2015年04月05日

2015年3月の読書

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:6775ページ
ナイス数:197ナイス

マンガ西洋美術史03 「市民社会」を描いた画家」 ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホマンガ西洋美術史03 「市民社会」を描いた画家」 ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホ感想
版元の倒産もあったりしてこのシリーズも終わりなのかな。市民社会というのは、貴族が絵画の発注先だった時代から下った時代だけに、その中心はオランダのフリューゲル一族に、フェルメール。イギリスの物語絵画の元祖、ホガースにフランスはミレーにゴッホと何とも親しみやすい名前が並ぶ。それにしても個人的にはブリューゲル一族を陰で支えてきた大ブリューゲルの母方の祖母の教育で、それぞれの画家が出てきたというのは面白かったかも。ミレーのストーリーも以前に読んでいたが、マンガだとまた一段と人間関係がかいま見ててスイスイ読めた
読了日:3月31日 著者:
老耄と哲学 思うままに老耄と哲学 思うままに感想
新聞連載のエッセイをまとめたものだけれど、その内容は多岐にわたる。哲学では天台宗の教えから「草木にも仏性が宿っている」と説いたかと思えば、突然、水木しげるとの対話で戦争時代を思い、折々似なくなった人への随想、自身が手がけた「ヤマトタケル」のエピソードから歌舞伎へのあれこれにまで、まさに思索の連続。半沢直樹の感想すら出てくるのは、とても80歳を過ぎたとは思えないバイタリティ。白眉は、その健康の秘訣で、食事を楽しみ、性欲の衰えを嘆くことなく、人付き合いを減らしていき、気ままに生きるという。何だか味わい深い
読了日:3月28日 著者:梅原猛
ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)感想
ナタリーの差し障りのない記事の書き方というのはある種のポリシーの元に行われていて、それが物足りなかったりするんだけど、創業者の著者にとってみては「それって20世紀的だよ」ということらしい(笑)。確かにロッキンオンに代表されるバーター記事と広告のセットやサブカルにありがちな上から目線の記事の氾濫というのは、ゆるやかにサブカルやポップカルチャーの衰退に繋がっているというのは、自分も好きなジャンルだけによくわかったりする。その問題点をするりと自己主張せずに体現している部分はかっこいい。無色透明いいな。
読了日:3月28日 著者:大山卓也
元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略 (oneテーマ21)元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略 (oneテーマ21)感想
これは内部の人でないとかけない本だと思う。どのようにタカラヅカをマネタイズするかというのを一年間の公演スケジュールを通して、劇場での本公演、それにくわえて地方公演や売り興行などなかなか旧来型のビジネスのように見せつつもしたたかさな計算もあったりするし、スターシステムをたくみに組み込んでいるあたりは、AKBなんかとも比較しているけれども一過性で終わらせない強みがあると思う。その仕組みとしての強さが、それぞれの組の男役と女役のトップの個性の背後にあるというのは実に面白いとうならされました
読了日:3月28日 著者:森下信雄
すべてのドアは、入り口である。現代アートに親しむための6つのアクセスすべてのドアは、入り口である。現代アートに親しむための6つのアクセス感想
作家の原田マハさんは元々フリーでキュレーターをしていただけ合って美術の知識は半端ではない。そんな彼女が友人のキュレーターとの対談で、現代美術の道案内をするという趣旨。この本で最初の方で紹介される数々の索引を概観するだけでも今のアートが持つ社会の告発であり、批評眼の深さに驚かされる。単純に見ている中からほの見えてくる現代社会というものの写像みたいなことを感じられるような気がするのでした。おもろ
読了日:3月28日 著者:原田マハ,高橋瑞木
ズームイン、服! (POPEYE Books)ズームイン、服! (POPEYE Books)感想
坂口さんが服をキーワードに市井で生活している人たちをインタビューとイラストで表現している。そのチョイスのセンスがまた絶妙で、こんな人がよく生活できるなあというような人が次々登場していて、服の話をするかと思いきや、その外面をはがしていって内面にギュンと迫っていく。途中、著者の鬱病もあると、その中身は服そのものよりも他者ではなく、自己省察にむかっていくような感覚もありかなりしんどそうながらも、作家の作品としてみるとかなりユニークな作品になったかもしれない。しかし、それにしても自己の内面の赤裸々さはさすが作家だ
読了日:3月28日 著者:坂口恭平
インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけインターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ感想
この手の話をどこかで読んでいたなあと思ったら田端信太郎さんもネット社会により、人のコミュニケーションのありようが変化するというようなことを提示していた気がします。結局、このあたりの話ってある程度はアメリカのネットの専門家が書いた本の受け売りの部分が多くて、レファレンスを見ながら彼らの手の内がわかるというのが面白い気がします。ただ、あくまで大きな潮流に着いて見ているというのは一貫していて、その先にあるローカライズやパーソナイズの部分はあまり触れていないのでもうちょい読みたい気がしました
読了日:3月28日 著者:小林弘人,柳瀬博一
文字のデザイン・書体のフシギ (神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2)文字のデザイン・書体のフシギ (神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2)感想
同じく大学でのレクチャー本。この本では加島卓氏の「デザインを評論することは可能なのか」という論考が面白かった。それは音楽と同じく不可能ではあるが、では実践としてのデータベースでいいのかという疑問もここで提示する。そこにはカルチュラルスタディ的や技術論とは違う歴史の視点を導入して言葉の歴史を語るという指摘が面白かった。そうなのだ。どうデザインが言語化されてきたのかという変遷から、デザインの本質に寄り添う。これはあらゆる評論に突いてもいえそうな気がします
読了日:3月26日 著者:祖父江慎,藤田重信,加島卓,鈴木広光
デザインを構想する (神戸芸術工科大学レクチャーブックス 3)デザインを構想する (神戸芸術工科大学レクチャーブックス 3)感想
大学でのレクチャーをまとめていますが、これが様々な人が登場してなかなかの傑作だったりします。中でも冒頭に登場するデザイナーの山口信博さんの折る造形についての話がとても面白い。もともと水引やぽち袋なんてモノも折ることからスタートしている訳で、結びの説明も歴史的な変遷にも迫っていて目からウロコのエピソードが満載です
読了日:3月26日 著者:山口信博,木村タカヒロ,祖父江慎,小野明
食堂業の店長塾: 強い店長が、外食の現場を強くする食堂業の店長塾: 強い店長が、外食の現場を強くする感想
たまたま書店の平積みで見た本ですが、いわゆるファミリーレストランの現場のオペレーションや店長の具体的なリーダー論。さらには教育社として存在するトレーナーの育成にコスト管理など、これでもかと大手ファミリーレストランチェーンで培ったノウハウがてんこもりに記述されていて圧倒されること必至。この本はいわゆる現場の最前線の声であり、その背後には標準というトヨタやテーラーなんかの原価管理の思想も具現化されていておおっと思いました。たった千数百円でこんな本書いていいのかと目からウロコの連続でした
読了日:3月22日 著者:井上恵次
「続ける」技術「続ける」技術感想
行動科学の入門書で、ものすごくシンプルに本質を書いている。168ペーゾだけど、大事なことは数ページで読めてしまう。なので、スカスカな印象があるが、行動修整の要諦がわかるだけに、ものすごくためになる本だ。大分、これで色々なことが整理できる人多いのではないか
読了日:3月22日 著者:石田淳
世界一やせる走り方世界一やせる走り方感想
ちょっと大げさだけど、1キロで何カロリー消費する。そしてやせるには1キロ7200キロカロリーの消費が必要で…なんてところを懇切丁寧に説明していて説得力がある。しかし、「GO WILD」を読むとランニングのメリットはもっと脳のトレーニングにも繋がるものであり、そうなれば、脳自体がダイエット志向になればいいと考えるに至りカロリー的に考えるのは、負担になるのでそろそろいいのではないかと思う。しかし、この本の魅力は非常に合理的なこと。やせるという合理性に人間があわせることができるかどうかということを教えてくれる
読了日:3月22日 著者:中野ジェームズ修一
メモリースティック  ポップカルチャーと社会をつなぐやり方メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方感想
ちょいちょい「KAMINOGE」の原稿などで見ていて、マッスル坂井なんかの世界観は至ってわかりやすいのだけれどどうしても松江哲明あたりの記述についてはあまり予備知識がないものだからなかなか記憶に残らない。その冷静な筆致にぎゅっと詰まった情報量に批評も今のポップカルチャーの文脈では、非常に注目されているのがわかったんだけど、00年代におけるポップカルチャーがオープンであるというイメージはわかずむしろ隘路に入っているような錯覚に陥った。それだと広がりがないな。ちょっとその部分を期待していたので肩すかし感があり
読了日:3月22日 著者:九龍ジョー
GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネスGO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス感想
ぐるぐると自分の頭の中に渦巻いていた身体感覚やダイエットなどの問題。さらには、メンタルタフネスといった問題をすべて網羅した最新の心身の健康についての考察した本。以前に「脳を鍛えるには運動しかない」という本を書いているだけあり、自然を見ながらのトレイルマラソンもさることながらソローの森の生活だったり、低炭水化物も実践して、ダイエット。さらには、瞑想にマインドフルネスの話もある。すごく網羅的で実践的でもあり、この種の本はもはやこれを読めば後はぐ田的なメソッドだけ必要というレベルの著作だ。うさん臭くないのもいい
読了日:3月22日 著者:ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング
名画は語る名画は語る感想
画家の千住さんが見た名作の感想文といえば、それまでなんだけど、そのルネッサンス前後の作品の思い入れがスゴいようで、よんでいてもその世界観にぐいぐい引き込まれます。思えば、千住さんの作品は強烈に日本を感じさせるんだけど、氏の解説にもあったようにその裏には、圧倒的な西洋絵画と対峙してきた時間というのがあるのですね。むしろ印象派とかには、あくまで解説に徹している部分があってそれはそれでもやはり画家の見た絵の世界は我々とは違う色の世界をまざまざと文章で教えてくれます。痛快な一冊
読了日:3月15日 著者:千住博
アウトサイダーの幸福論 (集英社新書)アウトサイダーの幸福論 (集英社新書)感想
ハリスさんが随分丸くなったなあというのが読後感。相変わらずだなあというか己の美学を貫き通すところもやっぱり好きだわ。結局、アウトサイダーというのは社会の規範に染まらないこと。その背景にはやせ我慢の美学があるというのを教えてくれる。それはアーティストシップと一緒かもしれない。オーストラリアで16年居着き世界を放浪。三度の結婚に本屋を開いたりパーソナリティとしても活躍。この人が以前に提唱していた100のリストも真似したことがある。死ぬまでにやりたい100のことの最初に叶えたのがモデルとつきあうというのもグッド
読了日:3月15日 著者:ロバート・ハリス
レイアウトの基本ルール 作例で学ぶ実践テクニックレイアウトの基本ルール 作例で学ぶ実践テクニック感想
この手の本はたくさんあるけど、名刺の具体的な作成例の細かさはなかなか他の類書の追随を許さないボリューム&親切さ。これだけでもレイアウトのかなりのベースの部分は学べるのではないかしら
読了日:3月14日 著者:大崎善冶
起業のファイナンス 増補改訂版 ベンチャーにとって一番大切なこと起業のファイナンス 増補改訂版 ベンチャーにとって一番大切なこと感想
第1版も読んだんだけど、タイミングもあってか今の方が圧倒的に読みやすいのでした。内容についての変化はそれほどなくて、むしろベンチャーの環境の変化なんかのほうが記述が変わったようだ。実際、ファイナンスというのは資金調達とエンジェルなどの投資家の「EXIT」戦略や思考法がどのようなものであるかというのが綴られていて、とかく視野が狭くなりがちな起業家や予備軍には最高の本ではないか。そう思わされる本
読了日:3月14日 著者:磯崎哲也
ハーブの歴史 (「食」の図書館)ハーブの歴史 (「食」の図書館)感想
ハーブとスパイスの違いって何だろうという問題意識からスタートしてローマ時代の博物誌からの言及に始まり、中世では占星術師がハーブの研究をしていたり民間療法とか錬金術とかとも並ぶ称されるような部分が、今のハーブにもある種のスピリチュアル的な怪しい効能みたいなものがあるのも納得かと思われる。それはさておきにしても、料理のおいしさを引き出すスパイスやハーブの歴史的な変遷とか図版も豊富で見ていて本当におもしろい。あんまり堅苦しく読まずにさらりと読み飛ばすだけでもハーブの世界の怪しさも含めて満喫できるはず
読了日:3月14日 著者:ゲイリーアレン
Design Rule Index[第2版]― デザイン、新・25+100の法則Design Rule Index[第2版]― デザイン、新・25+100の法則感想
デザインにおける学術的な発見や規則性、人間の視覚認識の癖みたいなものに焦点を置いた本で、まさに黄金分割に代表されるような原則から、レイアウと上の3分割のグリッドシステムの法則まで網羅していて、なかなか骨太の本であります。これを実践で直感的に使えるかどうかというと?なのだけれど、それでも人間の知見を総動員してデザインせねばとつい力んでしまいますね。こういう本は。自分をインスパイアする意味でもリファレンス的に手元に置いておきたい本でした
読了日:3月12日 著者:WilliamLidwell,KritinaHolden,JillButler
ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)感想
アメリカで起きているオーガニックの隆盛が、ヒップという文脈で紹介されているのはどういうことかと驚いて手に取る。クールではなくヒップの意味は、「ヒップ」というアメリカの文化の底流にある潮流を解説する本もあるほど難しいんだけれど、そのきっかけは黒人スターの規格外の振る舞いや言動にかっこよさを見いだす感じあらスタートしている。翻って現在は、ポートランドやブルックリンのDIYのシーンやサードウェーブと言われるコーヒーショップのあり方、アリスウォーターズのシェパニーズなどある。そんな現在進行形のアメリカを概観する
読了日:3月12日 著者:佐久間裕美子
Design Basic Book[第2版] -はじめて学ぶ、デザインの法則-Design Basic Book[第2版] -はじめて学ぶ、デザインの法則-感想
主にエディトリアルの世界を紹介していて色々参考になりました。実は、内容もさておき、ところどころで出てくる資料の本がなかなか充実のラインアップでつい読みたい本が次々出てきてうれしい誤算でした
読了日:3月11日 著者:生田信一,大森裕二,亀尾敦
真贋のカチマケ ~鑑定士の仕事~真贋のカチマケ ~鑑定士の仕事~感想
「なんでも鑑定団」にでている中島さんというと「いい仕事してますね」という何だかとても紳士なおじいちゃんのイメージだったのがこの本を読んで一転しました。骨董商の世界というのは、だましだまされという斬ったはったの世界でいきなり衝撃。そうした中で、だまされたエピソードやだまそうとした同業者を一刀両断にするのが面白い。まさに仁義なき骨董や古美術の世界を様々なエピソードを駆使して開陳しているのだ。いやはや骨董の闇の世界を覗けるような本で装丁の上品さとは裏腹の本音と建前に驚きの連続でした
読了日:3月11日 著者:中島誠之助
神社ってどんなところ? (ちくまプリマー新書)神社ってどんなところ? (ちくまプリマー新書)感想
この本は神社の成り立ちとか様々な建築や狛犬の意味。さらには神話の世界観も紹介している。初心者向けで大変親切な本で、正直、サライとかの神社の特集の方が難しく書いてあるかもしれない。それほど充実の内容ですが結構つっこんだ部分もあったり何度も繰り返し反復しながら読んでしまいました。良書
読了日:3月5日 著者:平藤喜久子
時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか?時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか?感想
時間資本主義というのは、時間価値という概念からお金という資本主義から時間をいかに効率的にするかあるいは快適に過ごせるのかということに消費のパラダイムがシフトするというのがこの本の趣旨。それにターゲットをあわせたビジネスのありようみたいなものが、つまびらかになって本当にためになることばかり。何だか時間の希少性が高まる中、実はお金の存在感も高まっているのは日本だからか
読了日:3月5日 著者:松岡真宏
荒木経惟の写真術 (フォト・リーヴル (05))荒木経惟の写真術 (フォト・リーヴル (05))感想
荒木さんの写真には私小説を感じると思う人は多いのではないか。公私混同でありストーリーを感じ察せる作品の数々。その背景には写真の技術はもちろん、インスピレーションの源泉もある。そんなことを若手(といっても今では大御所も多いけど)対話の中でその秘密をあっさりと公開する。このオープンマインドな姿勢にほとんどの対談相手は圧倒され嘆息する。これがアラーキー節だ。どこか人を化かすようなところもあるけど、その端端に感じるのは、カメラマンとしてのプライドであり、世界観を持ったアーティストのスタンス。やっぱりマイアイドルだ
読了日:3月2日 著者:荒木経惟
「健康第一」は間違っている (筑摩選書)「健康第一」は間違っている (筑摩選書)感想
この本の評価ってとても難しい。論としての整合性はすごく真っ当で納得できるんだけど、過剰な健康主義がもたらす幸福観の欠如の問題や財政などにもメスを入れていて興味深い。いわゆる健康寿命と本当の寿命の乖離なんかの議論は数字を元に構成されていて実に興味深かったです。それにしても健康信仰というのは、経済至上主義の次にくるパラダイムだと思うんだけど、ここまでイサギのいい本があるのは問題提起としてはアリだと思う
読了日:3月1日 著者:名郷直樹

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posted by nizimasu at 19:11 | TrackBack(0) | BOOKS
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