公開『グスコーブドリの伝記』7月7日、アニメーション監督・杉井を主役にしたドキュメンタリー『アニメ師・杉井ギサブロー』7月28日、それぞれ公開。


そしてできた作品。肝心なアニメはまだ見ていない。とおもったら、ほとんどロードショーも終わっている。じゃあ、DVDを買おうかな。

アニメ業界という労働環境の厳しい中で、創作に没頭できようはずもない。ときには、ドロップアウトして、絵を売って、生計を立てていたこともあったという。そんな人がまだ、アニメの映画に夢を見る。挫折してもなお、そこに惹かれる。

あと虫プロで杉井さんが作画を手がけていた「哀しみのベラドンナ」がすごかったな〜


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2012年08月19日

2012/8/18 DDT武道館ピーターパン@日本武道館

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昨日の初武道館進出となったDDTの興行は、3時半のダークマッチから9時過ぎ終演までの5時間半興行。でも、これまでの15年の思いを詰め込んだ形で、感慨深いものがあります。

何しろ、オープニングが「マッスル」。さほど面白いという訳でもなかったけど、同窓会的に楽しめた。個人的には、あのマッスルのオープニング煽りVTRだけでも十分満足だ。

それにしてもマッスル坂井はプロレスをやめてからかつてのような、アーティストっぽい佇まいではなく、かなり一般の人のそれになっていて、新天地でも活躍しているのだなあと素直に感心する。

ここからはいつものバトルニュースさんの見事な解説を…。


DDTプロレスリング
武道館ピーターパン
〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜
日時:8月18日(土)開始:16:00
会場:日本武道館
観衆:10124人(超満員)

 18日、日本武道館で行われたDDTプロレスリング『武道館ピーターパン〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜』。2009年に両国国技館に進出したDDTが、ついに武道館に初進出!

 メインでは6・24後楽園大会で火野裕士を下してKO-D無差別級王座を獲得した飯伏幸太が、KING OF DDTを勝ち上がってきたケニー・オメガ相手に初防衛戦を行った。4年前、"カナダの路上王"として来日したケニーはいきなり飯伏と対戦。この伝説として語り継がれる一戦を経て、2人はゴールデン☆ラヴァーズというタッグを結成し、新日本プロレスをはじめメジャーとも互角以上に渡り合ってみせた。ケニーはその後全日本プロレスの世界ジュニア王者にもなり、飯伏は現在もIWGPジュニアヘビー級王者。そこまでお互いを高め合った飯伏とケニーが最高の舞台で再び相まみえた。

 ケニーは飯伏の古傷である右肩はもちろん、まるで両翼をもぎ取るかのように左腕も集中的に攻撃していく。飯伏も随所で鋭い蹴りを出して応戦。シングル対決こそ2度目だが、お互いに手の内を知り尽くしているため、高度な攻防が展開される。

 そしてノータッチトペコンを発射したケニーは、武道館のステージ横を指差すと、まずは飯伏を壁に叩き付けてからステージ横の櫓に登り始める。すぐに飯伏が引きずり降ろしたが、逆に櫓に登っていった飯伏は1階スタンド席に飛び乗ると、何とそこからケブラーダ! しかしリングに戻ったケニーは雪崩式を狙った飯伏をターンバックルに激突させてからターンバックル・パワーボムで投げつける。そこから必殺のクロイツ・ラスを決めるがカウントは2。コーナー上での攻防を展開した両者だが、そこからケニーは雪崩式クロイツ・ラス。さらにコーナーに登っていくが、追いかけていった飯伏は雪崩式パワーボムの体勢に。

120818_DDT-2.jpg ケニーは何とか飯伏を叩き落とすが、飯伏はエプロンに出るとスワンダイブでコーナー上のケニーに飛び付き、何と雪崩式フランケンで"場外"にケニーを投げ飛ばしていく! 館内に鈍い衝撃音が響くと、ケニーは腹部を押さえて苦悶の表情。口から血の泡を吐き出しながらどうにかケニーはリング内に戻ると、客席からは2人のダメージを心配して「もういいよ!」「やめてくれ!」といった声が飛ぶほど。

 それでもケニーは飯伏のフェニックス・スプラッシュをかわすと片翼の天使で叩き付けていったが、飯伏はこれもカウント2で返すと、完全に"ゾーン"に入ってしまったようで、笑みを浮かべながら拳でケニーの顔面を躊躇することなく殴っていく。ケニーもパンチで応戦するが、飯伏はオーバーヘッドキック。するとケニーもノーザンライト・スープレックスから腕十字に移行するミノルスペシャルIIを出すが、飯伏は辛くも脱出。

 ケニーは「こうなったらここまでやるしかない」とばかりに、雪崩式の片翼の天使を狙う。どうにか回避した飯伏は逆にケニーを雪崩式のフェニックス・プレックスで投げてみせると、最後は伝家の宝刀フェニックス・スプラッシュで3カウント! まさしくこれほど"死闘"という言葉がピッタリな試合はないという37分を超す"死合い"を制し、飯伏が王座を防衛した。試合後、さすがの飯伏も「この形ではMAXまで行きましたね。次やったら死にます」と言うほど。この方向でのプロレスの限界点まで達した試合だったと言っていいだろう。

 昨年の両国大会で鈴木みのるに対して「俺様とシングルで闘え!」と要求した高木三四郎。「武道館」「鈴木みのる」というのは引退したマッスル坂井とは切っても切れないキーワード。それだけにDDTで武道館に進出すると決めた高木は、鈴木との対戦にこだわった。だが、単なる一騎打ちではなく高木は大社長権限で鈴木のギャラを高額にする代わりに、自分だけ時間差で公認凶器が用意されるハンディキャップウェポンランブルでの対戦にこぎ着けた。

 高木は藤原嘉明に特訓してもらった関節技で挑んでいくが、鈴木は余裕の表情。そこに最初のウェポンだるメカマミーのドリルやフィストが運ばれてくるが、鈴木が蹴落としていき高木に渡さない。だが、鈴木が犬猿の仲である和田京平レフェリーと小競り合いをしている間にバックステージに一旦戻った高木はニセ高木三四郎と共に登場。幻惑作戦で鈴木を攻略しようとしたが、あっさりどちらが本物か見分けられてしまう。

 ならばとお色気作戦としてスターダムのグラレスラー、愛川ゆず季がセクシー水着で登場! これが鈴木にヒットし、セコンドから奪い取った携帯電話で緊急撮影会を始める始末。すかさず高木は愛川と協力してダブルゆずポンキックを決めていくが、愛川のパイパイアタックをかわした鈴木は愛川に容赦ない張り手!

 窮地に追い込まれた高木だが、次なるウェポンとしてダークマッチにも登場した『マッスル』を投入! マッスル坂井が葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れる中、スローモーションで鈴木に殴りかかるが、鈴木は『マッスル』の世界に付き合わず張り手で撃退。すると「いよいよ俺の出番だな。待ってろ!」の声と共に鈴木の師匠である藤原嘉明がウェポンとして登場!
 愛弟子・鈴木に一本足頭突きからワキ固めを極めてみせた藤原は、高木に張り手で喝を入れる。大会前に藤原に特訓してもらった高木は藤原直伝のワキ固めを披露。それを見て満足そうに引き揚げていった藤原。高木も高尾がドリルを渡そうとしてもそれを拒否し、鈴木に真正面から張り手合戦を挑んでいったが、鈴木は高木のシットダウン・ひまわりボムを背後に逃れ、スリーパーからのゴッチ式パイルドライバーを決めて勝利。

 すると高木は引き揚げようとする鈴木に向かって「鈴木さん、15周年というDDTの大舞台であなたとこうやって一騎打ちが出来て、自分のプロレス人生の中でも一番の出来事でした。鈴木さん、1年前から僕のワガママをきいてもらって本当にありがとうございます。1年前からあなたと闘うことを決めてました。1年前から今日、この舞台で引退することを決めていました! 15周年という1つの節目で引退するのを前から決めてました!」と突然の引退宣言!

 場内も騒然となる中、鈴木に抱きしめられたあと、涙ながらに10カウントゴングを聞いていた高木が......「ウソじゃー!」と絶叫して鈴木にスタナー! 当然場内からは大ブーイングが起こるが、高木は「1万人の大ブーイングは最高じゃのう! 鈴木みのる、俺様が辞めると思ったか? 俺様には使命があるんだ。この団体をもっともっと大きくすること。それと負けっ放しじゃ終われねぇんだよ。勝つまで何回でもやってやる! もう一度俺と勝負しろ!」と開き直った様子で鈴木に再び勝負を要求。

 鈴木は「テメーの都合で何でも決めるんじゃねぇよ!」と至極正論で言い返すが、高木がそうやって都合で決めたからこうやって武道館で出来るんでしょうが! 俺と勝負しろ! ただし今日じゃない。1年後......いや、5年後! 俺がDDT20周年興行をやろうと思っているここで闘え! 両国もやった! 武道館もやった! もうここしか残ってない!」と叫ぶとスクリーンに映し出されたのは東京ドーム!

 一転して場内からどよめきが起こる中、握手を求めてきた高木に対し、握手に応じたと見せかけてスリーパーでガッチリ絞め上げた鈴木は「5年後の東京ドーム、日付決まったら教えろ。ただし今日は武道館級の痛みだったが、次は東京ドーム級の痛みを味わわせてやるよ。1対20でも1対100でもやってやる! DDTの大人気なさ、とことん付き合ってやるよ!」と、実に"世界一性格の悪い男"らしく天の邪鬼な言い方で5年後東京ドームでの一騎打ちを承諾した。

 セミは"これを武道館大会で出来るのはDDTだけ"と言っても過言ではないカード。これまで数々の猛者と対戦してきた男色ディーノが、何と透明人間と一騎打ちを行った。武道館ほど大きな舞台なら"見えない相手"とも闘わなければならないが、ディーノは文字通り見えない相手と闘ったのだ。

 しかも透明人間側から完全決着をつけたいということで、透明爆破マッチを要求されたが、ディーノはこれを承諾。試合開始から5分が経過すると、ロープに100万ボルトの電流が流れ、何かが爆破するという。この大一番にディーノはほもクロ&マッスルトレインで入場。ディーノの両脇をマッスル坂井と猪熊裕介が固める。

 見えない敵に対して"透明人間が見えるメガネ"を装着し、さらにセコンドも交えて試合を優位に進めていったディーノだったが、透明人間の攻撃でメガネが吹っ飛ばされてしまう。ここで5分が経過しロープに電流が流されると男色ドライバーを狙ったディーノを透明に人間がロープに押し込んでいく。

 被爆したディーノだが、そこに葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れ、スクリーンではディーノの"心の声"が流れ始める。とにかく絶対に負けられないディーノは、猪熊から"透明人間が見えるメガネ"を受け取って透明人間を被爆させることに成功。すると今度は『エトピリカ』に乗せて透明人間の心の声が聞こえ始める。

 実はDDT創設期から所属し、DDTの歴史を見てきたという透明人間は、かつて新日本プロレスの武道館大会で提供試合を行った際、白い目で見られたことを思い出し「俺たちが誰も無視出来ないくらい大きくなればいいんだ」と誓ったという。まさしく透明人間の歴史はDDT15年の歴史であり、それは高木三四郎の15年!

 透明人間がスタナー3連発を決めたところでディーノはロープにもたれ掛かってしまう。するとディーノは松井レフェリーを庇うようにしゃがみ込んで被爆! 残っていた爆弾が全部爆破し、大きなダメージを負ったディーノを透明人間が最後の力を振り絞ってカバーして3カウント! するとディーノからマイクを向けられた透明人間が大社長にそっくりな声で「DDT旗揚げから15年、いろんなことがあったよ。でもなこれから始まるDDTの歴史に比べればどうってことねぇんだよ。今からメインでDDTの未来を見せてやる!」と語り、メインに突入していった......

 なお、DDTは来年の2013年は8月17日(土)と18日(日)に両国国技館2DAYSを行うことを発表。高木大社長によると、18日はすっかりお馴染みとなったDDTの両国大会『両国ピーターパン』を開催予定だが、17日はもっと色々な人たちにプロレスを見てもらえるように、色々な業種とコラボしていくような興行を行う予定とのこと。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼ダークマッチ マッスル10.5(15:30〜16:00)
[マッスル軍暫定メンバー]○マッスル坂井/ペドロ高石/酒井一圭HG/藤岡典一/ミスターマジック/諸橋晴也
11分7秒 バーディクト→片エビ固め
[スタイルE軍メンバー]田村和宏/竹田誠志/柴田正人/翔太/那須晃太郎/●趙雲"骨"子龍

▼第1試合 ガントレットタッグマッチ 20分1本勝負
<1組目>
石井慧介/○入江茂弘(チームでら)
6分4秒 自分が垂直落下式バックフリップ→片エビ固め
木高イサミ(ユニオン)/●妻木洋夫(ユニオン)

<2組目>
○石井慧介/入江茂弘(チームでら)
2分30秒 ニールキック→片エビ固め
聖闘士凛音/●ポイズンJULIE澤田

<3組目>
●石井慧介/入江茂弘(チームでら)
4分15秒 アンクルホールド
○佐藤光留(パンクラスmission)/中澤マイケル

<4組目>
佐藤光留(パンクラスmission)/●中澤マイケル
9分1秒 ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め
○高尾蒼馬/坂口征夫(坂口道場)

▼第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブル
【入場順】DJニラ(在野)→柿本大地→松永智充→ばってん多摩川(西口)→紫雷美央(フリー)→福田洋(ユニオン)→大鷲透(紅白)→NOZOMI(東京女子)→ゴージャス松野→彰人(スポルティーバ)→愛川ゆず季(スターダム)→藤原嘉明(藤原組)→ヨシヒコ

【退場順】柿本大地(3分55秒 松永&未央によりOTR)→ばってん多摩川(7分1秒 大鷲によりOTR)→松永智充(7分8秒 大鷲によりOTR)→紫雷美央(8分21秒 NOZOMIによるスクールボーイ)→福田洋(11分50秒 愛川のゆずポンキックからの体固め)→愛川ゆず季(14分8秒 藤原によりOTR)→NOZOMI(14分30秒 藤原のワキ固め)→DJニラ(16分18秒 ヨシヒコのスワンダイブ式首固め)※ヨシヒコが第960代王者となる→ゴージャス松野(16分46秒 ヨシヒコの輪廻転生)※ヨシヒコが初防衛に成功→大鷲透(17分13秒 ヨシヒコによりOTR)※ヨシヒコが2度目の防衛に成功→彰人(17分20秒 真・輪廻転生'12)※ヨシヒコが3度目の防衛に成功
○藤原喜明(藤原組)
19分22秒 ワキ固め
●ヨシヒコ
※藤原が第961代王者となる

▼第3試合 竹下幸之介デビュー戦 30分1本勝負
○エル・ジェネリコ(フリー)
10分36秒 Brainbustaaaaahhhhh!!!!!→片エビ固め
●竹下幸之介

▼第4試合 サッカーマッチ5vs5 5分ハーフ10分
○[東葛SC(ファミリア)]マサ高梨/佐々木大輔(フリー)/星誕期/遠藤哲哉/藤本つかさ(アイスリボン)
2−2(PK2−0)
●[明枠FC(Crying Wolf)]ヤス・ウラノ/アントーニオ本多/火野裕士(K-DOJO)/タノムサク鳥羽(フリー)/世W虎(スターダム)

【前半】
[東葛SC]○藤本つかさ
2分34秒 ツカドーラ(東葛1点目)
[明枠FC]●アントーニオ本多

[東葛SC]●佐々木大輔
3分29秒 ダイビングボディプレス→体固め(明枠1点目)
[明枠FC]○ヤス・ウラノ

【後半】
[東葛SC]●遠藤哲哉
1分31秒 Fucking Bomb→体固め(明枠2点目)
[明枠FC]○火野裕士(K-DOJO)

[東葛SC]○マサ高梨
2分39秒 タカタニック(東葛2点目)
[明枠FC]●ヤス・ウラノ

【PK】
<明枠FC・1本目>
[東葛SC]○マサ高梨
×(0−0)
[明枠FC]●アントーニオ本多
<東葛SC・1本目>
[東葛SC]○マサ高梨
○(1−0)
[明枠FC]●ヤス・ウラノ
<明枠FC・2本目>
[東葛SC]○佐々木大輔
×(1−0)
[明枠FC]●タノムサク鳥羽
<東葛SC・2本目>
[東葛SC]○藤本つかさ
×(1−0)
[明枠FC]○アントーニオ本多
<明枠FC・3本目>
[東葛SC]○遠藤哲哉
×(1−0)
[明枠FC]●ヤス・ウラノ
<東葛SC・3本目>
[東葛SC]●佐々木大輔
×(1−0)
[明枠FC]○タノムサク鳥羽
<明枠FC・4本目>
[東葛SC]○星誕期
×(1−0)
[明枠FC]●世W虎
<東葛SC・4本目>
[東葛SC]○星誕期
○(2−0)
[明枠FC]●火野裕士

▼第5試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]KUDO/●大石真翔
9分4秒 ヴォルカニック・ボム→片エビ固め
[挑戦者]○MIKAMI/藤波辰爾(ドラディション)
※第44代王者組が4度目の防衛に失敗。MIKAMI&藤波が第45代王者組となる

▼第6試合 スペシャルシングルマッチ ハンディキャップウェポンランブル 60分1本勝負
●高木三四郎
17分33秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスmission)

▼第7試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 60分1本勝負
○HARASHIMA/真壁刀義(新日本プロレス)
14分36秒 スワンダイブ式蒼魔刀→体固め
●石川修司(ユニオン)/伊東竜二(大日本プロレス)

▼第8試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
●男色ディーノ
16分16秒 爆破→片エビ固め
○透明人間

▼第9試合 KO-D無差別級選手権試合 時間無制限1本勝負
[王 者]○飯伏幸太
37分26秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め
[挑戦者]●ケニー・オメガ
※第42代王者が2度目の防衛に成功


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で、あまりに長いので簡単な雑感など。1、2は省略。3試合目のジェネリコとデビュー戦というスーパールーキー高校生の竹下選手は、大舞台に物怖じしないのはいかにもプロレスラー向き。受け身も危なげなかったので今後に期待ですね。ジェネリコのうまさは、ある種、ヨシヒコとかよりも大変な役回りなのに、いい選手だ。

4&5も省略。第6試合の高木さんと鈴木みのるは、高木さんのアイテムのセレクトが往時のDDTの変遷を考える上で、なるほどと納得のいくものばかり。

もうちょっと選手としてゴツゴツやりあう高木さんもみたかったが、先日のサムライでの丸藤との対談で「経営者が8で選手としては2ぐらい」というウエイトの置き方だとなかなか選手として、もう一踏ん張りみるのは厳しいかなと思ったりもしつつ…。引退ネタは、ちょっとわかってしまっただけに残念。




でもここでも鈴木みのると言語感覚の見事さに救われた気がする。前に、東方出版ででたみのるの本でも何ともいえない昭和プロレス的な言葉の数々は、マイクパフォーマンス一つとっても格別です。いい選手でなく、すごい選手。

しかもこの試合がセミのディーノ戦の伏線になっていたとは、後で振り返っても面白い展開。

休憩を挟んでの第7試合は、真壁のまとっているオーラが素晴らしい。武道館という大舞台でメジャー団体の選手が張り切ってムーヴすれば、つまらないはずがない。

そして、伊東に石川もコンディションが良さそうだった。真壁は、ぜひハードコアでなく、デスマッチもみてみたい。

HARASHIMAは金髪の方が似合うな。

セミは、想像が膨らむ試合だったけど、結果的にはそこまでには至らず。オチが透明人間が、DDTの未来に繋げるディーノ選手としての葛藤と実績、ひいてはDDTのこれまでの歴史ともオーバーラップするというのはちょっと難しいかも。

あと、ディーノのパントマイムがめちゃうまくて、1階席からでも、アノ時は透明人間の存在を実感いたしました(笑)。

メインはいうまでもないです。正直、コーナーからのフランケンシュタイナーでケニーはダメかと思いました。

柔道なんかでも高いところから、落ちると受け身をとっても息が詰まって、過呼吸の一歩直前の状態になることがあるけど、アノ瞬間は、呼吸が浅くしかとれなくて、そうとうきつかったはず。あそこから、ヤバすぎる展開ができるのだから、すごいというほかない。

そしてチャンピオンの飯伏はラストのバック転で、その超人ぶりを見るにつれ、すばらしい。それに、最後に平気だよって、ちょっと重苦しいまでの緊張感を解き放つラストは、どこか上質の演劇的だった。(いい意味で)

あとで、一緒にいった「旧PRIDE友の会」の面々ともこの大会に来ていたファンが温かいという指摘もやけに納得。

その点では、部屋着のまま会場に来るような、ちょっといなたくてほんわかした雰囲気が最後まで会場を包んでいたのが一番だったかもしれない。
posted by nizimasu at 17:08 | TrackBack(0) | diary

2012年08月14日

お盆は新潟

というわけで、お盆はこれからだが、仕事もあるので一足早く新潟にお墓参り。もともと田舎のない人間にとっては、ちょっとした旅行気分です。完全にのんびりモード。

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ちょっと地味だけど、早出川ダムという場所に。地元の渓谷を抜けて辿り着くとこれまた渋い(笑)。でもちょっとした探検気分に浸れます。

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しかもこの界隈は、水がきれいなのでアブが大量にいたりする。この辺りはいいけど、場所によってはブンブンすごいことに。おかげでアブのフォルムがだいぶ、頭の中にインプットされました。

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やっぱり上から見ると高所恐怖症さんには恐ろしいことに。それにしてもなんでこんな水が濁っているんだろうと思いつつ、新潟はくるまでちょっと羽を伸ばすと色々楽しめますね。



あと新潟と行ったら食が欠かせない。

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しかもチキン大好きの私が自身をもっておすすめするのが、この「鳥久」というお店のチキンです。新潟ではカレー味で頂くのが基本。

ちょっと10分ぐらいよっただけでもひっきりなしにテイクアウトのお客さんが…。ちなみに写真の人物は身内ではないですよ。

とにかく、予約してまとめ買いが基本。

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そして、段ボールを開けると中からお宝がドド〜ン。本当、B級グルメとか、さほどおいしくないのが多いけど、ここのチキンは絶品の★★★です!!!



といつも食べ過ぎつつ、新幹線で岐路。

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サッポロビールがなぜか新潟限定で出しているビールをゲット。これがさっぱりとした味わい。なんだか、サッポロビールのテイストをつくった人が新潟の人らしい。ちょっと強引かも。

イラストは夏目漱石風ですが、味はどちらかというと切れ味ありのサッパリテイストでした。なかなか美味ですね。

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写真失敗したけど、しめは村上の牛肉弁当。地のものをいただいて新潟満喫でありました。これこそデトックス。

ちょっと夏休みだったので羽を伸ばし過ぎなのもご愛嬌です
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2012年08月13日

葉山の海

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いやはや、先日快晴の中、葉山の海に行ってきました。この日は、ヨットに乗るのが目的。とはいえ、それ以前に、フードコーディネーターの方が用意してくれた食事に、昼間からのアルコールが染み渡る。

感激しすぎて写真を忘れてしまった。

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お天気もよかったので、かわいいワンチャンと一緒に同乗。それにしてもワンチャンが超いい子です。単に水が怖いだけかもしれんが…。

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よく自然に極端にはまる人をみると「何のことやら」と思っていたものですが、やはり百聞は一見にしかずですね。楽しくてストレスがす〜っと海に流されていきますね。

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2次会は、地元のカフェでのんびり。海岸散歩して、なんてリッチな週末なんやと思ったのでありました。夏のいい思い出になりました。ふむふむ
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2012年08月09日

生活を変えてみる2

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夏の休暇にかこつけて、ようやく懸案のレコードを倉庫に移す。といっても単に移動するだけでは、何がどこにあるのかわからないので、すべてデータ化するというとてつもない作業。

こちらもCDがようやく片付いたのがつい数日前のことだった。

いやあ、疲れる。数えたらLPとCDで3100枚ほど。さらには、家にもあるし、実家も…考えるのはやめましょう(笑)。

ということで、中学卒業以来使ってきたアンプもだいぶガタが来ていたので、いよいよお役御免に。当時は、オーディオブームというのが日本中を席巻していて、アンプも6万ぐらいしたのかな。

アルパインラックスマンという2つの会社が、オーディオのライトユーザー向けにブランドをつくって販売していたアンプは、音もさることながら、フロント部分に真空管がはいっているのがなんかかっこ良かった。

これにケンウッドのスピーカーで6畳の和室で鳴らしていたんだから、その頃が一番リッチな音楽の聴き方をしていたな。

でも、今回、1万円ちょっとで買い替えたアンプも悪くない。コンパクトな音鳴りならこちらの方が分離もいいし、お買いトクかも。

四半世紀もワタクシの音楽ライフに欠かせなかったLV-103には感謝感謝ですね。

多分、音楽の楽しみ方もここしばらくDJをお休みしていて変わっている部分もあるし、また少し変わるかもしれないっすね。

イチローの移籍ではないけど、環境を変えることで自分の身の処し方も変わっていく。そんな気がします。
posted by nizimasu at 13:19 | TrackBack(0) | diary

2012年08月08日

Hercules & Love affairのBlindが…



ちなみに08年にはやってめちゃかっこ良い曲でした。で、フランキーナックルズのリミックスがすごかったんですけど…。

最近、ロンドンでこのメンツがそろってのライブ。ひゃー、って話ですよ。かっこええな〜

posted by nizimasu at 19:45 | TrackBack(0) | diary

2012年08月04日

a-nation VERBAL presents... "OTO_MATSURI" @代々木第一体育館

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ちょっと突然だったが、m-floでるので行ってみたら楽しゅうございました。今回のm-floのアルバムでもvocalしているMinamiがいるCREAMがライブの冒頭にでるというので早めに到着。

なんだか、文化祭みたいに色々ブースもでているのねと思いつつ…。

音楽産業もCDの売り上げよりライブと付随するマーチャンダイズの時代なのだろうから、その力の入れようも伺える。

で、CREAMは思ったよりしっかりしたサウンドだし、新人っぽくない堂々としたパフォーマンス。だいぶ、ファンも増えたのでないかな。ラストの曲が良かった。

ちなみにこの曲↓みたいね



m-floはツアーの延長線上で、個人的にはTaku氏の動きが面白くて釘付け。この元ネタはあるアーティストっぽいが気のせいか。

ラストに2NE1と一緒でそのまま、ステージが続くというのも良い。



で、2NE1ってちゃんと曲聞いたことなかったですが、リルキムみたいな人とか、お直ししている人とかいるけど、パワフルなステージングで楽しめました。ちなみに最初の曲が↓でした



とりにJ Soul Brothersがでてたけど、スゴい人気でびっくりしました。個人的にはリーダーの人がいい感じのオーラを持っておりました。この辺は不勉強なので省略。

こんだけバラバラな演者ぞろいで普段見られない人が多くて、感心いたしました。
posted by nizimasu at 15:33 | TrackBack(0) | diary

2012年07月30日

暑い時はカレー

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これに限る。タンドールのエレベーターのキャラに和む今日この頃。



そういえば、あれほど話題だった節電ってどうなのだろう?

たまに携帯電話に使用量が90%越えたとかでるだけだけど、結局、原子力そんな使わんでよくないかと思う。



昨日も学生の部活時代の同期と後輩との宴。歌舞伎町は、相変わらず、昨年の自粛がなかったことになっているようで、ちょっとださいな。

個人的に昨年のようなベルリンの街みたいな暗さが良かった。



目黒区の区民センターで催された勝手に「フェス」と呼んでいた産業振興祭では飯館とか、気仙沼の人も来ていて、地産品を売っていた。

ワタクシもとうもろこしとか買ってちょっとだけでもという気分。

最近、意識的にどこの産地か気にするようになりつつある。これも震災後の大きな変化だろうな
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2012年07月29日

Perfume氷結Summer Night

posted by nizimasu at 10:04 | TrackBack(0) | diary

ウナギの骨って…

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どういうわけだが、のどに骨が2日もひっかかったまま。つくづくのどが弱いなあと思う。
posted by nizimasu at 09:28 | TrackBack(0) | diary