2013年01月03日

2012年12月の読書

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:6695ページ
ナイス数:87ナイス

リトルプレスの楽しみ、のつづき―もっと見たい。作り方、楽しみ方。リトルプレスの楽しみ、のつづき―もっと見たい。作り方、楽しみ方。感想
リトルプレスブームは00年代前半に起きて、その当時はフリーペーパーが主流だったけど、今はよりセグメントされたビジュアルの本が増えている印象。そんな世界を垣間見せてくれます。それにしても生活に根ざして半径5メートル的な本って多いな。もっと濃厚な世界観を見せてくれるような本が出てくるといいな。その点では、ちょこっと紹介しているmurmurとかもっと成長してくれるといいけど
読了日:12月30日 著者:柳沢 小実
はじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかたはじめての手製本 製本屋さんが教える本のつくりかた感想
現在は失われつつある手製本の技術を伝承している製本所がその技術を惜しみなく公開している本。自分でリトルマガジンを作ったり、お気に入りの手製本を作ったり、手順はそれなりに難しいけど、色々ぬくもりのある本が作れそう。改めて、モノのもっている存在感を感じます
読了日:12月30日 著者:美篶堂
なぜ、勉強しても出世できないのか? いま求められる「脱スキル」の仕事術 (ソフトバンク新書)なぜ、勉強しても出世できないのか? いま求められる「脱スキル」の仕事術 (ソフトバンク新書)感想
簡単にいうとここ10年ほどのビジネス書の自己啓発などのブーム本と、その世代に20〜30代を過ごしたビジネスマンの動向を総括したような内容。耳の痛い話も多いけど、コンサルに士業といわれる人たちもばっさり。簡単にいえば、コモディティ化する技術においては自分のニッチな分野での専門性がない限りフリーランスは無地香椎という視点。さらに、組織との協調性も指摘していたり、現状のビジネスの現場感覚を見事に言い当てているな。輝いていたノマドとか、もうかっこわるいもんね。そういうことだ
読了日:12月30日 著者:佐藤 留美
きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド55きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド55感想
五木寛之さんにしては珍しい健康実用本。ご自身の健康法をここまでイラスト付きで詳解しているのは珍しい。本当に五木さんなのかなと思ってしまった。
読了日:12月30日 著者:五木寛之
ぼくたちが聖書について知りたかったこと (小学館文庫)ぼくたちが聖書について知りたかったこと (小学館文庫)感想
作家と宗教学者による対談ながら、実に丁寧で初心者にもわかりやすい。細かいテーマが続く後半よりも前半の聖書の成立とキリスト教徒の差異、さらにはユダヤ人とは何かという論議が、なかなか造詣が深くないとわからないニュアンスの話もまとまっていてとてもためになる。そして、その一神教の世界観もまた少しだけど学べた気がします
読了日:12月26日 著者:池澤 夏樹
メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年感想
カメラマンの小林紀晴さんと古屋誠一さんという組み合わせがかなり謎だったが、意外とこの二人馬が合うらしい。メモワールという妻の死の前後をテーマにした作品を発表し続けてきた古屋さんの作品と心境の変化を年単位の交遊のなかから見いだしていく気の遠くなるような作業。前に読んでいた小林さんのナイーヴな文体はあまり、アジアというテーマ感には個人的にぴんとこなかったのだが、この作品はここまでというほど、古屋さんの当時から今に至る気持ちのひだを救っていて不可思議な作品だ。まるで、いたこといってもいい。あっという間に読んだ。
読了日:12月24日 著者:小林 紀晴
ラブレスセックスラブレスセックス感想
風俗嬢出身の作者が、性の最前線をインタビュー形式でまとめている。だが、そこにはそこはかとなく虚無感が漂う。なんのために風俗に入り、男に抱かれるのか。当たり前の行為に自問自答する様子が今の日本の社会の断片を映し出している
読了日:12月24日 著者:酒井 あゆみ
悪名正機 (アウトサイダー十三人の話)悪名正機 (アウトサイダー十三人の話)感想
週刊金曜日誌上に掲載されていた毛の商人、高須基仁氏の対談集。ラストの週刊金曜日との対談が一番面白かったりする
読了日:12月24日 著者:高須 基仁
人生を変える筋トレ (新書y)人生を変える筋トレ (新書y)感想
いやはや、筋トレで人生変えたいです。
読了日:12月24日 著者:森 俊憲
40歳からはじめる健康学 (平凡社新書)40歳からはじめる健康学 (平凡社新書)感想
結局、健康の話はみもふたもない自己規律につきるんだけど、たまにこういう本を読んで、自分の気持ちを引き締める為には必要な本。ちょっとした物語風の文章もよい
読了日:12月24日 著者:島崎 弘幸
Mr.金川千尋 世界最強の経営Mr.金川千尋 世界最強の経営感想
信越化学の中興の祖である金川さんを側近の金児昭さんが綴った本。とにかく恥ずかしくなるくらいの絶賛のオンパレードなのでけど、その徹底した合理的な経営観と行動力には胆力を感じさせる。
読了日:12月24日 著者:金児 昭
日経式おとこの「家計簿」 (スマート家庭経営術)日経式おとこの「家計簿」 (スマート家庭経営術)感想
家計簿といいつつ、ベースにあるのは簿記。それをわかりやすく噛み砕いているのがみそ。家庭にも経営の視点が必要という事
読了日:12月21日 著者:
酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)感想
最近、ミツカンのレシピ本でも注目されているお酢。100のレシピがあるけど、簡単なのはそれほど多くない。でもなんとなく傾向としていえるのは、とにかく色々な定番メニューにお酢を入れちゃえという事。豚汁にお酢はないだろうと思いつつ、でもおいしそうだったりもする。もうちょっと楽なレシピもあるといいなあ
読了日:12月17日 著者:Mizuka
何度も挫折したあなたに贈る 人生最後のダイエット何度も挫折したあなたに贈る 人生最後のダイエット感想
要は行動修正療法なんだけど、ストレスをかけずに徐々に生活習慣を変化させるというところがみそ。それに目標を時分ありに掲げてモチベーションをあげるんだけど、ここが難しいというのはダイエット経験者の共通のなやみなんだよね。それに対する答えがイマイチみえないのだ。困る。でもあおりっぱなしの本より全然いい本だと思う。
読了日:12月16日 著者:小林一行
働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)感想
キャリアというのは節目があるというもの。闇雲に頑張ってもしょうがない。でもある程度、緊張感を持っていないと幸せのしっぽをのがしてしまう。そんなことを体系だっていていっていて、個人的に正しいかどうかは知らないけど、希望の持てるキャリアについての本だと思うな
読了日:12月16日 著者:金井 壽宏
きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ)きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ)感想
タイトルが完全に「釣り」ナノがアレですけど、日本の社会が依存型になっている点を指摘して、外発性つまり周囲からの影響でなく、自分から勝ち取っていくあるいは選択していく<内発性>に個もコミュニティも変化していこうという話です。モテるというのは自己承認の意味であり、相手に対していかに存在意義をもってもら会える唯一無二の人になれるのかにつきるのだが、話がいつもながらまどろっこしいです。でも宮台サンっていつのまにこんな、立ち位置になったんだろうなと90年代のサブカルの人の頃からは隔世の感ありでした。こっちが古いか
読了日:12月16日 著者:宮台真司
いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の食を愉しむBEST500 [コンパクト版]いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の食を愉しむBEST500 [コンパクト版]感想
読んでいてどこもかしこもいって見たくなる事請け合い。特に市場が楽しそう。その土地にいる人たちからものを買ってその場で頂けるのが素晴らしい
読了日:12月16日 著者:キース・ベローズ他
サムスン帝国の光と闇サムスン帝国の光と闇感想
今をときめくサムスンだが、その成立後もいまだ財閥というなの同族支配を続けているという希有な存在。しかし、韓国の財閥はほとんどがいまだ同族経営というのもうなづけるのが、この書籍のないようにもつうじる。ワンマンで半導体に舵をとり一気に巨大企業になったのもさることながら、数々の不正を政界に働きかけつつ、克服している。いわば、国家の中の小国家の趣だ。この計り知れないモンスターに日本って、立ち向かう気があるのかなあと思う。それぐらいあふれるばかりの恩讐を越えて、活躍している企業の底知れなさを感じるばかり
読了日:12月16日 著者:べ ヨンホン
危機の時代の「やる気」学危機の時代の「やる気」学感想
いわゆる組織論にとどまらず、人がファンになるプロセスと宗教の布教活動の類似性について言及している点が、この本のおもしろいポイント。さらに緊張と希望がモチベーションをまわしていくサイクルになっているというところも何とも頭のなかでもやっとしていた、やる気の問題についてかなり示唆に富んでいたと思う。モチベーションについての学術的な体系とその理論についても補足していて過不足ない内容だった
読了日:12月15日 著者:金井 壽宏
LIFE3 なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)LIFE3 なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)感想
シリーズ第3作は、大人数で食べられそうなメニュー満載。豚の角煮は写真だけでもよだれものでした。まだまだ続けてほしいですね〜
読了日:12月13日 著者:飯島 奈美,糸井 重里
LIFE2 なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)LIFE2 なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)感想
lifeのシリーズ2作目はより家庭料理に焦点を当てた内容。う〜ん時間かかりそうだけど、いずれもうまそうで困ります。茶碗蒸しにクリームシチューとか、冬の定番も楽しめます
読了日:12月13日 著者:飯島 奈美,糸井 重里
LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)感想
ちょっとしたハレの日に作るレシピの数々。どこかノスタルジックのニオイがするのは、かもめ食堂のごはんの監修もしたからかな。人柄がにじみ出ていて、ちょっと作るのにはひと手間かかるけど、どれもこれも美味しそう
読了日:12月13日 著者:飯島 奈美,糸井 重里
あしたのお弁当 (mama’s cafe books)あしたのお弁当 (mama’s cafe books)感想
朝食の次はお弁当の本。ちょっとおとなしいメニューが続いてがっちり派には物足りないかな。でもヘルシーな和食中心にしたい人にはおすすめかも
読了日:12月13日 著者:飯島 奈美
朝ごはんの献立―12のシーンとおいしいごはん朝ごはんの献立―12のシーンとおいしいごはん
読了日:12月13日 著者:飯島 奈美
朝ごはんの献立―12のシーンとおいしいごはん朝ごはんの献立―12のシーンとおいしいごはん感想
著者の飯島さんの好みが反映された献立が14種類。卵とか焼き魚に副菜もおいしそう。食いしん坊が作る朝食は最高というのが結論だと思う
読了日:12月13日 著者:飯島 奈美
メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)感想
人間の行動を分析するという学問は心理学を中心にあまたあるが、ここまでなるほどとうならされる本はなかった。人の行動に焦点を当てて、その行動により心理的にあるいは、どういう影響があるのかとまさに「分析」してそこから期待すべき行動を導く処方箋を描いていくという実に興味深い行動のパターンを紹介している。どこかコーチングにも通じるんだけど、こちらのほうがより実践的。でも行動の分析そのものはシンプルだけど、それをうまく適切な分析結果に当てはめるのが難しい気がする。でもすごく気づかされる部分が多かったな
読了日:12月13日 著者:奥田 健次
だれも教えなかった料理のコツだれも教えなかった料理のコツ感想
有元さんの本はどうしても薄くてレシピ中心だけど、その背後にある料理の具体的な手順について書いているのはこの本。とにかく、ある一環とした料理への理論があって、とにかくすっと入っていきます
読了日:12月12日 著者:有元 葉子
ふだん着のおかず (講談社のお料理BOOK)ふだん着のおかず (講談社のお料理BOOK)感想
こちらの有元さんの本は、これまた野菜中心のレシピでシンプルなのが多い。ある種の煮物や炒め物にはパターンがあってなれていくとかなり短時間で作れそうな感じがまたよし。
読了日:12月9日 著者:有元 葉子
からだに美味しいごはん―有元葉子私のアンチエイジングからだに美味しいごはん―有元葉子私のアンチエイジング感想
イタリア好きの有元さんだけあって玄米や魚のレシピもどこかイタリアの香りがします。ひよこ豆のサラダとか、本当にカラダが喜びそうなレシピが満載
読了日:12月9日 著者:有元 葉子
おいしい毎日おいしい毎日感想
大橋さんのエッセイは文字もさることながらイラストが素晴らしく愛らしい。お腹もすく(笑い)。中でも食べ物エッセイは好きなジャンルの一つ。小川軒とウエストのシュークリームがどちらがおいしいかなどという話は何とも微笑ましい
読了日:12月8日 著者:大橋 歩
ひとりの暮らし 小さな贅沢ひとりの暮らし 小さな贅沢感想
料理評論家の有元さんは編集者出身だからセルフプロデュースも見事。子供が家をでてからの一人暮らしが凛としていてすてきだ
読了日:12月5日 著者:有元 葉子
有元葉子の旅というレッスン有元葉子の旅というレッスン感想
話の中心はイタリアでの旅行のあれこれ。どれも実践的だし、なんか憧れるわ
読了日:12月4日 著者:有元 葉子
増補 幸田文対話(上)――父・露伴のこと (岩波現代文庫)増補 幸田文対話(上)――父・露伴のこと (岩波現代文庫)感想
幸田文さんの対談集。意外とラフな雰囲気がでていてなんだかおもしろい。父親の話をここまでするかというエピソードは満載で、なんとも微笑ましい読後感でした
読了日:12月4日 著者:幸田 文
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体感想
メディアの世界もネットの台頭で大きく変わった。その前史として無料のフリーペーパーの存在もあったが、すべてに携わっていた人だからこそのメディア論で、その範囲の広さも見事にカバーしていて納得できる話が多かった。ただ、プラットフォームを作る人なだけに、コンテンツについての言及がもっと欲しいというか、コンテンツに対してどういう思いで接しているかが「メディア野郎」では伝わらない気がするのはなぜか。そこを差し引いても今の時代のメディアの俯瞰図としては十分な内容だと思う
読了日:12月3日 著者:田端信太郎

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posted by nizimasu at 22:54 | TrackBack(0) | BOOKS