2012年08月28日

「町田は東京ではない」がメチャ面白い



領土議論が活発になってますね。わが町、足立区も「足立区は東京ではない。埼玉だ」とよく言われました。

でも「足立区は埼玉にいらない」というのもありました。県境住民には懐かしい話

posted by nizimasu at 18:31 | TrackBack(0) | 雑談

2012年08月24日

マウリッツハウス美術館展&ベルリン美術館展

実は、両方ともかなり混むという事前情報なので会期の始まりとともにいってました。

とはいっても一日で両方見れることはなく、マウリッツハウスは朝イチで別の日に並んだほど。

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フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は始めてみたけど、実物がやけに小さい。まるで華奢な女性にあったかのような可憐さもいいのかしら。

ただ、フェルメールがものすごい人気なのは、その素朴な題材もさることながら、あの淡い色使いにあるきがしました。これも奈良さんの作品にいって感じたけど、

フェルメールー印象派ー日本の伝統的な色彩ー奈良美智

ってつながっている気がします。日本で暮らす人々の琴線に触れるものがあるのかな。

さておき、フェルメールが表の顔なら、裏の顔はレンブラントやフランク・ハルスだろう。笑う少年とか、どうして描こうとしたのかまるでわからん(笑)。

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レンブラントの黒はヨーロッパ絵画の黒。日本にはない漆黒だ。という訳でフランドルなので、風俗画とか多くてあんまり理屈なしに観れるのもよかった。


あと、最近は「聖母降臨」的な作品に惹かれますが、中でもルーベンスは、すごくイタリアの絵画の影響を受けていてぐっとくる。

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ただ個人的に、ベルリンの方が、展示の仕方、ボリューム含め圧倒的で、ちょうど美術史の本とかも読んでいた時期でもあって興味深かった。

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フェルメールも個人的には、「真珠の首飾りの少女」の方が作品の構図とかも含めてとても印象深い作品。

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後最後にでていたイタリアの素描がなかなかお目にかかれないもので気になった。ダヴィンチ展でも素描が展示されていたが、ヨーロッパ絵画のいわば、ベースにある背骨みたいなものがかいま見れて、ある意味、奥深さを感じます。ビバ、素描。

ベルリンでちゃんと観たいものです
posted by nizimasu at 22:25 | TrackBack(0) | おすすめ

2012年08月23日

映画「アニメ師・杉井ギザブロー」



もう映画の公開が終了なので、あわてて観る。一般的にはタッチの総監督だったり、映画「銀河鉄道の夜」の監督というのがわかりやすいか。

小さい頃にそういえば、アニメーターになりたいなあとおもいながら見た。

ちょうど、今年の夏にますむらひろしさんとのタッグで宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」が映画になったので、製作されたドキュメンタリーだ。

アニメ史上における虫プロというのは倒産したこともあってなかなか、漫画家手塚治虫に比べ、語られることがあまりなかった気がする。

ここでは、著名なアニメーターや関係者が次々でてきて、ひたすら時代をさかのぼりつつ振り返る。

しかし、グスコーブドリの製作途中に、メインで制作に携わっていた制作会社の社長が亡くなってしまい、中断するくだりは心が痛む。

作品のホームページの年表にはこうある。


2008年 68歳 『グスコーブドリの伝記』製作開始。
『銀河鉄道の夜』と同じ宮沢賢治原作。杉井自身も力のはいる原作者で、グループタックの製作となるはずだった。しかしプロデューサーであり代表の田代敦巳氏が死去、多額の負債を抱え、グループタック倒産。一時製作中止寸前に追いつめられる。しかし翌2011年夏に手塚プロダクション製作として再スタート。
2011 東日本大震災

■2012年 71歳 監督最新作と杉井を映したドキュメンタリー公開。
監督最新作公開『グスコーブドリの伝記』7月7日、アニメーション監督・杉井を主役にしたドキュメンタリー『アニメ師・杉井ギサブロー』7月28日、それぞれ公開。


そしてできた作品。肝心なアニメはまだ見ていない。とおもったら、ほとんどロードショーも終わっている。じゃあ、DVDを買おうかな。

アニメ業界という労働環境の厳しい中で、創作に没頭できようはずもない。ときには、ドロップアウトして、絵を売って、生計を立てていたこともあったという。そんな人がまだ、アニメの映画に夢を見る。挫折してもなお、そこに惹かれる。

あと虫プロで杉井さんが作画を手がけていた「哀しみのベラドンナ」がすごかったな〜


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2012年08月22日

Amon TobinのライブはDaft Punkを越えたよ!

Ninja Tuneのベテランアーティストにアモントビンという人がいる。元々、ビートメーカーでイメージでいうと、オウテカにもっと生っぽいサンプルも重なったり、スクエアプッシャーのようなエキセントリックなビートのコラージュともいえる音の重ね方をする人で、随分聴いていたような気がする。

その人が、知らぬ前に「ISAM」というライブのプロジェクトをはじめていてこれがスゴいことになっていた。要は、キューブ上の箱を組み合わせてステージ上において、そこに映像が繰り広げられるんだけど、これが最近のダフトパンク以上のインパクト。youtubeだけでもすごいのだから、実際はもっとヤバいんだろうね。音はDub Step以降のエクスペリメンタルなサウンド。夏にふさわしいな



ちなみに、Ninja tuneは映像のテクノロジーでも定評がある。かつて、Cold CutがNija Tuneのイベントでサウンドとシンクさせていたのをライブで披露した時は驚いた。まさにそこから隔世の感。



ラマシーンではないけど、日本でもこういうアイディアが形にできるといいんだけど…。これぞ、クールでしょ。

そういえば、Amon Tobinはエレクトラグライドにくるね。メンツが渋すぎて動員が心配ですが
posted by nizimasu at 09:48 | TrackBack(0) | music

2012年08月21日

奈良美智「君は僕にちょっと似ている」@横浜美術館

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奈良さんの11年ぶりの展覧会に行ったのは、7月中旬のまだ始まったばかりの頃。すご〜く混んでいるのかと思いきや、そうでもなかった。きっとそろそろ混んでいる頃だろう。今週号のAERAに美術手帖も特集をしていた。

カタログも書店で一般発売されているし、何しろ24時間テレビのTシャツのデザインまで手がけている。

自分の気になるきっかけは、金沢の21世紀美術館での展示だった。前から気になる存在もそのアーティストの分身である作品に触れれば、自分のフィーリングにぴったりくるかどうか、ピンとくる。

そして、ピンと来た。カワイイタッチの絵もさることながら、どこか毒のある感じがいい。学生服を改造していないけど、裏ボタンをしている。そんなところか。

それにパンクが好きなのもいい。少年ナイフとか、チボマットかオルタナティブな雰囲気もありつつ…。

くしくも前にも書いたけど、川内倫子さんの写真展の直後に見たから、震災後の心象風景が重なって興味深い。作品を書けなくなる。

そうした中で、もう一度自分を見つめ直して作品と向かい合う。今回の展覧会に際して奈良さんは、自分の作品が別の解釈で広くひろまってしまうことの恐れみたいなことを再三のべていた。

そのたとえとして、インディーのバンドが人気が出てメジャーでデビューし、そのまま武道館に行ってしまうような祭り上げられ方に、生理的に違和感を感じていたということのようだ。そして無意識の違和感が震災を通じて、爆発してしまう。

圧倒的な現実の前に芸術家は何をできるのかーー。そこでできることはただただ作品と向き合うつくるということ。

奈良さんの好きなロックやパンクもまたポップという大量消費に巻き込まれるとその大きな渦の中で制御できなくなって心身のバランスを崩したり作品をつくれなくなるというのは、かつてのロックスターにもみられたけど、それと同様の扱いをされた奈良さんもまた、同じようなジレンマに苛まれていた。

そしてそうした心境を通過した作品はすがすがしいまでに奈良さんの今、そのものだ。この展覧会の代表的な作品として紹介されている「春少女」なんかもそう。

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まさに奈良さんの芸術家宣言とでも言える作品だ。くしくも今月の美術手帖を読んでいたら、ここの経ん首長さんが、この奈良さんの最近作品をして、「日本の美術の伝統の延長線上にある」という解説をしていてなるほどと思った。



この淡い色彩感覚は、田舎を旅行で訪れた時の色の質感と同じだ。ちょっと乾いた感じが、もしかすると奈良さんのアトリエのある那須の色なのかな。

違う土地を訪れるごとに感じる透明な空気の中に淡く漂っている色こそ日本の美の伝統と思うと、ますますもって奈良さんの作品が見逃せなくなる。

しかも当該の美術手帖では川内倫子さんも展覧会の写真を撮影し、コラボ的に発表していた。やっぱりこの二人も馬が合うのだろうな。

芸術家に限らず、人が生きていく上で富や名声というのは、避けては通れない問題で、ここについては、特にクリエイターと呼ばれる人たちのおかれている状況などを考えることがここ最近しばしあるのだが、そうした中で、清々しいまでに作品に没頭している姿勢に何ともうらやましくも惹かれたりします。

多分、昨年だと思うけどアートスピリットという芸術家の卵に向けてセンセイが書いた本が復刻されて話題になったけど、それほど世の中には集中や没頭といったものとは真逆の事象にあふれている中で、集中できることってある種のユートピアだと思ったりもした次第だ。




とにかくインスパイアされることだらけの展覧会でありました。
posted by nizimasu at 01:02 | TrackBack(0) | おすすめ

ビストロ石川亭@恵比寿ガーデンプレイス

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夏の暑い日はビールもいいけど、泡のシャンパンとかもいいですね。そんなこんなで、急遽予定を変えてこちらのお店に。

上の写真は、前菜と2杯のドリンクで1500円という破格値ででてきたもの。黒っぽいのは砂肝なんだけど、思わず、赤ワインが欲しくなりました。なんかよいですね。

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そして、昨年のシンガポールを思い出させるかににシュリンプの揚げ物。タベログとか、コスパ云々いってますけど、結構、あの場所で頑張っているなあと思いました。

あと、ランチでお店の実力を判断するのもちょっとねえ…。
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2012年08月20日

サイボーグ009完全読本@Pen



ふと、でた特集でついつい購入。多分、「最も好きなマンガは?」と聞かれたら009と答えるほど、このマンガは小学生の頃何度も読んだ。

最初に読んだのは北欧神話エッダ編だったし、天使編の唐突な終わり方も気になっていて、どこかで愛蔵版で、天使編の続編がでるみたいな話もあったけど、フェードアウトしていた。

そうしたら、ようやく映画になるみたいだし、漫画もスタートしている。正直、映画版の009はかつての作品と、画風がにてなくてちょっとほっとしたりもしている。

石森章太郎の描いた世界はやっぱり、本人でないと表現できないだけに、あえて別物としてみられることで変な期待をせずすむから…。

それほど、この作品には思い入れがある。妄想がちでマンガとSF的な世界観に、ムーとか読んでいた子供にこれほどフィットした世界観はなかった。

一度、アニメフェアでサイン会で拝見した時は、手塚治虫先生と対照的な温和なイメージの人で、子供がリクエストする009とか仮面ライダーをその場で書いてくれて、なんかほのぼのしたのを思い出す。

あと、星の子チョビンとか、佐武と市捕物控とかサイコーでしたね。

ちょっと009のソフビいいなとおもうなあ。商売うまいなあ、Penも。
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2012年08月19日

2012/8/18 DDT武道館ピーターパン@日本武道館

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昨日の初武道館進出となったDDTの興行は、3時半のダークマッチから9時過ぎ終演までの5時間半興行。でも、これまでの15年の思いを詰め込んだ形で、感慨深いものがあります。

何しろ、オープニングが「マッスル」。さほど面白いという訳でもなかったけど、同窓会的に楽しめた。個人的には、あのマッスルのオープニング煽りVTRだけでも十分満足だ。

それにしてもマッスル坂井はプロレスをやめてからかつてのような、アーティストっぽい佇まいではなく、かなり一般の人のそれになっていて、新天地でも活躍しているのだなあと素直に感心する。

ここからはいつものバトルニュースさんの見事な解説を…。


DDTプロレスリング
武道館ピーターパン
〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜
日時:8月18日(土)開始:16:00
会場:日本武道館
観衆:10124人(超満員)

 18日、日本武道館で行われたDDTプロレスリング『武道館ピーターパン〜DDTの15周年、ドーンと見せます超豪華4時間SP!〜』。2009年に両国国技館に進出したDDTが、ついに武道館に初進出!

 メインでは6・24後楽園大会で火野裕士を下してKO-D無差別級王座を獲得した飯伏幸太が、KING OF DDTを勝ち上がってきたケニー・オメガ相手に初防衛戦を行った。4年前、"カナダの路上王"として来日したケニーはいきなり飯伏と対戦。この伝説として語り継がれる一戦を経て、2人はゴールデン☆ラヴァーズというタッグを結成し、新日本プロレスをはじめメジャーとも互角以上に渡り合ってみせた。ケニーはその後全日本プロレスの世界ジュニア王者にもなり、飯伏は現在もIWGPジュニアヘビー級王者。そこまでお互いを高め合った飯伏とケニーが最高の舞台で再び相まみえた。

 ケニーは飯伏の古傷である右肩はもちろん、まるで両翼をもぎ取るかのように左腕も集中的に攻撃していく。飯伏も随所で鋭い蹴りを出して応戦。シングル対決こそ2度目だが、お互いに手の内を知り尽くしているため、高度な攻防が展開される。

 そしてノータッチトペコンを発射したケニーは、武道館のステージ横を指差すと、まずは飯伏を壁に叩き付けてからステージ横の櫓に登り始める。すぐに飯伏が引きずり降ろしたが、逆に櫓に登っていった飯伏は1階スタンド席に飛び乗ると、何とそこからケブラーダ! しかしリングに戻ったケニーは雪崩式を狙った飯伏をターンバックルに激突させてからターンバックル・パワーボムで投げつける。そこから必殺のクロイツ・ラスを決めるがカウントは2。コーナー上での攻防を展開した両者だが、そこからケニーは雪崩式クロイツ・ラス。さらにコーナーに登っていくが、追いかけていった飯伏は雪崩式パワーボムの体勢に。

120818_DDT-2.jpg ケニーは何とか飯伏を叩き落とすが、飯伏はエプロンに出るとスワンダイブでコーナー上のケニーに飛び付き、何と雪崩式フランケンで"場外"にケニーを投げ飛ばしていく! 館内に鈍い衝撃音が響くと、ケニーは腹部を押さえて苦悶の表情。口から血の泡を吐き出しながらどうにかケニーはリング内に戻ると、客席からは2人のダメージを心配して「もういいよ!」「やめてくれ!」といった声が飛ぶほど。

 それでもケニーは飯伏のフェニックス・スプラッシュをかわすと片翼の天使で叩き付けていったが、飯伏はこれもカウント2で返すと、完全に"ゾーン"に入ってしまったようで、笑みを浮かべながら拳でケニーの顔面を躊躇することなく殴っていく。ケニーもパンチで応戦するが、飯伏はオーバーヘッドキック。するとケニーもノーザンライト・スープレックスから腕十字に移行するミノルスペシャルIIを出すが、飯伏は辛くも脱出。

 ケニーは「こうなったらここまでやるしかない」とばかりに、雪崩式の片翼の天使を狙う。どうにか回避した飯伏は逆にケニーを雪崩式のフェニックス・プレックスで投げてみせると、最後は伝家の宝刀フェニックス・スプラッシュで3カウント! まさしくこれほど"死闘"という言葉がピッタリな試合はないという37分を超す"死合い"を制し、飯伏が王座を防衛した。試合後、さすがの飯伏も「この形ではMAXまで行きましたね。次やったら死にます」と言うほど。この方向でのプロレスの限界点まで達した試合だったと言っていいだろう。

 昨年の両国大会で鈴木みのるに対して「俺様とシングルで闘え!」と要求した高木三四郎。「武道館」「鈴木みのる」というのは引退したマッスル坂井とは切っても切れないキーワード。それだけにDDTで武道館に進出すると決めた高木は、鈴木との対戦にこだわった。だが、単なる一騎打ちではなく高木は大社長権限で鈴木のギャラを高額にする代わりに、自分だけ時間差で公認凶器が用意されるハンディキャップウェポンランブルでの対戦にこぎ着けた。

 高木は藤原嘉明に特訓してもらった関節技で挑んでいくが、鈴木は余裕の表情。そこに最初のウェポンだるメカマミーのドリルやフィストが運ばれてくるが、鈴木が蹴落としていき高木に渡さない。だが、鈴木が犬猿の仲である和田京平レフェリーと小競り合いをしている間にバックステージに一旦戻った高木はニセ高木三四郎と共に登場。幻惑作戦で鈴木を攻略しようとしたが、あっさりどちらが本物か見分けられてしまう。

 ならばとお色気作戦としてスターダムのグラレスラー、愛川ゆず季がセクシー水着で登場! これが鈴木にヒットし、セコンドから奪い取った携帯電話で緊急撮影会を始める始末。すかさず高木は愛川と協力してダブルゆずポンキックを決めていくが、愛川のパイパイアタックをかわした鈴木は愛川に容赦ない張り手!

 窮地に追い込まれた高木だが、次なるウェポンとしてダークマッチにも登場した『マッスル』を投入! マッスル坂井が葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れる中、スローモーションで鈴木に殴りかかるが、鈴木は『マッスル』の世界に付き合わず張り手で撃退。すると「いよいよ俺の出番だな。待ってろ!」の声と共に鈴木の師匠である藤原嘉明がウェポンとして登場!
 愛弟子・鈴木に一本足頭突きからワキ固めを極めてみせた藤原は、高木に張り手で喝を入れる。大会前に藤原に特訓してもらった高木は藤原直伝のワキ固めを披露。それを見て満足そうに引き揚げていった藤原。高木も高尾がドリルを渡そうとしてもそれを拒否し、鈴木に真正面から張り手合戦を挑んでいったが、鈴木は高木のシットダウン・ひまわりボムを背後に逃れ、スリーパーからのゴッチ式パイルドライバーを決めて勝利。

 すると高木は引き揚げようとする鈴木に向かって「鈴木さん、15周年というDDTの大舞台であなたとこうやって一騎打ちが出来て、自分のプロレス人生の中でも一番の出来事でした。鈴木さん、1年前から僕のワガママをきいてもらって本当にありがとうございます。1年前からあなたと闘うことを決めてました。1年前から今日、この舞台で引退することを決めていました! 15周年という1つの節目で引退するのを前から決めてました!」と突然の引退宣言!

 場内も騒然となる中、鈴木に抱きしめられたあと、涙ながらに10カウントゴングを聞いていた高木が......「ウソじゃー!」と絶叫して鈴木にスタナー! 当然場内からは大ブーイングが起こるが、高木は「1万人の大ブーイングは最高じゃのう! 鈴木みのる、俺様が辞めると思ったか? 俺様には使命があるんだ。この団体をもっともっと大きくすること。それと負けっ放しじゃ終われねぇんだよ。勝つまで何回でもやってやる! もう一度俺と勝負しろ!」と開き直った様子で鈴木に再び勝負を要求。

 鈴木は「テメーの都合で何でも決めるんじゃねぇよ!」と至極正論で言い返すが、高木がそうやって都合で決めたからこうやって武道館で出来るんでしょうが! 俺と勝負しろ! ただし今日じゃない。1年後......いや、5年後! 俺がDDT20周年興行をやろうと思っているここで闘え! 両国もやった! 武道館もやった! もうここしか残ってない!」と叫ぶとスクリーンに映し出されたのは東京ドーム!

 一転して場内からどよめきが起こる中、握手を求めてきた高木に対し、握手に応じたと見せかけてスリーパーでガッチリ絞め上げた鈴木は「5年後の東京ドーム、日付決まったら教えろ。ただし今日は武道館級の痛みだったが、次は東京ドーム級の痛みを味わわせてやるよ。1対20でも1対100でもやってやる! DDTの大人気なさ、とことん付き合ってやるよ!」と、実に"世界一性格の悪い男"らしく天の邪鬼な言い方で5年後東京ドームでの一騎打ちを承諾した。

 セミは"これを武道館大会で出来るのはDDTだけ"と言っても過言ではないカード。これまで数々の猛者と対戦してきた男色ディーノが、何と透明人間と一騎打ちを行った。武道館ほど大きな舞台なら"見えない相手"とも闘わなければならないが、ディーノは文字通り見えない相手と闘ったのだ。

 しかも透明人間側から完全決着をつけたいということで、透明爆破マッチを要求されたが、ディーノはこれを承諾。試合開始から5分が経過すると、ロープに100万ボルトの電流が流れ、何かが爆破するという。この大一番にディーノはほもクロ&マッスルトレインで入場。ディーノの両脇をマッスル坂井と猪熊裕介が固める。

 見えない敵に対して"透明人間が見えるメガネ"を装着し、さらにセコンドも交えて試合を優位に進めていったディーノだったが、透明人間の攻撃でメガネが吹っ飛ばされてしまう。ここで5分が経過しロープに電流が流されると男色ドライバーを狙ったディーノを透明に人間がロープに押し込んでいく。

 被爆したディーノだが、そこに葉加瀬太郎の『エトピリカ』が流れ、スクリーンではディーノの"心の声"が流れ始める。とにかく絶対に負けられないディーノは、猪熊から"透明人間が見えるメガネ"を受け取って透明人間を被爆させることに成功。すると今度は『エトピリカ』に乗せて透明人間の心の声が聞こえ始める。

 実はDDT創設期から所属し、DDTの歴史を見てきたという透明人間は、かつて新日本プロレスの武道館大会で提供試合を行った際、白い目で見られたことを思い出し「俺たちが誰も無視出来ないくらい大きくなればいいんだ」と誓ったという。まさしく透明人間の歴史はDDT15年の歴史であり、それは高木三四郎の15年!

 透明人間がスタナー3連発を決めたところでディーノはロープにもたれ掛かってしまう。するとディーノは松井レフェリーを庇うようにしゃがみ込んで被爆! 残っていた爆弾が全部爆破し、大きなダメージを負ったディーノを透明人間が最後の力を振り絞ってカバーして3カウント! するとディーノからマイクを向けられた透明人間が大社長にそっくりな声で「DDT旗揚げから15年、いろんなことがあったよ。でもなこれから始まるDDTの歴史に比べればどうってことねぇんだよ。今からメインでDDTの未来を見せてやる!」と語り、メインに突入していった......

 なお、DDTは来年の2013年は8月17日(土)と18日(日)に両国国技館2DAYSを行うことを発表。高木大社長によると、18日はすっかりお馴染みとなったDDTの両国大会『両国ピーターパン』を開催予定だが、17日はもっと色々な人たちにプロレスを見てもらえるように、色々な業種とコラボしていくような興行を行う予定とのこと。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼ダークマッチ マッスル10.5(15:30〜16:00)
[マッスル軍暫定メンバー]○マッスル坂井/ペドロ高石/酒井一圭HG/藤岡典一/ミスターマジック/諸橋晴也
11分7秒 バーディクト→片エビ固め
[スタイルE軍メンバー]田村和宏/竹田誠志/柴田正人/翔太/那須晃太郎/●趙雲"骨"子龍

▼第1試合 ガントレットタッグマッチ 20分1本勝負
<1組目>
石井慧介/○入江茂弘(チームでら)
6分4秒 自分が垂直落下式バックフリップ→片エビ固め
木高イサミ(ユニオン)/●妻木洋夫(ユニオン)

<2組目>
○石井慧介/入江茂弘(チームでら)
2分30秒 ニールキック→片エビ固め
聖闘士凛音/●ポイズンJULIE澤田

<3組目>
●石井慧介/入江茂弘(チームでら)
4分15秒 アンクルホールド
○佐藤光留(パンクラスmission)/中澤マイケル

<4組目>
佐藤光留(パンクラスmission)/●中澤マイケル
9分1秒 ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め
○高尾蒼馬/坂口征夫(坂口道場)

▼第2試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権ロイヤルランブル
【入場順】DJニラ(在野)→柿本大地→松永智充→ばってん多摩川(西口)→紫雷美央(フリー)→福田洋(ユニオン)→大鷲透(紅白)→NOZOMI(東京女子)→ゴージャス松野→彰人(スポルティーバ)→愛川ゆず季(スターダム)→藤原嘉明(藤原組)→ヨシヒコ

【退場順】柿本大地(3分55秒 松永&未央によりOTR)→ばってん多摩川(7分1秒 大鷲によりOTR)→松永智充(7分8秒 大鷲によりOTR)→紫雷美央(8分21秒 NOZOMIによるスクールボーイ)→福田洋(11分50秒 愛川のゆずポンキックからの体固め)→愛川ゆず季(14分8秒 藤原によりOTR)→NOZOMI(14分30秒 藤原のワキ固め)→DJニラ(16分18秒 ヨシヒコのスワンダイブ式首固め)※ヨシヒコが第960代王者となる→ゴージャス松野(16分46秒 ヨシヒコの輪廻転生)※ヨシヒコが初防衛に成功→大鷲透(17分13秒 ヨシヒコによりOTR)※ヨシヒコが2度目の防衛に成功→彰人(17分20秒 真・輪廻転生'12)※ヨシヒコが3度目の防衛に成功
○藤原喜明(藤原組)
19分22秒 ワキ固め
●ヨシヒコ
※藤原が第961代王者となる

▼第3試合 竹下幸之介デビュー戦 30分1本勝負
○エル・ジェネリコ(フリー)
10分36秒 Brainbustaaaaahhhhh!!!!!→片エビ固め
●竹下幸之介

▼第4試合 サッカーマッチ5vs5 5分ハーフ10分
○[東葛SC(ファミリア)]マサ高梨/佐々木大輔(フリー)/星誕期/遠藤哲哉/藤本つかさ(アイスリボン)
2−2(PK2−0)
●[明枠FC(Crying Wolf)]ヤス・ウラノ/アントーニオ本多/火野裕士(K-DOJO)/タノムサク鳥羽(フリー)/世W虎(スターダム)

【前半】
[東葛SC]○藤本つかさ
2分34秒 ツカドーラ(東葛1点目)
[明枠FC]●アントーニオ本多

[東葛SC]●佐々木大輔
3分29秒 ダイビングボディプレス→体固め(明枠1点目)
[明枠FC]○ヤス・ウラノ

【後半】
[東葛SC]●遠藤哲哉
1分31秒 Fucking Bomb→体固め(明枠2点目)
[明枠FC]○火野裕士(K-DOJO)

[東葛SC]○マサ高梨
2分39秒 タカタニック(東葛2点目)
[明枠FC]●ヤス・ウラノ

【PK】
<明枠FC・1本目>
[東葛SC]○マサ高梨
×(0−0)
[明枠FC]●アントーニオ本多
<東葛SC・1本目>
[東葛SC]○マサ高梨
○(1−0)
[明枠FC]●ヤス・ウラノ
<明枠FC・2本目>
[東葛SC]○佐々木大輔
×(1−0)
[明枠FC]●タノムサク鳥羽
<東葛SC・2本目>
[東葛SC]○藤本つかさ
×(1−0)
[明枠FC]○アントーニオ本多
<明枠FC・3本目>
[東葛SC]○遠藤哲哉
×(1−0)
[明枠FC]●ヤス・ウラノ
<東葛SC・3本目>
[東葛SC]●佐々木大輔
×(1−0)
[明枠FC]○タノムサク鳥羽
<明枠FC・4本目>
[東葛SC]○星誕期
×(1−0)
[明枠FC]●世W虎
<東葛SC・4本目>
[東葛SC]○星誕期
○(2−0)
[明枠FC]●火野裕士

▼第5試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]KUDO/●大石真翔
9分4秒 ヴォルカニック・ボム→片エビ固め
[挑戦者]○MIKAMI/藤波辰爾(ドラディション)
※第44代王者組が4度目の防衛に失敗。MIKAMI&藤波が第45代王者組となる

▼第6試合 スペシャルシングルマッチ ハンディキャップウェポンランブル 60分1本勝負
●高木三四郎
17分33秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスmission)

▼第7試合 スペシャルハードコアタッグマッチ 60分1本勝負
○HARASHIMA/真壁刀義(新日本プロレス)
14分36秒 スワンダイブ式蒼魔刀→体固め
●石川修司(ユニオン)/伊東竜二(大日本プロレス)

▼第8試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
●男色ディーノ
16分16秒 爆破→片エビ固め
○透明人間

▼第9試合 KO-D無差別級選手権試合 時間無制限1本勝負
[王 者]○飯伏幸太
37分26秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め
[挑戦者]●ケニー・オメガ
※第42代王者が2度目の防衛に成功


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で、あまりに長いので簡単な雑感など。1、2は省略。3試合目のジェネリコとデビュー戦というスーパールーキー高校生の竹下選手は、大舞台に物怖じしないのはいかにもプロレスラー向き。受け身も危なげなかったので今後に期待ですね。ジェネリコのうまさは、ある種、ヨシヒコとかよりも大変な役回りなのに、いい選手だ。

4&5も省略。第6試合の高木さんと鈴木みのるは、高木さんのアイテムのセレクトが往時のDDTの変遷を考える上で、なるほどと納得のいくものばかり。

もうちょっと選手としてゴツゴツやりあう高木さんもみたかったが、先日のサムライでの丸藤との対談で「経営者が8で選手としては2ぐらい」というウエイトの置き方だとなかなか選手として、もう一踏ん張りみるのは厳しいかなと思ったりもしつつ…。引退ネタは、ちょっとわかってしまっただけに残念。




でもここでも鈴木みのると言語感覚の見事さに救われた気がする。前に、東方出版ででたみのるの本でも何ともいえない昭和プロレス的な言葉の数々は、マイクパフォーマンス一つとっても格別です。いい選手でなく、すごい選手。

しかもこの試合がセミのディーノ戦の伏線になっていたとは、後で振り返っても面白い展開。

休憩を挟んでの第7試合は、真壁のまとっているオーラが素晴らしい。武道館という大舞台でメジャー団体の選手が張り切ってムーヴすれば、つまらないはずがない。

そして、伊東に石川もコンディションが良さそうだった。真壁は、ぜひハードコアでなく、デスマッチもみてみたい。

HARASHIMAは金髪の方が似合うな。

セミは、想像が膨らむ試合だったけど、結果的にはそこまでには至らず。オチが透明人間が、DDTの未来に繋げるディーノ選手としての葛藤と実績、ひいてはDDTのこれまでの歴史ともオーバーラップするというのはちょっと難しいかも。

あと、ディーノのパントマイムがめちゃうまくて、1階席からでも、アノ時は透明人間の存在を実感いたしました(笑)。

メインはいうまでもないです。正直、コーナーからのフランケンシュタイナーでケニーはダメかと思いました。

柔道なんかでも高いところから、落ちると受け身をとっても息が詰まって、過呼吸の一歩直前の状態になることがあるけど、アノ瞬間は、呼吸が浅くしかとれなくて、そうとうきつかったはず。あそこから、ヤバすぎる展開ができるのだから、すごいというほかない。

そしてチャンピオンの飯伏はラストのバック転で、その超人ぶりを見るにつれ、すばらしい。それに、最後に平気だよって、ちょっと重苦しいまでの緊張感を解き放つラストは、どこか上質の演劇的だった。(いい意味で)

あとで、一緒にいった「旧PRIDE友の会」の面々ともこの大会に来ていたファンが温かいという指摘もやけに納得。

その点では、部屋着のまま会場に来るような、ちょっといなたくてほんわかした雰囲気が最後まで会場を包んでいたのが一番だったかもしれない。
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2012年08月17日

川内倫子写真展「照度 あめつち 影を見る」@東京都写真美術館

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↑の写真は展覧会以前の川内さんの作品だけど。

7月あたままでやっていた川内倫子さんの写真展がスゴく良かった。震災後に撮影された作品を集めたものなんだけど、「震災後」というくくりの中では、個人的にはジャーナリズムの中からはピンとくるものがなくて、むしろ、震災直後の野田秀樹の舞台におけるステイトメントだったり、池澤夏樹さんの本だったり、アーティスト発の言葉や姿勢といったもの、あるいは視点に惹かれてきた。

その中でも川内さんの展覧会は、構成を含めてスゴく良かったのである。この人の作品は、見ていると、土のニオイだとか、風のそよぐ感じとか、田舎の景色を感じる。撮影対象が、自然だったりするからだろうし、構成で感心させられるのは、足下の影や、草を映すと、その後には、空を見上げたり、野焼きの山の映像があったりする。

まるで、自分の視点の変化を楽しむようなところがある。

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色彩もいい。淡い質感が個人的には、鳴門のうず潮があったかもしれないけど、四国や岡山の瀬戸内を思わせるし、その淡さがレイヤーのようにうつろいでいく。

まさに、展覧会のタイトルそのものだ。

ある種のノスタルジーは、震災以降のキーワードだ。震災前はどうだったのか。自分の足下を見返すとどうなっているんだい?

というような問いが、川内さんの写真を見ているとわいてくる。

同時期に撮影されたクラムボンの原田郁子のPVも今回の展覧会の延長線上にある作品で、会場でも流されていたが、東北の景色に明るい光彩がフューチャーされていて、それで電車の先頭から、線路を眺めていると、トンネルに入り、そこから徐々に光が射してくるーーそんな作品だ。youtubeにもアップされてた。




ふと、ユージンスミスの楽園のあゆみを思い出した。ほのぐらい中からの希望。そこに未来があるのだろうか。



ついつい、写真展のカタログも買ったけど、その場に売られていた雑誌に「FOIL」というのがあった。たまたま奈良さんの特集だったんだけど、撮影していたのが、川内さんだった。03年だからアマゾンにもなかったね。

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この後、横浜美術館によって、奈良さんの震災以降の心象風景をみるにつれ、川内さん同様、震災以降のアートのありようや、足下を見直す姿勢みたいなものに感銘したりする。

まるで、無関係に見た二つの作品展をつなぐ縁みたいなものがちょっとおかしかったりもします。
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2012年08月15日

小泉今日子30周年

気づいたらそうだったらしく、コンサートとかないのかなと思ったら、ブルーノートとか小箱にも程があるキャパで、速攻売り切れていました。

まあいいけど。



numeroってハイファッション誌に見せた芸能サロン誌みたいな雑誌で珍しく特集してみたいなので買ってみた。Youがスタイリングしたり、都築響一さんがドーラーと写真撮らせたり、意図的なのかどうか80年代の時代観を残しつつ、過去のサブカル仕事を見ると週プレの女拓とか、裏小泉のレントゲンに茄子のかぶり物とか、やっぱり80年代ってダサイね。そこが笑えていいのかも。

最近だと、自然体の代名詞とかいわれつつ、コメントから芸能人特有の傍若無人さとか、ヤンキーっぽい一面とかでていて面白い。

つくづくこの人のファンになったのが中学生の時だから、あの当時のアイドルはある意味イキが長い。

キョンキョンも自然体とか言わずにもっとダメな人でいてほしいというのはファンの勝手な印象であったりもする。

「Hippies]とか「BEAT POP」のような傑作もつくってほしいというけど難しいかな。

ちなみに30周年記念盤は、その点、気恥ずかしい80年代の空気感が詰まっていてよかったりもします。


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2012年08月14日

お盆は新潟

というわけで、お盆はこれからだが、仕事もあるので一足早く新潟にお墓参り。もともと田舎のない人間にとっては、ちょっとした旅行気分です。完全にのんびりモード。

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ちょっと地味だけど、早出川ダムという場所に。地元の渓谷を抜けて辿り着くとこれまた渋い(笑)。でもちょっとした探検気分に浸れます。

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しかもこの界隈は、水がきれいなのでアブが大量にいたりする。この辺りはいいけど、場所によってはブンブンすごいことに。おかげでアブのフォルムがだいぶ、頭の中にインプットされました。

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やっぱり上から見ると高所恐怖症さんには恐ろしいことに。それにしてもなんでこんな水が濁っているんだろうと思いつつ、新潟はくるまでちょっと羽を伸ばすと色々楽しめますね。



あと新潟と行ったら食が欠かせない。

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しかもチキン大好きの私が自身をもっておすすめするのが、この「鳥久」というお店のチキンです。新潟ではカレー味で頂くのが基本。

ちょっと10分ぐらいよっただけでもひっきりなしにテイクアウトのお客さんが…。ちなみに写真の人物は身内ではないですよ。

とにかく、予約してまとめ買いが基本。

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そして、段ボールを開けると中からお宝がドド〜ン。本当、B級グルメとか、さほどおいしくないのが多いけど、ここのチキンは絶品の★★★です!!!



といつも食べ過ぎつつ、新幹線で岐路。

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サッポロビールがなぜか新潟限定で出しているビールをゲット。これがさっぱりとした味わい。なんだか、サッポロビールのテイストをつくった人が新潟の人らしい。ちょっと強引かも。

イラストは夏目漱石風ですが、味はどちらかというと切れ味ありのサッパリテイストでした。なかなか美味ですね。

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写真失敗したけど、しめは村上の牛肉弁当。地のものをいただいて新潟満喫でありました。これこそデトックス。

ちょっと夏休みだったので羽を伸ばし過ぎなのもご愛嬌です
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2012年08月13日

葉山の海

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いやはや、先日快晴の中、葉山の海に行ってきました。この日は、ヨットに乗るのが目的。とはいえ、それ以前に、フードコーディネーターの方が用意してくれた食事に、昼間からのアルコールが染み渡る。

感激しすぎて写真を忘れてしまった。

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お天気もよかったので、かわいいワンチャンと一緒に同乗。それにしてもワンチャンが超いい子です。単に水が怖いだけかもしれんが…。

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よく自然に極端にはまる人をみると「何のことやら」と思っていたものですが、やはり百聞は一見にしかずですね。楽しくてストレスがす〜っと海に流されていきますね。

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2次会は、地元のカフェでのんびり。海岸散歩して、なんてリッチな週末なんやと思ったのでありました。夏のいい思い出になりました。ふむふむ
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2012年08月10日

レーピン展@Bunkamura museum

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正直、ロシアの美術ってあまりにも縁遠くて興味がわかなかったが、なぜか引かれるこの作品↑。前にバーンジョーンズでも寝ている女性というのが作品のモチーフになっていたりするんだけど、これもレーピンの奥さんだそうな。写真では、ここまで麗しい感じではなかったけど…。

で、ロシア写実主義の巨匠ということですが、日本のみならず、世界的にここまでの作品展をするのはきわめて珍しいとのこと。そんな好奇心も手伝っていってみたのですが、ロシア=ちょっと遅れているイメージがまったく覆されました。

リンク先ではこんな説明が…。

文学ではトルストイやドストエフスキーといった文豪を、音楽ではチャイコフスキーやムソルグスキーといった作曲家を輩出した19世紀のロシアは、美術の分野でも才能ある多くの画家を世に送り出した。なかでもロシア革命に至る激動の時代の美術を代表する写実主義の画家イリヤ・レーピン(1844−1930)は、数多くの歴史画、風俗画、肖像画を手掛け、ロシア・リアリズムの旗手として活躍し、その頂点に立った人物である。またそれと同時に、形骸化したロシア画壇に新風を吹き込んだ移動美術展覧会に参加し、新しい世代の芸術家に理解を示すなど、20世紀初頭を飾るロシア・アヴァンギャルドを準備した画家としても重要である。

ということで、そろそろパリを中心にした印象派やその後の現代絵画に繋がる時期の佐買う品だけに、レーピンの生存していた時期でも「古くさい」と言われていたみたいですが、むしろ西洋絵画の伝統を吸収して、ロシアに持ち帰った功績はむしろすごいなあと単純に感動。

また当時のロシアの状況を思わせる作品もあって、感じるところも多かった。

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彼の代表作のひとつである「舟曵きの人々」は、どこか青木繁の海の幸を思わせる。圧倒的な労働の現実みたいなものへの視線というのが萌芽していたのかと思うのだ

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一方で、セレブの肖像画も数多い。あんまり肖像画って当時の時代背景を知らないだけに退屈に思い勝ちなんだけど、はっと立ち止まった作品があった。

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これが実際の作品で見るとその人格そのものが映し出されているようで中野京子さんではないが、「怖い絵なのである。他にも、レーピンの作品は「怖い絵」にたびたび登場します。

レーピンの絵から感じるのは西洋絵画の黒の表現。レンブラントにとても共鳴していただけ合って、かなり初期の作品は、レンブラントの作品を模写したようなものもあった。

あと個人的には、キャベツというのも良かった。これネットにも写真がないのでぜひ現物を。まだ認知度も低いみたいでお客さんも少なめ。

フィルメールもいいけど、個人的にはダントツに楽しめたかなあ。

会期

2012年8月4日(土)−10月8日(月・祝)  開催期間中無休
開館時間

10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)
会場

Bunkamuraザ・ミュージアム
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2012年08月09日

生活を変えてみる2

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夏の休暇にかこつけて、ようやく懸案のレコードを倉庫に移す。といっても単に移動するだけでは、何がどこにあるのかわからないので、すべてデータ化するというとてつもない作業。

こちらもCDがようやく片付いたのがつい数日前のことだった。

いやあ、疲れる。数えたらLPとCDで3100枚ほど。さらには、家にもあるし、実家も…考えるのはやめましょう(笑)。

ということで、中学卒業以来使ってきたアンプもだいぶガタが来ていたので、いよいよお役御免に。当時は、オーディオブームというのが日本中を席巻していて、アンプも6万ぐらいしたのかな。

アルパインラックスマンという2つの会社が、オーディオのライトユーザー向けにブランドをつくって販売していたアンプは、音もさることながら、フロント部分に真空管がはいっているのがなんかかっこ良かった。

これにケンウッドのスピーカーで6畳の和室で鳴らしていたんだから、その頃が一番リッチな音楽の聴き方をしていたな。

でも、今回、1万円ちょっとで買い替えたアンプも悪くない。コンパクトな音鳴りならこちらの方が分離もいいし、お買いトクかも。

四半世紀もワタクシの音楽ライフに欠かせなかったLV-103には感謝感謝ですね。

多分、音楽の楽しみ方もここしばらくDJをお休みしていて変わっている部分もあるし、また少し変わるかもしれないっすね。

イチローの移籍ではないけど、環境を変えることで自分の身の処し方も変わっていく。そんな気がします。
posted by nizimasu at 13:19 | TrackBack(0) | diary

ごはん各種の話など…

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何となく、猛暑も落ち着いてきて良い感じですね。というわけで、フト、ハワイ料理を食べたくなるので、チェーン店のこちらに。

名物のシュリンプをいただいたら、なかなか美味。ちなみに中国の人って例外なくエビが好物。100人中90人ぐらい好きで、その理由が謎なんですよね。わかったら教えてください。



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品川駅によった際に、元広島の人気のクリームパン屋さんだった八天堂の場所で、新しいパン屋さんができたので、買ってみた。

中に、クリームとかはいっていなくて、パンの甘みを楽しむのが趣旨らしい。レンジでちょっとあっためるとふんわりしてなんか楽しい。コーヒーがすすむ君のお味だったりする。



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あと韓国料理店で外せないのは、恵比寿の「ソナム」。いつも混んでおります。ここで一番好きなのは「できたてキムチ」。ちょっと甘みがあって、あの名店浜松町の「蔡苑」のケジャンのたれの味がします。かにははいっていないけど。

この日は、カムジャタンを食べて、ホクホク。暑い日に鍋も冷房で冷えたカラダをあたためるにはいいかもしれない。
posted by nizimasu at 12:56 | TrackBack(0) | ご飯

2012年08月08日

Hercules & Love affairのBlindが…



ちなみに08年にはやってめちゃかっこ良い曲でした。で、フランキーナックルズのリミックスがすごかったんですけど…。

最近、ロンドンでこのメンツがそろってのライブ。ひゃー、って話ですよ。かっこええな〜

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2012年08月05日

びっくり寿司ではびっくりしないのだ!

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たまたま十数年ぶりに恵比寿の「びっくり寿司」にいった。当時は本格的な寿司(回転しない)をリーズナボーにいただけるという意味では画期的だった。

と、考えると、東京の食事情も随分とデフレ化しているなあと実感する。
posted by nizimasu at 09:19 | TrackBack(0) | ご飯

2012年08月04日

a-nation VERBAL presents... "OTO_MATSURI" @代々木第一体育館

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ちょっと突然だったが、m-floでるので行ってみたら楽しゅうございました。今回のm-floのアルバムでもvocalしているMinamiがいるCREAMがライブの冒頭にでるというので早めに到着。

なんだか、文化祭みたいに色々ブースもでているのねと思いつつ…。

音楽産業もCDの売り上げよりライブと付随するマーチャンダイズの時代なのだろうから、その力の入れようも伺える。

で、CREAMは思ったよりしっかりしたサウンドだし、新人っぽくない堂々としたパフォーマンス。だいぶ、ファンも増えたのでないかな。ラストの曲が良かった。

ちなみにこの曲↓みたいね



m-floはツアーの延長線上で、個人的にはTaku氏の動きが面白くて釘付け。この元ネタはあるアーティストっぽいが気のせいか。

ラストに2NE1と一緒でそのまま、ステージが続くというのも良い。



で、2NE1ってちゃんと曲聞いたことなかったですが、リルキムみたいな人とか、お直ししている人とかいるけど、パワフルなステージングで楽しめました。ちなみに最初の曲が↓でした



とりにJ Soul Brothersがでてたけど、スゴい人気でびっくりしました。個人的にはリーダーの人がいい感じのオーラを持っておりました。この辺は不勉強なので省略。

こんだけバラバラな演者ぞろいで普段見られない人が多くて、感心いたしました。
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2012年08月03日

ベルリンのクラブTRESORのドキュメンタリーDVD「Sub Berlin」

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ようやく、ベルリンのテクノの聖地だったTresorのドキュメンタリーDVDを見ることができた。

おそらく、興味ない人には、なんでこんなクラブ一軒でと思われるかもしれないが、間違いなくデトロイトテクノを世界に紹介し、ラブパレードの開催にも大きな影響を与えたクラブとしてTRESORは圧倒的な影響力を誇っている。

いわばこの作品はドイツの黎明期のテクノの歴史そのものである。

くしくもベルリンの壁が崩壊した後の90年代にはいり発見されたアークは、元は銀行の金庫だった。その密閉された空間にドンチチドンチチという音はまさにハマる。ミニマルや当時は、ハードコアテクノなんかもかかっていたという。

TRESORは00年に一度だけ行ったことがあるんだけど、その衝撃は忘れられない。フロアの1階には、ハウスのスペースがあって、そこではまだテックハウスとか言われていないようなSWAGやgrow!なんかやkompakt系のハウスが流れていた。でもほとんどの人は、そこから、地下のテクノのフロアにおりていく。

むき出しの鉄骨にコンクリで固められた壁。シンプルなブースから、人が少ない時間には、抑揚のないテクノが延々と続く。すると、そのうち2メートル近い大男が現れたかと思うと、どんどん男臭い雰囲気に。狭いフロアは蒸し風呂のようになり、上半身裸の男ども中心にワシワシとアkらだを動かす様がかなりヤバかった。

するとDJもこころえたようにドンドントラックもビルドアップしていく。

DVDでもあの地下のフロアの密室感に我慢できない人がオープン当初は随分いたというが、さらに蒸し風呂の密室に、ストロボ、そしてミニマルのうねりと当時、まだはやっていたNofuture系の変態テクノでピークタイムをつくっていたのが、今でも昨日のことのように思えるのだ。

確か、行った時はHoly GhostのDJだったかな。

結局、05年にいったん区画整理の問題でクローズ。その最後の瞬間も収められている。アンダーワールドが、カールハイドが歌い始める瞬間にレコードを止める。

どこか、ドイツのくせに青臭いドキュメンタリーでかなり楽しめました。

ちなみに作品には、当時のDJプレイの様子も収録されていて音がめちゃ割れていてひどいのだが、一見の価値あり。特に今の人はシランと思うけど、DJ Rushの全盛期のゴリゴリぶりがTRESORのお客がぶっ飛んでいるのが印象的でもあったりします。



ちなみにアマゾンのリンク張っているけど、値段が高いです。CD WOWだと現在1250円で半額以下。ちなみにDVDの字幕では日本語も選べる。さすがTRESOR。

一応、05年ぐらいのTRESORの様子があったのであげときます。アゲ





posted by nizimasu at 13:19 | TrackBack(0) | DJ

2012年08月02日

7月の読書

7月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:6249ページ
ナイス数:59ナイス

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)
西原さんの意見はついついうなづいてしまう説得力がある。それは生き残るという視点と、世の中にはどうにもならんこともあるというような諦観のようなものを感じるのだ。怒ったり露悪的だったりする芸風だけど、そのちょっとクールな部分がとてもいいなと思う。この人生相談本もしかり。「〜おカネの話」も一緒に読みたい
読了日:07月31日 著者:西原 理恵子
予兆―情報世紀をひらく予兆―情報世紀をひらく
出版時期は90年代後半だが、現在のIT化の流れとそれに伴うシリコンバレー発のベンチャーの胎動をすでに予見していた本。この流れの中で日本はベンチャーもITもアメリカに置き去りになっている現状は鬼籍にはいられた大川氏が憂いていることだろう。まさに時代を予見し行動に映す。今の経営者に問われている点をズバリと指摘しているのは、驚くばかり
読了日:07月30日 著者:大川 功
やっぱり、人事が大事! (アスカビジネス)やっぱり、人事が大事! (アスカビジネス)
中小企業における未分化な組織をいかに変化の激しいビジネス世界で生き残るにはどうしたらいいか。分類などもさることながら豊富な事例の紹介などで目から鱗の連続。人事の世界は実に奥が深いし、人がビジネスの根幹と改めて思うばかり
読了日:07月27日 著者:黒川 勇二
ウォーレン・バフェット 成功の名語録 (PHPビジネス新書)ウォーレン・バフェット 成功の名語録 (PHPビジネス新書)
バフェットのスゴさというのは正直わかりにくい。長期投資の最大の成功者のどこに秘訣があるのか。それは時代背景もさることながら、徹底したビジネスモデルの検討と、ある種の勝負哲学のようなものがあるようだ。この本では10代の頃に競馬の予想紙をつくっていたエピソードが出てくるが、成功した好々爺でなく、ギラギラした青年バフェットの存在が少しではあるが浮かび上がってくるのが収穫であった。その実、株式投資とは違う、事業のあり方とかそういう金言が多いような気がする。多分、投資の参考にはならないだろうけど一読の価値はあるかな
読了日:07月27日 著者:桑原 晃弥
印象派 こんな見かたがあったのか (大橋巨泉の美術監賞ノート)印象派 こんな見かたがあったのか (大橋巨泉の美術監賞ノート)
巨泉さんの美術をめぐる講義もいよいよ4冊目。印象派直前のクールベにマネや、ミレーなんかも紹介しつつ、印象派の時代に突入する。しかし、印象派以前の時代で既に本の半分まで進むあたりの方に主眼がある気がするのは、やはりマネについて熱く語っているからでありましょう。マネの黒の世界は、近代絵画の父といわれているが、連綿と続く絵画の世界で培われてきた伝統そのものの集大成といってもいい色使い。まさに体感した巨泉氏ならではの筆致もさすがに盛り上がっていて楽しい。印象派については、ちょっと過去の作品に比べるとテンションはク
読了日:07月25日 著者:大橋 巨泉
誰も知らなかった絵画の見かた―ゴヤ、ターナー、ドラクロワをどう見るか (大橋巨泉の美術鑑賞ノート)誰も知らなかった絵画の見かた―ゴヤ、ターナー、ドラクロワをどう見るか (大橋巨泉の美術鑑賞ノート)
大橋巨泉の絵画の旅はついに18世紀に。イタリアからフランスのロココから始まるテーマは、スペインのゴヤでクライマックスを迎えるように思える。意外と興味がわかなかったイギリスの絵画も巨泉氏の好奇心でなるほど面白く思える
読了日:07月25日 著者:大橋 巨泉
マンガ旧約聖書〈1〉創世記マンガ旧約聖書〈1〉創世記
旧約聖書の複雑な内容は、初心者にはやはりマンガがいいと思い、読んでみるとこれがまたまた骨太な内容。むしろ、親子関係や人物相関図的なイメージよりもエピソードごとに覚えていった方がいいかもというインスピレーションを得ることができて有意義な本であったりもする。後半はちょっと足早な感じか。
読了日:07月24日 著者:里中 満智子
最速で結果を出す人の「戦略的」時間術 (PHPビジネス新書)最速で結果を出す人の「戦略的」時間術 (PHPビジネス新書)
時間をどうやりくりするのか。前著の「サボる時間術」が理論だとすると、より実践的な手法を数多く紹介しているのがこちら。MBAなどで学ぶようなビジネスノウハウも惜しみない。よりアウトプットや成果にこだわる内容にはうなづくこと多し。そこで求められるのは圧倒的な行動力で成果を出すこと。まさに「書を捨てよ、街に出よう」という趣だ
読了日:07月24日 著者:理央 周
学校で教えない“お金"を生む発想法学校で教えない“お金"を生む発想法
岡野工業の岡野さんがお金についてのべている。といってもかつて氏の著書を読んだ人にとっても奇抜な話はない。そこには、お金の稼ぎ方にも使い方にも美学がある。そこがいい。ただ、収入がある程度稼がないと美学も発揮すらできない。そうつくづく思わされた
読了日:07月24日 著者:岡野雅行
NARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々NARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々
奈良美智さんの文章をまとめて読める貴重な著作。その文章は絵画同様、どこか素朴だけど毒がある。そして、何よりも誠実だ。ただただいい作品をつくりたい。言葉の表現はかわれどその言葉の端々からあふれるのは圧倒的な創作意欲だ。湧き出てくるものをオブラートに包まず言葉にする。そこがいい
読了日:07月23日 著者:奈良美智
僕は本をつくりたい。僕は本をつくりたい。
著者の荒木氏による体験的出版記なのだけど、現在の出版状況でインディーというのを知る上では参考になるかもしれない。ただ、著者のように本を著名人に撒いたり、駅前でチラシを配ったりという営業的なガッツの上に成り立つというのはなかなか難しいかもしれない。むしろ、一型糖尿病という突然の病になってからの気持ちのひだみたいなものが興味深かった
読了日:07月22日 著者:荒木 スミシ
大橋巨泉の超シロウト的美術鑑賞ノート大橋巨泉の超シロウト的美術鑑賞ノート
巨泉さんが65歳になってプラド美術館で美術に目覚めたというのは同じ経験をしたのでよくわかる。確かに、本物の絵画の圧倒的な力を体感してそこから、ひたすらに学んだのがこの本の成果だろう。ルネサンス期を代表ししかも本人が鑑賞した作品とその作家を取り上げていて、知らず知らずのうちに巨泉的鑑賞法が身に付いてしまう。さすがヒットメーカー。切り口も面白い
読了日:07月21日 著者:大橋 巨泉
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
日本軍が先の戦争にて何を誤り敗戦になったのかというベストセラー「失敗の本質」を噛み砕いて紹介している。その失敗の分析の先にあるのは、現在の日本の製造業などが陥っている「失敗の本質」とも重なる。戦略といえば、わかりにくいが、自分の土壌で戦えるルールと市場をつくるということ。昨今のシリコンバレーもまた、アメリカ軍に通じる部分もあり、比較文化論としても面白い本です
読了日:07月20日 著者:鈴木 博毅
巨岩と花びら ほか―舟越保武全随筆集巨岩と花びら ほか―舟越保武全随筆集
彫刻家の舟越保武さんの文章は、どことなく素朴。それは文章にも現れている。釣りに行った先の花を愛で、学校では学生の真摯な姿勢に見とれるのもいい。クリスチャンでありながらアニミズム的な視点や職人気質ものぞかせる。なんとも誠実なたたずまいもまた作品の一部であると実感する
読了日:07月19日 著者:舟越 保武
坂本龍一[音盤] ビートサウンド (別冊ステレオサウンド)坂本龍一[音盤] ビートサウンド (別冊ステレオサウンド)
坂本龍一のこれまでの足跡をソロ、YMO、さらにはNHKのスコラのCDシリーズなどの作品を通して考察する一冊。さらにゆかりの人たちのコメントもいれて教授の人となりを明かしていく。そのパワフルさには舌をまくばかりで知的な音楽家というよりもある種のフィールドワークする学者のような歩きながら思索するという点が発見でありました。単純にディスコグラフィーとしても楽しい
読了日:07月17日 著者:
死ぬまでに一度は読んでおきたい ギリシャ神話入門死ぬまでに一度は読んでおきたい ギリシャ神話入門
意外と入門編の本って敷居が高い場合が多いが、この本の場合はまさに入門そのもの。最低限の知識でギリシャ神話の世界観を知ることができる。なかなかありそうでなかった1冊
読了日:07月14日 著者:長尾剛
世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ (講談社現代新書)世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ (講談社現代新書)
昔からこのテの陰謀論は雑誌「ムー」などで読んでいて違和感がない。といっても「適当な話だな」と一笑に付すことができるという意味においてである。だが、オウムに限らずこうした陰謀論に与する人は相当数いる。これをどう考えればいいのか。そこには「弱者」という視点がある。情報弱者、経済的、社会的弱者ーー。物事を鵜呑みにする構造に興味がわくばかり。陰謀論というより、ある種の普遍的なだましのテクニックの紹介ともいえそう
読了日:07月14日 著者:辻 隆太朗
地雷を踏む勇気 〜人生のとるにたらない警句 (生きる技術!叢書)地雷を踏む勇気 〜人生のとるにたらない警句 (生きる技術!叢書)
小田嶋さんの文章の中でも震災以降のまだ緊迫した空気感が伝わってくる。あのどこか超然とした人から感じられる危機感や先行き不透明さは、まるでガス窟の鳥のようで、何か時代の次なる兆候みたいなものを感じ取った。そしたら日本の政治はあらぬことになっていた。ちょっと緩い表紙とは違う小田嶋さんなりの憂国の書です
読了日:07月13日 著者:小田嶋 隆
ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方 【徳間文庫】ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方 【徳間文庫】
世界情勢をコンパクトにまとめた本で、タイトルのような授業というより池上彰さんの外国人版といった方がいいかな。さほど、思想性の強さは感じず、入門編の本としてはいいと思う
読了日:07月13日 著者:リチャード・ヴィートー,仲條亮子
完全版 テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへ (朝日文庫)完全版 テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへ (朝日文庫)
この本をビジネス書というには、ちょっと違和感あるしエッセイのようでもあるし、さながらテレビ業界を覗き見したような気分になるのはみそかな。モヤモヤの伊藤Pの本にも繋がるのだが、テレビって意外に体育会なこと。先輩からの金言をなぞりながら仕事を覚えていく職人的世界なのだろう。それにしてもこういう人って色々なエピソードがつらつら出てくるのだけど、鶴瓶師匠みたいにネタ帳があるのかな。かなり謎
読了日:07月13日 著者:鈴木おさむ
どうせ生きるなら (角川oneテーマ21 (A-55))どうせ生きるなら (角川oneテーマ21 (A-55))
巨泉さんの「巨泉」というのがセミリタイア賛歌だとしたら、それから6年後にこれほど時代が変化したと実感させられる。そんな内面や周囲の変化をふまえつつ、それでも第2の人生を選んだ方がいいと力説する。そこには必要な条件が相変わらずあるが以前よりはハードルは低めか? 経済成長を終えた時代故に、より周囲との関係性や、パートナーの大切さ、健康を強調する内容になっているのは至極当然といえるが、老いをまた感じている巨泉さんの胸中もまた複雑だ
読了日:07月09日 著者:大橋 巨泉
巨泉―人生の選択 (講談社文庫)巨泉―人生の選択 (講談社文庫)
いわゆるアーリーリタイアメントの方法を本人の経験からひもといている。しかし、そこにあるのはやはり圧倒的な経済力と、奥さんの存在か。2010年代の今こそしっくりする本だろうと思う。早すぎた名作
読了日:07月09日 著者:大橋 巨泉
最底辺のポートフォリオ ――1日2ドルで暮らすということ最底辺のポートフォリオ ――1日2ドルで暮らすということ
世の中には数億人という数の1日2ドル以下の生活をしている人たちがいるという。そして、なぜ彼らは貧困のママなのか。その生態を丹念で継続的な聞き取り調査で明らかにしていく。読み進めるうちに我々の生活がなぜ今便利で快適さを享受できているのかもわかってくる。逆説的に言えば、収入が減り、安定的な収入が望めなくなれば、すぐに彼らと同じような境遇に陥るとも言える。日本にはびこる閉塞感も貧困へのおそれなのだと思うと納得できる部分が実に多いのだ
読了日:07月04日 著者:ジョナサン・モーダック,スチュアート・ラザフォード,ダリル・コリンズ,オーランダ・ラトフェン
ウィリアム・モリスのマルクス主義 アーツ&クラフツ運動の源流 (平凡社新書)ウィリアム・モリスのマルクス主義 アーツ&クラフツ運動の源流 (平凡社新書)
難しい本だが、モリスの芸術と職人至上主義ともいえる思想の背景にはマルクス主義の考え方が色濃く反映されていたのかと思うと面白い。世界を俯瞰するのではなく、日々の生活を豊かにする職人気質の中にアートを見つけるという思想は、消費至上主義の中で忘れ去られてきたが、いまこそ、この考え方もまた取り入れてみるのもいいかなと思う。特にポスト原発の時代ならではと言えよう
読了日:07月01日 著者:大内 秀明
[新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる![新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる!
ヤマト運輸の創業者である小倉さんの言葉は、舌鋒鋭いというより、あけすけな文章だ。そこにウソがない。だからこそ、既得権益と戦い、宅配便ビジネスをここまで開拓してきたのだなと思う。信頼できる経営者の言葉は強い
読了日:07月01日 著者:小倉 昌男

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
posted by nizimasu at 10:36 | TrackBack(0) | BOOKS

2012年08月01日

DJの時代感覚(パンダ世代2)

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で、先ほど何でパンダの話を書いたかというと、これがDJの話につながるのである。


最近のDJのトレンドにEDM(エレクトリックダンスミュージック)というのがフューチャーされていてLoudのTOMO HIRATAさんがサイトを立ち上げたり高城剛がブログで言及したりしている。


ざっくり言うと、大型のフェス仕様のクラブミュージックというイメージなんだけど、TOMOさんの指摘によれば、これがアメリカ発というのがミソらしい。

確かにニューヨーク発のハウスミュージックもデトロイト発のテクノも大きな商業的音楽になりえなかったのは、アメリカのマーケットで大きな売り上げをしめさなかったものが、大きな要因だった。ところがここにきてフックアップしていることが大きいと言っていて、これには納得する。


そこで、このスタジアムやオオバコ仕様のクラブミュージックが隆盛になっていたことで、DJの聴かれ方も大きく変わった気がする。

それを再認識したのが、先日の歌謡曲ナイトだった。歌謡曲を楽しむのは、横ノリでなくて縦ノリがしっくりくる。

この流れは歌謡曲ナイトのみならず、全般的にクラブでのDJイベント全体がそうなのかなと思った。そして、エレクトロの音も縦ノリにぴったり。

それは、かつての「DJの横ノリ感覚」とはちょっと違うなとも思った。

これはいい悪いの話しではない。単純にDJの時代性が2010年代に大きく変わったと皮膚感覚で分ったものであった。

そう考えると、今のクラブ雑誌というか、ここではいつも読んでいる「GROOVE」のインタビューなんかに出てくるDJはベテラン中心で、むしろ90年代にDJを始めた人にはしっくりする内容が多い。

このハザマの違いを意識するかそれに乗っていくのか、DJのスタンスによってクラブとの接し方も随分違ったものになるなあと思った次第。

今の時代はその点、短い時間でパフォーマンスを披露する。そこが主流だと思う。それでもあえて、ロングタイムでじっくり一人ないし数名のDJでビルドアップしていくスタイルも依然としてある。どちらを選ぶか、どういうスタイルでやっていこうと志向していくのか。それによってDJというもののありようが随分、変わるとおもうのだが…。DJの中でそこまで意識的に考えている人はそんなにいるのかな。ちょっとした疑問だったりもします。

で、なぜパンダに繋がるかというと、パンダへの刷り込みが大きい人とそうでない人の差はやはり時代性の違いなのかなと思います。DJなんてモロに時代性に大きく左右されるだけに、そこを意識しないと、DJに限らず生きていけないのかなと思います。パンダは時代を越えたにんきがありますが。

移ろうものと移ろわないものの違いって何でしょうね…。そんなことを思いましたさ。

posted by nizimasu at 18:14 | TrackBack(0) | 雑談

パンダ世代

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思いのほか、先日、赤ちゃんパンダが亡くなったのが衝撃的であった。そういえば、四十路といえば、カンカンランラン来日直撃世代な訳で、思いのほか、自分がパンダ好きと思ったものだ。

そうしたら、今週の週刊誌に古田新太もパンダについて触れていて、ちょっと歳は上だけど、やっぱりパンダが気になるのねとしみじみする。

そういえば、キョンキョンも「パンダのアンアン」って本を出していたなあ。単にマガハが版元だったりするんだけど。

でもよくよく考えると、個人的なパンダ観は実に、ここ最近の中国の報道とリンクしていてあまりいい印象がなかったのも事実。

そう考えると、パンダも意外と政治的な生き物であると、パンダの苦労を考えてしまう。彼らはのんびりしたいのだろうけど…。
posted by nizimasu at 11:21 | TrackBack(0) | 雑談