2012年04月02日

2012年3月の読書

3月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4489ページ
ナイス数:23ナイス

いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)
ヘレナ・ノーバーグさんは、西洋社会にチベットのラダックに訪れた先駆的な人物。そして、言語学者としても知られている。その氏が辻信一さんと対談。これまでの活動や、著書などについても縦横無尽に話している。しかも震災後の日本を考える上では、示唆に富む内容。エコとかエネルギーや進歩史観の先をふまえた内容は今こそ読んでほしい本だ
読了日:03月29日 著者:ヘレナ ノーバーグ=ホッジ,辻 信一
「ビジネス書」と日本人「ビジネス書」と日本人
意外とありそうでなかった戦後人気のビジネス書の内容と時代背景を紹介する本。PHPだから松下幸之助のベストセラーが何度も出てくるのはご愛嬌だが、ビジネス書の網羅しているジャンルが時代の映し鏡だと痛感した
読了日:03月28日 著者:川上 恒雄
封印されたアダルトビデオ封印されたアダルトビデオ
AV業界の暗黒史。それにしても90年代のV&Rのやりすぎぶりは、今振り返ってもちょっといすごいな。バッキー事件もひどい。
読了日:03月26日 著者:井川 楊枝
弱者の兵法―野村流必勝の人材育成論・組織論 (アスペクト文庫 B 10-1)弱者の兵法―野村流必勝の人材育成論・組織論 (アスペクト文庫 B 10-1)
再読。弱者というのは、今の日本の社会を感挙げる上でキーワードになる言葉。そして、この本ではID野球はもとより、組織の教育についても誌面が割かれていて非常に参考になるばかり。リーダーとしての人間洞察力のすごさには驚かされる
読了日:03月25日 著者:野村 克也
ひとつ上のチーム。[新装版]ひとつ上のチーム。[新装版]
時代の変化が早くなると、広告業界のような流行やトレンドと無縁ではいられない業界は、プロジェクトごとにチームを作る。個性的な面々がそろいアイディアを持ち寄る。そのありようを眞木準さんは「個織」という。まさに、個の技量のすぐれたプロフェッショナルがそろってこその組織。これまた難しいがインスパイアされること多い。
読了日:03月25日 著者:
IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)
経営分析は、いわば、損益計算書や貸借対照表を読みこなすだけかと思いきや、そこから経営の肝をとらえ、問題点や強みなどを実地で見いだしていく。途方もない作業の連続ということに驚き。それを何度も繰り返しながら、経営を続ける。根気のいる仕事であり、富山氏がいう泥臭さと人間の力というものが必要というのは、まさに現場感覚あふれる言葉の数々だ
読了日:03月25日 著者:冨山和彦,経営共創基盤
神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くする神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くする
日本における神話は、戦争というフィルターを通して、ことさらにないがしろにされているという着想は実にユニーク。その上で、日本の古事記が持っている土着としての日本人の独自性や皇室につながる自然観や為政者に対するモノの見方の原風景として、神話をとらえるというのもなかなかに説得力もあり、おもろ。それにしても古事記の登場人物の名前が難しいな
読了日:03月25日 著者:中西 輝政,高森明勅
すべてのマラソンランナーに伝えたいことすべてのマラソンランナーに伝えたいこと
瀬古さんの厳しくもあり、マラソンに賭けてきたきた情熱が伝わってくる本。気合い、根性ーー。日本人が合理的な思考を取り込んで得あげく失ってきたものをもう一度考えるべきではないかと思わされた
読了日:03月25日 著者:瀬古 利彦
マクドナルドの経済学マクドナルドの経済学
マクドナルドの原田社長の経営術をわかりやすさに定評のある東大の伊藤教授が迫るだけに、楽しみにしていたが、過去の原田氏の著作をなぞるような内容に終始。なんだか、確認作業をしているようで、もっと経営の神髄を知りたかったな。ちょっと食い足りなかったです
読了日:03月24日 著者:原田 泳幸,伊藤 元重
尾木ママと考える 大震災後を生きる希望のヒント尾木ママと考える 大震災後を生きる希望のヒント
教育評論家の尾木直樹さんと漫画家の石坂啓さんの対談集。テレビではにこやかな尾木先生も対談では、怒り心頭で世の中に対して毒を吐きまくる。特に震災の対応については、かなりの紙面を割いていて熱弁。爽快感高い
読了日:03月24日 著者:尾木 直樹,石坂 啓
逃げない力 (PHPビジネス新書)逃げない力 (PHPビジネス新書)
テレ東の女子アナの大橋未歩が描いたビジネス本というか、これまでのキャリアでの苦労や葛藤を描いている。つくづく、女子アナという会社員でありながら人気商売でもあるという部分の大変さを痛感する。そして至ってまともな神経では勤まらないなあとも思った
読了日:03月24日 著者:大橋 未歩
松浦弥太郎の新しいお金術松浦弥太郎の新しいお金術
お金を「お金さん」と読んで大切に扱いましょう。そうすると、お金も寄ってくるというのは、いかにもな話。すべての事象に丁寧につきあうことでお金もたまっていくという態度は著者の真骨頂だ
読了日:03月20日 著者:松浦 弥太郎
ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)
この本を読んで、自己啓発の宗教臭さはやはり、キリスト教の分派と呼ぶべきか、思想的な背景を持つニューシンクにあることに、今更ながらなるほどなあと思う。昨今のビジネス書ブームと勝間さんと香山リカさんの議論の中で、香山さんが覚える違和感の部分の根っこには、このキリスト教的な価値観に対する「違和感」みたいなものがあるのだと思う。さらにいえば、このゼロ年代の新自由主義や、拝金主義もまたキリスト教的な思想が背景にあると思えば、ある種のビジネス本(狭義での)に対する怪しさも納得できる視座を示してくれるナイスな本
読了日:03月20日 著者:漆原 直行
一生食べられる働き方 (PHP新書)一生食べられる働き方 (PHP新書)
元Googleの日本法人の社長だった村上さんの職務履歴(単に自伝だけど)を振り返りつつ、キャリアの積み方を提言。本の中では「運が良かった」というフレーズが何度も出てくるが、出世云々といえば、まさに、そこにつきるかもしれない。しかし、コンピューターの黎明期から、外資に乗り込み、技術者から営業にいくなどの姿勢こそ、この本の一番の主眼で「リスクをとれ」ということなのかな。キリスト教圏の労働観も端的に知ることができて、過去の村上さんの本の中では一番、人柄がにじみ出ていたと感じた
読了日:03月20日 著者:村上 憲郎
良いトレーニング、無駄なトレーニング 科学が教える新常識良いトレーニング、無駄なトレーニング 科学が教える新常識
かつての運動理論は、現在でも更新されときには、よかったことも今では悪いとされている。たとえば、運動前のストレッチ。むしろ、体のパフォーマンスを落とすとされ、軽いランニングをしてからの方がいいという。運動後は、冷やした方がいいのか、あたためた方がいいのか。世代や地域によって違うトレーニングメソッドを科学的に検討する1冊。とはいえ、Q&A方式で興味のあるところを拾い読みすればいい。ありそうでなかったトレーニングマニュアルといえそう
読了日:03月20日 著者:アレックス・ハッチンソン
ヒザ・腰・肩の痛みは自分で消せる! 体がラクになる簡単エクササイズ (ソフトバンク新書)ヒザ・腰・肩の痛みは自分で消せる! 体がラクになる簡単エクササイズ (ソフトバンク新書)
肩、腰、ヒザ、と人間の不調の出る3カ所を重点的に直すためのクリニック本。個人的に、腰の部分だけ読むと、ストレッチと簡単な筋トレを推奨する。シンプルだけど一番の王道を解説していると思う。理論派もなっとくの説明も必読
読了日:03月06日 著者:中野 ジェームズ 修一
ドクター・オジーに訊け!ドクター・オジーに訊け!
オジーオズボーンが人生相談(本当は読者の悩みに対する健康診断)をしていた連載をまとめた本。医者って品行方正な人が多いイメージだが、ある種の不健康さの行き着く先には、どこか呪術師的な部分と、世の中をシニカルに見る批評家的な部分が同居している。オジーはマジですごい。
読了日:03月04日 著者:オジー・オズボーン,クリス・エアーズ
成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈
さすが、成毛さんのモノの見方は、斜めから見るというよりも完全にひねくれ者のそれだ。とはいえ、読後感は悪くない。ジョブズはアメリカという社会が生み出したビジネスマンであり、プレゼンの達人。ぱくりの天才でもあり、そんな人が、日本から現れる訳がないという指摘はごもっとも。やはり、グローバル起業の幹部だった人の視点は、一般人の常識を超えた俯瞰ぶりで、ジョブズ論というよりも日本論として読んだ方がいいかもしれない
読了日:03月04日 著者:成毛 眞
人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく
メンタルトレーニングの手法を美人トレーナーが解説ということえすが、これが、何よりも自己啓発そのものであります。自己の内面の「wants」をいかに見つけるか。忙しくて、フローな情報に翻弄されている現代人には、黙して考えることが必要な気がします
読了日:03月04日 著者:久瑠 あさ美
私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日
倒産したワイキューブ社長の回顧録。というか、悔恨録か。なんだか、地に足の着いていない起業の奮戦記なれど、リクルート出身からか、泥臭くないし、頭の葛藤がメインでこれじゃ潰れるのもむべなるかなと思った次第。反面教師の素材としては見事なテキストかと。
読了日:03月01日 著者:安田 佳生(やすだ よしお)

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
posted by nizimasu at 09:14 | TrackBack(0) | BOOKS
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