2013年04月02日

2012年3月の読書

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:44冊
読んだページ数:10146ページ
ナイス数:109ナイス

プロテスト・ソング・クロニクル~反原発から反差別までプロテスト・ソング・クロニクル~反原発から反差別まで感想
震災後から作られた本だけに、原発やサウンドデモといった部分にページが割かれているが、貧困や戦争、性差別に環境破壊などジャンルは多岐に及ぶ。ただ、音楽そのものが資本主義的な構造の上に立っているのかやレーベルそのものがかつては大手の資本や、極端な例では原発と関わりのある企業の傘下だったりもする「矛盾」をはらんでいることに気づくはずだ。そして、その難問に答えるすべがあるのか、そんな疑問を改めて感じざるを得ない本。単純にレコードのカタログとしても興味深い
読了日:3月31日 著者:
オーケンの、このエッセイは手書きですオーケンの、このエッセイは手書きです感想
オーケンのエッセイ集ですが、震災直後から始まる不謹慎さ全開の文章にしびれた。この人は信用できるよ
読了日:3月30日 著者:大槻 ケンヂ
ハレンチじゃなくて、いったい人生にどんな意味があるんだ!ハレンチじゃなくて、いったい人生にどんな意味があるんだ!感想
表紙から見城さんとサイバーエージェントの藤田さんの対談本のパクリでいきなり買う気が萎えますが、それでもいつものターザン節全開だし、読んでいると意外といいこといっているような気がする(笑い)。実は、文章を書く人で尊敬するのは自分をさらけ出すことができる文章で、その点ではターザンさんの原稿とかはそんな感じ。むしろ、谷川さんは大河ドラマの例とかが多くて、面白みには欠けます。でもそれを補うほどの猛獣使いぶりは健在でターザンを見事、面白い老人に仕立てています。いつもブログを読んでいると単なるギャンブル狂いのおじさん
読了日:3月30日 著者:ターザン山本
二流でいこう ~一流の盲点、三流の弱点~二流でいこう ~一流の盲点、三流の弱点~感想
ナガオカさんがすごく戦略的なひとだとよくわかる。タイトルもなかなか刺激的だが論旨はかなり強引だ(笑い)。それでもかつての中流に対するノスタルジーや、一流になれない頑張っている人にむけてのメッセージとしてはなかなか秀逸だ。ブログをまとめた本が多かったから初めて、ナガオカさんのプロフィールもわかったのも貴重かもしれない
読了日:3月30日 著者:ナガオカケンメイ
ブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイドブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド感想
ブリティッシュロックはビートルズを輩出しつつそこには、どこかカウンターなイメージがある。その底辺にはパンクであり、そこから派生したインディーの存在が大きい。決して市場として大きくないイギリスの芳醇さと雑食性が好きだなあと再確認
読了日:3月29日 著者:
rockin’on BEST DISC500 1963-2007rockin’on BEST DISC500 1963-2007感想
このロックという大海原を500枚にまとめるというのは至難の業。ましてやヒップホップやテクノまで包括するとなるとこれまた難儀というほかない。それでもあまり知らない60〜70年代の名盤が200枚程度のコンパクトさにまとめてあるから初心者にはありがたい。後半の年代は逆に食い足りないほど。やっぱり音楽は世代で聴くものなのねと実感
読了日:3月29日 著者:
デザインの手がかりデザインの手がかり感想
ベーシックな雑誌デザインの手法を具体的な項目だてて紹介してくれる本。あくまで原則だけど、そこからのバリエーションは無限大。それに装丁も読みやすい本でした。よんでいて「TRANSIT」のデザイナーと知って納得でした
読了日:3月28日 著者:尾原 史和
死ぬまで編集者気分―新日本文学会・平凡社・マイクロソフト死ぬまで編集者気分―新日本文学会・平凡社・マイクロソフト感想
平凡社の編集トップだった人の回想記。とはいえ、前半は左翼活動と新日本文学の話が中心。後半は平凡社の隆盛と倒産の話など、隔世の感もあるが古き良き時代のインテリが編集をしていた時代を想起させる
読了日:3月28日 著者:小林 祥一郎
花森安治集 マンガ・映画、そして自分のことなど篇花森安治集 マンガ・映画、そして自分のことなど篇感想
暮しの手帖の花森安治さんの本だけど、珍しくスクリーンなどに掲載されていた映画評とかが出ていて、楽しく読んだ。意外とウイットのある文章で意地悪ばあさんみたいな原稿で違う一面もみれてよかった。あと、芸術新潮誌での民藝の話から、今の生活雑貨のデザイナーの苦言は昭和24年ながら平成25年も何ら変わっていないことに驚き。
読了日:3月27日 著者:花森 安治
カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)カタルーニャを知る事典 (平凡社新書)感想
バルセロナを擁するスペインのカタルーニャ地方。今や、スペインの経済の中心としてだけでなくバルサもある文化の中心地でもある。そこがここ最近、独立に向かって動き出しているのは、海外での旅行であったカタルーニャ人からきかされた。それから20年あまり。実際にカタルーニャを訪れてみた感覚を確かめるべく購入。その文化や歴史を知るにつれ、長い征服と抑圧の歴史があることを知る。そして華開いた現代。改めてナショナリズムが起きるのもわかる気がする。アイデェンティティとはなにか。翻って日本についても思いを馳せてしまう本だ
読了日:3月27日 著者:田澤 耕
音楽の未来に蘇るもの―ポップ・ミュージックの進化と深化音楽の未来に蘇るもの―ポップ・ミュージックの進化と深化感想
改めて原本を読んでみて、プリスワッシーのリズムの話に食いつくばかり。いやはや、これだけでも今読んでもすごいなあ
読了日:3月26日 著者:高橋 健太郎
THE DIG Special Issue ザ・ビートルズ CDエディション(シンコーミュージックMOOK) (シンコー・ミュージックMOOK)THE DIG Special Issue ザ・ビートルズ CDエディション(シンコーミュージックMOOK) (シンコー・ミュージックMOOK)感想
リマスターに合わせて出版されていただけに、エピソードのみならず、波形もしめしつつ、音響的な変化にも言及していてこれが面白い。Let it be nakedとか、こけおろしていて小気味いい特集でした。
読了日:3月25日 著者:THE DIG編集部
ロックと共に年をとる (新潮新書)ロックと共に年をとる (新潮新書)感想
著者が読売新聞の文化部出身だけあってわかりやすいアーティストが並ぶ。唯一、プログレの部分は?のあらしだけど、まあ、やっぱりロックは思い入れがないと楽しくないよね。それと色々なアーティストの裏話はやはり楽しい
読了日:3月25日 著者:西田 浩
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方感想
日産からボディショップ、スタバの日本法人のトップになった人のよくあるリーダー論である。でもかなり謙虚なスタンスの人で生活ぶりもいたってシンプルというか地味かもしれない。それでも成果を出しているというのは、この人の見事ともいえる自己管理にあるなあと思わせる。「管理職の管理は自己管理から」というのを実践していて背筋がのびます
読了日:3月23日 著者:岩田 松雄
本当に「英語を話したい」キミへ本当に「英語を話したい」キミへ感想
意外と参考になりそうでならない本。なんといっても川島選手の英語の勉強法がでてくるまで50ページも費やしていた。意外と根性論で、最終的には英語に触れている時間が長いほどいいというのは、そりゃあそうだろう。これも間違いないとは思うんだけど…
読了日:3月22日 著者:川島 永嗣
涙と花札: 韓流と日流のあいだで涙と花札: 韓流と日流のあいだで感想
生粋の韓国人の女性が日本に憧れ留学。さらには、アメリカで生活する中での9.11と実にインターナショナルな活躍をする女性のまだまだ短い半世紀。昨今、日本と韓国の国レベルでのいろいろな諍いもありますが、それはさておきK-POPなどの登場で日本との文化交流は過去にないレベルまでにきている。そして摩擦が多い中でのその葛藤を率直に描いていて興味深い。北に対する思いや日本への憧憬と複雑な世代間の日本観の違いも明確に分析していて、バイアスのかかった嫌韓や反日でないスタンスが心地よい佳作でした
読了日:3月21日 著者:金 惠京
アートと音楽 ──新たな共感覚をもとめてアートと音楽 ──新たな共感覚をもとめて感想
東京都現代美術館で昨年やっていた同タイトルの展覧会のサブテキスト。訪れた時に坂本さんの作品がイマイチだったが、入り口すぐにあったセレスト・ブルシェ=ムジェノの作品の素晴らしさがよみがえってきた。この作品は白い展示室に水色で塗られた池ができており、そこに無数の陶器が浮かんでいる。そこの1カ所に水流を作る場所があり、その水流に押された陶器がぶつかると得もいえぬ音がする。その偶然性とか良かった記憶がある。カールスニコライの牛乳の入った水面を周波数で水面をとらえた写真もいい。音が視覚化する。このテキストが補う
読了日:3月21日 著者:坂本龍一,岡田温司,池上高志,若尾裕,眞壁宏幹,畠中実,長谷川祐子
聖書考古学 - 遺跡が語る史実 (中公新書)聖書考古学 - 遺跡が語る史実 (中公新書)感想
最近、ナショナルジオのDVDで聖書の内容を検討するというものがあったが、実際の現場で研究されている日本人の本書はなかなかにスリリング。キリスト教でないワタシのような日本人では「そんなの史実ではない」と簡単に切り捨てるような記述も実に丹念に検討していたり、発掘された遺跡などから検討を加えているのは感嘆に値する。やっぱり西洋の進行の問題と学問の衝突もありつつ、難しい問題をはらみつつ著者の中立的なスタンスは読後感もいい
読了日:3月20日 著者:長谷川 修一
ウェブ人間退化論―「社会のIT化」は「サル化」への道!?ウェブ人間退化論―「社会のIT化」は「サル化」への道!?感想
タイトルとして我が意を得たりな本。すべてに納得しかねるけど、地の衰退は受け身にあるなあと思った次第
読了日:3月19日 著者:正高 信男
人たらしの流儀人たらしの流儀感想
いつもの佐藤さんの硬質な文章とは違いくだけた編集者とのやり取りが中心。もうちょっと人たらしたるロシア時代のエピソードが読みたかったけど、ノウハウ本として処世術を学ぶには十分な内容だ
読了日:3月19日 著者:佐藤 優
縮む世界でどう生き延びるか? (メディアファクトリー新書)縮む世界でどう生き延びるか? (メディアファクトリー新書)感想
思いのほか、読みたい箇所がでてこなかった。それはタイトルにある部分だが、最後に総括として出てくる。それ以外は、動物の生存や淘汰といった問題だ。なんとなく、全体的な内容のイメージができたんだけど、どこか散漫だったかなあ
読了日:3月19日 著者:長谷川英祐
デザインDTPの仕事術デザインDTPの仕事術感想
どちらかというと、デザイナーよりもオペレーター向けの本。初心者のワークフローの把握ができるというぐらいのレベルでした
読了日:3月18日 著者:成島 勲
お金という人生の呪縛についてお金という人生の呪縛について感想
こちらはナマケモノとは正反対のワーカホリックな人の本。しかし、アメリカ的な進歩主義とも違う「ビバ資本主義」の人の中でも、より進化系のイメージ。外面の日本的な情緒感の中にあるアメリカ的な思考のOSが搭載されている感じ。別に悪くないと思う。どうも出典は書いてないけど、ブログからの転載加筆が多いのかな。独特な間の文章も楽しめる
読了日:3月17日 著者:松本 大
ナマケモノに意義がある (角川oneテーマ21)ナマケモノに意義がある (角川oneテーマ21)感想
ほんまでっかTVにも出演している池田先生の本には一貫して「常識を疑え」というのと「人間はそんな大層な生き物ではない」という徹頭徹尾な主張がある。そこが昨今の自己啓発の正反対にあり、香山リカ先生の理系版のような趣もあり。多分、他の本も同じような内容なのだろう
読了日:3月17日 著者:池田 清彦
デザインと人―25 interviews (MARBLE BOOKS)デザインと人―25 interviews (MARBLE BOOKS)感想
比較的短めなインタビューが多くて読みやすい。名前を知っている人も多かっただけど、なによりも最初に出てきた装丁の栃折久美子さんの勢いに押された。凛としていて背筋がしゃんとなる。短なテキストにとてもかっこいい職人的なものを感じてしまった。
読了日:3月15日 著者:佐山 一郎
リーダーを目指す人の心得リーダーを目指す人の心得感想
元アメリカの国防長官の本で、リーダー論でもあり自己啓発でもある。立派なエピソードの数々に国益に関する考えも浮かぶ。いやはや、こんなエリートがいたら日本もたまらんなあとおもうほど、クレバーだし立派すぎる。
読了日:3月15日 著者:コリン・パウエル,トニー・コルツ
ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号)ポップの現場から~川勝正幸 in TV Bros. 1987‐2012 (TOKYO NEWS MOOK 340号)感想
懐かしかった。くしくもサブカルが隆盛を極める80年代から90年代後半のチョイスは、かなり川勝さんの影響もあるなあと思いつつ、渋谷系から悪趣味ブームで個人的には、サブカル的な気分は去っていたが、その後もサブカルの牙城を守っていたのは、川勝さんだったと痛感。いわゆるみうらじゅんさん曰く「サブカルは世代だ」ということで同じような観点でも50代後半から40代前半までの感覚がサブカルなんだなあと思う。それ以上でもそれ以下でもないけど、この世代の感覚はとても好きだなあ。ちょっと固有名詞がトゥーマッチな原稿も堪能した
読了日:3月15日 著者:川勝 正幸
クラシック再入門 名曲の履歴書クラシック再入門 名曲の履歴書感想
音楽も絵画も初心者には、その制作者の足跡から音楽を聴いていくというのは実に楽しい。三枝氏の本はまさにバッハからモーツァルト、ベートーベンと、時系列にそいながらその時代時代を時代時代を彩った作品もCDに収録しているという意欲作だ。ホント、こういう本はうれしい限り。
読了日:3月13日 著者:三枝成彰
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法感想
フェルドマンさんの本の時間管理の部分はほとんどここにあるようなので、手に取ってみる。よくよく読んでみると、どっかで読んだことがあるなあと思ったらGTDの人の本だった。確かにこの手法は、一番、物事の洗い出しには最適かもと一部参考にしていたけど、そのベースとなるような本。でもちょっと翻訳が読みづらいんだよね。いい本なんだけど、そこが一番の問題点
読了日:3月11日 著者:デビッド・アレン
このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれこのムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ感想
偽悪的な部分や、逆説的な言い分が多いけど、実は植島啓司さんの「幸福論」とも通ずるものがある。結構、本を読んでいるから幸福の定義付けというのはにてしまうのかもしれない
読了日:3月10日 著者:成毛 眞
一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ(祥伝社新書312)感想
かなり実践的な英語学習の本。その実、結構網羅的に様々な学習法が書いてあるから、自分に何が合うかと考えながら読み進めることができる。一番の危惧はこの本を読んで英語ができそうな気になってしまうことだ
読了日:3月10日 著者:鎌田 浩毅,吉田 明宏
本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自≠フ技術本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする読自≠フ技術感想
DANさんの本にしては薄い中身でちょっとがっかり
読了日:3月10日 著者:小飼 弾
考える生き方考える生き方感想
極東ブログの管理人さんの自伝。というか、これまでの思考の遍歴を書いているのだけど、以前から非常に知的な人だと思っていたんだけど、意外にいきあたりばったりだったりするものだから面白い。そのベースには奥さんや子供との沖縄での生活があってとても興味深く読めた。この本を読んでいたら梅棹忠夫先生の「アマチュア思想家宣言」を思い出した。そして、偉大なるアマチュアであるこの著者に感謝したい内容だ
読了日:3月10日 著者:finalvent
アメリカは日本経済の復活を知っているアメリカは日本経済の復活を知っている感想
至ってオーソドックスな経済政策における中央銀行の役割を書いた本。いわゆるアベノミクスのインフレターゲット論者だけに、期待が物価を引き上げるという効果はまさに株価や円安方向に導いているのは成功といえる。じゃ、翻って国民生活はどうなのさって答えはないんだよね。経済の復活は誰に還元されるのか。そこは、別の人が考えればいいのかな。ちょっとそこにモヤモヤが残る
読了日:3月10日 著者:浜田 宏一
野菜のおかず便利帳303レシピ―58の野菜で選ぶきょうのおかず (主婦の友生活シリーズ)野菜のおかず便利帳303レシピ―58の野菜で選ぶきょうのおかず (主婦の友生活シリーズ)感想
ちょっとたれとか味付けが微妙なさじ加減が多いです。手元においておきたいなあ
読了日:3月7日 著者:
日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか (祥伝社黄金文庫)日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか (祥伝社黄金文庫)感想
この本のいいところは、英語を簡単と切ってしまわないところにある。それほど難しいから、先人に学べというのだ。信頼できる。音を学んでり素読する。そして、多読。どれも気合いだといいそうだけど、やっぱり学ぶはマネぶからという結論に納得
読了日:3月6日 著者:斎藤 兆史
男がつくるカンタン・ウマイ・今日のごはん男がつくるカンタン・ウマイ・今日のごはん感想
カンタンって書いてあるレシピ集はおおむね簡単ではないのだけれど、さすがNHKの本だけあってわかりやすくて、しかもレシピもシンプル。ありそうでないかも。かなりメモとりながら読みましたとさ
読了日:3月6日 著者:渡邊 純子
呑めば、都: 居酒屋の東京呑めば、都: 居酒屋の東京感想
昔風にいえば、青い目の居酒屋探訪記というのだろうか。日本の居酒屋に魅了されたアメリカ人による居酒屋案内はとにかくディテールの細かい町並みの紹介。さらには、店主や客との細かいやり取りを徹底的に書いていく。その密度たるや濃厚で、居酒屋愛がほとばしるよう。この暑苦しくも、好奇心おう盛な感じこそ、ストレンジャー感満載で昨今のネットで検索してからそれを追確認するのとは全然アプローチが違う。いきなり溝ノ口で始まり、とどめは国立。これまたいちいち渋い
読了日:3月4日 著者:マイク モラスキー
中身化する社会 (星海社新書)中身化する社会 (星海社新書)感想
ネットの台頭により、情報の可視化が進んでいる。その先に見えてくるのは何かーー。建前が通用しなくなり、見た目とのギャップに見栄を張る時代もおわった。その先に張るのは等身大なのか。むしろ、今の時代は、まるで理科室の人体模型のようだ。体の中身がむき出しで全身の神経がむき出しになっている。この本を読んでいたらそんなイメージがわいてきた。とまれ、そんな時代をスリリングと思うか、恐ろしいと思うのか。それぞれに問われいるなあと思った次第だ
読了日:3月3日 著者:菅付 雅信
和のノート―女の子向け日本文化案内和のノート―女の子向け日本文化案内感想
日本の和は江戸の美学といいきり、白洲正子さんを紹介したかと思えば、歌舞伎に盛り上がったり、あまりにも、ざっくりした和の案内書。でもどことなくほのぼのしているその文章はむしろ、昭和を感じさせます。時間の流れがゆるやかな文章がいいなあ
読了日:3月3日 著者:木村 衣有子
二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~ (ele‐king books)二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~ (ele‐king books)感想
そういえば、シンゴ☆西成を知ったのは二木さんの原稿だった。基本的にヒップホップはほとんどきかないが、MSCとかも聴いたのはきっと二木さんの原稿からなのだろう。とかく、反原発でもで逮捕されてフィーチャーされたけど、そのエレキング、リミックス直系な硬派な文章は、いいなあ〜
読了日:3月3日 著者:二木信
フェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人にフェルドマン式知的生産術 ― 国境、業界を越えて働く人に感想
フェルドマンさんというと、やっぱりWBSとかの柔らかいニュアンスの日本語と解説のイメージがある。別に今更、アナリストにも英語の習得にも精を出す訳ではないが、組織の考え方や、時間管理などは色々なハックを利用しているんだなあと、その苦労ぶりが伺えて、以前より親しみを持ちました。多分に家が近所でよくお見かけするからというのもあるかもしれないけど…
読了日:3月3日 著者:ロバート・アラン フェルドマン
塀の上を走れ――田原総一朗自伝塀の上を走れ――田原総一朗自伝感想
田原さんの自伝はさすがエピソードの宝庫であっという間に読む。最近になって再評価されている東京12チャンネル時代のドキュメンタリー制作の話は、なるほど、ノンフィクションライターのそれとも似ていたまさに泥臭い現場主義の賜物。それゆえに素晴らしい作品を数々残してきた気がする。朝生やサンプロの記述は若干少ないのは、エピソードに欠けるからだろう。あと、亡くされた二人の妻の話はなんとも正直というか、見た目のこわもてぶりとは違うロマンチックでダメダメな側面もさらりと出してみせる。78歳という年齢だから書ける自伝というの
読了日:3月3日 著者:田原 総一朗
仏教は心の科学仏教は心の科学感想
テラワーダ仏教の講話は実にシンプルだけど、わかっているようでまったく分からない話の連発だ。だからつい何度も読んでしまう。そんな本。仏教って宗教よりも生活の知恵なんだよなあ
読了日:3月2日 著者:アルボムッレ・スマナサーラ

読書メーター

posted by nizimasu at 10:26 | TrackBack(0) | diary