2012年05月01日

2012年4月の読書

4月の読書メーター
読んだ本の数:55冊
読んだページ数:12322ページ
ナイス数:45ナイス

はじめての編集 [単行本]はじめての編集 [単行本]
菅付さんの本は非常にかゆいところまで手が届いていて、編集がナンなのか、定義付けから実践までかなり懇切丁寧に説明している。まるで学校の先生のようだが…。そこがいいところで、中でもビジュアルのイメージの仕方をここまで、あけすけに種明かしをした人はいないのではないか。その点でも、現役の編集者が読んでも楽しいかもしれない。
読了日:04月29日 著者:菅付雅信
堕落と文学: 作家の日常、私の仕事場堕落と文学: 作家の日常、私の仕事場
昨今人気の曽野先生のエッセイ集。どこか背筋ののびるような感じがいいのかな。いい意味で生真面目だし、びしっと正論をいう。その痛快さが見直されているのかと思う。しかし、その一面でのじゃじゃ馬ぶりと言うか、インドやアフリカでのはじけっぷりは長生きの証拠か
読了日:04月28日 著者:曽野 綾子
「常識」としての保守主義 (新潮新書)「常識」としての保守主義 (新潮新書)
難解ではあるが、日本の従来の保守主義ではなく、フランス革命から派生する18世紀からの政治統治の思想としての保守はどのようなものであったかと博覧強記な知識でまとめあげた労作。日本における保守のありようというのは、いまだ反共産主義で止まっていることも驚きだが、現代において原発についても保守というフィルターで見たらどうみえるのかーー。そんな視座もこの本と読むと考えさせられる点が多い
読了日:04月28日 著者:櫻田 淳
装丁山昧装丁山昧
書籍の分類としてあるのかどうかわからないが、山岳モノというのか、山をテーマにした書籍というのはことのほか多い。まさに、そんな本の装丁を500冊以上も手がけてきたのが著者である。その装丁も、山々のごとく美しい。そして、そこから伺えるシンプルさとさえまない努力は登山にも通じるフィジカルな文体でとてもすっと入り込んでくるのが不思議です。素晴らしい
読了日:04月28日 著者:小泉 弘
おだんごカフェのからだにやさしい野菜のおかず―主菜・副菜からスイーツまで、最小限の調味料で野菜をまるごと味わう、おいしい「自然派レシピ」 (MARBLE BOOKS―daily made)おだんごカフェのからだにやさしい野菜のおかず―主菜・副菜からスイーツまで、最小限の調味料で野菜をまるごと味わう、おいしい「自然派レシピ」 (MARBLE BOOKS―daily made)
野菜のレシピはとかく敷居が高く思えがちだが、この本のレシピは食材の種類も少なめでシンプル。バリエーションを覚えると色々アイディアもでそうで、なんともお役に立ちました
読了日:04月28日 著者:山本 路子
「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)
勝間さんの本とはいえ、ここまで赤裸々に書いているのは自分の経験談だからこそだろう。有名になりたいと思い、それを実現。さぞかし、楽しい有名人ライフかと思えば、いつも衆人環視でという本人ならではの話には思わず膝を打つ。でも有名人になるというのは、どこかファウストにも似ていて、魂を悪魔に売り渡すような、部分もある。それでも有名人という世界でい着ていかざるを得ないというある種の諦観がただよい、勝間さんもまた下り坂の時代に備えているのが隔世の感でありました
読了日:04月28日 著者:勝間 和代
印象派はこうして世界を征服した印象派はこうして世界を征服した
日本の印象派の展覧会の人のおおさといえば、いつも驚かされるが、程度の差こそアレ、世界的に印象派は人気だという。その背景には、ヨーロッパやアメリカで起きた産業革命や市民社会の台頭とは無縁ではない。貴族ではなく起業家という新興のブルジョアたちが、競い合うように印象派の作品を求める。まさに文化における世界制覇の模様を掘り下げて披露していてわくわくする作品だ
読了日:04月28日 著者:フィリップ フック
ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商
日本の戦前に、絵画の売買拠点であったニューヨークなどを中心に盗用美術を売りまくった山中商会の栄枯盛衰を描いた渾身作。先日もボストン美術館の日本のコレクションが公開されていたが、こうした作品の収集に、大きな力を発揮したと言えば、通りがいいか。結局は、戦争によって資産を凍結されてしまい…。まさに時代に翻弄された山中商会の果たした役割について、調査報告書などのデータを丹念に洗い出している
読了日:04月28日 著者:朽木 ゆり子
体脂肪コントロールトレーニング―毎月1kg減でリバウンドなしの体へ体脂肪コントロールトレーニング―毎月1kg減でリバウンドなしの体へ
体脂肪を落とすためには、運動と食事もさることながら、コンディショニングについてもかなり言及しているのがユニークな点。とにかく疲れると代謝が落ちるというのは、生活の実感としてもよくわかる
読了日:04月27日 著者:佐々木 豊
成功する男のファッションの秘訣60――9割の人が間違ったスーツを着ている (講談社の実用BOOK)成功する男のファッションの秘訣60――9割の人が間違ったスーツを着ている (講談社の実用BOOK)
意外と知らないしなかなか聞きにくいスーツのベーシックな選び方とかを丁寧に説明。結局、いい店員さんとの出会いが大事というのも納得であります
読了日:04月27日 著者:宮崎 俊一
夫婦仲の経済学 皿洗いからセックスライフまで、妻と夫の不満は経済理論で解決夫婦仲の経済学 皿洗いからセックスライフまで、妻と夫の不満は経済理論で解決
難解な経済理論を夫婦関係の具体的なトラブルの解決策として、処方していくというなかなかチャレンジングな内容。具体的な夫婦のケースがストーリー調に進むので非常にユニークで読みやすい。でも経済理論で考えればすべてすっきり行くのかと考えると、ちょっと強引なところもあるが、それはそれでエンターテイメント的に読めば随分楽しめる
読了日:04月27日 著者:ポーラ・シューマン,ジェニー・アンダーソン
バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ)バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ)
脳科学の養老先生が、子供の質問にこたえるという形式ながら、短いエッセイを読んでいるような読後感。そして、日本人持っている自然観とかに思いが至る。脳は自然の一部だと感じ取れていて不思議な感覚の本だ
読了日:04月26日 著者:養老 孟司
天皇陵の謎 (文春新書)天皇陵の謎 (文春新書)
これは面白い。40年以上にわたって天皇陵の取材を続けてきた新聞記者がこれまでの足で稼いだ天皇陵についての見聞を惜しげもなく綴っている。さながら、ミステリー小説のような展開の裏には、宮内庁がいまだ天皇陵を考古学者に開放していないという時代錯誤があると著者は訴える。確かに、記紀や延喜式にはない事実や日本の国家成立の根底を覆すような発掘があるかもしれない。歴史の世界が頭の中で広がり最後までわくわく読めた。グッジョブです
読了日:04月26日 著者:矢澤 高太郎
9割の腰痛は自分で治せる (中経の文庫)9割の腰痛は自分で治せる (中経の文庫)
腰痛に腰の筋肉の緊張の緩和を理由に挙げるのはよくわかる。そして、腰の体操もやってみると、なかなか伸ばすことの少ないストレッチが中心。マッケンジー法にもつながる腰のストレッチの重要性がもっと叫ばれていいかも。でも前ふりが長くて、かえってうそっぽくなる本の作りがもったいない
読了日:04月24日 著者:坂戸 孝志
聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)
阿川佐和子さんのインタビューに賭ける情熱をかいま見た気がする。かつて久米宏が「仕事は流れだから」と喝破したように、もともとお気楽女子大生が流れ着いた先がキャスターであり、インタビュワーでもある。そこで川を流れる小石のごとく研ぎすまされていくインタビュー術を実例を交えながら紹介していく。あの人の警戒を解く人柄は長年の蓄積としばし感動する。でも第2弾はださないでほしい。薄い内容になりそうだから〜
読了日:04月24日 著者:阿川 佐和子
成功者のボディコントロール 驚異の『吉川メソッド』ダイエット成功者のボディコントロール 驚異の『吉川メソッド』ダイエット
ここ数年のダイエット生活で一番の収穫や、筋トレが一番の効果に繋がること。吉川メソッドも要は「筋トレのすすめ」である。しかし、いきなり「部屋の片付け」の話から始まるのは面食らうが、継続する上でのメンタル面の話になり、意外とまとも。ただ、使用前使用後写真のマッチョな成功者の写真はちょっと引きます(笑)。
読了日:04月24日 著者:吉川 朋孝
30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド
ダイエットはもとより、姿勢も良くなり体幹に筋肉もつく。腰痛の改善にもつながる。いいことづくしだ
読了日:04月24日 著者:植森美緒
性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか
タイトルは仰々しい。本も分厚い。しかし、内容は至ってシンプル。男と女はどのようにして興奮するのか。つまり「キュー」ボタンがどこにあるかを解明する。その端緒となるのがインターネットの検索ワード。男は映像に反応し、女性は物語に反応する。そして、前半では男のシンプルさをそして後半では、たっぷりと女性のキュートなる設定について論じる。しかし、よくよく読んでみると、なんとも言えない堂々巡りと、あまりに動物の進化論的な人間の本能にいきつくのみ。ガチョーンである
読了日:04月24日 著者:オギ・オーガス,サイ・ガダム
なりたいカラダになる食材のルール - トータル・ワークアウト式ダイエットなりたいカラダになる食材のルール - トータル・ワークアウト式ダイエット
ケビン山崎さん率いるトータルワークアウトのイメージはギリギリまで追い込むストイックさを感じていた。しかし、この食材とレシピの紹介はなかなか工夫されていて、食事も楽しめそう。よくよく考えれば、アスリートでない一般人には続けることに意味がある訳で、ちょっとイメージが変わりました。一般の食卓にも並んで良さそうなレシピも調理が簡単そうなのもうれしい
読了日:04月24日 著者:池澤 智
40歳からの痩せトレ! ――カッコいいカラダに変わる、ウォーク&ラン、コアトレ、食トレ40歳からの痩せトレ! ――カッコいいカラダに変わる、ウォーク&ラン、コアトレ、食トレ
元城西大学の駅伝部監督の実践した方法だけに有酸素運動も結構誌面割いていますが、敷居は低そう。あくまで初心者向けに徹しているのがうれしい
読了日:04月24日 著者:平塚潤(ひらつかじゅん)
意外と知らない体脂肪の真実 (廣済堂健康人新書)意外と知らない体脂肪の真実 (廣済堂健康人新書)
ちょっと古い本かなと思ったら、11年の秋の発売の本だった。ちょっと古い気もするけど、体の代謝の問題は色々諸説あるだろうから、この本を参考にするのもありなのでしょう。ものすごくスタンダードで面白みには欠けるけど、おすすめ
読了日:04月24日 著者:湯浅 景元
Dr.ナグモの7日間若返りダイエット 20歳若返り、15s痩せる! (ソフトバンク新書)Dr.ナグモの7日間若返りダイエット 20歳若返り、15s痩せる! (ソフトバンク新書)
またまた南雲先生の本です。とにかく売れっ子になってしまいましたが、相変わらず、あの帯の写真は反則です(笑い)。単に、ファッションセンスが変わっただけなような気もしますが、中身の方は、オーソドックスながら本ごとに工夫をこらしているのが微笑ましいです。ある意味、同じ本を違うタイトルで出す著者の人よりスゴく誠実なのかもしれません。
読了日:04月24日 著者:南雲 吉則
ヌードの美術史 身体とエロスのアートの歴史、超整理 (BT BOOKS)ヌードの美術史 身体とエロスのアートの歴史、超整理 (BT BOOKS)
正直、美術作品を考える上で、主題がギリシャ神話なのか、聖書をモチーフにしているかと考えることと並んで、この本にある「ヌードか否か」というのも同様な、考察があるように思える。キリスト教社会でのヌードが忌避でああるとともに、欲情の対象でもあるというこの二律背反が平然と共存しているところに美術の本質があるような気がする。まだまだ印象派以降のヌードの意味するものの理解は今ひとつわからないが、美術鑑賞において非常に重要な視座を提供していると思う
読了日:04月24日 著者:宮下規久朗,藤原えりみ,谷川渥
素晴らしきテクの世界素晴らしきテクの世界
ようやく宮沢章夫さんの本が出た。しかも戯曲でもなく講義でもなく、エッセイなのが素晴らしい。世の中の森羅万象にはすべてテクがあるとでもいわんばかりの本屋で見つけた実用書をひもときつつ、時には絡み、いちゃもんをつける。かと思えば、やけに納得したり、さすがである。脱力していて、本当に書籍で笑える数少ない著者の一人だ。中でも「はじめてのマクロビオテック」と「墓地えらび墓づくり」への偏愛ともいえるこだわりは大受け
読了日:04月22日 著者:宮沢 章夫
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるかフリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
フリーエージェント社会のアメリカでの現状をダニエルピンクが見事な手腕で紹介している。日本だと、ノマドワーカーの高城氏か(笑)。とはいえ、アメリカに限らず、フリーランスといわれる人たちが多い職種や専門性が問われる業界などでは既に起きている現象だ。これが、日本の大多数のサラリーマンに当てはまるとはとても思えないけど、個人的にはしっくりくる話が多い。これもネットの登場やゆるやかな人間の繋がり論にも連なる議論で、ちょっと世の中の潮流がシンプルに見える気がする
読了日:04月20日 著者:ダニエル ピンク,玄田 有史
世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論世界一しあわせな国 ブータン人の幸福論
昨今、どうも「幸せの国」と称されるブータンだけど、ホンマかいなと思いながら読み進む。まるで、3丁目の夕日のような「昭和は良かった」的なノスタルジーが感じられる。で、本当のブータンってどうよって疑問は残った
読了日:04月19日 著者:ii正明
「当事者」の時代 (光文社新書)「当事者」の時代 (光文社新書)
佐々木さんの本の中でも一番面白かった。これまで批評家的な部分がちょっと鼻についていたのが、今回は出発点である新聞記者として見た取材する側とされる側、世論や市民、大衆の存在の捉え方など多岐にわたって自身の経験から積み上げていくスタンスはわかりやすい。しかし、内容はわかりにくい。それでも今後の佐々木さんのソーシャルに対するちょっとした違和感を表明するあたりは、これまでと違い、むしろ清々しく感じられたりする。おもろ
読了日:04月19日 著者:佐々木 俊尚
「形」でわかる仏像入門「形」でわかる仏像入門
聖書を読めない民衆のために、宗教画があったように仏像もまた仏の教えそのものを体現したということに驚き。さらには、それぞれの持っている意味というものが厳然とあり、それが脈々と伝えられているということ。しかもその意味を知らなくても、仏像が表している意味のニュアンスを日本人は読み解いていけるというのも実に面白い。やっぱり仏像への興味が深まるばかりの面白い内容と企画の勝利。
読了日:04月15日 著者:西村公朝
Webマーケティング基礎講座Webマーケティング基礎講座
現在の多様化するWebにおいて、より存在感を増すための手法と変遷が綴られていて面白い。とにかくボリューム満点でおなかいっぱいになる情報量だ
読了日:04月15日 著者:村上 知紀,渥美 英紀,松田 昭穂,野口 竜司,阪田 裕里子,北村 伊弘,高見 俊介,石井 陽子
人間の闇  日本人と犯罪<猟奇殺人事件> (角川oneテーマ)人間の闇 日本人と犯罪<猟奇殺人事件> (角川oneテーマ)
これまで起きた戦後の残忍な事件にスポットを当てているのだが、残酷な現場描写とかはちょっと重かったかも。でも日本の猟奇事件の意味不明さは、この本を読んでも何ら理解できない
読了日:04月15日 著者:一橋 文哉
「センスいいね!」と言われる人の思考術「センスいいね!」と言われる人の思考術
物事の森羅万象には、なぜか「センスのいいもの」と「悪いもの」に2分されると思う。そのセンスの良さはどこにあるのか。まず、まねることやセルフブランディングなどに加え、デザインの黄金律なども紹介するなど、なんだか多岐ながらスムーズな内容で楽しめる。あんまり問題意識を持つより、さらりと読んだ方がいいかも
読了日:04月15日 著者:トミタ・ジュン
第四の消費 つながりを生み出す社会へ (朝日新書)第四の消費 つながりを生み出す社会へ (朝日新書)
消費が日清日露の時代から数えて、第4段階になっていると著者は言う。シュア志向、日本志向、地方志向、分散志向ーー。消費の飽和と購買力の低下で起きている現象を見事に料理する手腕はまたもや見事というほかない。つくづく自分もこうした消費環境の影響を受けているなとも感じるばかり
読了日:04月15日 著者:三浦 展
超<集客力>革命  人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21)超<集客力>革命 人気美術館が知っているお客の呼び方 (oneテーマ21)
元金沢の21世紀美術館の館長さんの本。今や兵庫県立美術館の官庁三打とか。前著でもそのアイディアマンぶりには敬服したし、21世紀美術館はアート熱を呼び起こしてくれた貴重な経験。そして、現在も絶え間なく美術館に人を呼び込もうと日夜格闘していらっしゃる。でも専門は中国の陶磁器。それでも奔走する人となりに心うたれるばかり
読了日:04月14日 著者:蓑 豊
世渡り 万の智慧袋 江戸のビジネス書が教える仕事の基本世渡り 万の智慧袋 江戸のビジネス書が教える仕事の基本
井原西鶴をビジネスの観点から読み解いた面白い視点の本。当時の商人は、幕府に期待することもなく自立していかなければならなかった。そのためには稼げばならぬ。何ともたくましく、そしてそのための商人道も説く。武士道よりも商人道。今の日本はかっこつけずにいきていけるたくましい処世術こそ必要だと思わせられた
読了日:04月13日 著者:田中 優子
アウトプットのスイッチアウトプットのスイッチ
広告業界のブランドとかシズル感ってわかるようなわからないような部分がある。この本はデザイナーの水野氏が自分の関わったプロジェクトの進め方を解説しながら、その「商品の売り上げを上げる」という命題を以下にクリアーしていくかを順を追って説明している。かなりわかりやすい。でも、まだブランドとシズル感には謎が残る。別にわからなくてもいいんだけど、この感覚をつかむ作業の通底にある「アウトプット」という定義こそが、最後のすべてを包括する概念として提示されていて、意外と本人の説明よりも福岡伸一先生との対談で気づきが多い
読了日:04月13日 著者:水野 学
おしゃべりな名画 (ベスト新書)おしゃべりな名画 (ベスト新書)
美術史家の木村さんが取り上げてきた芸術家やテーマは比較的メジャーな作品が多かった気がするが、今回は肩の力を抜いて、マイナーな作品や芸術家のモノも紹介している(素人の目線でね)。ヨルダーンスとか、フランス・ハンスとかって誰と思いつつ、やっぱりそれでも面白さを見事に紹介するのはさすがの一言。中でもフラゴールとか、絵では見たことあったが、その背景にある貴族の世界観もまた面白い
読了日:04月12日 著者:木村 泰司
小博打のススメ (新潮新書)小博打のススメ (新潮新書)
天才棋士が、これまでの経験をもとに、博打の種類と個人的な必勝法を伝授。麻雀やポーカーなどから手本引きにカジノまでいくと、ついていけないものの禁断な楽しみがこんな身近にあるのかと思ってしまう。興味はないが面白そう。博打打ちの真骨頂である
読了日:04月12日 著者:先崎 学
ウェブらしさを考える本 (丸善ライブラリー―情報研シリーズ)ウェブらしさを考える本 (丸善ライブラリー―情報研シリーズ)
何とも言えないつかみ所のないタイトル。しかしその内容はウェブの黎明期からウオッチしてきた著者が、その20年足らずの歴史をひもときながら拡張していったウエブの世界を解説していく内容。今やソーシャルも叫ばれて久しいが、それもグーグルやウイキなどの集合地とも繋がる大きなバーチャルの絵巻物と考えると実にわくわくする。そんな俯瞰した視線で見るこの本の意義は、読後にようやく気づくかもしれない
読了日:04月12日 著者:大向 一輝,池谷 瑠絵
ご家庭にあった本: 古本で見る昭和の生活ご家庭にあった本: 古本で見る昭和の生活
著者の岡崎さんの原稿はリズム感が心地よい。それだけでも短い文章を読み進めるのは快感だが、今回は比較的安く入手できる(入手しやすい訳ではなさそう)古本を紹介。この昭和っぽさというのは、どこか牧歌的でのんびりしていると感じるのは、サラリーマンのぎすぎすさや出世のための処世術などを取り上げていないからか。おそらく古本の中の昭和なのだろうが、どこかノスタルジーに満ちた古本の世界をのぞくのも楽しそうだ
読了日:04月12日 著者:岡崎 武志
遺伝子はダメなあなたを愛してる遺伝子はダメなあなたを愛してる
不思議なタイトルは、遺伝子が自由であるという著者のメッセージから導かれたものだ。昨今の人工授精や高齢出産などの動向をふまえ、生むのも生まないのも自由である。個体は一定の数が維持されている限り、その個が出産するしないは自由であるーーという思想のそこに著者の優しい目線を感じる。文章はちょっと硬いけど、ドリトル先生に憧れるその視線の低さこそ、このエッセイを読んだ後の心地よい読後感に繋がるのだなあとも思う。
読了日:04月11日 著者:福岡伸一
原発と祈り 価値観再生道場 (ダ・ヴィンチブックス)原発と祈り 価値観再生道場 (ダ・ヴィンチブックス)
内田氏と名越さんの対談と思いきや、橋口いくよさんの「原発を鎮魂する」というメーッセージが話の中心。月刊誌の連載からか、同じ内容が繰り返されるのはご愛嬌。あくまで原発に限らず、人間の叡智の及ばないものは祈るしかないと言うのは内田氏の主張とも重なる。でも不思議な本
読了日:04月11日 著者:内田樹×名越康文×橋口いくよ
この国の不都合な真実この国の不都合な真実
公安調査庁元第2部長の菅沼さんが書いたアメリカの日本骨抜きと支配の構図をこれまでの日本の政治や経済史と重ね合わせ描いた本。日本の保守層の中でも反米的なスタンスで、戦後のGHQから現在のTPPまで「日本の伝統を奪うもの」として批判。さらには、ヤクザも日本の伝統的な組織であり、アメリカが敵対視するのはいかがなものかと言っている。なんだか極端な気もするが、ある種のアメリカ陰謀論の立場に立てばわからなくもない。一方で、今のアメリカにそこまでの力があるのかいささか、検証されていないのも気になる点だ。
読了日:04月11日 著者:菅沼 光弘
動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ)動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
この本はサブカルチャーの世界で、Twitterなどのソーシャルメディアの果たしている役割を紹介している。津田さんの言説には、あまり驚きはないが、対談で登場するモーリーロバートソンの見解がオモロ。特に、ロンドン暴動をソーシャルの文脈でなく、80年代のセカンドオブサマーラヴにつなげるくだりはなかなか日本人の感覚やフィルタリングではひっかからない。ある意味、津田さん自身が媒介だから、本書のもくろみはそれだけでも正解なのかもしれない
読了日:04月11日 著者:津田 大介
転ばぬ先の転んだ後の「徒然草」の知恵転ばぬ先の転んだ後の「徒然草」の知恵
日本の3大随筆といわれる徒然草を作家の嵐山光三郎さんが解説する。「なんで嵐山さん」と思いきや、これまでに徒然草に関する著作多数だと言う。その原点は高校生で、随筆というより、吉田兼好が後二条天皇に説いた「王道」も含まれ、さらにはその後兼好の世捨て人としての美学は今も通用するという。その背後にあるのは、時代が戦乱で蒙古襲来と混乱の世の中と今を重ね合わせる。そう考えれば、単なるポジティブなニューシンキングとも一線を画すものがある
読了日:04月11日 著者:嵐山 光三郎
サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書)サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書)
サラリーマンに限らず、多かれ少なかれ組織に関わ、そして家庭を持つものなら悩むべき収入や支出、出世、組織での人間関係、プロジェクトマネジメントなどはある程度、これまでの学問のせいかで答えが出ているという。これまた、身もふたもない答えの数々だが、身もふたもないという前提で、世の中わたっていければ、それはそれでよしということなのかな。また、ここでもポジティブ心理学が出てきて、この影響力はおおきいなと思いつつ、違和感もある
読了日:04月10日 著者:西内 啓
必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意
プロブロガーのノウハウを惜しげもなく公開している本。まずは、モチベーションをお金とアクセスビューに置いていることもあり、かなり実践的。しかし、先行者利益というのもあり、新参者のブロガーには難しいような気も…。ブログも徐々に描く人が減っている中でもその魅力を再認識する上では役に立つ
読了日:04月08日 著者:コグレマサト,するぷ
モノを捨てよ世界へ出ようモノを捨てよ世界へ出よう
経験に寄って得られるものは大きい。まさに旅というのは、その点ではもっとも刺激的だ。そんな旅というよりも海外での滞在を薦める本。実際のノウハウも紹介しているが、今時の若い世代にはハードルが高く感じられるのではと思う
読了日:04月08日 著者:高城 剛
儲けにつながる「会計の公式」―借金を返すと儲かるのか? (日経ビジネス人文庫)儲けにつながる「会計の公式」―借金を返すと儲かるのか? (日経ビジネス人文庫)
いわゆる貸借対照表や損益計算書の構造をわかりやすく解説した本。ちょっと、まどろっこしい所もあるが、初心者向けには非常に親切で有意義な本だ
読了日:04月08日 著者:岩谷 誠治
アートを生きるアートを生きる
森美術館の館長に寄る現代美術の解説を、彼の関わったプロジェクトから紹介している。これが本人に人となりと重なり時系列で並べてあるのが、とても興味深く感じられる。アートが血肉となって成長する。そして展覧会やビエンナーレと徐々に規模の大きさや注目度の高い展覧会を開催していくことは、こういうことかなと思う。まさに人間力が問われる仕事なのですね
読了日:04月08日 著者:南條 史生
「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)
以前から日本には「空気を読め」という言葉がある。今では、現実の社会はもとより、インターネット上でもしかり。若い世代に一段とその傾向が強い。これって何っていうのは、山本七平の「空気の研究」があるように、日本の社会心理学の大きな問題提起だと思う。著者はここで、信頼社会と安心社会という社会構造があることを示す。日本では安心社会という社会ではなく世間というあいまいでその場の雰囲気を優先するような態度が根底にあることを指摘。信頼社会にもう一度再定義すべきと説く。日本が抱えるある種の病巣を示した意味で有意義な本
読了日:04月08日 著者:山岸 俊男
北尾吉孝の経営問答!北尾吉孝の経営問答!
SBIの北尾氏がベンチャーの創業者と対談する月刊誌の連載をまとめた本。この本を読む限り、いかにSBIがベンチャー投資に対して積極的かというのがわかるのだが、さすがに割り引いて読んだ方がいいかも(笑)。ちょっと内輪受けするのはご愛嬌だが、経営者がなかなか出にくい日本の経済状況なので積極果敢に打って出る経営者は魅力的。ただ読んでいる限り、大丈夫そうな企業も一握りなのだろうな。リーダーというのは、日本人の現在の環境だと生まれにくいなあというのが実感
読了日:04月07日 著者:北尾 吉孝
貝原益軒の養生訓貝原益軒の養生訓
江戸時代の儒学者が説いた健康に生きるための知恵をつづったものを、漫画家のジョージ秋山先生の絵で再現。分かりにくい話と思いきや、腹八分目に欲に任せた生き方を戒める内容。人間はやっぱり動物で、贅沢をすべて「消化」できるようにできていないのかと思う。情報過多の現代人もこれだけ実践すれば、随分と長生きできるはず。
読了日:04月06日 著者:ジョージ 秋山
筋トレセラピー筋トレセラピー
よくよく考えれば、トレーニングが続かないのは、体の問題ではなく心の問題だとこの本は言う。つまり、トレーニングが続くような心の持ちようとモチベーションアップと目的とした本。といっても難しいことは描いていない。今の自分の体型を変化させたいという思いを駆り立ててくれる熱いメッセージが心地よい
読了日:04月06日 著者:森 俊憲
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
帯に、ほぼ日の糸井さんの推薦の文字に手に取る。なるほど、現在の日本社会が集団主義的な社会から、西洋の信頼社会という新しい価値観が押し寄せ、あっぷあっぷしている様が伺える。いわば、統治者の論理と、商人の論理だ。両者の社会は、両立するのではなくいずれかでしか、存立し得ない。この社会構造の知見を唱えた学者は説く。と考えれば、日本はまたかつてのような周囲からの監視とよそ者意識で、他人を信頼できない一匹狼人間ばかりの国になるべきなのか。この本で著者は問うーー。
読了日:04月05日 著者:山岸 俊男
ほんとうのニッポンに出会う旅ほんとうのニッポンに出会う旅
かつてミニコミ誌で「Re:S」という雑誌があったそうな。11号で休刊する雑誌のエッセンスをこの本に詰まっている。思いつくまま、編集チーム(というよりお友達感覚)で、田舎の街を歩く。そして、そこでの偶然の出会いを通して、日本の地方のありようを描いていく。まるで、外国人が初めて日本に来たような、異邦人の姿がここにある。おばあちゃんの世代に寂れた街。3.11を通じて見えてくる日本の景色もまたかわりつつあるだけに、06年から、震災までの若者が見た地方の心象風景も、どこか逃避的で今の時代性も垣間見える
読了日:04月03日 著者:藤本 智士

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
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2012年04月08日

光が丘公園@お花見

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昨日に、お花見に行く。練馬の光が丘公園。どこか、東京っぽくないのどかな風景。そして、郊外感のあふれる街の作られ方とか、久々なのでなんか盛り上がるのであります。

公園の中の桜はまさに満開。場所取りを同級生がしてくれたこともあって抜群のロケーション。でも寒かったので早めに退散。

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近くの友人宅であれこれつもる話など。この日は、おめでたい話もありつつ、色々話をするが、自分の過去の言動という物は全く覚えていないので知らない話をされて驚くことばかり。かくも最近の記憶が鮮明でまあしょうがないか…。

でも、いつもこういう花見なんかの時はロールケーキを買って持ってきていたとか、いわれてみて初めて気づく。そうだっけ。

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高校の時の同級生は、金はないが食い道楽が多くてこの手の宴会はいつも楽しい。上の写真は、カツオのたたき。というよりも新タマネギの甘さに、皆さん大感激。

で、友人の作った蒸しパンもお店を出せるほどのクオリティだ。早くお店だせばいいのに…。

そんなこんなでしこたま食べて、ワインもなかなかグッドな感じで、初見のご近所の仲間も合流しつつ、いい会でした。
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2012年04月06日

奈良も良かった

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長く書くほどの余裕もないのですが、久々に奈良を訪ねました。とりあえず、大人の修学旅行気分で、阿修羅を見たり、大仏三昧…。

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普段は国立の展示とか見れないので、地元密着型の仏様とはなかなか出会えないもの。

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その点、超ショートカットしましたが、やっぱり飛鳥は田舎でよかった。

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個人的に顔つきはすきではにないけど、惹かれるのは飛鳥大仏様。素朴さがたまりません。ビバ、奈良ですね。たぶん、今頃は花見のシーズンでしょう。

吉野の桜はもうちょいでしょうか。京都よりも奈良のひなびた感じがたまらなかったと実感いたしました。

詳細は又機会があれば…。
posted by nizimasu at 21:48 | TrackBack(0) | 雑談

目黒川の桜

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4月6日現在ですが、そろそろ見ごろ。この日は、ぽかぽか陽気というのもあって随分、みなさん花見をしていた。

楽しいんだけど、ごみはちゃんと捨ててもらいたいものです。むふふ
posted by nizimasu at 21:35 | TrackBack(0) | diary

福寿司@代々木上原

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先日、お祝いで代々木上原に。庶民派のたたずまいながら地元の人たちに愛されてやまないのが、このおすし屋さんだったりする。若大将に、お父さんもそろってこの日は丁寧な仕事ぶりに感服。

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とても雰囲気もいいし、アットホームだ。お招きいただいた方はいつもここの常連らしくもてなしぶりも最高です。

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締めのお寿司に舌鼓を打ちつつ、いいお店にすっかりほっこりしてしまいました。食べログの点数とかは、個人店に関しては、まったく当てにならないよねと思う今日この頃。
posted by nizimasu at 21:29 | TrackBack(0) | ご飯

ビーフカレー@飯田橋エドモンドホテル

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ここのカレーはすごく普通。だけど、普通にいただきたいときにこういうべたなカレーもいい。中村屋のカレーもそんな感じです
posted by nizimasu at 21:24 | TrackBack(0) | ご飯

うなぎ花菱@渋谷

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うなぎってかつては、土用の丑の日ぐらいに食べるようなちょっとしたハレを感じさせましたけど、今となっては、ちょっとしたときに、さらりといただくのがいい感じではないでしょうか。

すっかりチェーン系の居酒屋から足が遠のいている今日この頃ですが…。そこで渋谷の花菱という老舗のうなぎやさんに。週末に言ったらすごい混雑だったみたいで、単品メニューがかなりなくなっておりました。

しかし、家族経営ゆえかのんびりしたお店の雰囲気に閉店時間もわすれしばし、ゆっくり。写真のとおり、うな重も申し分ありません。
posted by nizimasu at 21:19 | TrackBack(0) | ご飯

韓菜園 本家PONGA@目黒

久しぶりにご飯ネタ。すっかり目黒界隈も韓国料理店の激戦区となりつつあります。とりわけ最近できた「PONGA」はおしゃれなお店にコスパもよくてお勧めのお店です。

この日は、「朝採れサンパコース」を所望。サンパとは包むと言う意味で、ジューシーなお肉をセレクトされた野菜でたっぷりいただくと言うヘルシーな趣。

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最初に、いきなりチヂミで腹ごなし。これもコースに入っております。

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横でロースのお肉を焼きつつ、待つことしばし…。

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その間に、サンパなお野菜たちがどどどーんと。迫力あり。アンドお代わり自由というのもうれしい。すげえ勢いで、サンチュ使いまくりです。

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締めは冷麺。これだけで3500円だと、居酒屋のコースとかどうよと思うわけです。

ご馳走様です
posted by nizimasu at 21:10 | TrackBack(0) | ご飯

赤ベコ@飯田橋エドモンドホテル

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久々にブログをアップ。もうすっかり飯田橋界隈もお花見シーズンですが、3月には、エドモンドホテルのカフェレストランにも大きな赤ベコが飾られていた。

当然、福島の食材なんかを使った料理があれこれ…らしい。

何しろ、ここは休日でもゆったり。ビールを飲みつつ、ランチなんてのも楽しいのである。
posted by nizimasu at 20:25 | TrackBack(0) | 雑談

2012年04月02日

2012年3月の読書

3月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4489ページ
ナイス数:23ナイス

いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック)
ヘレナ・ノーバーグさんは、西洋社会にチベットのラダックに訪れた先駆的な人物。そして、言語学者としても知られている。その氏が辻信一さんと対談。これまでの活動や、著書などについても縦横無尽に話している。しかも震災後の日本を考える上では、示唆に富む内容。エコとかエネルギーや進歩史観の先をふまえた内容は今こそ読んでほしい本だ
読了日:03月29日 著者:ヘレナ ノーバーグ=ホッジ,辻 信一
「ビジネス書」と日本人「ビジネス書」と日本人
意外とありそうでなかった戦後人気のビジネス書の内容と時代背景を紹介する本。PHPだから松下幸之助のベストセラーが何度も出てくるのはご愛嬌だが、ビジネス書の網羅しているジャンルが時代の映し鏡だと痛感した
読了日:03月28日 著者:川上 恒雄
封印されたアダルトビデオ封印されたアダルトビデオ
AV業界の暗黒史。それにしても90年代のV&Rのやりすぎぶりは、今振り返ってもちょっといすごいな。バッキー事件もひどい。
読了日:03月26日 著者:井川 楊枝
弱者の兵法―野村流必勝の人材育成論・組織論 (アスペクト文庫 B 10-1)弱者の兵法―野村流必勝の人材育成論・組織論 (アスペクト文庫 B 10-1)
再読。弱者というのは、今の日本の社会を感挙げる上でキーワードになる言葉。そして、この本ではID野球はもとより、組織の教育についても誌面が割かれていて非常に参考になるばかり。リーダーとしての人間洞察力のすごさには驚かされる
読了日:03月25日 著者:野村 克也
ひとつ上のチーム。[新装版]ひとつ上のチーム。[新装版]
時代の変化が早くなると、広告業界のような流行やトレンドと無縁ではいられない業界は、プロジェクトごとにチームを作る。個性的な面々がそろいアイディアを持ち寄る。そのありようを眞木準さんは「個織」という。まさに、個の技量のすぐれたプロフェッショナルがそろってこその組織。これまた難しいがインスパイアされること多い。
読了日:03月25日 著者:
IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)
経営分析は、いわば、損益計算書や貸借対照表を読みこなすだけかと思いきや、そこから経営の肝をとらえ、問題点や強みなどを実地で見いだしていく。途方もない作業の連続ということに驚き。それを何度も繰り返しながら、経営を続ける。根気のいる仕事であり、富山氏がいう泥臭さと人間の力というものが必要というのは、まさに現場感覚あふれる言葉の数々だ
読了日:03月25日 著者:冨山和彦,経営共創基盤
神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くする神話がわかれば「日本人」がわかる 古事記は日本を強くする
日本における神話は、戦争というフィルターを通して、ことさらにないがしろにされているという着想は実にユニーク。その上で、日本の古事記が持っている土着としての日本人の独自性や皇室につながる自然観や為政者に対するモノの見方の原風景として、神話をとらえるというのもなかなかに説得力もあり、おもろ。それにしても古事記の登場人物の名前が難しいな
読了日:03月25日 著者:中西 輝政,高森明勅
すべてのマラソンランナーに伝えたいことすべてのマラソンランナーに伝えたいこと
瀬古さんの厳しくもあり、マラソンに賭けてきたきた情熱が伝わってくる本。気合い、根性ーー。日本人が合理的な思考を取り込んで得あげく失ってきたものをもう一度考えるべきではないかと思わされた
読了日:03月25日 著者:瀬古 利彦
マクドナルドの経済学マクドナルドの経済学
マクドナルドの原田社長の経営術をわかりやすさに定評のある東大の伊藤教授が迫るだけに、楽しみにしていたが、過去の原田氏の著作をなぞるような内容に終始。なんだか、確認作業をしているようで、もっと経営の神髄を知りたかったな。ちょっと食い足りなかったです
読了日:03月24日 著者:原田 泳幸,伊藤 元重
尾木ママと考える 大震災後を生きる希望のヒント尾木ママと考える 大震災後を生きる希望のヒント
教育評論家の尾木直樹さんと漫画家の石坂啓さんの対談集。テレビではにこやかな尾木先生も対談では、怒り心頭で世の中に対して毒を吐きまくる。特に震災の対応については、かなりの紙面を割いていて熱弁。爽快感高い
読了日:03月24日 著者:尾木 直樹,石坂 啓
逃げない力 (PHPビジネス新書)逃げない力 (PHPビジネス新書)
テレ東の女子アナの大橋未歩が描いたビジネス本というか、これまでのキャリアでの苦労や葛藤を描いている。つくづく、女子アナという会社員でありながら人気商売でもあるという部分の大変さを痛感する。そして至ってまともな神経では勤まらないなあとも思った
読了日:03月24日 著者:大橋 未歩
松浦弥太郎の新しいお金術松浦弥太郎の新しいお金術
お金を「お金さん」と読んで大切に扱いましょう。そうすると、お金も寄ってくるというのは、いかにもな話。すべての事象に丁寧につきあうことでお金もたまっていくという態度は著者の真骨頂だ
読了日:03月20日 著者:松浦 弥太郎
ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)
この本を読んで、自己啓発の宗教臭さはやはり、キリスト教の分派と呼ぶべきか、思想的な背景を持つニューシンクにあることに、今更ながらなるほどなあと思う。昨今のビジネス書ブームと勝間さんと香山リカさんの議論の中で、香山さんが覚える違和感の部分の根っこには、このキリスト教的な価値観に対する「違和感」みたいなものがあるのだと思う。さらにいえば、このゼロ年代の新自由主義や、拝金主義もまたキリスト教的な思想が背景にあると思えば、ある種のビジネス本(狭義での)に対する怪しさも納得できる視座を示してくれるナイスな本
読了日:03月20日 著者:漆原 直行
一生食べられる働き方 (PHP新書)一生食べられる働き方 (PHP新書)
元Googleの日本法人の社長だった村上さんの職務履歴(単に自伝だけど)を振り返りつつ、キャリアの積み方を提言。本の中では「運が良かった」というフレーズが何度も出てくるが、出世云々といえば、まさに、そこにつきるかもしれない。しかし、コンピューターの黎明期から、外資に乗り込み、技術者から営業にいくなどの姿勢こそ、この本の一番の主眼で「リスクをとれ」ということなのかな。キリスト教圏の労働観も端的に知ることができて、過去の村上さんの本の中では一番、人柄がにじみ出ていたと感じた
読了日:03月20日 著者:村上 憲郎
良いトレーニング、無駄なトレーニング 科学が教える新常識良いトレーニング、無駄なトレーニング 科学が教える新常識
かつての運動理論は、現在でも更新されときには、よかったことも今では悪いとされている。たとえば、運動前のストレッチ。むしろ、体のパフォーマンスを落とすとされ、軽いランニングをしてからの方がいいという。運動後は、冷やした方がいいのか、あたためた方がいいのか。世代や地域によって違うトレーニングメソッドを科学的に検討する1冊。とはいえ、Q&A方式で興味のあるところを拾い読みすればいい。ありそうでなかったトレーニングマニュアルといえそう
読了日:03月20日 著者:アレックス・ハッチンソン
ヒザ・腰・肩の痛みは自分で消せる! 体がラクになる簡単エクササイズ (ソフトバンク新書)ヒザ・腰・肩の痛みは自分で消せる! 体がラクになる簡単エクササイズ (ソフトバンク新書)
肩、腰、ヒザ、と人間の不調の出る3カ所を重点的に直すためのクリニック本。個人的に、腰の部分だけ読むと、ストレッチと簡単な筋トレを推奨する。シンプルだけど一番の王道を解説していると思う。理論派もなっとくの説明も必読
読了日:03月06日 著者:中野 ジェームズ 修一
ドクター・オジーに訊け!ドクター・オジーに訊け!
オジーオズボーンが人生相談(本当は読者の悩みに対する健康診断)をしていた連載をまとめた本。医者って品行方正な人が多いイメージだが、ある種の不健康さの行き着く先には、どこか呪術師的な部分と、世の中をシニカルに見る批評家的な部分が同居している。オジーはマジですごい。
読了日:03月04日 著者:オジー・オズボーン,クリス・エアーズ
成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈成毛眞のスティーブ・ジョブズ超解釈
さすが、成毛さんのモノの見方は、斜めから見るというよりも完全にひねくれ者のそれだ。とはいえ、読後感は悪くない。ジョブズはアメリカという社会が生み出したビジネスマンであり、プレゼンの達人。ぱくりの天才でもあり、そんな人が、日本から現れる訳がないという指摘はごもっとも。やはり、グローバル起業の幹部だった人の視点は、一般人の常識を超えた俯瞰ぶりで、ジョブズ論というよりも日本論として読んだ方がいいかもしれない
読了日:03月04日 著者:成毛 眞
人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく
メンタルトレーニングの手法を美人トレーナーが解説ということえすが、これが、何よりも自己啓発そのものであります。自己の内面の「wants」をいかに見つけるか。忙しくて、フローな情報に翻弄されている現代人には、黙して考えることが必要な気がします
読了日:03月04日 著者:久瑠 あさ美
私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日
倒産したワイキューブ社長の回顧録。というか、悔恨録か。なんだか、地に足の着いていない起業の奮戦記なれど、リクルート出身からか、泥臭くないし、頭の葛藤がメインでこれじゃ潰れるのもむべなるかなと思った次第。反面教師の素材としては見事なテキストかと。
読了日:03月01日 著者:安田 佳生(やすだ よしお)

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
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2012年03月01日

2012年2月の読書

2月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3289ページ
ナイス数:35ナイス

西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書)
とかく感性頼みの美術鑑賞になりがちな日本では、欧州などでは伝統的に美術鑑賞の教育がなされている。それは、絵画の描かれた時の時代背景はもとより作品の示す意味や、神話や聖書などのモチーフといったベースになる知識が不可欠だからである。そんな、美術を鑑賞する上での知識を難しくなく解説したのが本書。あくまで、ほんの入り口だが、記されているポイントをふまえているだけでも随分と、作品の見え方が見えるような気がするけど…。
読了日:02月29日 著者:池上 英洋
言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方言葉力が人を動かす―結果を出すリーダーの見方・考え方・話し方
コマツの会長さんが危機からいかにリストラ、そしてV字回復を成し遂げたかというケーススタディを示しつつ、その裏にあるリーダーシップについて解説するありがたい本。コンサル系の薄っぺらい言葉とは正反対の血肉化した言語の破壊力と自信には圧倒される
読了日:02月26日 著者:坂根 正弘
森 正洋の言葉。デザインの言葉。森 正洋の言葉。デザインの言葉。
g型しょうゆさしをデザインし、第1回グッドデザイン大賞に選ばれたという森氏の言葉と、その人と思想とデザインを、故人を知る人が振り返るという企画。何はもとより、装幀のG型しょうゆさしのフォルムでやられてしまったが、そこにあるデザインは時代に寄り添い、そしてシンプルであることの意味を、日本の土地に根ざして考え抜いたデザイナーの言葉は、彫刻のように研ぎすまされている。そしてデザイン同様、どれも美しくて実践的だ。
読了日:02月21日 著者:森 正洋を語り・伝える会
印象派という革命印象派という革命
日本でも人気のある印象派の歴史をフランスの古典主義の時代からひもとく。印象派の中心となったモネやルノワールはもとより、マネなどの前史部分にも作品を紹介しながらスポットライトを当てるなど、読んでいてすらすら頭に入る。より作品鑑賞が楽しくないそうな親切丁寧な本
読了日:02月19日 著者:木村 泰司
犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)
震災によって、誰が犠牲になり、その旗振り役は誰だったのか。著者は明晰な文章で対象を明らかにしていく。その構造は、日米安保の犠牲となった沖縄にも似た、一部の人への負担を任せて、任せた側は高みの見物を決め込むことに他ならない。耳の痛い言葉も多いが、それもこれまでの日本人の多くが目をつむってきた日本の社会構造そのものといえよう
読了日:02月17日 著者:高橋 哲哉
知的生活の方法 (講談社現代新書 436)知的生活の方法 (講談社現代新書 436)
渡部先生の代表作でもあり、読書の効能から始まり、京大式ノートやファイルボックスなどの整理法も紹介している。現在は、パソコンが出ているが、その本質はかわりない。情報整理術としては、これ以上の著書はないだろう
読了日:02月17日 著者:渡部 昇一
ヤナの森の生活ヤナの森の生活
森の生活といえば、ソローの名著だけど、まさにヤナもまたハワイで自給自足の生活を実践する人。本人はタオ思想からの影響が大だというけど、自然からの恵みと最小限の暮らしを過ごす人の心の平穏さを多くの写真とともに紹介している。うらやましさのあるいみ極地
読了日:02月16日 著者:ヤナ
〈民藝〉のレッスン つたなさの技法 (Next Creator Book)〈民藝〉のレッスン つたなさの技法 (Next Creator Book)
民藝というのは、一体どういう運動なのか。それを体系的に説明している本ではない。ただ、現代の日本において、行き過ぎた消費社会へのカウンターとして、民藝を見つめ直すという通底したテーマが感じられる。細かい定義を読むよりも自分の生活に置き換えてみると気づくことが多い。今の日本に欠けているものが詰まっています
読了日:02月15日 著者:
営業と経営から見た筑摩書房 (出版人に聞く 7)営業と経営から見た筑摩書房 (出版人に聞く 7)
筑摩書房がつぶれたのは、遥か昔だが良書を扱う出版社としてのイメージがどう醸成されていったのか。流通や営業、さらには出版社経営を取り巻く環境の変化など、かなり突っ込んだ内容でさながら戦後の小出版社の軌跡の趣もあり、かなり勇気づけられる内容でもありました
読了日:02月15日 著者:菊池 明郎
とは知らなんだとは知らなんだ
鹿島茂さんのエッセイとはなかなかまとまって読むことがなかったけど、海外の翻訳されていない本の知見を惜しみなく、読ませてくれる。しかし、テーマは身近。得意の性愛やフランスの生活習慣にもめくばせしつつ、昨今の日本の風俗にも関心は幅広い。まとまりのなさも魅力です
読了日:02月12日 著者:鹿島 茂
わたしの小さな古本屋〜倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間わたしの小さな古本屋〜倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間
蟲文庫という奇妙な名前の古本屋さん。業界では有名だそうで、苔観察が趣味で著書もある店主の日常とエスプリなどをエッセイ風にまとめたもの。時間が止まっている感覚とお店がシンクロするようなほっこり系の文章にどこかいやされました
読了日:02月12日 著者:田中 美穂
ユルかしこい身体になる 整体でわかる情報ストレスに負けないカラダとココロのメカニズムユルかしこい身体になる 整体でわかる情報ストレスに負けないカラダとココロのメカニズム
体の姿勢と情報の多さをとの相関関係を綴った本。施術でも胸に情報がたまり姿勢が変化している現代人の処方箋を唱える。わかったようなわからないような…
読了日:02月12日 著者:片山 洋次郎
「本屋」は死なない「本屋」は死なない
書店の減少、電子書籍の登場など、出版を取り巻く環境は激変している。そうした現状をレポートしつつ、紙の本の生きる方法を模索する。さながらミステリー小説のよう。
読了日:02月11日 著者:石橋 毅史
自分のアタマで考えよう自分のアタマで考えよう
出生率の低下や生活保護の増加など、身近なテーマを考えるすべをちきりんさんが解説。でも何よりも序章の考えることの大切さを示したことが一番のこの本のいいたいことではないか。そう思いました
読了日:02月11日 著者:ちきりん
日本人はどう住まうべきか?日本人はどう住まうべきか?
震災後の都市のデザインを考えるという深遠なテーマから、高層マンションのあり方や、ルコルビシュ批判など、とにかく怖いものなしの対談集。かくも日本は建築においてもアメリカ至上主義なのかと実感させられる。お上意識とか、縦横無尽のようでいて通底するのは、一貫した自然との共存がある「日本」本来の姿なのだと思う
読了日:02月11日 著者:養老孟司,隈研吾
「日本ダメ論」のウソ (知的発見!BOOKS)「日本ダメ論」のウソ (知的発見!BOOKS)
巷間言われている話、しかもマスメディアを通じて流布している話がいかに怪しいかを論破する本。痛快ではあるが、どこか、著者の自己満足に終始している感もあり、読後感が爽快といかないのが難点か
読了日:02月10日 著者:上念 司
日本の文脈日本の文脈
内田さんの解説するフィールドは身体論から、グローバリズムまで幅広い。その中で比較的、説明していない事項のひとつに「日本人の宗教観」「霊性」の問題がある。かつて内田さんは「日本霊性論」という本があったが、なんともこねくりまわした感じの本で、ちょっとわからずじまい。今回は宗教学者の中沢新一さんに相手に、霊性や居つき、日本辺境論のバージョンアップ版とも言える震災以降の日本論にも話が及ぶ。ちょっとオカルト視される事象を昔の物語からかぎとっていくあたりも面白い。内田さんは原稿よりも対談でその真価を発揮する人かも
読了日:02月09日 著者:内田 樹,中沢 新一
ソーシャルデザイン (アイデアインク)ソーシャルデザイン (アイデアインク)
世の中で経済的に下り坂を迎えていく中で、我々が意識すべきなのは、社会的な問題を個人の視点から解決するために動き出すことではないか。この本はそんなアイディアと勇気を与えてくれる。今を生きる人なら誰もが読んでもらいたい内容だ。
読了日:02月04日 著者:
つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方つながらない生活 ― 「ネット世間」との距離のとり方
現代の過剰の情報と情報端末が常に自分の手元にある時代。われわれがどのように情報と接していけばいいか。そんなテーマを歴史的なアプローチで7人の賢人たちの例を挙げていく。そこで行き着くのは、情報リテラシーもあさることながら、情報と接するための自己規律だろう。そして情報とつながることを前提とした社会から、繋がらない時間を持つことで、自己の内面と向かい合う。そんな時間こそがより創造的な生活に繋がるという視点はいかにも西洋的。まさか、自己啓発と情報整理術がリンクするとはー。実にスリリングな本でありました
読了日:02月04日 著者:ウィリアム・パワーズ

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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2012年02月29日

2012.2.19DDT@後楽園ホール

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まったく速報性もないレポ−トですが、1週間前のDDTです。内容はいつものバトルニュースさんで…。

DDTプロレスリング
Into The Fight 2012
日時:2月19日(日)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:1408人(超満員)

 19日、後楽園ホールで行われたDDTプロレスリング『Into The Fight 2012』。2012年最初の後楽園大会となった1・29で王者KUDOを秘密兵器・男色トルネードで下し、KO-D無差別級王座を奪取した男色ディーノ。するとディーノはこれまでの両国大会ではイロモノである自分はゲストと対戦してきたが、8月の日本武道館大会ではイロモノである自分がメインに立つと宣言。男色元年幕開けの一発目として、かつて武道館進出を目指していた『マッスル』の亡霊を破壊する意味も込めて、初防衛の相手にアントーニオ本多を指名! 逆にアントンは初めてディーノと出会った10年前から、ずっと先を走って輝いていたディーノに、ついに追いつき追い越すチャンスが巡ってきた。

 煽りVの中では、ディーノと鶴見亜門GMの目の前に神様と名乗る謎の老人が登場。「19日の後楽園で奇跡を起こしてやろう。お前達は希望を持っているか? お前たちの力で変えていくのだ」と告げたその神の声は、『マッスル』の名がリングネームに付いたあの男によく似ていた......。また、「神様はいると思う?」という質問に対し、アントンは「いないと思いますね」と答え、ディーノは「いると思う」と答えた。
 試合はじっくりとした立ち上がりからディーノがアントンのタイツをTバック状態にするなどの男色殺法を繰り出す。だが、アントンは場外戦で鉄製の仕切り板にディーノの右腕を叩き付けていく。さらにその後、エプロンでディーノが男色ドライバーを狙ったところをアントンがリバースで切り返すと、ディーノは右腕を床に強打してさらなるダメージを負ってしまう。テンションが上がっていったアントンは鉄柱にディーノを叩き付けて額を叩き割ると、コーナーのターンバックルカバーを外し、剥き出しになった金具にディーノの右腕を叩き付ける。
 だが、ディーノもアントンに卍固めを決めさせず、予告付きDDTもコーナーに押し込んで防御すると、突進してくるアントンをカニ挟みで倒して頭からコーナーの金具に激突させる。これでアントンも額から大流血! そこからディーノは左腕でパンチを叩き込んでいくが、アントンもディーノの右腕にしがみつくとエルボーを落とし、もう一度卍固めを狙う。これも防御したディーノは垂直落下式ブレーンバスター。さらに男色ペディグリーからリバースエビ反りジャンプを完璧に決めた。
 これをカウント1で返したアントンは殴り合いからダスティンをお見舞いすると、DDTからダイビング・フィストドロップの必勝パターン。だが、足を上げて迎撃したディーノは渾身のリップロック! するとアントンは、これを秘密兵器アナコンダバイスで切り返す。リング中央でガッチリ決まったが、ディーノはなおもアントンの唇を奪い体勢を入れて脱出! しかしアントンはナックルパートから延髄斬りを叩き込むと、奥の手ドラゴンスープレックス!
 これも返したディーノに対し、アントンはかつてGENTAROを破りKO-D無差別級暫定王者になったときのフィニッシュホールドである卍固めを狙うが、これも決めさせなかったディーノはゲイ道クラッチで切り返す。カウント2で返したアントンに対し、グーパンチでディーノが殴りかかると、そこからは両者ひたすら殴り合い! すでに試合は30分を超しているのに、拳でド突き合った両者はお互いにもたれ掛かるようにマットにヒザをついて動かない。だが、そこから先に立ち上がったディーノが渾身のゴッチ式男色ドライバーで叩き付けていって3カウントを奪った!

120219_DDT-2.jpg ベルトを抱きしめるディーノに鶴見亜門GMが「どうなんだ、マッスルの亡霊。破壊出来たのか? マッスルを振り払うことは出来たのか?」と尋ねると、ディーノは笑顔で「実はアントンと殴り合っているうちにそんなことどうでもよくなっちゃった。でも一生懸命殴り合うことがこんなに気持ちいいなんて。アントンと、いまここにいる人たちと会話出来ただけで、そんなことどうでもよくなっていたのよ」と答えた。
 後ろを振り返らず、前だけを見るというディーノは「私、やりたいことまだまだやるわよ。次に殴り合いたいのは佐藤光留!」と王者自ら次期挑戦者に佐藤光留を指名! リングに上がった光留は「ゲイにヤリたいって言われて断る理由はねぇよ!」と受けて立つ構えを見せるが、あくまでも自分が闘いたいのは男色ディーノであり、ほもいろクローバーZのディーノではないと強調し「言っておくけど、楽しい殴り合いなんてさせないよ」と吐き捨てた。この結果、3・11後楽園大会でディーノvs.光留のKO-D無差別級戦が決定!
 光留が去って後、「これはGMとしてではなく、鶴見亜門個人として聞きたいんだけど」と前置きしてから亜門さんが再びディーノに『マッスル』の亡霊は払拭できたのを尋ねると、何と入場ゲートの辺りにマッスル坂井こと坂井良宏さん(引退)によく似た"マッスルの亡霊"が現れる!
 しかし、この亡霊客席が騒然となっている点から観客には見えているようだが、リングに上がってもディーノと亜門さんはまったく触れない点から、リング上の2人には見えていない模様。さらに高木三四郎大社長も登場し、「オイ、何時だと思ってんだ、この野郎! 延長だ、この野郎!(※すでに22時を経過)。なんだよマッスルって! ダメダメ! マッスルなんかやらせない、絶対にダメだから! 何がマッスルの亡霊だ、いいトシして。なんでか分かるか? マッスルって時間が読めないんだよ。今日だってマッスルがちょっとでも関わってくるとコレだよ」と、何だかんだ言ってもいまだに『マッスル』に対してモヤモヤしているディーノと亜門さんを一喝!
 だが、大社長は「もし仮に武道館とかでやりたいとか思っているなら、そんなの絶対にやらせない。本戦にマッスルを組む込んだから何時になるか分からないだろ! だからマッスル、8月18日武道館のダークマッチでやれよ!」と言い出す。何と8・18DDT日本武道館大会の開場時間である14時30分から、本戦が始まる16時までを"マッスル提供時間"というダークマッチにすることを発表!
 それを聞いて念願だった"武道館でのマッスル"をやる気になったディーノと亜門さんは、遠い新潟にいるマッスル坂井改め坂井良宏さん(引退)は忙しくて来られないだろうからと気を使って「俺ら頑張るから! お前抜きで」と叫んだ。その様子を坂井さん似の"マッスルの亡霊"はただただ見ていたのだが、最後に亜門さんが「今日マッスルというキーワードを聞いて来た方もいると思いますけど、マッスルはDDTの中で生きてますんで。そして武道館でマッスルを体感してください」と言うと、ディーノ、亜門さん、観客と共に"マッスルの亡霊"も「スリー、ツー、ワン、マッスル! マッスル!」とポーズを決め、久しぶりに後楽園ホールにPENPALS『LONELY DAYS』が流れた。

120219_DDT-3.jpg 抗争が激化する鶴見亜門GMの体制側と、高木三四郎率いる反体制側。高木は今大会に「反体制と言えばこの人!」ということで、かつて反選手会同盟(平成維震軍)として暴れ回った越中詩郎と青柳政司を助っ人として招聘。すると体制側の松永智充は元ブロンドアウトローズのヒロ斉藤を招聘し、タッグを組むメンバーも金髪&リングネームをカタカナ+苗字に統一した。
 『SAMURAI』に乗って登場した反体制側は「覇」の旗を振り、高木と高尾も白袴姿! 対する体制側も『はげ山の一夜』に乗って入場。いきなり激しい場外乱闘で試合開始すると、松永が執拗に越中を挑発。石井も高尾に対して手首のテーピングを使ってチョーク攻撃をお見舞いするなど、どちらが反体制なのか分からないようなラフファイト。さらに両陣営とも相手選手がロープに飛んだところで場外から足をすくい合うなど、かなりいがみ合った試合展開となったが、最後は高木のgo2sleepから越中がダイビング・ヒップアタックをお見舞い。グロッキー状態に松永に、最後は高尾がクネクネしながらボマイェを叩き込んで3カウントを奪って、反体制側の勝利!
 すると反体制側の高木と高尾は、この日ほもいろクローバーZの大石真翔&井上雅央組を下してKO- Dタッグ王座防衛に成功したCrying Wolfのヤス・ウラノ&火野裕士に、鶴見GMが「ウラノさん、防衛おめでとうございます。いい誕生日になりましたね」と声を掛けたところに現れ、「オイ、Crying Wolf、テメーら体制派だな! オイ、亜門! いまお前らコイツらおめでとうございますって言ったよな? ふざけるんじゃねぇぞ。おめでとうございますってことはお前がコイツらとデキてるってことじゃねぇか! 次から次へと強敵を俺たちに当てやがって!」と言いがかりを付ける。
 高尾君も高木の言葉を見事にオウム返ししてみせると、高木は「コイツらのタッグタイトルに挑戦させろ!」と要求。これにはGMもバカ負けし、3・11後楽園大会で高木&高尾のKO-Dタッグ挑戦を認めた。

 また、この日は入江茂弘がケニー・オメガが現在保持している世界ジュニア・ヘビー級王座への挑戦を表明。しかしGMから「入江君、世界ジュニアのベルトは全日本さんの管轄だから、僕に言われても困るんだよ。それに(ケニーは)3月20日(全日本の両国大会で近藤修司)に防衛したらここで防衛したいって言ってんだから、(3月)11日(DDT後楽園大会)は無理だよ! というか、世界ジュニアの体重制限は105kgだよ。キミ、いま何kgあるの?」と言われると「115kg」と告白!
 だが、どうしても世界ジュニア王座に挑戦したい入江は10kg減量することを約束。GMもその心意気を買って、ケニーが近藤に防衛したら4・1DDT後楽園大会で入江がケニーに挑戦できるように全日本側にお願いするし、万が一ケニーが3・20両国で王座陥落しても、4・1の時点での世界ジュニア王座に挑戦できるようにすることを約束した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○セクシー・エディ/矢野啓太(WALLABEE)
11分56秒 セックス・オン・ザ・ビーチ→片エビ固め
入江茂弘(チームでら)/●DJニラ(在野)

▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○マサ高梨/藤本つかさ(アイスリボン)/唯我(フリー)
8分11秒 首固め
彰人(スポルティーバ)/●福田洋(ユニオンプロレス)/みなみ飛香(アイスリボン)

▼第3試合 体制派vs.反体制派 30分1本勝負
[反体制派]高木三四郎/○高尾蒼馬/越中詩郎(フリー)/青柳政司(誠心会館)
10分2秒 ボマイェ→片エビ固め
[体 制 側]ヒロ斉藤(ドラディション)/●トモ松永/ケイ石井/ホシ誕期

▼第4試合 目指せ!プロレス大賞ベストタッグ 30分1本勝負
●中澤マイケル/佐藤光留(パンクラスMISSION)
13分2秒 ゴーレムスプラッシュ→片エビ固め
関本大介(大日本プロレス)/○岡林裕二(大日本プロレス)

▼第5試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]○ヤス・ウラノ/火野裕士(K-DOJO)
16分59秒 ツームストン・パイルドライバー→体固め
[挑戦者組]●大石真翔/井上雅央(フリー)
※第41代王者組Crying Wolfが3度目の防衛に成功

▼第6試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
ケニー・オメガ/●KUDO
21分19秒 Brainbustaaaaahhhhh!!!!!→片エビ固め
○エル・ジェネリコ(フリー)/HARASHIMA

▼第7試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○男色ディーノ
31分19秒 ゴッチ式男色ドライバー→体固め
[挑戦者]●アントーニオ本多
※第38代王者ディーノが初防衛に成功


というわけで、ディーノが見事防衛だったのですが、個人的にはなかなか複雑な心境の興行でした。

戦前の予想では、とある理由でディーノは負けるかなと思いましたが、意外にも勝利。しかもアントンとディーノがあのような殴り蹴るメインのごつごつしたプロレスもびっくり。

その驚きは、流血が云々とか、試合内容がなんとかということではなく、ディーノとアントンが、勝負論をメインにプロレスをしていることだった。

その予感は、マッスルが終焉してからのディーノの熱いジャンプキャラ設定のスタイルの変化で勝負論を前面に打ち出してきたことにあったから、まあその通りなのだろう。

そこで、流血というきわめて下手なプロレスに回帰していることに、ちょっとした驚きと危惧も覚えつつある。

単純にマッスルの標榜した「プロレスの向こう側」が「プロレスだった」というパラドックスもありのの、その間にプロとして身につけた技術が、興行として成立した域にまで到達したという点では評価できるのだけれど、でもそこに見える景色が今のところ、一ファンとしてはあまりわくわくするものに映らないのだ。

でも、その後どうなるかは、武道館まで見届けるつもりだけれど…。

個人的に、セミが一番プロレスを満喫できた。ジェネリコが、見せるという点で、絶対にケニーを食ってやろうという意気込みが感じられたし、実際、うまさでは抜群の安定度と、メリハリが最高であった。DDTとユニオンのトップ外国人同士の意地の張り合いは、裏テーマとして面白いかもしれない
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2012年02月26日

ルドン展@三菱一号美術館


国際フォーラムの近くにある三菱美術館に久しぶりに行った。ここの展覧会は、知らない展覧会でも見られる限りは行くようにしている。あの界隈のちょっと静かな雰囲気もさることながら、リニューアルでマネを見ることができたから、いいイメージがあるんだよね。

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それで、ルドンという人。フランスの19世紀末に退廃的な作品で評価された人らしい。世紀末にオカルトブームがくるのは、日本のみならず、フランスも然りで、そうした中でかなり評価されたというから、その作品もどこか幻想小説の作品の挿絵にもぴったりで、10代前半にずいぶん耽読したから、なんだか、気恥ずかしい自分に突如、遭遇した気分になるね。自分の暗部を描くことで、どこか大人になったような気分とか…そんなことを感じました。

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といいつつもルドンの黒というのは、ある種の評価を勝ち取るほどで、見ていると、この索引から感じる幻想のイメージは、ヨーロッパの画家における黒をどう描くかという裏のテーマ性みたいなものを感じてしまった。美術史は詳しくないけど、黒へのこだわりがある作家なのだろう。

ところが、黒の作品から、子供が生まれるとルドンは色彩を帯びた作品を描き出す。これがどこかパステル調の淡い作品で、徐々に作品の色彩も鮮やかになってくのが面白い。

まるで、人の成長とともに、そして子供の誕生と共に、人生がモノトーンからカラーに、非現実から現実の中から放たれる光彩に目がイクというプロセスが垣間見えて、楽しめる。

そして、メインのグランブーケに…。作品のサイズも絢爛さも別格。花火の最後に大きな3尺玉を見たかのような、圧倒先な絵の持つパワーと展示の編集の妙に見事に満喫された。三菱一号美術館は地味ながらあなどれませんね。

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2012年02月24日

今月のミュージックマガジン(2012.3)



売れ行きもさることながら、熱烈なファンも多いのが、岡村ちゃん。というわけで、昨年の復帰からの勢いのまま、今月の特集にも登場。残念ながら本人のインタビューはないが、巻頭の高岡洋詞さんの社会不在の中での岡村ちゃんを渇望する音楽シーンの模様を紹介。

といっても何のことやらデスが、トリビュートやカバーなどができたり、イベントがあったり、モテキでの起用とか、そういうことを振り返りつつ、ツアーの模様を紹介するファンならではの熱い内容。

さらに、プロデューサーとしての岡村靖幸とアーティストを紹介した南波一海さんの詳細な解説は白眉でしょう。

そして、岡村大好き的な評論家陣のオリジナルアルバムのガイドも定番ながらそれぞれの人の思い入れも感じられ好ましい特集に。

ベスト盤やリミックス、さらには他人への楽曲提供も網羅しつつ、EPICの小林社長に聞く往時のEPICの話はオモロ。

そういえば、この特集を読んでいたら、亡くなった川勝さんと、ディレクターのNさんとひたすらソニー関連のアーティスト話をしていたのがフラッシュバックする。確か、ブリッツの帰りだったな。なんて、ことまで思い出す。それぞれの人にそれぞれの岡村ちゃんの曲が鳴り響くのでありましょう。

その他にYMOのサンフランシスコでのライブがDVD化された紹介記事や、ダニエルラノワ(!!)のインタビューとかが気になったところ。

内容紹介
【特集】 岡村靖幸

エロスと純情を武器に、プリンス仕込みのファンク・ビートを身にまとって80年代後半~90年代初頭のバブル期を切り裂いた岡村靖幸の音楽は、同時代に青春を過ごした者に、とてつもなく大きな共感を振りまいた。その後、断続的に活動休止を繰り返しながらも今、再びモテキ到来。エピック・ソニー時代の代表作がリマスター再発されるこの機に、岡村ちゃんの音楽を改めて熱く語りたい。エロスも純情も消え失せた現在にこそ、我々には岡村ちゃんが必要だ!

■ 再起動した“岡村ちゃん”が、いま熱い!(高岡洋詞)
■ 衝動と才能が切り結ぶ音楽~岡村靖幸の魅力を分析!(南波一海)
■ オリジナル・アルバム(池上尚志、今村健一、小野島大、栗原裕一郎、小山守、名小路浩志郎、安田謙一)
■ ベスト盤、リミックス、ユニット作(小山守)
■ 提供曲(池上尚志)
■ 小林和之氏(代表取締役)に聞く、あの頃の“エピック・ソニー”(今井智子)

【特集】 ブラジル音楽の現在
■ ガル・コスタの新作やマリア・ガドゥなど新世代に見る、最前線の衝撃(渡辺亨)
■ アルバム・ガイド(渡辺亨)
■ アドリアーナ・カルカニョット・インタヴュー(宮子和眞)

□ イエロー・マジック・オーケスラ(渡辺健吾)
□ ダニエル・ラノワ(宮子和眞)
□ ベイルート(岡村詩野)
□ ボブ・ディラン・トリビュート(山口智男)
□ 沢田研二、中森明菜のDVD(小野島大)
□ ギャラクティック(大石始)
□ ベラキス(和久井光司)
□ 青葉市子(松山晋也)
□ ビル・ウェルズ(村尾泰郎)
□ インドラ・レスマナ(LLW)(高橋修)

Tune In!
◇ クレイジーケンバンド
◇ 秦 基博
◇ マイ・モーニング・ジャケット
◇ マイ・ベスト・フィーンド
◇ ターラ・プリーヤ
◇ イパ
◇ ザ・クランベリーズ

REGULAR CONTENTS
◆アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。  CRAZY KEN BAND/東京事変/Yellow Magic Orchestra/Salyu/The Chieftains/Lana Del Rey/Leonard Cohen/Doris Day ほか
◆クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル!
◆アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200~300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方!
◆輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く!
 Kathleen Edwards/The Howling Hex/Snoop Dogg & Wiz Khalifa/Magazine/Nicholas Payton/Zitten ほか
◆[連載]松山晋也とめかくしプレイ/音楽の発火点(石田昌隆)/行川和彦の“りある”インディ盤紹介 Do It Yourself!/安田謙一のこれがヒットか!?/吉田豪のアイドル・マスター!/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー/五十嵐正のフォーキー・トーキー/小野島大の配信おじさん/大森さわこのソフトにキメて!~新着映画DVD紹介 ◆国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/ニュー・リリース、コンサート情報など
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2012年02月17日

Whitney Houstonとか…



先日に亡くなったホイットニーは10代の頃に随分聴いたから感慨深い。それは代表作とされるボディガードのテーマとかでなくて、1stと2ndアルバムにつきるかな。

90年代に入ってハウスにハマった時も「the greatest love of all」のヴァスケスのリミックスの多幸感といったらなかった。

ハウスのトラックとホイットニーの曲の相性は抜群だった。特に、ハ−ドハウスと言われるシンセの分厚いパッドの心地よい曲は天井の高いクラブとかにサイコーにマッチする。

ヴァスケスの全盛期のTwiloにはいけずとも、やっぱりホイットニーの曲は、今聴いても自分の中のアンセムとして鳴り響くのでした。

で、この前買った「body & soul」の15周年盤もWhitneyの「love will save the day」から始まる。



ホイットニーからShaun Escoferyに繋がっていく。まるで螺旋のように音楽の旅は続く。ハウスとか、掘るきっかけもホイットニーのキャッチーな歌があってからコソだったりする。RIP
posted by nizimasu at 08:52 | TrackBack(0) | DJ