2014年10月05日

2014年9月の読書

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:6997ページ
ナイス数:208ナイス

最相葉月 仕事の手帳最相葉月 仕事の手帳感想
実は最相さんの作品は全く読んでいない。むしろ、書評とかの小文でひかれていた。きっちりした書きっぷりはどこか、生真面目さを感じるしどこか融通のきかない部分も感じる。でもそれが昨今のノンフィクション作家の中でも独自のポジションを築いているのがわかる気がする。個人的にはほぼ一章さいた書評や文系ながら理系のテーマを書く矜持みたいなものを読むとその気の強さが何ともしびれるものだ。つくづくかっこいい人です。身近にいたら怖いけど…
読了日:9月30日 著者:最相葉月
すべての「お金」の悩みにはすでに誰かが答えを出している (マイナビ新書)すべての「お金」の悩みにはすでに誰かが答えを出している (マイナビ新書)感想
これまた身もふたもない本でありまして、収入、支出、投資に分けてどのように振る舞えば合理的であるかについて経済や行動科学のジャンルから答えを導きだすんですね。これがおもしろいこたえになるわけない(笑)。しかし、ある種の模範解答の違和感から自分の人生というのは出てくるんだなあと素朴に思うばかり。合理的程つまらないものはないなあというのが率直な感想
読了日:9月30日 著者:小山信康
80歳を過ぎても徹夜で議論できるワケ (角川oneテーマ21)80歳を過ぎても徹夜で議論できるワケ (角川oneテーマ21)感想
結局は仕事をして恋をしているというのが大きいのだろうな。しかし、田原サンの分析によると、付き合いの悪い人、悩まないこと、歳をとったら肉を食べると、政治家を長年見てきた経験からのべている。意外とお酒を飲まずに孤高であることが大事なのかもしれない
読了日:9月30日 著者:田原総一朗
肖像画で読み解くイギリス史 (PHP新書)肖像画で読み解くイギリス史 (PHP新書)感想
イギリスの歴史を彩るヘンリー8世の肖像画の背景や、ヴァンダイクのイギリス絵画における位置づけなど、歴史中心のイギリス史とは違う美術の歴史に迫った著作。17世紀のホガースの登場と市民階級の誕生などのトピックもさることながら、この本の力点はやっぱりラファエル前派とその後の唯美主義の時代かなあ。図版が多いので、ロセッティもさることながらミレイの作品を解説付きで読めるのがうれしい。あと個人的にはベーコンの解説が少なめなのが残念なぐらい。ホイッスラーの良さに気づくなど発見の多い本でした
読了日:9月30日 著者:齊藤貴子
手放す生き方(タイの森の僧侶に学ぶ「気づき」の瞑想実践)手放す生き方(タイの森の僧侶に学ぶ「気づき」の瞑想実践)感想
タイの仏教の高僧の著述をまとめたもので、序盤はちょっと退屈だなと思っていたが平板な言葉に雲をつかむような何とも曖昧かつ、人に悟らせない言葉の数々が後半になると、突然、何かきりのはれたようにすっと腹の中に入ってくる感じがする。いわゆる仏教がなぜ出家するのか。そして、人からのほどこしで生活するのか。年ではなく森の中で、集団生活をするのか。瞑想のゴールは何処にあるのか。そうしたものに答えを求めない。執着から逃れる生き方のありようみたいなものが徐々に全体的な体系としてつかめるのは非常に貴重で面白い内容でした
読了日:9月26日 著者:アーチャン・チャー
芸術とは何か 千住博が答える147の質問(祥伝社新書)芸術とは何か 千住博が答える147の質問(祥伝社新書)感想
個人的にはまず、直島で見たウォーターフォールのインパクトというのを描いた美術家としての印象が強い。それはこの著書の中でも一貫しているモダンの中のどこか日本的な情緒感みたいなものがある。芸術に関する素朴な質問や疑問に千住さんが答える中で、それこそ西洋の絵画マーケットの文脈を捉えたものと日本人の自然観が表出した答えとが見事に「習合」していて、いかにも国際的なアーティストのたたずまいを感じさせる。個々の答えよりも姿勢そのものを味わうような著書です。その点では、村上サンや奈良サンの本とは趣はだいぶ違うかも
読了日:9月26日 著者:千住博
憂食論 歪みきった日本の食を斬る!憂食論 歪みきった日本の食を斬る!感想
この本は、昨今のグルメブームやファストフードのみならず、日本の食文化ひいては文化そのものの変容について嘆いている。その声は声高ではないものの、京都在住というフィルターを通して、便利で簡単な食生活そのものに警鐘を鳴らしているのがなかなか正射を得ていて面白かった。読後感もいい
読了日:9月25日 著者:柏井壽
「古史古伝」と「偽書」の謎を読む「古史古伝」と「偽書」の謎を読む感想
10代の頃に、竹内文書だ酒井勝軍だとかムーの影響で随分読んだものだ。結構その頃とか、マジで読んでいたので、それが今や偽書としてほとんどかえりかられないというのが、何とも隔世の感を感じたりしました。中でも「東日流外三郡誌」って昭和50年代とか結構話題になっていたんだけど、まるっきり偽書として認定されていたのかということに時代の流れを感じます。昔はキリストの墓が青森にあるとかとんでも話を楽しんでいたのは事実な訳でちょっと不思議な世界をかいま見ようとする偽書作家たちの深層心理にまで言及していた良書でもありました
読了日:9月21日 著者:
絵画の向こう側・ぼくの内側――未完への旅 (岩波現代全書)絵画の向こう側・ぼくの内側――未完への旅 (岩波現代全書)感想
気づけば結構、横尾サンの文章を読んでいる気がする。芸術家のことについて触れたかと思えば、今の制作の話。過去の作品のインスピレーションにつながったような幼少期のエピソード、そしてサイケや円盤も出てくる。この時代時代の風景をぐるぐると巡りながら、突然、文章が自分の前に現れる時の面白さが、横尾サンの真骨頂だろう。読書人の連載でもそれが健在。最近のテーマであるY字路についての言及は、何度も反駁しているかのようで、絵画の連作にも似た妙な恍惚感が文章から漂う
読了日:9月21日 著者:横尾忠則
自宅でたのしい音楽づくり D.I.Y. ミュージック-DTM for Beginners自宅でたのしい音楽づくり D.I.Y. ミュージック-DTM for Beginners感想
こういう本って、後半のセッテイングとかトラックの作り方や機材の詳解とかは結構重複もあるのだけれど、今回の本は、前半のインタビューが面白い。巻頭がフルカワミキだったりするのも良かったりして、サンレコでも機材詳解のあのスカスカした宅録だったり、野中雄一さんの充実した機材スペースだったりこういうのは、いつ何時観ても面白いですね。本好きの本棚とDTMのトラックメーカーの機材のこだわりは共通点が多くて他眺めていて楽しいひとときでした。当然、初心者には丁寧すぎるほどの本
読了日:9月21日 著者:平川理雄
デザイン室デザイン室感想
前に同じ版元から鈴木サンの装丁集は出ているんだけど、その時に感じた、余白の使い方とタイポのイメージは随分と後退していて、むしろ積極的にイラストや写真、書き文字も使っていてなかなかユニークな作品集でした。多分、出版社が予算を減らす中で、紙質や造本にこれない事情から徐々にアピールしなきゃ行けない装丁の現在に辿り着いているのかなと思ったり。鈴木サンの作品が、単行本の装丁のメルクマークであると思っているので、この作品の数々を観ながらまた出版界への認識を新たにしました。個人的にはシンプルな装丁がまたみたいなあ
読了日:9月17日 著者:鈴木成一
夢は9割叶わない。夢は9割叶わない。感想
もともと松下電器でサラリーマンをしていた弘兼サンだけに、この本でも20代のサラリーマン向けへの社会人の心得みたいなものを説いているのだが、どうしてもそこには面白みはない。だって現実を解説すれば、それは元も子もない話になりがちだから。それゆえにこの本の存在意義があるのかもしれないけど…
読了日:9月17日 著者:弘兼憲史
仏教と儒教―どう違うか50のQ&A (新潮選書)仏教と儒教―どう違うか50のQ&A (新潮選書)感想
日本人にとって至極当然なことが実は外来のものであるというのが、最近、宗教の歴史を知れば知るほどわかってくる。仏教も儒教もどうも日本にあまり大きな違いがない時期に持ち込まれて変容していたことがわかる本。仏教は鎮護国家に利用され、儒教は江戸時代に制度化されていき葬式が仏教に持ち込まれたりあらゆる宗教の習合ぶりに驚かされるばかり。最も難しいのはそもそも儒教って宗教ということ。かと思えば、仏教の成立から考えるに反体制的な側面と国家との軋轢はこれまた奥の深いテーマ。さらりとしたひろさんの筆致ながら考えること多しです
読了日:9月17日 著者:ひろさちや
神道――日本が誇る「仕組み」 (朝日新書)神道――日本が誇る「仕組み」 (朝日新書)感想
この本のユニークな点は、日本の歴史の中で国家の成立に果たした神道の役割を説明しながら折々で日本の共同体の中で神道が「仕組み」として取り込んでいったかという話の解説にある。社会制度や祭司との関連で共同体のアイデンティティの確認としての性格も持つあたりは、日本人の宗教性や結局、東アジアの全体的な宗教観にも繋がるのだろうな。
読了日:9月15日 著者:武光誠
もの忘れの脳科学 (ブルーバックス)もの忘れの脳科学 (ブルーバックス)感想
大体この本をとる人の8割ぐらいは最近、自分の記憶力に疑問を持っている人がほとんどではないか。かくいう私もそうなのだが、それは短期記憶装置の部分に問題が生じてくるという話でして細かい解説はチンプンカンプンなのですがイメージ法などで短期記憶を再びトレーニングで元に近く戻せるという話にようやく方をなで下ろした次第。そういう本なのかもしれません
読了日:9月15日 著者:苧阪満里子
「神道」の虚像と実像 (講談社現代新書)「神道」の虚像と実像 (講談社現代新書)感想
神道に対するどこかうさん臭さとかそんな疑問が氷解した本。そもそも神道そのものが律令国家の成立とともにこの本では作られたとされている。そもそも神道(しんどう)は中国にあった言葉だというし、鳥居というのも中国や朝鮮にも似たような形式があるという。神道とともに同時期にわたってきた仏教との対比において神道が体系化、習合による対比の上で成り立っている上に、密教の影響もあり垂迹説ができてくるというのはしごく常識的な意見で自分の中ですっと入ってくる意見だ。アミニズムや儒教、道教に易経も取り込んだ「ちゃんぷる」なのだなあ
読了日:9月15日 著者:井上寛司
本当の仏教を学ぶ一日講座 ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか (NHK出版新書 399)本当の仏教を学ぶ一日講座 ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか (NHK出版新書 399)感想
この本は、ブッダが生まれてからの足跡とその後の仏教の発展や原始仏教の展開について僧侶であり研究者がレクチャーしているんだけれど、一番の発見は僧侶の組織であるサンガという集団の規則やルールについてだった。自分たちでは生産せずお布施に徹する。そのためには、都市に住まないといけないとか、この仏教の持つ非生産性とか心の平安の背景にあるサンガの存在は仏教の経典や悟りの発見にも通ずるイノベーションとしてものすごく有効な考え方だな。これってボランティアとかNPOとかオルタナティブな組織のありようにも応用できそうだ
読了日:9月15日 著者:佐々木閑
最強の家訓 仕事と人生に効く言葉(祥伝社新書)最強の家訓 仕事と人生に効く言葉(祥伝社新書)感想
日本の社会において家庭の位置づけとは随分大きな変遷をしていると思う。そうした中でも家訓という家を次の世代に引き継ぐという意識も失われつつあるんだけれど、特に武士の家系での家訓というのは、戦前の修養や江戸以降は儒学の影響かにあるようなものばかり。あまり深みは感じないけれど、どこか日本人の生活感覚の延長線あるようなものばかりでかなり興味深い。そのあたりの成立の背景ももっと知りたいな
読了日:9月15日 著者:齋藤孝
齋藤孝のざっくり!美術史齋藤孝のざっくり!美術史感想
美術史の門外漢である齋藤先生が美術を5つの基準で分類した本。それを各10人の画家の作品を通じて振り返るのだが、まさに編集者的な切り口の面白さで飽きさせない本。「うまさ」「スタイル」「ワールド」「アイディア」「一本勝負」という5個の分類でも世界観とかスタイルを提示しているのが画家なのだという至極当然の結果になる。そして中でもこの分類が時代を経て美術の概念もまた変化していることを端的に示していて後半になるほど、印象や現代美術の画家の作品が増えるのは、美術史の解釈としてもユニークだと思いました
読了日:9月14日 著者:齋藤孝
日本人はなぜ富士山を求めるのか: 富士講と山岳信仰の原点 (徳間ポケット 20)日本人はなぜ富士山を求めるのか: 富士講と山岳信仰の原点 (徳間ポケット 20)感想
富士信仰というのは、この本を読むとそんなに古いものではないらしい。平安時代には、山岳信仰として取り上げられたらしいが、江戸時代になり富士講がさかんになり即身成仏によって、その信仰が相乗効果のように盛り上がっていくというのはよくわかる。それにしても日本人が富士を観た時に感じる神々しさというのは、何処からきているのか。あの独特のフォルムにあるのか、そうした富士の神話みたいなものからくるのか、判然としないが、日本人のDNAに刻まれたようなものではなく、江戸からなる富士の神格化というのが自分の中にもあるのだろうな
読了日:9月14日 著者:島田裕巳
人はなぜ「神」を拝むのか? (角川oneテーマ21)人はなぜ「神」を拝むのか? (角川oneテーマ21)感想
この本には、現世利益的な部分と、悟りや修行といった精神的な宗教上のカタチを解説した上で、それぞれの世界宗教を中心とした宗教組織の発展を通じて、宗教とは何なのかを解き明かそうとする本だ。しかし、そこには宗教は○○であるといった答えはない。むしろ、究極なものを概念化し意味付けようとする人間の性みたいなものが浮かび上がってきたりする。この土筒巡りのような議論の中に個人的には興味深い宗教へのトピックがあり、ちょっとした頭の体操になりました
読了日:9月14日 著者:中村圭志
教養としてのプロレス (双葉新書)教養としてのプロレス (双葉新書)感想
そうそう。昭和のプロレス好きは物事のたとえをよくプロレスに置き換える癖がある。これは著者のプチさんに限ったことではないんだけど、それを様々な事象とプロレスに置き換えていくと、これが不思議なことある種の文脈を帯びてくるから面白い。このサブカル的な文脈を持つ感じはこの著書の中でも全開でありまして、ぜひぜひ今後も期待。ラジオとやっぱりひと味違う文章も好感大です
読了日:9月7日 著者:プチ鹿島
いつものペンでかんたん、おしゃれ! 大人かわいいイラスト (講談社の実用BOOK)いつものペンでかんたん、おしゃれ! 大人かわいいイラスト (講談社の実用BOOK)感想
小さい頃にノートに随分落書きとかしたけど、久々にNHKの趣味の番組でこのボールペンイラストの世界に出会ってから見事に再燃している。これってとても癒される世界。著者の坂本サンもNHKの番組の前半に出演していて、その世界に魅了されてしまった。正直、女性の楽しむ世界なのだろうけど、動物とか食べ物のイラストの例を観ているとついつい試してみたくなる。やばい、病み付きになります
読了日:9月5日 著者:坂本奈緒
世界遺産で見る仏教入門世界遺産で見る仏教入門感想
面白い。インドから始まって、中国、東南アジア、そして日本までの世界遺産の旅。仏教の遺構などを大判の図版で観るのは何とも壮観。しかもパッとそれぞれの場所を旅するようにインプットできるのは、地図のおかげか。後半の日本の仏教の歴史の紹介もまた島田先生の解説だからわかりやすいので、これはかなりお得かも。やっぱりテラワーダ仏教に興味がわくなあ
読了日:9月5日 著者:
世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法感想
正直、語学関連の本は多いけど、この本は具体的な著者の学習法を詳解。要は、単語を具体的な英語圏の生活の中でのシーンに置き換え、それをイメージでインプットしていくという手法を解説していて、文法や構文も動画などから学んでいくというのは意外と考えていそうでいないから驚き。そうか、言葉を言われてイメージできないのは確かに、英語学習の弱点かも。もっと英語を身近に感じる英語的な生活に自分の身を置くのが一番いいんだなあと思った次第
読了日:9月5日 著者:斉藤淳
養老訓 (新潮文庫)養老訓 (新潮文庫)感想
養老先生の本から感じるのは、どこか適当な感じとか、いい塩梅の生活。以前から批判している感覚よりも概念先行型の社会からのエスケープを説いている。結局読んでいるとどことなく仏教の講話を聞いているような気分になってありがたい心持ちになれます。この本も同様。歳をとるのも悪くないと思えること請け合い
読了日:9月5日 著者:養老孟司
為替がわかればビジネスが変わる為替がわかればビジネスが変わる感想
為替って基本的にはかなりシンプルな代物なのだが、世界情勢がここまで複雑化する中で、やっぱりどこかつかみ所のない損z内であるのも確か。それでもこの本はかなり序盤を抑えめにしつつ、後半はかなり高度だけど、かなりわかりやすい解説ぶりは図を最小限にしていても見事でさくさくと読めるのはうれしい限り。何度か読むともっと理解が深まるなあ。どうしても仕事と関係ないと読み飛ばしがちだがこの本は退屈させない構成で、最後まで一気読みでした
読了日:9月1日 著者:尾河眞樹
中国絵画入門 (岩波新書)中国絵画入門 (岩波新書)感想
著者はこの本の中でメインに解説しているのは、中国の絵画は何を描いているのかということだ。著者はその中で「気と形」という独自の世界観が、中国の絵画には込められている。それは単に形を離れどう見えるのか、そこからどのようなエネルギーなどの流れを表現するのかとう主題の変化を時代を追って解説していて面白い。そのポジションは書画に劣り立体の成立からかなり遅れるなど、目からウロコの話も多いし日本の美術における平面生とも共通するなあと思うばかり。やはり中国の易や儒教的な思想の影響をかなり日本の美術も受けてきた訳で興味深い
読了日:9月1日 著者:宇佐美文理
日本のフォーク完全読本日本のフォーク完全読本感想
やっぱりこの手の本って同時代を生きてきた人にアドバンテージがあるのを痛感するような内容。資料を駆使して細かく詳解しているのもさることながらその時代の流れを、さらりと網羅的に掴んでいるのは、なかなかレコードだけの知識だけでは把握できない空気までもこの本は書いていて、とても楽しく読んでしまいました。中でもフォークの黎明期の社会運動やべ平連との関連などはちょっとテレビとかではわかりにくい部分だったが、セクトなども書かずに見事に消化しているのが参考になった次第です
読了日:9月1日 著者:
ヒットの正体  1億人を動かす「潜在ニーズ」の見つけ方  "そうそう、それが欲しかった"ヒットの正体 1億人を動かす「潜在ニーズ」の見つけ方 "そうそう、それが欲しかった"感想
お茶とか飲料水のマーケティングが得意なコンサルさんの本。過去に大企業のマーケティングを担当していて、その知見なんかも織り交ぜつつ、そのアイディアの発想法はきわめてオーソドックスでちょっと拍子抜け。しかし、その基本を徹底している部分がいいのかもしれないというのが読後感。とにかく、熱血タイプな人見たいで好感を持ちました
読了日:9月1日 著者:山本康博

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posted by nizimasu at 21:31 | TrackBack(0) | BOOKS