2014年04月03日

2014年3月の読書

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:7297ページ
ナイス数:214ナイス

中国社会の見えない掟─潜規則とは何か (講談社現代新書)中国社会の見えない掟─潜規則とは何か (講談社現代新書)感想
どうしても中国関連の読み物は、地元で生活している人や観光客の体験談と、政治や経済、歴史の評論に偏りがち。その合間を縫うような中国社会の市井の動きをフォローしているのがこの本と言えるだろう。読売新聞の中国総局の局長が見聞した中国記なれど、社会部記者出身故か日本ではあまり知られていない事件や司法制度、えん罪に、権力の腐敗を潜規則という暗黙の掟をキーワードに読み解いていく。その圧倒的な司法制度の追求は今までの本にない部分で後半の社会の慣習や汚職などについてはいささか迫力不足。この本には今まで知られざる中国がある
読了日:3月31日 著者:加藤隆則
あなたは半年前に食べたものでできているあなたは半年前に食べたものでできている感想
このタイトルにあるように自分の食べる物そのものが自分を生成していると考えると食べ物に対する考え方や摂り方ってちょっと変わってくるなあと思った次第。食事よりも食欲を考えるのは、本当に難しくて、この議論は、以前に、丸元淑生さんの本でもあったけど、現在の加工食品は食欲を暴発させるものであるというのはよくわかります。野菜に果物、そしてお肉は少量でも満足できる。そういう頭と心にリセットしたいものです
読了日:3月31日 著者:村山彩
オーブリー・ビアズリーオーブリー・ビアズリー感想
25歳にして夭逝してしまったビアズリー。今見てもそのフォロワーが絶えない魅力的な作品の数々は、浮世絵からインスパイアされたというだけあり、平面的な構図といい、空間を生かした装丁とか、本当にやばい。この世紀末美術の中でもとりわけ、両性具有や道化師、アルルカンなどマイノリティを描いている絵が素晴らしくて、これまで見ていたフランスの社交界のような作品よりもむしろ、ビアズリーの孤独と優美を感じさせていて、とても魅惑の作品集でありました。うん、贅沢
読了日:3月31日 著者:
簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。感想
ネットジャーナリストの佐々木さんが料理の本? というミスマッチから手に取ってみると、むしろ、家を中心にしたライフスタイルの提案の本。しかも自炊をすれば、食生活も改善し家計にも役立つという、もともと佐々木さんは新聞記者で体を壊してきて以来、様々な闘病を経験。その体験の先にある言葉は説得力を持つ。そのストレスフルな生活から解き放たれているのは正直、うらやましい環境だが、その生活の中心を食事にすることで、見えてくる小さな幸せが、この現代にはまだまだ可能性があるような気がしました
読了日:3月31日 著者:佐々木俊尚
「農民画家」ミレーの真実 (NHK出版新書 427)「農民画家」ミレーの真実 (NHK出版新書 427)感想
超地味なミレーの落葉拾いとか種を蒔く人とか、と思ったんだけど、どうもそのプロレタリアートな雰囲気も引かれる部分もあり読了。日本での評価はどうしても作風が偉人としてとらえられてしまうキライがあるという。そこで第一人者の研究家が、よりラジカルな美術的な側面に着目しているのが面白い。前に庭園美術館でやっていた「楽園」としての自然と労働という日常が、ある種提示されていて、かなり印象がかわりました。どうしてもソローの森の生活にしても日本人は少し違う感覚でこれらの作家と接しているような気がしました
読了日:3月31日 著者:井出洋一郎
太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる感想
プレジデントで読んでチェックしてみました。太ももはやっぱり筋肉量が多いので、他のトレーニングやダイエットの本でも下半身強化に重点が置かれているのは納得のいくところ。実は、実践してみてふくらはぎのトレーニングは結構ききそうだし、腰痛にもよさそう。最近、ふくらはぎもみもブームになっているけど、ベースになっているアイディアは共通しているのではないだろうか。そういう意味で、アンチエイジングの最新の情報は網羅しているように思える
読了日:3月30日 著者:宮崎義憲
日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)感想
前作は江戸という通底したテーマがあったんだけど、ちょっと散漫。エジプトのピラミッドの話は門外漢なれど、あまりに付け焼き刃な感もありました。やっぱり印象に残るのは広重の浮世絵の作品を題材にしながらその往時の時代の下部構造に迫るという手法でして、ワンパターンといえばそれまでですが、やはり歴史の動く軸は何なのかという問いに対して真摯に調べていくプロセスが面白い。なかなか題材を探すのは難しそうですが、無理せず、少しずつ味わいたい世界ですね
読了日:3月28日 著者:竹村公太郎
日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)感想
かなり異色の本。日本史の通説を上部構造ではなく、インフラや安全などの下部構造から見てみようという本。この本の中心にあるのは家康による江戸の成立。その背景に水の悪い江戸の開拓と水路の確保などに奔走していた姿や、赤穂浪士は、賊ではなく、幕府にかくまわれていたなどの大胆な推論が面白い。もともとこすいた発想は梅棹忠夫先生の考えからひらめいたものらしいけど、個人的には市井の評論家はもっといていいと思うばかりで、文章の稚拙な部分はありつつも楽しく読まさせていただきました。
読了日:3月28日 著者:竹村公太郎
ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)感想
意外とキャラクター先行のイメージで読んでみたらものすごくまともな人でした(笑)。ゲーマーから起業してニコ動に繋がる一貫性もさることながらネットに対する懐疑的な部分、それは主にビジネス化してしまいすぎる部分に集約されているのだけれどスタンス的にはすごく共感できる。出版もネットのコンテンツもある種の行き過ぎ感が、最終的にモノを考えない人間のミトコンドリア化に繋がるというのは極端だけど、大宅壮一のいう一億総白痴化の流れは、今の右傾化とポルノ主体の雑誌と何ら変わらない。ジブリでの丁稚修行がどうなるのか。興味深いな
読了日:3月27日 著者:川上量生
星を賣る店星を賣る店感想
クラフトエヴィング商会というご夫婦ユニットが世田谷文学館でやっている(3月30日まで)展覧会の図録という位置づけ。これまでの架空の商品や装丁などが満載。そのどこかレトロだけど、独特の存在感を放つ本の装丁などは四六版の書籍にぴったり。筑摩だったり、平凡社の書籍を多数手がけているだけあって、クラフトエヴィングの作品はそれらの出版社のイメージの一部にもなっているみたいだ。名前にもあるように、どこかウイリアムモリスとか、民藝にも通じるたたずまいは、まさにこのユニットの意図していることだろうな。丁寧な仕事ぶりに感服
読了日:3月27日 著者:クラフト・エヴィング商會
悩みぬく意味 (幻冬舎新書)悩みぬく意味 (幻冬舎新書)感想
諸富先生はおそらく、トランスパーソナルとかにも通じているんだと思うんだけど、フランクル心理学の行き着く先は、どこか神的な存在だったりして、一番最後の3分の1はさすがにちょっと読みづらかったです。ただ、フランクル心理学のトコトン悩み抜く、人生から生きる意味を問われるというのは、ある種の宗教体験として、悟りであるとかそういう言葉で流布しているものに近いのかもしれません。個人的にはハイデガーの「世の中時間」と「自分時間」という区分けがしっくりして、もっと自分時間を内省的に過ごせるとまたよしと思いました
読了日:3月27日 著者:諸富祥彦
皿の中に、イタリア皿の中に、イタリア感想
初めて読んだ著者さんなのですが、とても生活感漂うイタリア人が満載。もともとイタリアというのは、国家というよりもその土地土地にs絵威喝する人たちの集合体のような、個性的でかつ地域性が強いというのをこの本のエピソードの中から感じる。中でもストーリーのキーになるカラブリア地方の三兄弟の魚商の人たちのぶっきらぼうでもその世界に飛び込むと受け止めてくれる感じが微笑ましい。そして、新鮮な魚で自宅に人を招いての週末。うん、素敵すぎる。またこの人の本が読みたいなあ
読了日:3月26日 著者:内田洋子
無心のすすめ無心のすすめ感想
禅の本なのだが、いつも禅的には読んでいない。いわば生活の知恵みたいなものとして読んでいる。この本を読んでいると、すっと自分の気分に入るかどうかを問われている気分になった。自分の読書の境地はいかなるぞやと。すいません、邪念のまま音楽聴きながらの読書でしたと言う心持ち。でも、まあそれでもいいのかな、平易で読みやすい原稿で後半は特にすっとはいってきました。仏教的な本は息抜きにいいですね
読了日:3月24日 著者:永井宗直
健康は「時間」で決まる健康は「時間」で決まる感想
ハーバード大学の研究によれば、人間には時計遺伝子というのがあるという。人間のライフサイクルというのには、起床や食事、運動など最適な効果が出る時間がある。本書では朝の睡眠から、食事、仕事の時間などのサイクルが紹介されているが、これが現在のサラリーマン生活からはなんとほど遠いことよ。少し生活を見直さないと行けないなあという「痛み」をともないます。確かに、本にあるような、早寝早起き、食事も早めに済ませて、夜はゆっくりと言うライフスタイルがうらやましい。夜遅くに食事の機会も多いので分食という概念は参考になります
読了日:3月24日 著者:根来秀行
サバイバル宗教論 (文春新書)サバイバル宗教論 (文春新書)感想
お坊さんへの講演をまとめたものですが、国際社会の現状をイスラムの宗教観とあわせて分析したかと思うと、沖縄の立場を中国やニライカナイの思想や民族の宗教との類似を指摘したりとかなり、内容が公汎に及ぶ。追その場のテーマに流されてしまいがちだが、そこにあるのは、日本における宗教の再構築であると言う佐藤氏の目論みは面白い。宗教は民族である。そして、死を前にして人はどうすればいいのか。まだ消化してきれいないが、この問題意識は今の人間のかかえる根源的な問いを包括していて興味深い
読了日:3月23日 著者:佐藤優
水島シェフのロジカルクッキング――1ヵ月でプロ級の腕になる31の成功法則水島シェフのロジカルクッキング――1ヵ月でプロ級の腕になる31の成功法則感想
この本のロジカルたるゆえんは、最初に料理の法則が3原則にまとめられること。中盤からのレシピには特に驚きがないので、原則の徹底に尽きるなあと思うばかり。ちょっと愛想のない本ではなるけど、さらりと読み込むには過不足ない内容です
読了日:3月19日 著者:水島弘史
ブラスト公論 誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない[増補新装版]ブラスト公論 誰もが豪邸に住みたがってるわけじゃない[増補新装版]感想
ライムスターの宇多丸サンがブレイクしたのは完全にこの連載のJ-POPの評論だろうな。それにしても90年代のサブカルが、知識のひけらかしから陳腐化して、00年代に出てきたのが、この茶飲み話というのは、ポッド許可局しかりでネットの時代を象徴する出来事だと思う。それは、物事をそしゃくし解釈をするという、ネットの総評論家的な部分につながっていて、これがツイッターの自己表現の部分に繋がるということを考えるとエポックな本とも言えるかも。でも文字がめちゃ多いので、読み終えるにはかなり時間かかります。
読了日:3月19日 著者:宇多丸
覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる   大人のアウトプット勉強法 (PHP新書)覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 大人のアウトプット勉強法 (PHP新書)感想
多分、この本を読んでも頭は良くならないと思うが、セルフヘルプ的な「もっと勉強せねば」という気持ちにさせられるのは確か。中でも個人的には前半の時間の活用法を消化しいているあたりが著者の真骨頂だと思うのだけれど、やはりない時間を捻出するために、それなりにスケジュールをつめていくというコーピング的なストレスのかけかたはなるほど有効だなと思った次第。あとアウトプットを意識することも必要なのだが、一般的なサラリーマンにはそこをモチベーションにするのはちょっと難しいかなと…
読了日:3月18日 著者:小川仁志
資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)感想
これまでの水野史観をコンパクトにまとめたいわば入門書。資本主義の終焉とはまさにいいえて妙で、もはや現実の国家は陸地を広げる。海路から広げることもいわば、終わりを迎え、電子金融空間に求めたフロンティアは最終的にバブルを3年程度で繰り返すにすぎないと主張する。資本が増殖しない世界の誕生だ。そこにはもはや新興国も強国もなく、富める少数と大多数の貧民の世界が繰り広げられる。この大いなる停滞に筆者は答えはないというのだが最近提示されている里山資本主義や江戸の庶民の暮らしはヒントになりうるのではないか。そう思えるのだ
読了日:3月18日 著者:水野和夫
短命の食事 長命の食事 (ワニブックスPLUS新書)短命の食事 長命の食事 (ワニブックスPLUS新書)感想
丸元さんの遺作となった著作に、娘の喜恵さんがあとがきを加えた栄養学の集大成。決して難しくはないレシピは親切だし、栄養学的な裏付けがあるからわかりやすい。和食という日本人の知恵と洋食はイタリア的な素材の良さを活かした食事が中心。おそらくこのあたりが健康な人間の辿り着くべき芳醇な食事の世界だとイメージが広がります
読了日:3月16日 著者:丸元淑生
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)感想
ラファエル前派の第三世代でもあるウォーターハウスの人生と時代、作品の紹介だけど、A4サイズの大判とまでは言えないけど、作品を鑑賞するにはこれぐらいのサイズ感とカラーが素敵。その作品がある物語を感じさせる世界観はつくづくうっとりしてしまう。どうしても人物にクローズアップが当たるとウォーターハウスのような幸せな人生というのは、スルーされがちだけど作品からうかがえる神秘性やうっとりとするようなドリーミーな世界につい見とれてしまう。ヤバい。この世界からはなかなか抜けられないっす
読了日:3月11日 著者:川端康雄,加藤明子
トラックメイキングの基本スキルトラックメイキングの基本スキル感想
tofubeatsの1万字インタビューがあるのでついつい読了。ベーシックなDTMのトラックメイク法を書いてあってよくよく読んでみるとリズムとメロとコードの制作する手法をシンプルにトラックごとに書いているのがみそかな。ジャンル的にもテクノやハウスヒップホップにダブステップでも結局は一緒という結論になっていてこれまた随分親切な本だと思う。入門者ならずともちょっと読んでいると楽しくなる本でした
読了日:3月11日 著者:
繁盛本 街場の飲食店に学ぶ商売繁盛200の教え繁盛本 街場の飲食店に学ぶ商売繁盛200の教え感想
外食産業というのは、よく有名人が副業で始めるほど、その敷居が低いと思われがち。しかし、10年持つ店は3%ほどときわめて長続きしづらいのも事実。そのコンサルを長年務めてきた人がこれまでのノウハウを惜しげもなく開陳しているのがこの本だ。とはいえ、難しい理屈よりも現場での出来事や思索をそのまま書いているので実際の外食の現場で管理職やオーナーの人には参考になるだろう。
読了日:3月11日 著者:河野祐治
芸術のパトロンたち (岩波新書)芸術のパトロンたち (岩波新書)感想
中世以降の美術家にとってパトロンの存在は欠かせない。ルネサンスには教皇や国王が、それから市民社会に繋がっていくダイナミズムは、パトロンの有無が芸術家の存在そのものを定義するような表裏一体の関係とも言える。そして新興の成金や美術商という現代にも繋がる新しいパトロンについても誕生からその役割についてものべている。ここで面白いのが結局、市民社会がススムにつれて、その美術家の主題が変化していくのはパトロンの立場の変化もあることだからだ。その変化のプロセスを見事なてさばきで解説していて読みやすい本でした
読了日:3月11日 著者:高階秀爾
ヘンリー・ダーガー 非現実を生きる (コロナ・ブックス)ヘンリー・ダーガー 非現実を生きる (コロナ・ブックス)感想
ヘンリーダーガーは自分にとっても大好きな芸術家。世田谷美術館のパラレルビジョン展からずっと見ているけど今回も発見が多い。この本の中では、王国のストーリーを結構詳細に解説していて、ストーリーはあるようなないようなものだけど、じっくり読み込んでしまった。表紙のイノセンスさとかは、前にラフォーレの美術館で、推薦文をリリーフランキーが書いていたうらやましさにも繋がる。ただただ名声や締め切りもなく、ひとにみせるでもなく書きたい世界を描くというのは人間の理想の境地なんだなあといつも気づかさせてくれます。グッジョブ
読了日:3月8日 著者:小出由紀子
ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと: 時間・お金・ファンタジー (とんぼの本)ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと: 時間・お金・ファンタジー (とんぼの本)感想
ミヒャエルエンデは大学生の頃に全集とか集めた気がするほどのファン。久しぶりに本が出たので読んでみた。知っている話が多いけど、入門書としてはかなり図版や写真も多くて親切。よくよく読んでみると人生的には、必ずしも恵まれていなかったのかと思うほどで、最終的にお金について懐疑的なスタンスも個人の経験からくるのかなと思います。エンデの鼎談による文明論でもある「オリーブの森で語り合おう」をまた読みたくなりました。
読了日:3月8日 著者:池内紀,子安美知子,小林エリカ
東洋美術をめぐる旅: 東京国立博物館 東洋館 (コロナ・ブックス)東洋美術をめぐる旅: 東京国立博物館 東洋館 (コロナ・ブックス)感想
国立美術館はいつも平成館の特別展に行くことばかりで東洋館はスルーしていました。でもこの本のツアーを一緒に回っている感覚がなんとも楽しい。特にガンダーラ仏はもはやギリシャ顔で、以前にインドのエレファンタ島でみた仏様と印象がダブり、これは上野でそんな悠久を味わえるのかと、気分はインド旅行であります。他にも朝鮮の焼き物とか中国の書とか、説明を読むと興味津々。今度、風神雷神さんを久々に観に行くのでぜひよってみよう
読了日:3月8日 著者:
IT幸福論IT幸福論感想
素敵な世界を見せてくれるかと思いきや、NTTデータのポジショントークでありました。ぎゃふん
読了日:3月5日 著者:岩本敏男
テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社プラスアルファ新書)テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社プラスアルファ新書)感想
テレビ東京の小林さんと言えば、WBSとか池上さんの番組でも中国社会の暗部を追っていて、いつもハラハラしてみていたことを思い出す。そうしたら昨年4月に帰国。その間の中国支局での奮闘ぶりをまとめたのがこちら。日本への官製デモや、マオタイと役人の賄賂の問題。かと思えば、毒餃子事件の両親にもインタビューをとるなど、その旺盛な取材に感服してしまう。それゆえに拘束されること20回以上。こうした人がいるからテレ東の報道は独自の輝きを放っているのだな。
読了日:3月3日 著者:小林史憲
内臓のはたらきと子どものこころ (みんなの保育大学)内臓のはたらきと子どものこころ (みんなの保育大学)感想
この内蔵感覚という世界観は、子供の頃にべろべろなめてモノを認識することにも繋がるという話は目からウロコ。人間のサイクルは他の生き物同様、食の時代と性の時代を経て、死を迎える話など、人間はやっぱり脳の感覚もあるが、そこにある内蔵感覚をもとにすべしというのが読めば読むほど自分の身につまされる。いかに、自分の脳的世界観なりについて、もっと内蔵感覚も磨いていきたいなと思わせてくれるのだ。素敵すぎる
読了日:3月3日 著者:三木成夫
のんびりIBIZA(イビサ) (SPACE SHOWER BOOKs)のんびりIBIZA(イビサ) (SPACE SHOWER BOOKs)感想
それはそれはクラブ好きで海外好きにとってはスペインのイビサというのはまさに聖地。行ってみたいけど、まあわからない土地を紹介してくれる親切な本があったのだ。まあ、セカンドオブサマーラブ以降のイギリスの若者の遊ぶイメージもあるけど、それとは違うリゾートだったり、ローカルなエリアも紹介していて、これは読んでいるだけでたまらなく足を運んでみたくなること請け合いです。この空の感じとクラブも楽しそう。チルアウトしたいなあ
読了日:3月2日 著者:カルロス矢吹
よい食事のヒント―最新食品学と67のヘルシー・レシピ (新潮選書)よい食事のヒント―最新食品学と67のヘルシー・レシピ (新潮選書)感想
現代の生活は、カロリーはたっぷりだけど、栄養不足であるという観点から、肝臓にいいものや、老化防止、ぼけないなどのそれぞれに効く食材を紹介。その料理法も、塩でいためたりオーブンで焼いたりとなんともシンプルな料理で今の時代で読むとスローフードなんかに見えたりするのは不思議なもの。いくつかの調理法をさっそくまねてみようっと
読了日:3月2日 著者:丸元淑生
ミツカン社員のお酢レシピミツカン社員のお酢レシピ感想
表紙にある鶏肉とブロッコリー卵の組み合わせを早速実践。思った以上にお酢が入るので酸っぱくないかなと思いきや、鶏肉の重さがなくなりむしろ食べやすくて感激。ほかにもお酢を入れることで特に肉料理には威力を発揮してくれそうです。
読了日:3月1日 著者:
ポピュラー音楽の社会経済学ポピュラー音楽の社会経済学感想
かなり独特な本。大学での社会学の講義を意識したものであるから、タイトル通りのカルチュラルスタディーズのようなイメージとはちと違う。音楽業界の市場分析をしたかと思えば、その重要なファクターである録音技術、さらには著作権、音楽史に日本の状況やヒット曲分析など多岐にわたる。散漫な印象もなきにしもあらずだが、むしろ著者のほとばしる音楽愛ゆえの分類かと思うと微笑ましい。なんといってもJ-POPのヒット曲分析は、社会学のそれでなく、ミュージシャンの仕事だ。ある意味、意外性が収穫でありました
読了日:3月1日 著者:高増明

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posted by nizimasu at 08:21 | TrackBack(0) | BOOKS