2016年04月07日

2016年3月の読書

2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:6555ページ
ナイス数:185ナイス

佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談佐藤優さん、神は本当に存在するのですか? 宗教と科学のガチンコ対談感想
中村うさぎさんとの対談も面白かったけどお互いキリスト教系の学校出身ということもあっていささかキリスト教以外には対立項がなかった。今回は竹内久美子さんという科学専門家との対談。ドーキンスの「神は妄想だった」から会話がスタートするのはスリリング。竹内さんは読者の素朴な「なぜ神を信じるの」と直球な質問。そこには啓蒙主義以降のプロテスタントの「心の中にいる」という言説とそれ以前のカトリックの「福音派」の進化論を否定する方向に向かうという解説なんて聴いたこともなかったw。キリスト教の神に対する考え方の疑問も氷解した
読了日:3月31日 著者:竹内久美子,佐藤優
節約する人に貧しい人はいない。節約する人に貧しい人はいない。感想
ニュースサイトの編集者である著者が自己啓発本を書くとは思ってもみなかった。しかし「ウエブはバカと暇人のもの」での厳しい批評眼は健在でこれまでの自身の金銭感覚だけでなく「虚栄心」がいかに無駄であるかと説くとともにこれまでのお金の話をしていく。ベースにあるのは固定費に近い家賃をいかに安くするか。そして家賃のウエイトが大きい人ほど見栄っ張りで社会や会社の変化で年収が下がった時に対応できないと喝破する。結局は「足るを知る」的な低く暮らすことでも生活を楽しむというスタンスは清々しくもある。投資の失敗談も赤裸裸だ
読了日:3月31日 著者:中川淳一郎
資本主義がわかる本棚 (日経プレミアシリーズ)資本主義がわかる本棚 (日経プレミアシリーズ)感想
水野和夫さんの「利子率革命」という歴史観には圧倒的な説得力があるんだけれどその背景には膨大な読書と検証の手続きがあったというのはこの本をよむとつくづくわかる。それにしても菟集という人間の欲望が海への航海に繋がりそれが利息の発生だったりそしてフロンティアとしての金融空間からサーバースペースへの広がりと帝国主義的な大国の思惑などは水野さんの史観を通してみると実にありありと見えてくるのだから不思議だ。あの柔らかい表情から垣間見える冷徹な人間の征服欲からの転換が求められるのは行き詰まっている資本主義の帰結なのかも
読了日:3月30日 著者:水野和夫
ランニング思考──本州縦断マラソン1648kmを走って学んだことランニング思考──本州縦断マラソン1648kmを走って学んだこと感想
外資系企業から起業してNPOの代表もしているという御仁の体験的マラソン日記。メインは本州縦断マラソンのエピソードと日記なんだけど最初にでてくる佐渡島のウルトラマラソンの話が面白い。それはマラソンを人生のプライオリティにしている人たちの朗らかで豪快な日常も微笑ましく描いていて楽しく読めた。ただいかんせんこの著者を手助けする女子がでてくるのがいらっとしたかもw
読了日:3月29日 著者:慎泰俊
オレって老人?オレって老人?感想
伸坊さんのとぼけた文体を久々に堪能した。赤瀬川さん亡き後、この飄々とした文章を読む機会が減っていたので正直ほっこりしました。老人は楽しい
読了日:3月29日 著者:南伸坊
アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]感想
この本を読んでいたら90年代のスタジオボイスを思い出した。しゃれたアートや写真の情報はその本から入手していた。あれから20年あまり現代アートの中心地としてのアメリカは揺るぎないものを思わせる。そして戦後にアートのアイデンティティのない世界からトップランナーに躍り出るには絵画の新たな潮流や斬新な映像に写真の技法と言った「ルール」や「発明」があったからに他ならない。その手法は結構デザインや広告などで間接的に消費されていて現代人のビジュアルやアメリカのイメージとも連なっているという米国歴史の蓄積を感じさせられた
読了日:3月29日 著者:河内タカ
蚕: 絹糸を吐く虫と日本人蚕: 絹糸を吐く虫と日本人感想
蚕という装丁の大きな文字を見て懐かしい感じがした。祖母の家の納屋にはかつて蚕を飼っていて夜ともなるとムシャムシャと桑を食べる音がしたという話を思い出す。自分が小さな頃には蚕はいなかったけどそのイメージは映画のモスラにも通じる。そう、日本の農家の原風景には蚕を育てていたというのがこの本の中から浮かび上がってくる。そしてそれが信仰の対象になり桐生市では白滝姫伝説にも連なっているというエピソードばかりか生人形まで作られていたというのには驚くばかり。個人的には豊蚕信仰の変遷が日本人の信仰のありようが感じられた良書
読了日:3月29日 著者:畑中章宏
「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する (単行本)「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する (単行本)感想
「黄金の羽根の拾い方」という海外資産投資の鏑矢となった本からまさかの知の最前線まで網羅する作品を生み出すとは正直驚きであります。読書案内もさることながらその底流にあるのは自然科学の成果が人文科学のそれをはるかに凌駕しているという事実。分野は複雑系に進化論、ゲーム理論に脳科学と功利主義だ。それぞの分野は行動科学や生理学に統計学も駆使しつつ日々アップデートされているという話で行動科学ではおなじみの囚人のジレンマやべき分析なんかもさらりと書いていますがかなり高度。フロイトのこき下ろしぶりも容赦なくて驚くばかり
読了日:3月26日 著者:橘玲
もう迷わなくなる最良の選択: 人生を後悔しない決断思考の磨き方もう迷わなくなる最良の選択: 人生を後悔しない決断思考の磨き方感想
スマナサーラ師の本は最近ちょっと出すぎなので遠ざかっていましたがこれは仏教に限定しない人生訓が満載でかなり違う視点で読めた。あえて自分の選択の基準が「理性」なのか「感情」なのかと問う。その上で感情による判断は99.9%間違っていると喝破する。この感情なんてものはというある種のラジカルな考え方が結構初期の仏教なんかにはあってゾクゾクする感じか。理性を育むためには仏教では修行になるのだろうがこの本では「レッスン」と置き換えたり愛情を否定したりするのも面白い。うまく生活に取り入れられる部分だけ真似ればいいと思う
読了日:3月24日 著者:アルボムッレ・スマナサーラ
ぼくらの仮説が世界をつくるぼくらの仮説が世界をつくる感想
講談社出身の佐渡島さんが漫画家のエージェントとマネジメント会社コルクを創設したのが12年のこと。その契機がドラゴン桜だったり宇宙兄弟だったりするのが古く感じるが個人事業主である漫画家が作品に集中できる環境を整えるという意味ではかなり斬新なモデル。これが会社としてまわすには結局人気作家を抱えるということなのだがそれを既存の「情報→仮説」から全人的直感に基づく「仮説→情報」に落とし込むというのが佐渡島さんのビジネス論なのだがこれは可視化は勿論言語化するのも難しいテーマで具体例は面白いけどちょっと消化不良でした
読了日:3月24日 著者:佐渡島庸平
スピルバーグ その世界と人生スピルバーグ その世界と人生感想
スピルバーグとルーカスは幼心にださいと思っていた。王道のSFでのハリウッド大作。しかし時間がたつにつれそれもまたよしと思える境地になりましたw。しかもスピルバーグ自身はヒット作と社会派作品を交互に出して良識派の映画人としてその地位は揺るぎないのも事実。著者はスピルバーグと親しくその発言もかなり網羅しながら多様な作品をデビューから丹念に紹介。ヒット作はもちろん「カラーパープル」から始まる社会派の作品群も結構誌面を割いているばかりかインディジョーンズをバッサリと切っていたりとなあなあになっていない評も見事です
読了日:3月24日 著者:リチャードシッケル
日本人はどこから来たのか?日本人はどこから来たのか?感想
これまで縄文時代あたりまでの興味でしたがこの本を読んで一気に石器時代のホモサピエンスの広がりについても俄然関心が湧くような本。アフリカから誕生した新人がその後3万8千年前頃にはオーストラリアやシベリアなどに移動。そして様々なルートを通じて日本にも到着していたという変遷を石器などの事実から積み上げていくのが途方もない。しかも対馬に来た人類は神津島に石を採掘するために航海までしていたことや南方ルートを辿ってきた人々が台湾から日本まで100キロも航海していたのではないかという仮説は現在進行形で検証するのも愉快だ
読了日:3月24日 著者:海部陽介
食の日韓論食の日韓論感想
韓国料理は韓流ブームとともに日本にも紹介された感じがなきにしもあらずだが日韓関係の冷え込みとともに落ち着いている。その一方で著者によれば日本食の韓国での進出ぶりは目を見張るものが多いという。そうした中で韓国産のアワビやパプリカは日本にもかなり輸出されているというから日本と韓国の食のつながりは深い。だが韓国に置ける日本食はもはや日本食ではなくローカライズされていておそばやとんかつは日本の味とは全く別な進化を遂げている現状をレポしている。そうした中で冷麺を日韓の架け橋として取り上げる視点がユニークではあるかも
読了日:3月22日 著者:八田靖史
大脱出――健康、お金、格差の起原大脱出――健康、お金、格差の起原感想
良書。人間の幸福とは何かーという問いに対しついてまわるのは経済に寿命の問題。それを健康とお金に絞って議論したのがノーベル経済学賞もとっている著者の最新作。中でも世界の中でも最貧国でもあり経済成長もしているというアンビバレンツなインドを研究しているだけあって格差の問題も言及しているが健康と寿命の部分にかなりのウエイトをかけていて西欧諸国の寿命の伸びを感染症と慢性疾患で捉えて分析しているのがユニーク。西欧はインフラの改善で衛生環境がよくなり感染症による胎児の死亡が激減。慢性疾患も薬物の研究開発で変化しつつある
読了日:3月21日 著者:アンガス・ディートン
モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)モンスター大図鑑 (ネコ・パブリッシングのビジュアルガイドブック)感想
海外ドラマのマイブームからなぜかホラー映画を再び見続ける日々になりつつある中で今更のおさらいもありつつ過去のモンスターに想いを馳せる本。著者のジョン・ランディスの名前を聞いたことあるなあと思ったら「狼男アメリカン」の監督もさることながら「ブルースブラザース」もそうだった。そのホラー映画に対する造詣の深さもさることながらサムライミのインタビューとかで何とも敬意を払っている様子から気づく。そのモンスターの起源や恐怖って人が持つ普遍的な人格や共感覚に深く根付いていてそれが擬人化されていく歴史の重みを堪能しました
読了日:3月21日 著者:ジョン・ランディス
ドキュメンタリーは格闘技である: 原一男 vs 深作欣二 今村昌平 大島渚 新藤兼人 (単行本)ドキュメンタリーは格闘技である: 原一男 vs 深作欣二 今村昌平 大島渚 新藤兼人 (単行本)感想
原一男監督の作品は大体見ているけどそのパーソナリティは本人が直接的に出演していないので「しつこく被写体を追う人」というイメージにすぎなかった。「CINEMA塾」というイベントでの巨匠の面々との対談をまとめた対談集。これがまさに原監督の人となりがよくわかりかつドキュメンタリー作品論でもあるのが面白い。何しろ白眉なのが最初に登場する深作欣二監督との対話。やたらと「共演した女優と性的関係を持つと後の撮影はしにくくないか」という疑問で後に登場する今村昌平にも聞いているから相当気になっていたのかな。何とも人間臭いw
読了日:3月21日 著者:原一男
線で読み解く日本の名画線で読み解く日本の名画感想
美術の本は好きだけど中心にあるのは美術史的な見方だったりする。そうした中で技法についての一般向けの解説書は中々いいのが見当たらなかったりすがこれは歴史的に過去からなぞっていて非常に読みやすかった。鳥獣戯画をここでも取り上げているがその漫画の原点と言われた作品がなぜここまで日本の美術史において意義があるのかは後の絵草紙になぞられる物語の時間的推移を見せるという点やシンプルな線で写実ではない日本美術の特性がすでに確立していたことにも着目している。そうした線を巡る物語は水墨画に至るという文脈解説の手腕は見事です
読了日:3月17日 著者:安村敏信
愛の顚末 純愛とスキャンダルの文学史愛の顚末 純愛とスキャンダルの文学史感想
文士と恋愛って相性がいい。宇野千代さんだったり寂聴さんの過去の恋愛話も面白いがこちらに出てくる12の物語はストーカーあり掠奪愛ありだったりするが壮絶なのは吉野せいさんのエピソードだ。70代にして夫の混沌という詩人の死去からようやく解き放たれて書いた記録文学の評価のすさまじさもさることながら貧困の開墾農家で子育てに奔走した人生を思うとその凄まじいまでの情熱が文章の行間から読み取れてうなってしまった。また近松秋江という色に狂った作家が京都の芸妓に捨てられたあげく正宗白鳥と女の取り合いをする話は色に溺れて素敵だ
読了日:3月17日 著者:梯久美子
水上マーケットの朝、アヒル粥の夜 あっちこっちベトナム旅ごはん水上マーケットの朝、アヒル粥の夜 あっちこっちベトナム旅ごはん感想
南北に長いベトナムの地図が表紙にある。それは実に多様な地域性があることに気づくのはページをめくるたびに感じられた。南部のホーチミンと北部のハノイがまったく別の気候だと知らないレベルのベトナムの知識しか持ち合わせていなかっただけに目から鱗の話が多数。北部はなんだか鶏にしても何にしてもかなり少数民族の影響が大きいような食生活だしフランス統治下のバインミーのようなフランスパンの食事とかが日常の中にあってかなり興味深い。しかもハノイはかなり冬場も寒いとかフォーはハノイの方がおいしいって納得。焼き鳥屋通りも気になる
読了日:3月17日 著者:高谷亜由
美の考古学: 古代人は何に魅せられてきたか (新潮選書)美の考古学: 古代人は何に魅せられてきたか (新潮選書)感想
考古学(つまり古代以前の人)の時代の日本人が美を感じていたか。それはイエスであろう。では何に対して美しいと感じたのか。それを発掘された土器や道具、古墳から考えていくのがこの本の企みだ。著者は「物時計」という概念を持ち込む。物の形を観てそれを新しく感じるか古く感じるかという視点。そして物地図は民族性を体現する。日本においては中国や朝鮮の物地図も取り込みつつ素朴段階→複雑段階→端正段階を経るという。これは世界共通のようだ。小林秀雄は「装飾性」「物語性」に分離して東日本の複雑期には物語を感じる。現代美術も同様だ
読了日:3月17日 著者:松木武彦
ゾンビ映画年代記 -ZOMBIES ON FILM-ゾンビ映画年代記 -ZOMBIES ON FILM-感想
ウォーキングデッドの大ブームでつい手に取ってしまった。個人的なゾンビ映画はジョージAロメロのゾンビで止まっていたんだけどその後もものすごい勢いでスプラッターや28日後…なんて作品も出ていてついつい本を読みながら随分作品を観てしまいました(笑)。でもロードオブザリングのピータージャクソンとか人気の作家ってブレイク以前に低予算のゾンビ映画を手がけているケースが多々あってやっぱりゾンビという素材は何だか知らないんだけど人を魅了する部分があるんだなあと思った次第
読了日:3月16日 著者:オジー・イングアンソ
Wassup! NYC_ニューヨークヒップホップガイド (音楽と文化を旅するガイドブック)Wassup! NYC_ニューヨークヒップホップガイド (音楽と文化を旅するガイドブック)感想
オールドスクールからミドルスクール(デラとかトライブとか)のあたりが好きな人にはたまらんだろうな。ニューヨークのクールハークがパーティをしたスポットからラッパーの経営しているファーストフード店まで網羅していてこれは思ったよりもマニアックでうれしい。しかもビースティのミュージックビデオにも登場する場所も紹介されていてこれは期待していないスポットなので「おおっ」とたじろいでしまったのは言うまでもない。しかもエリアの紹介もブロンクスから始まるあたりもわかっていらっしゃる。ヒップホップの歴史を知らなくても楽しめる
読了日:3月16日 著者:水谷光孝
世界を食べよう!  ―東京外国語大学の世界料理―世界を食べよう! ―東京外国語大学の世界料理―感想
この本は旅行本のようでありレシピ本でありとてもユニークな企画。世界の様々な土地を研究する人たちがフィールドワークで集めた食の文化誌でありおいしそうな写真もたっぷりでしかもそれぞれの国の食文化を紹介しているのが面白い。意外と韓国のジョン(お好み焼きと天ぷらみたいな油の揚げ物)だったり生春巻きが簡単そうだったりしたかと思えば、旧ソ連圏の食事のボルシチみたいな煮込み料理の文化圏もあったりして本当に世界は広いと思わされる。個人的にあんまり情報のない中東圏の食事が知らないレシピだわおいしそうわでなんだか興味深かった
読了日:3月16日 著者:
市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書)市川崑と『犬神家の一族』 (新潮新書)感想
春日太一さんって優しい顔をしながら本音がズバリとはいることがある。時代劇本では司馬遼太郎の司馬史観の問題点を斬りつつ今回は吉永小百合の監督クラッシャー論。市川崑を日本映画の人柱とまで言う。そこまで自己主張が強い訳ではない人柄だったりパートナーである和田夏十が亡くなってからの迷走ぶりも書いていたりしてなるほどとうならざるを得ない。個人的には犬神家だしそれがタイトルになっているのだけれど市川崑のキャリアから考えるとかなりの後期なのがわかる。そして黒い十人の女とか小西康陽の再評価でようやく陽の目を見たのかと驚く
読了日:3月16日 著者:春日太一
神社の解剖図鑑神社の解剖図鑑感想
神社がどこから来たのか。そして形式や神の系譜などもわかりやすい。同社のビジュアルシリーズはとても親切!!
読了日:3月7日 著者:米澤貴紀
絵解き「江戸名所百人美女」 江戸美人の粋な暮らし絵解き「江戸名所百人美女」 江戸美人の粋な暮らし感想
ここまで完全に江戸時代の浮世絵を解説した本はないかもしれない。出典は3代目歌川豊国という人が書いた「江戸名所百人美女」だ。これを時代考証の専門家が見事な解説するのがこの本。場所にモデルまでもわかるし様々な衣装や飾りなどからその人がどういう背景があるのかもたどっていく。西洋美術のアトリビュートではないがある種のサインを本から読み取れてビジュアルも見事。編集力の勝利
読了日:3月7日 著者:山田順子
ヒット曲でわかる! ROCK&POPの音楽理論 コンパクト・ガイドヒット曲でわかる! ROCK&POPの音楽理論 コンパクト・ガイド感想
すごくベーシックな音楽理論の解説書なのですが最近のヒット曲がサンプルで挙げられていてとてもわかりやすいのでした。後半にジャンルの解説もあってこの本から得られることが多い
読了日:3月7日 著者:ジュリアウィンターソン,ポールハリス
ラーメンの語られざる歴史ラーメンの語られざる歴史感想
そもそもこの本ってアメリカ人が書いたとされるのであるがちょっと怪しい(笑)。その博覧強記な内容でラーメンの歴史に肉薄している。流行のラーメンの蘊蓄よりも麺の素材である小麦が日本でどのように浸透していったか。あるいは支那そばと言われるように外国人の料理人がいかにになっていたか。さらには安価な食事として田舎から都会に出てきた人たちのソウルフードとして認知されていったかなどを考察しているのがメイン。むしろ80年代以降のラーメンブームについては他の本に任せてしまっている麺がむしろ誠実。日清食品の話がタブー的でよい
読了日:3月4日 著者:ジョージソルト
やせるおかず 作りおき: 著者50代、1年で26キロ減、リバウンドなし! (小学館実用シリーズ LADY BIRD)やせるおかず 作りおき: 著者50代、1年で26キロ減、リバウンドなし! (小学館実用シリーズ LADY BIRD)感想
この本のレシピはやせるというのもさることながらそんなに高くない食材が満載で一品あたりの食費がそれほどかからないのがいいかな。それとあまり多くの食材を使わずに作る点が他のダイエットレシピとは違う気がします。ヒットしたのもうなづけます。あとダイエットレシピ特有の寂しい感じがないのもいい。
読了日:3月4日 著者:柳澤英子

読書メーター
posted by nizimasu at 00:23 | TrackBack(0) | BOOKS
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