2011年02月02日

2011.1.30DDT@後楽園ホール

201101ddt.jpg

すっかりプロレス観戦とも遠ざかっておりますが、DDTだけはみております。この日は、アントンと東郷の子弟戦がようやく実現。内容はバトルニュースさんで。

 30日、後楽園ホールで行われたDDT『Sweet Dreams!2011』。昨年の12・26後楽園大会で当初は師匠ディック東郷が保持するKO-D無差別級王座に挑戦するという運命の一戦を迎えるはずだったアントーニオ本多。ところが直前になった東郷の負傷欠場が決まり、カードがGENTAROとの暫定王座決定戦に急遽変更された。モチベーションが心配されたアントンだったが、強豪のGENTAROを下して東郷が一時返上したKO-D無差別級のベルトを獲得。腰にベルトを巻くことを拒んだアントンだったが、今大会で東郷の復帰が突然発表された。そこで第34代王者の東郷と現暫定王者のアントンという"対等な立場"で王座統一戦という形で両者の師弟対決が仕切り直されることになった!

 ガッチリ握手をかわしてから試合が始まると、アントンはまるで東郷から教わったことを実践するように、東郷の左腕を徹底的に狙っていく。執拗なまでにハンマーロックで絞りあげ、東郷がフライングメイヤーやアームドラッグで何度逃げようとしても、アントンは離さない。たとえ一旦離れても食らいつくように再び左腕を取って固めていく。東郷も開始10分前後でいきなりペディグリーを狙うという意表を突いた攻撃を繰り出すが、ここでアントンの左腕攻めが功を制し、東郷は左腕の痛みで技を離してしまう。
 東郷もキチンシンクからエルボーでアントンの腹部を攻めていき、ボディシザースで悶絶させるが、アントンはそのまま東郷の左腕にアームロックを仕掛けて、ボディシザースから脱出。思わずエプロンにエスケープした東郷に、アントンがロープ越しのショルダーアームブリーカーを決めていくと、東郷は場外へ。鉄柱に左腕をぶつけていこうとしたアントンだが、これは逆に東郷が切り返す。しかし場外でのペディグリーを狙った際、やはり左腕の痛みにより動きが止まり、アントンはリバースで切り返す。
 すかさずリングに戻ったアントンは珍しくトペを発射! だが、足がロープに引っ掛かり、やや当たりが浅かったアントンはその際に頭部を床に強打したらしく、額から大流血! すかさずナックルやスリーパーでアントンを苦しめていった東郷だが、アントンもラリアットを食らった返す刀でトラースキック。ダブルダウン状態から立ち上がった東郷は、アントンの頭をコーナーに何度も叩き付けるが、気合いで堪えたアントンはコスチュームのショルダーを外すと怒濤のナックルパートで反撃!
 弓を引くナックルパートや延髄蹴り、さらに秘密兵器のドラゴンスープレックスからダイビング・フィストドロップを投下していったが、これをかわして自爆させた東郷はクロスフェースで捕獲。20分が経過し、何とかロープに逃れたアントンだが、東郷はペディグリーからのダイビング・セントーン。しかしアントンもこれをかわして自爆させると、今度こそダイビング・フィストドロップを投下。
 さらにGENTAROを倒した卍固めを狙うが、東郷はこれだけは決めさせない。クロスフェースで切り返していく。何とかロープに逃れたアントンは東郷と壮絶な殴り合いを展開。しかしアントンが朦朧としてきたところで、東郷がペディグリーからのダイビング・セントーンを決めて3カウント奪った。
 試合後、佐々木大輔が東郷に挑戦を表明するが、そこに2・11新木場大会で行われることになった次期KO-D無差別級王座挑戦者決定ロイヤルランブルへの出場が決まった男色ディーノ、HARASHIMA、KUDO、MIKAMI、石井慧介が割って入る(飯伏幸太も出場予定だが、第5試合で頭部を打って脳震盪を起こしたため不在)。さらになぜか会場にいた東京愚連隊の藤田ミノルも「みんなが言いたいことはよく分かりますよ。ただここに俺がいちゃいけないルールなんてねぇだろうが!」と言って、ロイヤルランブルへの出場をゴリ押しで決めた。

110130_DDT-2.jpg  3・6新木場でクルーザーゲーム、ユニオンに続いて『ブランド三分の計』を行う"誰かの主催興行"。その主催興行を行う"誰か(興行主)"を決めるために行われるのが、「誰かの主催興行」興行権争奪バトルロイヤル。試合前、この試合がDDT所属としては最後の試合となる安部行洋に鶴見亜門GMが「最後にやりたいことがあるか」と尋ねると、安部は古代から伝わる決闘方法なるものを耳打ち。そのルールとは通常のバトルロイヤルルールに加え、試合中に『ハレ晴レユカイ』を流してサビの部分になったら踊る。そこで振り付け通りに踊れていないと松井レフェリーが判断した場合は負けとなるといったもの。
 当初出場が発表されていた8選手に加え、シレッと藤田ミノルも出場していたのだが、いざサビの部分になると何人か怪しい選手はいたが、一応全員踊りをクリア。だが、試合中何度も曲がリピートされたため、技をかけられたりして、次々に踊りが踊れず失格になる選手たち。最終的に残った安部と石井とDJニラの 3人。するとニラは「オイ、ストップ! ストップ! 興行ストップ! フタを開けてみたらいつものDDTの興行じゃねぇかよ! 俺はいいけど、お前らはそれでいいのかよ! 安部、最後なんだろ? なんでそんな格好してるんだよ! お前ら同期だろ? 向かい合う時が来たんじゃねぇのかよ? いままで培ってきたものをぶつかり合うときが来たんじゃねぇのかよ! ロックアップからやれよ!」と訴える。
 これを聞いてハルヒのコスを脱ぎ捨てた安部は石井とロックアップ。だが、次の瞬間、ニラがロケットパンチを叩き込み、さらにDJタイムを狙うが、安部&石井はダブルドロップキックからの合体フェースバスターでニラを叩き付けるとそのままフォール。これで邪魔者がいなくなり、安部と石井は一騎打ち状態に。安部が串刺しダブルニーからミサイルキックキックを叩き込むと、石井もロコモーションジャーマンを狙う。これを逃れた安部がトラースキックを叩き込むと、激しいエルボー合戦に。
 安部がウィッチブレイドを決めれば、石井はニールキックを返し、さらに変型go2sleepからジャンピング・フロントキック。そしてトドメの鼻折りニールキックを叩き込んで3カウント。この結果、石井が3・6新木場で自主興行を行うことになった石井は「やりたい相手は何人かいるので、DDTが困るようなカードをこれから考えて成功に導きたいと思います!」と宣言すると、この時点で5枚しか売れていないというチケットを売るため売店に走った。

110130_DDT-3.jpg シットハートハート(トランプ)ファウンデーション(以下SHF)のリーダーに就任した"ゆとりヒール"高尾蒼馬のやり方に異を唱え、昨年末SHFを離脱した佐藤光留。光留を捨てて高尾を取った中澤マイケルと松永智充だが、今大会で光留はルーザ・ドックフードマッチで高尾に敗れた佐々木大輔とタッグを組み、憎っくきSHF の高尾と松永と対戦。
 髪の毛をオールバックにし、真っ赤なパンタロン姿で登場した高尾はヒールらしさを増したが、何と試合中にハサミを持ち出す。光留の髪の毛が切られそうになるのを何とか佐々木が防いだが、SHFはなおも光留を集中攻撃。しかし光留も高尾がバックを取ったところでビクトル投げからアンクルホールドを決めると、さらに投げ捨てジャーマンから腕十字へ。これをカットした松永は佐々木を場外に連れ出す。その間に光留は串刺し攻撃を狙うが、高尾はレフェリーを引き込んで盾にすると、光留に急所攻撃!
 さらにまたもやハサミを持ち出して光留の貴重な髪の毛を切り捨ててしまう。それでも下から腕十字を決めていった光留だが、松永が高尾を場外に引っ張って避難させると、光留も場外に降りていき、まずは松永を踏みつける。そして高尾に近付いていき、客席に叩き付けていくともの凄い強烈な張り手をバンバン叩き込む! これで高尾は鼻血を出したが、高尾も喧嘩腰でやり返していき大乱闘に! 止めに入る松永や佐々木をも突き飛ばした光留はイスで殴打してから高尾をリングに戻し、なおも制止するサブレフェリーの松井レフェリーも突き飛ばす。
 そして高尾の金髪をハサミで切り捨てたところで、松井レフェリーが光留の反則負けを告げるゴングを要請。セコンド陣が必死で光留を止めようとするが、完全にキレてしまった光留は止めに入るセコンド陣にもグーパンチを叩き込み、なおも高尾と大乱闘を繰り広げる。そして「オイ、自称ゆとりヒールのヘボレスラー。そんなに髪が欲しいなら髪賭けて勝負しろよ!」と要求すると、高尾も「やってやろうじゃねぇか!」と受けて立ち、松永が「オイ、反則裁定なしのノー DQでやってやる!」と付け足す。これを受けて鶴見GMは「分かったよ。2・27後楽園で敗者髪切りマッチ組んでやるよ。ただしGMから条件をつける。セコンドの介入は一切なしだ」と言い渡した。

 また、この日の第4試合終了後、スクリーンでは昨年大晦日の試合をキャンセルしてしまったため、新宿で物乞いをやっているというボブ・サップの姿が映し出される! 新宿でたまたまDDTのポスターを見たサップはそのままDDT事務所の中へ。そこにたまたまいた高木三四郎大社長と大家健に、サップは「試合をさせてくれ」と直訴。
 大家は「コイツ、大晦日の試合をドタキャンしたじゃないですか! ダメですよー! どうせドタキャンしますよ!」と訴えるが、サップはヤル気満々で「DDTを破壊してやる!」と訴える。この結果、7・24両国大会への参戦が決定!
 過去2度試合をドタキャンしているサップ。奇しくも今年のDDT両国大会の大会名が『両国ピーターパン〜二度あることは三度ある〜』。それだけに大会終了後、報道陣からこの件について質問された大社長だが、「大会名は本当に偶然です! プロレス界はハートtoハート! 口約束だけで契約書は結んでいませんが、彼の紳士な目を信じるよ。サップは絶対に来ます!」と力説。iPhone内に保存されていたサップとの2ショット写真を見せて「これがその証拠ですよ!」と訴えたが......

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●平田一喜
8分18秒 変形アンクルホールド
○彰人(スポルティーバエンターテインメント)

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○GENTARO(FREEDOMS)/ヤス・ウラノ
10分29秒 シャープシューター
MIKAMI/●美月凛音

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●佐藤光留(パンクラスMISSION)/佐々木大輔(フリー)
12分58秒 レフェリー暴行→反則
○高尾蒼馬/松永智充

▼第4試合 「誰かの主催興行」興行権争奪バトルロイヤル痛レスラーデスマッチ
[退場順]星誕期(3分16秒 NOダンス)→藤田ミノル(5分4秒 OTR)→中澤マイケル(5分51秒 NOダンス)→タノムサク鳥羽(5分57秒  NOダンス)→男色ディーノ(6分49秒 NOダンス)→大石真翔(7分2秒 レフェリーストップ)→DJニラ(9分21秒 体固め)
○石井慧介
12分3秒 ニールキック→片エビ固め
●安部☆自演乙☆行洋
※石井が3月6日の自主興行権を獲得

▼第5試合 DDT東京闘会始'11 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
飯伏幸太/○ケニー・オメガ
16分55秒 クロイツ・ラス
HARASHIMA/●KUDO

▼第6試合 KO-D無差別級選手権王座統一戦 60分1本勝負
[第34代KO-D無差別級王者]○ディック東郷
26分24秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
[現KO-D無差別級暫定王座]●アントーニオ本多(フリー)
※東郷が第35代KO-D無差別級王者に


ということでして、個人的ないつもの雑感など。とにかく若手に場を与えている印象。2試合目は美月だし、3試合目は高尾。で、4試合目は石井とやめちゃうけど安部ちゃん。

セミとメインはいつもマッチメイクに事欠きません。

ただ、まだ若手は物足りないなあと思いつつ、観に行くのは後半戦の充実ぶりからでありましょう。飯伏は脳しんとうで飛んじゃったみたいなのでまたもや気になる。けがや脳しんとうの数があれだけのレスリングを見せるから多いのはやむを得ないのですが、ちょっと多すぎるかな。もうちょい飛び跳ねしない部分で引きつけることも必要な時期かも知れませんね。

メインは、アントンに期待してたけど、そうはなりませんでしたね。しばらく東郷さんの引退ロードが続くのでしょう。ちょっと中だるみしそうですが、これから春にかけてどう盛り上げるのか…。両国に向けてボブサップ参戦などあおっていますが、個人的には澤のユニオン入りを期待しているのですがどうなのでしょう。
タグ:DDT
posted by nizimasu at 10:19 | TrackBack(0) | プロレス
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43141071
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック