2012年06月26日

「Pochacco」にやられましたよ〜

先日、地下鉄に乗ったらおばあちゃんの持っていたバッグのキャラクターになぜかひかれた。よくよく考えるとそんなに可愛くないなあという感想を持ちつつ、名前に釘付け。

「Pochacco yorimichi dog」

翻訳すると

「ぽちゃっこ 寄り道犬」

ということらしい。なぜか、ポチャッコという名前のあまりの心地よさによるまで記憶に残り調べてみると、意外に老舗キャラだと判明。「太っている」という言葉をこれほど前向きに正当化してとらえた言葉はないなあとデブな人なら琴線に引っかかるに違いない。感慨深い。

wikiだとこうある

ポチャッコ(Pochacco)はサンリオでデザインされたキャラクターグッズ用キャラクター群。
キャラクターグッズではPochacco The Yorimichi Dogと表記されていることがある。
1989年にキャラクター開発。

ふわふわタウンのうぐいす横町で生まれた犬の男の子。バナナアイスをいっぱい食べるが夢。蓮華草と散歩が好き。設定上の誕生日はうるう年の2月29日生まれ。

しかも八千代銀行のキャラクターにまでなっているではないか〜


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でもやっぱしそんなに可愛くない。ネット上には名前でぽちゃっこという名前の人が結構いる。だいたいみんな食べ物好きでのんびりやさんのようだ。
posted by nizimasu at 00:24 | TrackBack(0) | 雑談

2012年06月24日

中目黒・洙苑「マキマキサンパセット」

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久々にご飯の話題など。先日、赤坂の「兄夫食堂」ということころに行った。そこは24時間営業なので、深夜に行ったにもかかわらずえらい盛況。

サムギョプサルを頼んだらカットされた三枚肉が出てきたので、そのまま焼いていただいた。それを奥様に話したら「そんなはずはない」と言われた。混んでたからお任せにされたのだろうと…。

確かに、おっさん二人でマッコリ飲みつつ、森高千里の話をしていたからだろうかと反省…。

そのリベンジもかね、中目黒の老舗の焼肉店の洙苑へ。中目は意外と老舗のチェーン店でない焼肉店が多い。ここもそう。久々に訪れると、以前みたいに焼き肉一辺倒でなくて、普通にチヂミとか、韓国料理もだすようになっていた。

で、サンパセットはとにかく野菜が多い。こういういただき方は、最近のヘルシー嗜好からも大歓迎な訳でして、たっぷりな野菜とサムギョプサルはおいしい。

しかもそこにさりげなく一皿盛ってある訳ですよ。牛巻きロースが。さすが焼き肉屋さんの老舗だけあってたれが抜群で、ちょっと「豚もいいけど牛もおいしくない?」というような店主の提案具合もさりげなく垣間見えるのだが、実際においしい。日本で独自の発展を遂げてきたたれでいただく焼き肉も、ちょっと見直したりして…

ちなみに、最近ナイナイの番組とかで話題になっているガッツリ系の焼肉店とか、いいんだけど、混んでいてあまり行く気がしないなあ。横の席を気にしながら狭い席間隔でやっている店ってブロイラーみたいだわ。
posted by nizimasu at 11:15 | TrackBack(0) | ご飯

2012年06月23日

くまもんに釘付け

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先日、会社の人からお土産にこんなものをいただいた。可愛らしいパッケージにのけぞってしまった。「くまもん」という名前らしい。熊本出身なのはいうまでもない。ホームページすらある。

http://kumamon-official.jp/

でも熊本ってよくよく考えたらいったことがないのである。でも、ご当地キャラクターのできとしてはすごくイメージにぴったりな気がする。きっと熊本出身の人はこんな人ばかりなのだろうと勝手に思うほど。

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そんなことを思いつつ、くまもんデザインの陣太鼓を朝食にいただいていたある日、図書館によったら、くまもんリュックをしょった子供がいて、その愛らしさに愕然。(写真はネット上から借りました)

というか、子供とくまもんの組み合わせが抜群なんだよな。つい、近寄りたくなったが、人さらいだと思われるのでやめておいた。

posted by nizimasu at 20:43 | TrackBack(0) | 雑談

松田聖子コンサートにて…

久々の日記。



フト書こうと思ったのは、松田聖子が結婚したからであった。何を思ったのか、無性に聖子ちゃんのライブに行きたくなった。多分、20数年ぶり。さいたまのスーパーアリーナのツアー初日は、年齢層がかなり高い。40代でもかなり若造扱いされそうな雰囲気だった。

この感覚に似た会場は前にもあった。森光子さんの舞台を福岡に行った時だった。その時も、おばあちゃんがぎっしりで、元気に動き回るご年配の女性たちは、羨望のまなざしで見つめていたものだった。

そして、振り返れば聖子ちゃんもそんな域に達していたのだった。若手ダンサーを率い、最小限の動きで、最高のパフォーマンスを展開する。お金はかかっているんだけど、どこか「ヤンヤン歌うスタジオ」みたいな80年代のださい舞台セットもよかった。

そして、御年51歳の聖子ちゃんの元気なこと。声量もばっちりでアイドル感も全開。その日はやけにご機嫌で正直、かなり感動したものだった。

ネタバレなので書きませんが、あるヒット曲の別アレンジなんかはアンコールまでこたえるほどで、なんか機嫌いいなあと、ほほえましく見守っておりました。

その直後、さりげなく結婚を発表したのには驚いた。

しかもまた歯医者さんとは…。

それほど、この人は、世の特定の世代の憧れを身にまとって生きているなあと思った次第。アンチエイジングに3回の結婚ーー。おそらく30年後には、ポスト森光子さんみたいになっているような気がします。

でもつくづく思ったのは、80年代の「Windey Sahdow」ぐらいまでのアルバムは本当にいい曲が多いです。と、ガラスのリンゴを聴きつつ…
posted by nizimasu at 04:49 | TrackBack(0) | diary

2012年06月02日

5月の読書

5月の読書メーター
読んだ本の数:33冊
読んだページ数:7478ページ
ナイス数:78ナイス

絵で見る十字軍物語絵で見る十字軍物語
複雑な十字軍のストーリーが、ドレの挿絵と塩野さんの解説に地図というこれほどのわかりやすい組み合わせはない。一回ではディテールまでわからないが、まずは大きな歴史のうねりだけでも一読すればわかるに違いない。たまらない傑作
読了日:05月30日 著者:塩野 七生
原色 日本島図鑑―日本の島433有人島全収録原色 日本島図鑑―日本の島433有人島全収録
多分、この本があれば一生退屈せずに旅ができる。それにしても1ページにも満たない島々の紹介でも実にその個性的な地域性が伺えて、よだれが出てきます。日本人で良かった〜
読了日:05月29日 著者:加藤 庸二
一〇〇年前の世界一周 ある青年の撮った日本と世界一〇〇年前の世界一周 ある青年の撮った日本と世界
1900年代初頭にドイツから世界を旅した人物の写真集と旅行記を晩年につづったもの。くしくも世界的に動乱が落ち着いた時期に世界を回っているだけあって、それぞれの国が興味深い。当時、ヨーロッパの人々から羨望のまなざしで見られていたアメリカの発展ぶりたるや、これが20世紀初頭かと思わされる。そして、日本。この時代の古き日本の写真は、どこか貧乏でありながらほっとするのは日本の原風景だからか。旅行者が中国で気づく衛生観念の発達や清廉な暮らしぶりがなんとも印象的。北欧スタイルがあるのなら、日本式もあっていい。そう思う
読了日:05月29日 著者:ボリス・マルタン,ワルデマール・アベグ
変見自在 サンデルよ、「正義」を教えよう変見自在 サンデルよ、「正義」を教えよう
週刊新潮の名物コラムの最新刊。震災後だからかいつもより、ナショナリスティックなテンション高め。おごり高ぶる米国に怒り心頭といったところか。しかし、アメリカも日本も没落国家だけに読後感はどこか寂しげ
読了日:05月29日 著者:高山 正之
天皇陵の誕生(祥伝社新書268)天皇陵の誕生(祥伝社新書268)
天皇陵の確定がそもそも記紀や延喜式に頼っているという状況や、考古学と聖地としての存在など天皇陵こそ、日本人の感覚的な曖昧さをもっとも端的に表現したものはないと思った。天皇陵をあいまいに位置づけつつ、先送りにしていくというのは、日本人の思考法そのものではないか。ちょっと斜めからみた視点だけど、古代の人々の思いを馳せるのも面白いかも
読了日:05月29日 著者:外池 昇
黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在――シカゴの黒人ファミリーと生きて黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在――シカゴの黒人ファミリーと生きて
著者の高山さんのモノの見方はいつもはっとさせられる。黒人の保守的な側面とアメリカとイギリスでも違うというごく当たり前のことも、数々のエピソードや家族との対話から醸成されていく認識の違いの大きさに驚かされる。でもそれでもともに生きていく。日本人のある種の包容力みたいなものって、こういうどこにいても所在ない感じと黄色人種ゆえのコスモポリタン的な感覚の持ち主に慣れるのではないかとおも思ってしまう
読了日:05月28日 著者:高山 マミ
変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き
産経出身のジャーナリストの高山さんの視点は、保守のそれだが、まさに新潮の連載のタイトルのごとく「変見自在」に地域や歴史などをこえて、面白い視座を紹介する。そこにある「日本人である」という背骨がまた日本人が読んでいると勇ましくもある。個人的には、ある種自信をなくした日本人へのセラピーのようなコラムだと思う。
読了日:05月28日 著者:高山 正之
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
前半は商品やサービスの付加価値がどうして生まれるのか。「資本論」を解説。後半戦になると、消耗戦という名のラットレースからどのように抜け出すのかというのを描いている。この本はロバートキヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」の先にある利益を生む仕事ぶりをつまびらかにしていて、具体的にはあまり書いていないが、昨今のフリーエージェント社会とリンクした話とも繋がっているのが面白い。これもまた今の時代の働き方の提案。多分、この先には、まだまだ社会に応じてくる働き方が生まれてくると思う。その答えは自らがつかみ取るしかない
読了日:05月27日 著者:木暮 太一
池波正太郎 「自前」の思想 (集英社新書)池波正太郎 「自前」の思想 (集英社新書)
作家・池波正太郎の作品と世界観を批評家と江戸研究家の対談で解説している。普段は辛口で知られる佐高氏も今回ばかりは楽しそうに池波正太郎や鬼平に顔をほころばせる様子が浮かぶばかり。その佐高氏のキーワードが自立でなく自前。ただ独立して生計を営むだけでなく、自分で生き方を規定していく。その中で、どう社会と関わっていくかということに心を砕く。清濁合わせのむ姿勢も評価していて感心させられる。どこかライブドアや村上ファンドや昨今のIT系の経営者に感じる違和感はまた、池波正太郎への共感と会わせてみると見えることが多いと感
読了日:05月25日 著者:佐高 信,田中 優子
石田ゆり子 京の手習いはじめ石田ゆり子 京の手習いはじめ
少し前の本なので、石田ゆり子がちょっとショートで懐かしい。月刊誌の連載企画で、京都の老舗を訪ねるという企画。ちょっと敷居が高そうな、場違いな感じもどこかご愛嬌で、気分がほっこりします。おじさん人気の高さもうなづけます
読了日:05月20日 著者:石田 ゆり子
女性の向上心 (PHP新書 553)女性の向上心 (PHP新書 553)
女性の向上心というタイトルが不思議。「女性」と「向上心」が相容れないものなのかと思ってしまう。しかし、そういう訳でもなく、女性が常に向上していくには環境の変化や職場でのマイペースなど様々な落とし穴があると著者は言いたかったようだ。しかし、この本は、読者のターゲットに対して、決して甘い言葉で慰めたりはしない。そこには、女性雑誌の経営者であり、編集者、著者という常に女性の視線を意識しつつも厳しい批評性を備えていることが関連しているのだと思う。この同性に辛口な物言いが読者の共感を呼ぶのかな。ちょっと厳しい上司
読了日:05月20日 著者:井形 慶子
ブラック・カルチャー観察日記 黒人と家族になってわかったこと (P‐Vine BOOKs)ブラック・カルチャー観察日記 黒人と家族になってわかったこと (P‐Vine BOOKs)
黒人文化、しかもアメリカというのがスタンダードではない。アメリカの黒人は黒人文化の全体の中の一部にすぎないと感じる。黒人の家庭に嫁いだ日本人女性の観察記は、日本よりもより「空気の問題」を感じる。コミュニティに生き、コミュニティの指向にあわせる。人付き合いや行動範囲もしかり。日本の閉塞性と黒人社会の閉鎖性の根本に同じものを感じる
読了日:05月19日 著者:高山マミ
筑摩書房 それからの四十年 1970−2010 (筑摩選書)筑摩書房 それからの四十年 1970−2010 (筑摩選書)
社史をこんな形で商業出版で出せるのは、筑摩ぐらいだろう。小さくともぴりりと辛いーー山椒のような出版社の一代記は、倒産の時期からスタートする。くしくもどんぶり勘定と当てずっぽうな企画の数々は、時にヒットを生み、在庫の山も築き上げる。ある出版の先人が言っていた「出版や金鉱探しと一緒」という言葉と重なる。教養出版社のストーリーとしてだけでなく戦後の出版史としても実に示唆に富む。今の出版はどうすべきかも暗示的な言葉が並んでいるけど、どうだろうな?
読了日:05月18日 著者:永江 朗
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
おもしろ漫談の第2弾。第1弾では見城さんの元気のなさが気になったが、今回は飛ばしまくっています。でもちょっと、叱りキャラのようになっていて、トゥーマッチなのもご愛嬌か。むしろ、対談でない分、藤田氏の方が自然体でひょうひょうとしていて興味深く読んだ。読み進めていくとサイバーエージェントの初期の頃にスポーツ刈りのような髪型だった藤田氏のことを思い出す。懐かしい
読了日:05月17日 著者:見城 徹,藤田 晋
ウェブデザインのつくり方、インターフェイスデザインの考え方。ウェブデザインのつくり方、インターフェイスデザインの考え方。
もはや、ウエブは、PCのみならずスマホも視野に入れないといけなくなっている。そこでは、これまでの大画面とは違うアプローチも必要な訳でこの本では、いかにデザインのバリエーションを含め紹介していて、正直迷う(笑)。とはいえ、この本の最初にあるいかにユーザーライクにするかという視点こそが、肝なのだろう。その意味でも実に有意義な本でありました
読了日:05月17日 著者:矢野りん
やってはいけない筋トレ (青春新書インテリジェンス)やってはいけない筋トレ (青春新書インテリジェンス)
コンパクトで最新の筋トレの理論をまとまた内容。昨今のインナーマッスル偏重にも苦言を呈しつつ、ダイエットの視点からは、アウターマッスルを鍛えるべしという主張はオーソドックスですが、やけに納得です
読了日:05月13日 著者:坂詰 真二
アンリ・ルソーにみるアートフルな暮らし―史上もっとも成功した熟年アート術 (シリーズLIFE × ART)アンリ・ルソーにみるアートフルな暮らし―史上もっとも成功した熟年アート術 (シリーズLIFE × ART)
フランスの素朴派の代表的な画家であるアンリルソー。カレのジャングルをモチーフにした作品同様、その生活もまた実に複雑だ。普段は役人として暮らし、本格的に絵筆を握るのは41歳になってから。正式な美術教育を受けなくてここまでの画家として評価されるのは、生活の主体にアートを求めるのでなく、生きる喜びとして創作ともに生きる。経済中心の生活から新たな生活に踏み出す人や、今の生活に物足りなさを感じる人にとってのオルタナティブな生き方として面白い視点だと思う
読了日:05月12日 著者:勅使河原 純
運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法
この著者のギュンダーは前に投機家のラリーウイリアムズが推薦していた本の「マネーの公理」の筆者でもある。投資や投機においての心構えやメンタリティは、この本にある通り、リスクを穫るスタンスと泰然ながらも常に気を配る繊細さも持ち合わせる。そして、運に身を任せるあたりも必要かと。何かと面白みには欠けるかもしれないが、今読むとピューリタンの批判など、1970年代当時としては結構ラジカルな本ではなかったのだろうか
読了日:05月10日 著者:マックス・ギュンター
漫画貧乏漫画貧乏
漫画家というのが、作家と同じく印税で暮らせる時代というのはとうに終わっている。そんなことを気づかせてくれる。かつては大衆という名の漫画を買い支えてきた層はもういない。パトロンのいない時代に、どう漫画がいきてゆくのか。著者の問いはいまだ答えが出ていない
読了日:05月10日 著者:佐藤 秀峰
開運生活!カラダとココロの早起き術 (ブルームブックス)開運生活!カラダとココロの早起き術 (ブルームブックス)
横森さんが早起きーーってどうなっているのと思ったら、出産における体調の変化がきっかけだったようだ。納得。
読了日:05月08日 著者:横森 理香
蒐集 (Kenkyusha‐Reaktion Books)蒐集 (Kenkyusha‐Reaktion Books)
コレクションというのは、人間が持っている本能に近いのかもしれない。身近なお菓子のパッケージから始まり、民族の伝統や文化遺産まで、個人国家を問わず、金や権力を握ると人間は所有したくなるというものらしい。古今東西の例をあげつつも、そこから伺えるのはコレクションというどこかエロチックな世界観である。まさか、モノを集めることがここまで濃密でかつ人の内面をのぞくような行為であるとは。植民地や帝国主義も煎じ詰めていくと、この「所有」とコレクションに他ならないと思うとまた違う感覚が想起される。読むとぞーっとするかも
読了日:05月06日 著者:
F.ベアト写真集2F.ベアト写真集2
ベアトの写真集は2冊あり、こちらが2冊目。写真の重複も多いが、この本での見所は、やはり自らの手で彩色した写真の数々。今で言えば、塗り絵のようなものだが、そのアナログな色合いは、ついつい引き込まれてしまう。おそらく正確な色味ではないだろうが、それでも往時のカラーのない時代にこんな色合いだったのかと思いを馳せることができる。意外にカラフルな感じがするのは、どこかユーモラスでもある。
読了日:05月06日 著者:
F.ベアト写真集1F.ベアト写真集1
写真美術館でのベアトの展覧会で俄然興味を持つ。幕末から明治の写真がここまで残っていること自体驚きだが、風景写真はその整然とした町並みと風景はさながら浮世絵の世界。そして、人物写真をみれば、100年という期間の重みをひしひしと感じる。ちょんまげにお世辞にもきれいとは言えない服装ーー。でも当時の住宅は清潔で家具が少ないという印象は渡辺京二先生の逝きし世の面影を思わせる。なんだか、気持ちが引き締まる写真集だ。ベアトさんの遺した日本の姿に感謝したい
読了日:05月06日 著者:
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
非常にまとまった内容でなかなかイメージしにくい貧しい国の現状と共通点を分類しているし解決策も意外と出ている。でも面倒なのはそこに様々な利害が入り交じる。当事者だけでなく周辺国、資源国ならなおのこと。この単純化した先にあるのは、とにかく人、人、人なのだろうな。簡単だけど難しいーーそんなことを感じざるを得なかった
読了日:05月05日 著者:ポール・コリアー
移行期的乱世の思考移行期的乱世の思考
著者の平川氏のこれまでの著作についての復習も多いが、話言葉で書くとまた文章とは違った趣。現在の日本のおかれた複雑な立場をここまで分析的に俯瞰できただけでも大収穫。
読了日:05月05日 著者:平川 克美
山伏と僕山伏と僕
山伏に最近、興味津々だったので面白く読む。イメージでは、かたくなで閉鎖的な感のある山伏の世界。しかし、ほとんどの人は普段は市井の暮しをしていて、年に何度か山に戻ってくる。修験道はどうしても密教の一部としてや、廃仏毀釈の中で神道に取り込まれたりと受難の歴史もあるのだが、著者は、もともと日本に根付いている(縄文的な)自然崇拝にそのルーツを求める。この日本的な呪術的な世界というのが、日本の根源にあると考えながら、その修行の様子を読み進めると、違う世界に迷い込むような錯覚すら覚える。コンパクトながら深い本だ
読了日:05月05日 著者:坂本 大三郎
サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法
勝間さんに続いてオーケンも有名人になるためには読本である。しかもサブカル限定というだけでいきなり面白い。事務所にだまされ、世の中の人気商売の浮沈を味わうなどしつつも、筆致は冷静沈着。というよりももともと世の中への期待値がさほど高くないオーケンさんの人柄そのものが、一番世知辛いサブカル世界をいきていくためには、最適なような気がしてならない。年齢を重ねると表現への欲求が衰えていくというのも、本人の実感なのだろうな
読了日:05月04日 著者:大槻 ケンヂ
最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)最低で最高の本屋 (仕事と生活ライブラリー)
松浦さんの新作かと思いきや、奥付を見たらまだ、暮しの手帖の編集長になる以前の本でした。最近の粗製濫造と言っては失礼か、同じ内容の焼き直しっぽさに比べるとまだこの頃は、希望に満ちていてとても文章も熱量がある感じ。個人的にはこの頃の文章や内容が一番好きかも。就職しなくて生きるにはに燃えていた頃の作品です。
読了日:05月02日 著者:松浦 弥太郎
異貌の人びと ーー日常に隠された被差別を巡る異貌の人びと ーー日常に隠された被差別を巡る
被差別部落出身の著者が世界の被差別民を訪ねるというノンフィクション。しかし、その端々に出てくる取材の困難さを乗り越えるあたりのくだりにむしろ、筆者の思いが伝わってくる。弱者への視線。オーソドックスながらここまでの深い取材はできないと心底感心するばかり
読了日:05月02日 著者:上原 善広
西洋名画の読み方〈1〉西洋名画の読み方〈1〉
これまでにも名画の解説本はあったが、判型も大きく、細かくて見落としてしまう背景や登場人物もわかりやすく紹介している。とりわけ日本人にはなじみの薄い聖書のモチーフの作品は、受胎告知を筆頭に何度も解説していて、徐々に読み進めていくとわかりやすくなっている。非常に丁寧な本で読んでいると聖書のエピソードやギリシャ神話のストーリーも覚えていくから初心者の入門書にはもってこいだ
読了日:05月02日 著者:パトリック・デ リンク
きょうのごはんはタイ料理きょうのごはんはタイ料理
家でタイ料理が食べられればなんと素敵なことだろうと思い、手に取る。若干、食材含めハードルが高い。本格的でなければ、徐々にできそう。レモンとナンプラーを野菜とあえることから始めるといいのかも。
読了日:05月01日 著者:氏家 アマラー昭子
デザイナーと装丁  デザイン製本(1)デザイナーと装丁  デザイン製本(1)
戦後の装丁のありようについて、原弘さんから世代ごとに新しくなっていく装丁家のありようについて歴史を俯瞰している。こと装丁に関しては、昔よりも今が進歩しているとは言えないのが面白い。仕事の丁寧さ、気配りに目配りの感じられる作品の装丁にしばし見入るばかり
読了日:05月01日 著者:小泉 弘
ポジティブ病の国、アメリカポジティブ病の国、アメリカ
ポジティブや自己啓発の源流をたどるとアメリカに行き着く。厳しい戒律から反発したニューソートという「ポジティブシンキング」を柱にしたこのある種の宗教は、アメリカはおろか、今や世界中に広まりつつある。実は、ポジティブとは、その個々の人にとって役立つだけと思われがちだが、この本では企業や為政者にとっても都合のいいものであることが明らかにしていく。ちょっと前まで日本でもこのポジティブ病が、はびこっていた気がするが、それが宗教に本質があるとおもうと合点が行くことが多い。だが、日本はそんなポジティブ病の先の価値観が求
読了日:05月01日 著者:バーバラ・エーレンライク

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
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