2013年12月02日

2013年11月の読書

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:41冊
読んだページ数:8210ページ
ナイス数:214ナイス

マンガの食卓マンガの食卓感想
ギャートルズのお肉から孤独のグルメまでとにかく知っている漫画もそうでないものもすごく博覧強記な知識で素晴らしい描写が蘇る。中でもやっぱり包丁人味平は名作だったなあとか、タッチのオープニングのトーストをくわえるシーンとか、あるあると思いながら読みました。労作です
読了日:11月21日 著者:南信長
乾物のレシピ―「太陽の恵み」を美味しくいただく乾物のレシピ―「太陽の恵み」を美味しくいただく感想
日本人が生んだ生活の知恵といいましょうか。乾物の世界を案内する本は、乾物をつくる生産者を訪れたりする愛情あふれる本。海のものから山、畑まで、日本の過去の先人たちの生活の知恵とうまみがつまった本にうっとりとしてしまう。レシピはそれほど多くないが、なんだか日々の食卓に一品あったら良さそうな逸品ばかり。やっぱり乾物や出汁の世界は奥が深い
読了日:11月21日 著者:引頭佐知
金融恐慌とユダヤ・キリスト教 (文春新書)金融恐慌とユダヤ・キリスト教 (文春新書)感想
金融恐慌というより資本主義をマックスウエーバーの議論を中心に語っていて、新鮮さはないけど一神教的な点が資本主義とマッチングするのだなと思う。その一方で、経済が宗教すら規定する部分もあり、島田先生の議論とまた反転する部分もありそこは気になるところでもありました
読了日:11月21日 著者:島田裕巳
成長から成熟へ さよなら経済大国 (集英社新書)成長から成熟へ さよなら経済大国 (集英社新書)感想
先日亡くなった広告批評の天野祐吉さんの遺作と言うか、日記みたいなものという位置づけだが、広告を通して大量生産から大量消費の行き詰まりを書いているのだけれど、最終的には資本主義の行き詰まりについても予見していて、これが御年80歳の知見なのかと驚嘆してしまう。今の社会の先には成熟と江戸時代のような循環社会や藻谷浩氏のような里山資本主義への共感などを踏まえていて世の大局について、実に慧眼であったなあと思いました。やっぱり広告批評をなにげなく眺めていた読者の一人としては寂しくもあります
読了日:11月20日 著者:天野祐吉
ウラからのぞけばオモテが見える―佐藤オオキ/nendo・10の思考法と行動術―ウラからのぞけばオモテが見える―佐藤オオキ/nendo・10の思考法と行動術―感想
雑誌Penでも特集されるほどの人気のnendoですが、デザイン事務所に勤めないで現在の地位を築いているのだから佐藤さんの日々の研鑽のたまものなのだろう。こうやって一同にプロダクトを見てみると、国際的に評価の高い日本人デザイナーのある種の質感だったり、削ぎ落としたイメージのみならず、時には足したり引いたり、デザインを楽しんでいるのが今風なのかな、でもやっぱりある種の清潔感や透明感は日本独自のプロダクトのありようだと思う。ジャパンクリアはやはり引き継がれているのだな
読了日:11月19日 著者:佐藤オオキ,川上典李子
プロレスに復活はあるのかプロレスに復活はあるのか感想
なるほど。過激というより建設的な蝶野によるプロレス業界への提言本。現在は、全日のアドバイザー的なポジションだけど、なかなか蝶野という人を経営サイドには迎えにくいのかな。アイディアマンぶりは見事なのだけど、そこからフォローしてくれる人がもっと出てくれば良いのに。それは同じ三銃士だった武藤も同様で、選手でなくても三銃士にはもっと活躍してほしいというのは判官びいきかなあ
読了日:11月19日 著者:蝶野正洋
成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか (一般書)成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか (一般書)感想
経済アナリストというか、史家である水野さんと朝日の音楽担当の近藤さんによる対談。おのずと今の資本主義に対する批判が飛び出しつつ、アメリカ型の石の文明、海の空間を支配するという水野史観が満喫できる本。本来なら、水野さんの三部作を読めば良いのだが、難しいので、近藤さんのアシストがありわかりやすい本になっている。当初、竹中平蔵と佐藤雅彦の「経済そうだったか会議」を標榜しているんだけど、それはもっと図解とか使わないと。解説よりも批判が中心ですが、階級の分離など、網野善彦さんにも繋がる議論でした
読了日:11月19日 著者:水野和夫,近藤康太郎
鎌倉 建長寺の精進料理 家庭で作れる名刹の精進料理鎌倉 建長寺の精進料理 家庭で作れる名刹の精進料理感想
けんちん汁の元祖が鎌倉の建長寺だったというのは知らなかった。しかも四季の料理の中でも初心者向きとも言うべきものすごいシンプルさと食材の種類の少なさはまさに即戦力の献立が並んでおります。こんな料理を食べていたら確かに健康になりそう。お出汁がやはりここでも大活躍ですね。和風料理はスゴい
読了日:11月16日 著者:
感謝の精進料理感謝の精進料理感想
最近、小鉢で出せるちょっとしたおかずはないかと思案していたところ、やはり精進料理のヘルシーな献立が気になってしまった。やはりここで使われる料理は出汁をベースにしていたり、豆や昆布など、これからの季節に重宝しそうなものも多い。大いに参考になった
読了日:11月16日 著者:杉本節子
職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法感想
ブックライターというかなり特殊な世界ですが、それでもその第一人者がそのノウハウを惜しげもなく公開していて、しかもさほど難しくなさそうというのがミソですが、これでこんなにうまく行くのというのが正直なところ。特に経済面では、本書に出てくるような条件で執筆を依頼する出版社って本当にあるのと疑問に思いましたが、ファンタジーという部分では良いかな。でも原稿のスケジュールや準備の部分、目次についてかなり書き込んでいて、上阪さんはライターというより編集者的な方だなと思いました
読了日:11月16日 著者:上阪徹
乾物の本乾物の本感想
乾物って古くさいイメージがあったんだけど、昨今の健康ブームもさることながら、乾物を食材として使うと味の風味が一段と深まるという実感あがる。そんな時にこんな本が出るから面白い。南風食堂さんのレシピ本なんだけど、難しくないし、食材もなければ置き換えがききそうなメニューがたんまり。やっぱり体に良さそうなのがいいなあ。やっぱりごはんが大事ですねえ
読了日:11月16日 著者:南風食堂
カッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)カッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)感想
日本の出版業界においてライトな教養本でかつベストセラーを連発したレーベルといえばカッパブックスになるだろう。その種子は今でも各社の新書や実用書などにも受け継がれているけど、往時の読者は実にレベルの高い本を読んでいたのねと思う次第。今やその頃のタイトルに引かれるものも多いのが一方で、古くさいのも時代性ゆえだ。後半ではむしろ版元の光文社の社内事情を描きつつ、出版業界の停滞ぶりに多くの誌面を割いているのだが、当事者である並河良元社長が出てきてもひるむなく批判をするあたりは、これぞ元光文社のカッパ魂なのかと思った
読了日:11月14日 著者:新海均
心との戦い方心との戦い方感想
格闘技ブームはとうに去ったけど今でもヒクソンの日本における存在感は異彩を放っている。振り返るとやっぱり日本人相手の試合が印象に残る中で、どうやって、大一番に挑んでいたのかがわかる本。印象としては自己啓発に近いし、マインドセットについての話が中心だけど、折々に、試合についてのオファーの話がでてきて興味深い。桜庭だったり、前田日明に長州力、そしてヒョードルまで。最終的にはどれも実現せずに格闘家としては勝ち逃げできたのはやっぱり戦略家だったからだろう。自伝のような強烈さはないけど、そこそこ裏話は楽しいものです
読了日:11月14日 著者:ヒクソングレイシー
資本主義という謎 (NHK出版新書 400)資本主義という謎 (NHK出版新書 400)感想
もはや新書の対談本では安心の大澤さんクオリティだ。今回は経済アナリストの中でも独特のポジションの水野さんとの組み合わせ。これが、利子革命から16世紀と21世紀の時代性の共通部分をあげつつ、新しい資本主義と覇権のタームに入っているとの説明はスリリングだし、かなり説得力が高い。この本は資本主義の持つキリスト教の延長線上にある側面にもスポットをあてる一方、陸と海の覇権という文明国のありようについて、金融資本主義の萌芽にも注目する。とにかく難しい部分もあるけど、大局観をつかむには最適な一冊といえよう
読了日:11月13日 著者:水野和夫,大澤真幸
阿呆の知恵  自分らしい人生を送るための25のヒント (角川oneテーマ21)阿呆の知恵 自分らしい人生を送るための25のヒント (角川oneテーマ21)感想
バカになれはアントニオ猪木がよく使う言葉だけど、あれもお坊さんの言葉の受け売りだったかな。阿呆も仏教の言葉らしい。つまり物事に動じない人であるということなのだけど、今の時代についてここまで達観してみることは難しいけど、少し楽な気持ちで世の中を見るのも良いかもしれないと思えた本でした
読了日:11月13日 著者:ひろさちや
金遣いの王道 (日経プレミアシリーズ)金遣いの王道 (日経プレミアシリーズ)感想
要は「お金を使う人の品格」についてのお話。日本人のお金の価値観に始まり金持ちのありようなど…。なんだかゆるい話が多くて微笑ましい。やっぱり身に付いた感覚の範囲でお金を使えというのだ。放蕩はダメなのね
読了日:11月13日 著者:林望,岡本和久
遺伝子も腸の言いなり遺伝子も腸の言いなり感想
タイトルは若干ミスリードですが体の声を聞きなさいよというお話。腸的思考法の話もあるけど、どこが腸なのかは定かではないです(笑)。でもいい加減な本ではなく、人間はやはり動物なのだから動物として長生きであったり機嫌良く生きられるような適正値があることを教えてくれます。でも暴走するのは脳の機能でもあるし情報過多による影響もある。人間はもっと情報を遮断して動物的にいきた方が幸せなのかもしれませぬ
読了日:11月12日 著者:藤田紘一郎
はじめてのバランスボールはじめてのバランスボール感想
バランスボールだけの本はなかなかないので重宝します。DVD付きなのがうれしい
読了日:11月12日 著者:後藤志帆
和食の基本レシピ―この1冊で味が決まる料理に自信がつく! (主婦の友新実用BOOKS)和食の基本レシピ―この1冊で味が決まる料理に自信がつく! (主婦の友新実用BOOKS)感想
和食のベーシックな調理法を見ていくと共通点が見つかってくる。そう、いくつかのコツの組み合わせで和食を簡単につくれるようになることをこの本は教えてくれて、ついフムフムとメモとりながらページをめくってました。楽しい1冊。
読了日:11月12日 著者:
このまま100歳までおいしゅうございますこのまま100歳までおいしゅうございます感想
以前に料理の鉄人に出ていた時は、山本益博みたいな人かなと思っていたんだけど編集者から今のようなグルメ的なポジションになっているのかと思いました。ただベースにあるのは女子栄養大学で学んだ食育があって、戦前から戦後の食料事情のない中での家庭料理の重要性やレシピの開発など、知られざるエピソードが満載でした。それにも増して、沖縄出身の岸さんに対する差別的な当時の人の言葉の話など、焼け野原から立ち上がった日本人像とは違う日本人の悪しき側面が垣間見えたのもなんだか誠実な人柄を感じました
読了日:11月12日 著者:岸朝子
督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話感想
すごくわだいになった本の続編ですが、この煩悩全開な感じは、先の大阿闍梨の本から比べるとめまいがしそうなほどくらくらします。消費者金融の利用者が1700万人というのは、立派にこの国の現実を督促OLさんが肌身に感じている訳でして、決して流暢な書きっぷりではない文章からもその笑えない現実は驚かされます。でもちょい下手な漫画でかろうじてすくわれているのかも
読了日:11月12日 著者:榎本まみ
この世に命を授かりもうして (幻冬舎ルネッサンス新書 さ-5-1)この世に命を授かりもうして (幻冬舎ルネッサンス新書 さ-5-1)感想
比叡山の酒井大阿闍梨の遺作になるのでありましょうか。結構な恒例だったんだけど、この方と寂聴さんだけは死なない気がしていましたが、やはりそんなことはありませんね。でもこの本の中でがんの闘病やこれまでの人生の総決算をのべている大阿闍梨のすこやかなまでの発言の数々は、これまでの本との重複も多いのですが、清々しいまでの境地に至っておりまして読んでいると心が洗われるというか風が通り抜けるような印象もあり、少し心が軽くなった気がします。ご冥福をお祈りしますが、まずは言葉より実践ですね
読了日:11月12日 著者:酒井雄哉
ビジネスをつくる仕事 (講談社現代新書)ビジネスをつくる仕事 (講談社現代新書)感想
世の中が閉塞的な時代ほど、人間というのは新しい仕事を考えるのかもしれない。そんな希望を持たせてくれるのがこの本。お台場の観覧車とライフネット生命というまったく違うビジネスも同じ雇用を生む大義から始まっているから一緒であるというのは今の時代におけるスタートアップのありようなのかと思いました
読了日:11月11日 著者:小林敬幸
ポピュラー音楽と資本主義ポピュラー音楽と資本主義感想
現状の音楽についての個人的な問題意識と重なる本。要は音楽産業ってもはや成熟産業なのという疑問と、そもそも音楽をナリワイにするという行為がごくごく最近の20世紀はじめからのものにすぎないという視点から出発していて好感が持てる。アドルノのマルクス的な指摘である「下部構造が上部構造を規定する」というテーゼは、すべてが金銭に置き換えられる現状の万物の商品化というプロセスと見事に21世紀になって対応している。で、増補版ではさらに最近の配信や音楽産業の凋落も補足していて非常に示唆に富む内容。これは他の産業も同様の問題
読了日:11月11日 著者:毛利嘉孝
山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~ (生きる技術! 叢書)山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~ (生きる技術! 叢書)感想
坂本大三郎さんの文章を読んでいると不思議と資本主義について思いを巡らせてしまう。何もかもが経済的価値観に置き換えられる世界の中で、カウンターカルチャーは禅や仏教に、別の価値観を求めたけれど、むしろ日本的な意味ではこの山伏的価値観というのは実に興味深いと思う。矛盾を抱えながらもそれを実践していくというスタンスは、昨今のフェアトレードの矛盾とも似ていて同じようなジレンマを抱えていると思うのだ。でもそろそろ経済が社会を定義するような時代からは脱却すべきだし、その知恵が山伏にはあるといえるのだろう
読了日:11月11日 著者:坂本大三郎
CDジャーナルムック ダンス・ドラッグ・ロックンロール ~誰も知らなかった音楽史~CDジャーナルムック ダンス・ドラッグ・ロックンロール ~誰も知らなかった音楽史~感想
久保さんのイギリスの音楽シーンの体験史。そのシーンの中で飲みながら培ってきた人間関係とそのリアルな現場感が読んでいて痛快この上ない。やっぱりストーンローゼスはでてくるけど、スミスのイギリスでのいん鬱な評価とか、個人的には90年代のブレイクブーツやハウスのシーンの話はざっくりだけどロックの文脈で読むとまた面白い。それにやっぱりノーザンソウルのシーンの深遠さや、デビッドバーンのイギリスでの評価ぶりには我が意を得たりな感じで、やっぱり80年代から90年代のロックの喧噪もまたよしと実感したのでした
読了日:11月10日 著者:久保憲司
安部公房とわたし安部公房とわたし感想
うむむ。表紙からプライベート感全開。いきなりヌードもあったり写真も二人の関係性を暗示している。作家の安部公房はものすごく難解の極みみたいな作家だったけど、その交際相手で最後まで添い遂げたのが山口果林さん。その赤裸々な交際ぶりを白状するには死後、20年かかったのもむべなるかな。でもノーベル賞候補にささげた人生のありようにはピュアな部分も感じるし、それでも人生が続くということについても言及していて読んでいて最後まで心の中にわだかまりと人間の本音が詰まっていてかなり衝撃的でありました。ある意味日記文学なのかな
読了日:11月8日 著者:山口果林
上岡龍太郎 話芸一代上岡龍太郎 話芸一代感想
00年に上岡が引退した時にすごく残念だった。この人を煙に巻くようなまたそこはかとなく出てくる蘊蓄なんかにしびれたというのもある。あれから13年、単なる評伝かと思いきや上岡本人が出てきた。笑いという伝統芸でない世界に身を置き、その所在なさから引退を決意下であろうことを推察していた著者はその疑問をぶつけている。それが前半。後半は話芸の確立から一座芝居や講談などの伝統芸の現代解釈にいそしむ奮闘ぶりを描く。自分が知っていたテレビタレントの顔と違う上岡に出会えたのが良かったとしみじみした
読了日:11月7日 著者:戸田学
雑誌の人格雑誌の人格感想
毎月、月刊誌を中心とした雑誌を漫画家の能町さんが紹介していうけれど、イラストのちょっとちゃかした感覚とか個人的には好み。雑誌が好きというのはどこか帰属意識もあったりしてその世界観にどっぷりはまったような主に女性を描いているのが面白い。そうそうとついうなづいてしまうケースも多いけど、本当、雑誌の世界は女性主導で元気がいいなあと思った次第だ
読了日:11月6日 著者:能町みね子
女王とプリンセスの英国王室史 (ベスト新書)女王とプリンセスの英国王室史 (ベスト新書)感想
英国史に限らず、ヨーロッパ史が難しいのは似たような名前が頻出しさらには国をまたいで政略結婚したり内紛があったリナのだが、この本はエリザベス1世と2世が中心となってそれぞれの時代を描いていく。片やゴールデンエイジのイギリスであり、そして衰退の道を歩み始めたイギリスが今一度輝きを放った時代でもある。その時代背景は違えど、激動の中で生き抜いてきた女王であることは間違いない。そこにはドロドロの人間関係があるのだが、この本では最小限の登場人物で見事にイギリス史の重要なエッセンスを紹介している。著者の切り口が見事
読了日:11月6日 著者:林信吾
かんたんストレッチ百科140 (PHPビジュアル実用BOOKS)かんたんストレッチ百科140 (PHPビジュアル実用BOOKS)感想
ちょっとストレッチのバリエーションを増やしたいなあと思いつつ読了。椅子を使ったストレッチが多かったんだけど、あまり家では使わないのでそこはマイナスぐらいで全体像を網羅していて、ちょっとずつ項目を増やせそう。それにしても体を伸ばすのは心地よい
読了日:11月5日 著者:萱沼文子
名画に出てくる 幻想世界の住人たち (ビジュアル選書)名画に出てくる 幻想世界の住人たち (ビジュアル選書)感想
ギリシャ神話のモチーフになっている神や妖精、半獣神などを名画とともに紹介。図版が多くてとにかく読みやすい。しかもモローとか、バーンジョーンズの作品、ラファエル前派の作者の作品の官能性と言ったらこれはすごい。ある種の日本人が持つ西洋人のイメージの大きな部分を形成したのではないかと思うほどの既視感とインパクトがある。意外とルーベンスとかもこの手のモチーフがあるのかというのもあまり紹介されていないのでこれもまたためになった
読了日:11月4日 著者:
やわらかな雇用成長戦略 (角川oneテーマ21)やわらかな雇用成長戦略 (角川oneテーマ21)感想
雇用戦略の国家的な取り組みやいわゆる学校の役割に期待する部分は、まあ理想論的でありまして「ガンバレ」と言うほかないのですが、やはりこの本でも複業の時代になりつつあるというのを肌で感じる。そこで著者は「キャバクラで働け」という極論になるわけですが、それはそれで説得力あり。つまりキャリアマネジメントは自分で切り開けという時代の到来なのだろう
読了日:11月4日 著者:小幡績
あえて小さく生きるあえて小さく生きる感想
中小企業の経営者である著者がこれまでの経験から企業の生き残りについてのノウハウを伝授する内容。過去に二度(父親の経営時代)差し押さえがありながら存続してきただけにこの説得力や具体的な例もすべてが知肉となった発言だ。そこで導かれる結論こそが小さく生きるという生き方。世の中が景気が良かった時代からむしろ今は停滞が日常となっているだけに実に学ぶべき点が多いなあと思った。自分の手元に置いて何度も読みたいと思える本であった。
読了日:11月4日 著者:鈴木達雄
おいしい暮らしのめっけもんおいしい暮らしのめっけもん感想
食材よりもそれを彩る器や敷物とか調理道具に着目していてなんともリッチな感じ。こうした生活がとてもうらやましくもある。スローペースな時間を感じさせる文章もいまほど洗練されていないんだけど、でも素敵
読了日:11月3日 著者:平松洋子
僕の小規模な経済学僕の小規模な経済学感想
ガロ系出身の漫画家さんの日本の経済に対するオピニオン本。この著者の人のことをあんまり知らないのでちょっと斜めの意見の見方はわかれるところ。ガロ系は親しみあるんだけど、ちょっと2ちゃん礼賛的なスタンスは世代的にわかりませんでした。蛭子さんっぽい読があるイメージかなあ。絵はジョージ秋山っぽいけど、あそこまで業のある感じがしないかも
読了日:11月3日 著者:福満しげゆき
ワダエミ: 世界で仕事をするということ (とんぼの本)ワダエミ: 世界で仕事をするということ (とんぼの本)感想
衣装デザイナーのワダエミさんの仕事と美学に迫る本。巻頭にいきなり北京でのミュージカルのデザインの仕事から始まる。現在、結構な部分の仕事のパートナーが中国の工房からスタートするというのはかなりの驚き。その生活ぶりも正直、PM2.5とかの世界とは違うレイアーの北京だ。日本の生活ぶりも別荘の調度品やその折々のキーワードから人物像が浮かび上がる。どうしても石岡瑛子さんとイメージがダブルんだけど、より日本的な本人的には京都の原風景が感じられ、この感性にものすごく世界が注目しているのだろうなあと思う。
読了日:11月3日 著者:ワダエミ,千葉望
掟破り掟破り感想
元マクドナルドのCEOだった原田さん。いつもながらモーレツ会社員を地でいくような断言調の言葉が並ぶ。しかも徹底した合理主義者だけにクールな視点も楽しい。今回の本はそんな言葉の数々を見開きで紹介していてちょっと物足りないけど。マックが苦戦する中、経営の徹底ぶりは評価されてしかるべきだと思う。前に、マックとラーメン屋をやった経営者はいないでしょうといっていたが次なる展開に期待
読了日:11月2日 著者:原田泳幸
どんな人でも一流に育つしくみどんな人でも一流に育つしくみ感想
いわゆるサービス業における人材育成のノウハウを元マクドナルドのコンサルタントが端的に説明している本でこれまたわかりやすい。特に外食産業における慢性的な人材不足はいわずもがなであらゆる人材を育てるノウハウと言うか、まあコミュニケーションとかOJTとか手間がかかるなあという印象。あとは現場でここまでの教育をできるかという問題意識に尽きると思いました
読了日:11月1日 著者:有本均
母のレシピノートから (講談社の実用BOOK)母のレシピノートから (講談社の実用BOOK)感想
いわゆる家庭の味というよりも伊藤さんのお母さんのレシピはもっとハイカラでした。でも鶏のバター炒めと菜の花の組み合わせとか、ちょっとまねしたくなる。生活の背景から食卓の雰囲気も垣間見える写真もグッドな一冊です
読了日:11月1日 著者:伊藤まさこ
ことばに出会う―島森路子インタビュー集2ことばに出会う―島森路子インタビュー集2感想
こちらの第2集は後半に芸人さんが多数登場している。今では大御所になった彼らの話もさることながら、03年当時の深澤直人さんのインタビューが新鮮。やはりどこか自信に満ちていて、著作にも通じるようなエピソードがとても心に残る。そして、巻頭の村上春樹氏のインタビューはいわずもがなで、スプートニクの直後ぐらいなのかな。どこか疑心暗鬼でありつつ、ジャズのエレメンツが溶け込んだ、フィジカルな感じが小説だけでないのはちょっとした発見であった
読了日:11月1日 著者:島森路子

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posted by nizimasu at 08:51 | TrackBack(0) | BOOKS